SBSカップ
U-18日本代表vsU-18クロアチア代表


第2試合は、念願のU-18日本代表の試合。

東京五輪最年長世代としても期待がかかる今回のチーム。
5大会ぶりのU-20ワールドカップを目指し、2ヶ月後に控えたアジア1次予選を前にその仕上がりは。

 

U-18日本代表

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GK
18 廣末  陸  180/72 青森山田高
DF 
2  藤谷  壮  178/61 ヴィッセル神戸U-18
3  中山 雄太  180/70 柏レイソル
4  町田 浩樹  188/74 鹿島アントラーズユース
6  浦田  樹  177/69 ジェフユナイテッド千葉
MF 
7  三好 康児  167/64 川崎フロンターレ
8  久保田 和音 170/62 鹿島アントラーズ
10 坂井 大将  165/59 大分トリニータ
15 堂安  律  172/70 ガンバ大阪ユース
FW  
9  小川 航基  180/70 桐光学園高
13 岸本 武流  172/60 セレッソ大阪U-18

ーーーーー岸本ーーーー小川ーーーーー

ー久保田ーーーーーーーーーーー三好ー 
ーーーーー堂安ーーーー坂井ーーーーー 
ー浦田ーーーーーーーーーーーー藤谷ー
ーーーーー町田ーーーー中山ーーーーー
ーーーーーーーー廣末ーーーーーーーー

 

U-18クロアチア代表

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GK
12 Matko Kramer  188/82 NK Lokomotiva

DF  
5  Tin Kulenović    190/76 GNK Dinamo

6  Božo Mikulić  195/90 RNK Split
13 Ivan Vujica     178/73 GNK Dinamo
14 Bruno Bilić     175/65 NK Sesvete

MF 
4  Kristijan Jakić   181/83 RNK Split
10 Matija Fintic   173/62 GNK Dinamo

15 Marin Jurić     181/68 HNK Hajduk
16 Frane Bitunjac  180/67 ACF Fiorentina

FW 
11 Matko Budan    172/70 HNK Rijeka

18 Ivan Božić   180/72 GNK Dinamo

ーーーーーーーー18ーーーーーーーー 
ー14ーーーーーーーーーーーー10ー
ーーーー16ーーーーーー4ーーーーー 
ー13ーーーーー15ーーーーー11ー
ーーーーー6ーーーーーー5ーーーーー
ーーーーーーーー12ーーーーーーーー

 

試合は40分ハーフ。80分終了時点で引き分けの場合は、延長なしで即PK戦。

最初に仕掛けたのは日本。
2分、15堂安から前線へボールを送ると、9小川がおさめてオーバーラップしてきた2藤谷へ。
スピードでDFをちぎり、深くえぐって折り返しますが、中にいた7三好の頭にはやや合わず、シュートはゴール上に外れます。

日本は続く8分、7三好のドリブルから相手をひきつけて右に走り込んだ15堂安へ。
エリア内侵入して折り返すと、ゴール前僅かの距離でしたが13岸本と7三好がかぶってしまい、打ち切れず。

立ち上がりから日本が押し込みます。
両ボランチの10坂井、15堂安のさばきはさすがに速い!
最終ラインからのボールを、ワントラップすら挟まず、そのまま前に繋げていきます。

しかし13分、左サイド裏に出たボールに対し、3中山がカバーに入って外に引っ張られると、中への折り返しを18Božićがシュート。
逆サイドからマークにきた2藤谷が一旦ブロックしますが、不運にもGK1廣末もシュートに反応して倒れてしまっており、こぼれを無人のゴールにおしこまれ先制点を許します。
相手の個人能力や連携に翻弄されたわけでもなかったがゆえに、逆にDFのマークの受け渡しの不備を感じる失点シーン。
〈U-18日本代表 0-1 U-18クロアチア代表〉

追いつきたい日本は18分、クロアチアキーパーのミスキックを9小川が拾いすぐさま7三好へ。
しかし、シュートはゴールを超えてしまいます。
日本は疲れてるのか、いまひとつプレー精度を欠いている印象。

一方のクロアチアは徐々にペースアップ。
右サイドから縦に速い攻撃を繰り出します。

しかし23分、日本はその左サイド、6浦田がボールを受けてからすぐさまライナーのクロスを供給すると、
走り込んだ13岸本がスライディングであわせて同点。
難しい体勢の中、足首の動きでボールの方向を変えてキーパーの股を抜く見事なゴールでした。
〈U-18日本代表 1-1 U-18クロアチア代表〉

