U-20ワールドカップ韓国2017グループD第3節
日本vsイタリア


今週末はU-20ワールドカップを観戦に韓国へ。2年半前の立ち上げ以来、動向を追ってきた東京五輪世代、U-20日本代表の最後の戦いが、海外の中では最も近い韓国で行われるのならば行かないわけにはいきません。北朝鮮情勢が気になったものの、大会が無事開幕したこともあり1泊2日の強行軍で現地へ。

仁川国際空港到着後から第3戦の開催地・天安まではリムジンバスで移動。バスは一列に3席、座席もスペースも大きく設備は快適でしたが、韓国は東南アジアほどではないものの運転の荒いドライバーが多かった。惰眠を貪ろうとすると、急な方向転換に揺さぶられバスが発するクラクションで目が覚め結局そのまま二時間かけて目的地へ。


天安都心のバスターミナルへ到着すると、市街地はユニクロ・H&Mなどが進出しており御馴染のファーストフードもたくさん。若者も多く普通に都会でした。この時点で日本のキックオフまで二時間半を切っており、時間もないのでバーガーキングで腹ごしらえ。普通のメニューを頼んだはずでしたが、コチュジャン入りで辛かった。おそらくデフォルトで入っているものと思われます。


歩いてホテルへ向かう道中、都心から五分ほどの位置にフットボールセンターを発見。大会の公式練習場にもなっているようで、天然芝二面・人工芝三面でどれも屋根付観客席完備、スプリンクラーで芝の状態も良好。ガラス張りの本部施設と非の付け所のない施設でした。立地の良さといい、日本にもこんな環境があれば・・・。


ホテルチェックイン後、私服のおじさんが運転するタクシーで激走し、スタジアム入り。客入り
はまばらでしたが、試合中だったコスタリカとザンビアのサポーターが少人数ながら激しく応援していて、会場はなかなかの熱気。公式サイトを通じてカテゴリー1のチケットを購入していましたが、とった席はザンビアサポに占領されていて断念。同カテ内の他席はガラガラだったので(予約は一杯だったが?)そっちへ避難して観戦することに。試合はコスタリカが勝利して、この時点で日本は敗れると3位グループでの上位進出は難しく、決勝トーナメント進出に向けては今日の試合でドロー以上が必要に。

 

U-20日本代表

今大会は、第2節終了時点で1勝1敗勝点3の3位。
第1節:vs 南アフリカ 2-1
第2節:vs ウルグアイ 0-2


GK

1  小島 亨介 183/73 早稲田大
DF
3  中山 雄太 181/76 柏レイソル
4  冨安 健洋 188/78 アビスパ福岡
5  初瀬  亮 175/64 ガンバ大阪
6  杉岡 大暉 182/75 湘南ベルマーレ
MF
7  堂安  律 172/70 ガンバ大阪
11 遠藤 渓太 175/66 横浜F・マリノス
16 原  輝綺 178/70 アルビレックス新潟
17 市丸 瑞希 172/60 ガンバ大阪
FW
13 岩崎 悠人 172/69 京都サンガF.C.
14 田川 亨介 181/70 サガン鳥栖

ーーーー田川ーーーーーー岩崎ーーーー
ー遠藤ーーーーーーーーーーーー堂安ー
ーーーー原ーーーーーーー市丸ーーーー
ー杉岡ーーーーーーーーーーーー初瀬ー
ーーーー中山ーーーーーー冨安ーーーー
ーーーーーーーー小島ーーーーーーーー

小川航基(ジュビロ磐田)が第2戦で負傷し登録抹消。今節はベンチ外。

 

 

U-20イタリア代表

今大会は、第2節終了時点で1勝1敗勝点3の2位。
第1節:vs ウルグアイ 0-1
第2節:vs 南アフリカ 2-0



GK

12 Andrea ZACCAGNO 183/?? Pro Vercelli
DF
5  Filippo ROMAGNA 186/75 Brescia

6  Mauro COPPOLARO 181/70 Latina
13 Leonardo SERNICOLA 188/78 Fondi
14 Giuseppe PEZZELLA 186/81 Palermo
MF
7  Riccardo ORSOLINI 183/73 Ascoli

