プリンスリーグ関東参入戦1回戦
関東第一vs矢板中央


プリンスリーグ関東参入戦二日目。

会場は、大井ふ頭海浜公園。
東京モノレール大井競馬場前駅から歩いて15分ほど。
天気は今日もいいけれど、スタンドは日陰で寒い。

東京代表・夏のインターハイベスト4の関東第一と、栃木代表・勝負の年矢板中央の一戦です。

 

関東第一高校

東京都1部リーグ優勝
高校総体:ベスト4
高校選手権:東京都予選ベスト8

今シーズン2回目の観戦。
関東大会1回戦 vs西武台
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GK
17 山口 公太郎 2年 178/68 横河武蔵野FC

DF 
2  佐藤 大斗  2年 170/62 FC杉野

3  鈴木 友也  2年 178/65 VIVAIO船橋SC
4  石島 春輔  2年 175/62 JSC CHIBA

5  菅屋 拓未  2年 163/58 POMBA立川
MF 
6  林  健太  2年 178/63 FC VIDA

7  高橋 快斗  3年 169/61 P.B.J
8  道願  翼  3年 174/65 VIVAIO船橋SC
9  鈴木 隼平  3年 171/65 Forza’02
10 冨山 大輔  2年 173/62 FC習志野
FW
11 岡崎 仁太朗 3年 168/60 杉並ソシオ

ーーーーーーーー岡崎ーーーーーーーー
ー高橋ーーーーー冨山ーーーーー鈴木ー
ーーーー−林−ーーーーーー道願ーーーー
ー佐藤ーーーーーーーーーーーー菅屋ー
ーーーー鈴木ーーーーーー石島ーーーー
ーーーーーーーー山口ーーーーーーーー

選手権敗退のため、一部の3年生は既に引退している模様。

 

 

矢板中央高校

栃木県1部リーグ優勝
高校総体:栃木県予選準優勝
高校選手権:栃木県予選優勝、全国大会へ。

今シーズン初観戦。

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GK 
1  渡辺 優三 2年 176/70 川崎フロンターレ

DF 
2  真下 瑞都 3年 176/65 FCアネーロ宇都宮

3  星 キョーワァン
         3年 184/77 下野市立南河内第二中

4  川上 優樹 3年 184/64 横浜ジュニオール
13 鈴木 康孝 2年 170/59 常総アイデンティ
MF 
6  齊藤 亮輔 3年 170/62 AS栃木

7  坪川 潤之 3年 176/64 札幌ジュニアFC
8  伊藤  心 3年 168/58 ともぞうSC
9  江口 大希 3年 165/64 ともぞうSC
FW
11 澤野 祐輝 2年 169/68 FCV可児

16 大畑 亜輝 3年 177/61 AS栃木


ーーーー大畑ーーーーーー澤野ーーーー
ー伊藤ーーーーーーーーーーーー江口ー 
ーーーー齊藤ーーーーーー坪川ーーーー
ー鈴木ーーーーーーーーーーーー真下ー
ーーーー−星−ーーーーーー川上ーーーー
ーーーーーーーー渡辺ーーーーーーーー

 

 

関一のキックオフからゲーム開始。
8道願、10冨山を中心とした関一中盤からの配球に対し、矢板はラインを下げてじっくり弾き返します。

最初のチャンスは矢板。
8分、ゴール35mのフリーキック。
6齊藤が左足でいいボールを入れると、9江口が頭から飛び込みますが、ゴールを越えてしまいます。
決定的な場面。


さらに12分、矢板は左サイドから押し込むと、8伊藤の柔らかいクロス。
ファーキーパーを越したボールに、16大畑が頭で押し込みますがゴールわずか左。
サイズで上回る矢板が、ハイボールからチャンスを作り出します。