その後も日本がボールを保持しますが、苛立ったクロアチアのチェックが荒く、
アフターで3中山や2藤谷、15堂安が削られているのが気になるところ。

前半最後のチャンスは36分、右サイド7三好がインカットして15堂安へ繋ぎ、
一人剥がして左足で狙いますが、これは惜しくもゴール右へ外れます。

前半はこのまま同点で終了。

後半、開始から中盤の潰しあいが続きます。
日本は、13岸本に裏を狙わせますが見せ場には至らず。

51分、クロアチアが久々に前線へボールを入れると、日本は右サイドでフリーキックを与えてしまいます。
このセットプレーからのヘッド、一旦GK18廣末が防ぎますが、5Kulenovićに押し込まれ、勝ち越しを許します。
やはり空中戦は分が悪いか。
〈U-18日本代表 1-2 U-18クロアチア代表〉

53分、日本は13岸本に替え、11一美 和成(FW/大津高)を投入します。

直後53分、右サイド7三好のドリブルからボールを受けた15堂安がスルーパス。
11一美が潰れてゴールライン際で再びボールを受けた7三好の折り返しを、9小川がダイレクトであわせてネット揺らしますが、これはオフサイド。
ゴールこそならなかったものの悪くない形でした。

しかしここからの時間の使い方が勿体無かった。
引いた相手に対して、ボランチからボールを回しますが、いまいち「スイッチの入る瞬間」が見られません。
前線の9小川がヒールなどで相手を欺く楔をうちますが、全体の押し上げが足りず、フォローなく相手にとられてしまう繰り返し。

それでも59分、左サイド8久保田からクロスを入れると、逆サイドに入った9小川がヘッドで合わせますが、ゴールわずか左。

60分、日本は7三好に替え14高木 彰人(MF/ガンバ大阪ユース)、8久保田に替え16佐々木 匠(MF/ベガルタ仙台ユース)を投入。
両サイドを入れ替えます。

66分、日本の左FK、ゴール前に飛び込んだ3中山がボレーで合わせますが、これはキーパーがファインセーブ。
最大のチャンスを逃します。

67分、日本の最後の交代は、6浦田に替え12岩田 智輝(DF/大分トリニータU-18)。

70分をすぎ、両チーム運動量が落ちて中盤が大分間延びしてきました。

押し込んでいた日本でしたが、78分クロアチアのカウンター。
途中出場の17Ennio Travaglia(FW/NK Lokomotiva)が廣末がゴールから出ていたところを見てロングシュートで狙いますが、何とか弾き出します。

その後、クロアチアはボールまわしてクロージングに。

時間は刻々と過ぎ、ロスタイム、日本のラストチャンス。
ドリブルで運んだ15堂安がバイタルでためて左サイド16佐々木へ。
折り返しを10坂井が抑えたシュートで狙いますが、これはゴールわずか左に外れてしまいます。

そしてタイムアップの笛。

U-18日本代表は、1勝(PK)2敗、大会を屈辱の最下位で終えることになりました。

 

残念な結果となってしまいましたが、個々の選手で好印象だったのは同点弾の岸本。
懐におさめるトラップの正確性や加速力もさることながら、最大の魅力はコンタクトを恐れずルーズボールを制す体の強さと度胸の良さ。
いい意味でユースらしくないプレーヤー。

そして右サイドバック藤谷の攻撃性能はやはりピカイチ。
ドリブルスピードは凄まじく速く、最終ラインのパス回しから当然のように前にボールを運んでいきます。
インステップでカーブをかけたフィードも独特で、攻撃の起点になっていました。

チーム全体を振り返ると、まず気になっていた中盤の守備では、個で圧倒されるようなことはなく、
食らいついてボール奪うシーンもありました。

一方、今日の敗因にもなったセットプレーは、やはりサイズ的な劣勢には抗えず、
特にオーストラリアのような相手になると、一発でやられる危険性は拭えません。

攻撃面においては、後半、勝ち越されてからも淡々とボールを回している時間が長く、
96ジャパンのW杯・スウェーデン戦の、負けていながらパスを回してそのまま終わってしまった、あの煮え切らない記憶が蘇りました。

53分のプレーのように、個で仕掛け、相手をひきつけて剥がすチャレンジによって、チャンスが産まれるように思います。
そこで相手が一人減り、マークがずれて初めて穴ができる。その仕掛けが見られたのは7三好ぐらいで、いかんせんチーム全体として少ない。

プレミアリーグでいうならば、シーズン序盤のアルディージャユースが、ボールを支配するけれど攻めあぐねる、そんな感じでした。
しかし、藤沼拓夢、松崎快の両サイドや黒川淳史が積極的にドリブルで仕掛けることで、相手が引くだけでは対応できなくなった。
インハイで印象的だった久御山も、山本蓮がこねて相手を剥がすことで、埋められたスペースの中に穴をつくっていました。
その選手たちを加えればいいという訳ではないですが、そのチャレンジが必要では、という感想を持ちました。


残り2ヶ月となったアジア1次予選。
残された時間は少ないですが、それぞれ最高のコンディションで臨み、予選突破を果たして欲しいです。

 

SBSカップ
U-18日本代表 1-2(1-1) U-18クロアチア代表
@エコパスアジアム
(日本)24分 岸本武流
(クロアチア)14分 Ivan Božić、52分 Tin Kulenović

 

 

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