8  Rolando MANDRAGORA 183/76 Juventus
11 Matteo PESSINA 183/75 Como

16 Francesco CASSATA 184/76 Ascoli
FW
9  Andrea FAVILLI 191/78 Ascoli
17 Giuseppe PANICO 174/75 Cesena


ーーーーーーーー-9-ーーーーーーーー
ー16ーーーーー17ーーーーーー7ー
ーーーーー11ーーーーー8ーーーーー
ー14ーーーーーーーーーーーー13ー
ーーーーー6ーーーーーー5ーーーーー
ーーーーーーーー12ーーーーーーーー

ORSOLINIとCASSATAがユベントスからのレンタル、PESSINAがミランからのレンタル。

 

以下所感です。
・二人組のウォーミングアップでは、第1戦の勝ち越し時にパフォーマンスした堂安・初瀬がペアを組んでいた他、目についたのは板倉と久保のフロンターレ?ペア。年の差はチーム
最大となる5歳、身長差もある凸凹ペアが非常に興味深かった。
・序盤堅くゲームを運びながら勝負どころで得点を狙う展開かと思いきや、開始10分でまさかの2失点。とりわけスカウティングをされてるのか今大会サイドを破られるケースがずっと続いてる。慣れない序盤は相手のスピードについていけないことが多く、怯えてポジションが後ろに下がりラインがガバガバ。そこをつかれた。ドロー以上が必要なのに早くも2失点、しかも相手は堅守かつ強かなイタリアと、もう絶望的な空気だった。
・イタリアは口ひげ生やしてる選手も何人かいて、とても二十歳以下には見えない。体の厚みも日本選手より一回り上で、こんな彼らでもこの先セリエAに食らいついていくレベルがほとんどになるんだと思うと、改めてこの世界の厳しさを感じる。

・2失点後、日本は二列目で横に回してチャンス伺いつつ前線にボールが入れられないので厳しいと思っていたら、遠藤のクロスに堂安が飛び込んでGK直前で足先でコース変え1点を返す。1点差だと行けそうな気が一気にしてくる不思議。
・前半終了間際、イタリアのストロングポイント、右サイドORSOLINIの突破を杉岡・原の市立船橋コンビで防ぎきる。昨年はグラスポでCBペアとして堅守を見せていた二人が一年も経たない内に世界の舞台で活躍。感慨深かった。

・後半、堂安のスーパーゴール。最後はコロコロとゴールへ向かっていったので、その瞬間は時が止まったようだった。絶望を味わったところからの超絶同点弾で悦び爆発!会場もヒートアップ。
・残り15分は忖度試合になったけど(意思表示があったわけではなくそれぞれが受け取ったという意味で)、75分はとてもエキサイティングな内容だったし、それがあってこその残り15分だったなと。
・忖度の空気はビシビシ伝わってきていたので、次のステージ以降考えて選手は入れ換えてもよかった気はする。全試合フル出場の堂安→高木など。
・終了後、現地の子供たちが「ドーアンドーアン」叫んでいた。

 

FIFAU-20ワールドカップ韓国2017 グループD第3節
U-20日本代表 2-2(1-2)U-20イタリア代表
@天安総合運動場
(日本)22分 堂安律、50分 堂安律
(イタリア)3分 ORSOLINI、7分 PANICO

 

※追記

二日後のラウンド16で日本はベネズエラに延長0-1で敗れ敗退。二年半に渡る内山ジャパンの旅路が終わった。客観的に見ても相手に分があるゲームだったので仕方がない。失点したものの年代別代表であそこまで堅い守備を見せたチームはないのでは。

観戦者としては、地獄と天国の75分を味わったイタリア戦も悪くなかったけど、ベネズエラ戦こそ生で見たかった。ノックアウトという背景、素晴らしい会場、緊張感溢れる内容、そして一つのチームの終焉を目の当たりにする。そんなゲームにいつか巡り会いたくて、これからも会場に足を運ぼうと思う。

東京五輪世代は、今日で一旦1つの過程を終えた。ここからの代表選考は既存チームへの親和性は関係なく、今大会に召集されなかったプロ選手、さらにはまだプロじゃない大学生、高校生もみなフラットにチャンスがある。2020年まであと3年、今はまだ存在も知らない原石の出現にも期待して。

 

 

 


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