関一は、最前線、両ウイングへパスを送りますが、矢板DFの裏抜けに対するカバーリングからの体の入れ方が強く、
なかなか陣地を押し上げることができません。


矢板は相手の最終ライン裏へシンプルに蹴りこみ、じわじわと押し込んでコーナーキックが増えていきます。


17分、左コーナーファー3星が飛び込むも、キーパーチャージ。
やはり空中戦は迫力満点。


19分、矢板はハーフラインからのセットプレー。
ハイボールの競り合いからこぼれを9江口がハーフボレーで狙いますが、
ディフェンスに当たってゴール右へ。


この右コーナー、7坪川の左足キック。
ゴールに向かういいボールに再び3星が飛び込みますが、関一ディフェンスが何とかクリア。


今度は左コーナー、速いボールに4川上が飛び込むと、ドンピシャヘッドは惜しくもゴール上。
先制も時間の問題か。


25分、矢板はキーパーキックから空中戦のこぼれを11澤野が拾うと、ディフェンスを一枚剥がして強烈ミドル。
しかしここは関一17山口がキャッチします。


押し込まれる関一は、ボランチ8道願が最終ラインまで落ちて配球を試みますが、
なかなか押し上げることができません。


30分、続く矢板のコーナーキック。
右コーナー、7坪川のキックは誰も触れずファーへ抜けます。


さらに左コーナーからの空中戦、相手のクリアを拾った8伊藤がロングシュートを放つもゴール左へ。


なかなか決められないでいると、
34分、関一が久々の攻勢。
カウンターから左サイド7高橋が久々に前を向いてボールを持つと、素速く前線へ展開。
11岡崎が、矢板4川上と一対一、エリアに侵入もここはカットされますが、コーナーを獲得します。


するとこの右コーナー、4石島が見事なボレーで突き刺します!
劣勢の関一が、最初のチャンスをゴールに繋げます。
〈関東第一高校 1-0 矢板中央高校〉

思わぬ失点を喫した矢板でしたが、35分、前線へのハイボールに11澤野が競り勝ち、右サイドへ展開。
9江口がワントラップからシュートまで持ち込みますが、ここはディフェンスがブロック。
しかしそのこぼれが11澤野の下へ転がると、豪快なダイレクトボレーで突き刺し、すぐさま同点に追いつきます!
〈関東第一高校 1-1 矢板中央高校〉

前半最後のチャンスは、同点に追いついた矢板。
40分、コーナーから一旦クリアされますが、バックラインから再びハイボール蹴り込むと、
競り合いのこぼれを拾った3星がジャンピングボレー。
しかしこれはゴールを大きく越えてしまいます。

結局前半は同点のまま終了。
矢板中央が、コーナーキックでゴールを脅かす場面が続きましたが、
関東第一が唯一のチャンスをモノにしてイーブンに。

しかし、体の強さ、出足の速さで上回る矢板中央が球際で圧倒。
関一は、ほとんどボールを握れておらず、持ち前のポゼッションは鳴りを潜めています。

一方の、矢板もあまり意図が感じられないロングボールでの展開に終始しており、
ゲームのクオリティとしては物足りなさも残る前半となりました。

 
 

後半、開始から矢板は16大畑に替え、
187cmの巨漢FW10森本ヒマン(3年/下野市立南河内第二中)を前線に投入。

すると開始わずか46秒、矢板はキックオフのロングキックから左サイドでスローインを得ると、
このロングスローにエリア内10森本が打点の高いヘッドで競り勝つと、宙にまったボールを再び頭で叩いたのは森本!
ループ気味にゴールへ向かったボール、関一GK17山口は掻き出しきれずゴールイン。
エース森本が、出場早々大仕事をやってのけます。矢板が逆転!
〈関東第一高校 1-2 矢板中央高校〉


勢いに乗る矢板は引き続きコーナーキック攻勢。
52分、右コーナーがファーに流れると、左からのハイクロスに3星が競り勝ちますが、これはゴールを越えます。


53分、矢板はショートカウンターから、11澤野が右サイドへ展開すると、ディフェンスの裏を取った2真下がクロス。
このキックは当たり損ねたもののそのままゴールへ向かいますが、関一17山口が何とかさわってクロスバーを直撃。


追いつきたい関一は58分、左サイドのコーナー、全員がゴール際に飛び込んだところ、
マイナスの位置でフリーになっていた9鈴木がボレーで合わせますが、矢板ディフェンスが体でブロック。
ピンチを逃れます。


61分、矢板の激しいプレスの中、関一がボールを回しますが、自陣で奪われてしまうと矢板13鈴木が左足でロングシュート。
威力はさほどなかったものの、人工芝の影響か、キーパー手前で大きくバウンドし、あわやゴールも17山口がなんとか弾きます。

62分、関一のフィードを矢板4川上が後逸、関一6林が奪って前進。
エリア内後ろから倒されたかに見えたがここはノーファウルの判定。

65分、関一はキーパーキックから右サイドへ展開すると、9鈴木の裏へのボールに対し、11岡崎が完全にラインを抜け出します。
キーパーとの一対一、インサイトでキーパー脇を狙いに行きますが、矢板1渡辺が片手で弾くビッグセーブ。
決定的なピンチを防ぎます。


さらに66分、関一は左サイド奥でセットプレーのチャンス。
名手8道願の左足、巻いてシュートはゴールへ向かいますが、ここも矢板1川上がファインセーブ。
立て続けの攻守で、チームを救います。

72分、矢板は左サイドからのセットプレー。
ハイボールに4川上が競り勝ち、これをエリア内10森本がおさめますがここはハンドの判定。

76分、矢板はクリアボールから再び10森本が競り勝ち、
11澤野が8伊藤との連携から再びボールを受け、ワンステップで強烈なミドル!
しかし惜しくもゴール上。


78分、勝負を決めたい矢板は左コーナーをゲット。
いいボール入りますが、飛び込んだ4川上のヘッドはゴール上。
決め切ることができません。


残り10分となったところで、ビハインドの関一は3年生を下げ、来年を見据えた采配。


表示3分のアディショナルタイムを終え、ゲームはこのままクローズ。
終始ゲームを支配した矢板が関一を圧倒。
3日後の決勝へ駒を進めました。

 

 

矢板中央は、個々が球際で圧倒。
ロングボールから相手陣内へ押し込み、主にセットプレーからチャンスを作り続けました。

3星、4川上、10森本と185cmクラスの選手が3人揃い、非常に理に適った戦術ではあるのですが、
左右キッカーの質も悪くない中、ヘディングを浮かせてしまったり、ファーにボールが抜けてしまう場面が多く、
合わせる技術は改善の余地がありそうです。

決勝点の10森本は最終ラインからのフィードに対し、競り合いで圧倒。
頭で競るところを胸トラップで収められるサイズはさすがで、縦への速さも備えますが、
ボディバランスはいまひとつで関一ディフェンスにサイドライン際でつぶされる場面も度々。
まだまだ体が発展途上で、そういう意味では末恐ろしい選手。

キャプテン3星は、驚異的な打点の高さなど身体能力もさることながら節々に責任感が感じられたのが好印象。
士気を高める声出し、味方への包容。審判に対しスタッフがクレームをいれた際に、それをなだめる場面もありました。
強いキャプテンシーを備えるチームの大黒柱です。 


関東第一は、選手権で思わぬ早期敗退を喫しすでに移行期に入っているのか、
今季旋風を巻き起こしたポゼッションは跡形もなく、チームが既に実質的な終焉を経たことを強く感じさせる寂しいゲームとなりました。

しかし最終ラインでファイトし続けた3鈴木や、
キャプテンマークを巻き、競り合いでの個人技で幾つか見せ場をつくった10冨山など2年生プレーヤーも奮闘。

インターハイベスト4という素晴らしい成績を自信に変えて、
来シーズン、選手権出場、そして再びこの舞台に戻ってきてくれることを期待しています。

 

プリンスリーグ関東参入戦 1回戦
関東第一高校 1-2(1-1)矢板中央高校
@大井ふ頭海浜公園スポーツ広場第2球技場
(関一)34分 石島春輔
(矢板)35分 澤野祐輝、46分 森本ヒマン

 

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