プリンスリーグ関東第10節
桐光学園vs前橋育英

桐光学園高校
今大会は、
第9節時点で、4勝1分4敗勝点13で5位。
中断期間中に行われたインターハイは準優勝。
今シーズン3回目の観戦。
4/29 プリンス関東 vs 矢板中央
5/6 プリンス関東 vs 東京ヴェルディ
GK
41 北村 公平 1年 172/67 横浜F・マリノス追浜
DF
3 金子 開研 3年 170/63 横浜F・マリノス
4 内田 拓寿 3年 180/68 FC多摩
5 望月 駿介 3年 175/70 FC多摩
7 國谷 敦史 3年 169/71 GRANDE FC
MF
2 田中 彰真 3年 164/59 FC東京むさし
6 中村 洸太 2年 163/61 東急レイエス
9 阿部 龍聖 3年 161/58 FC多摩
19 佐々木 ムライヨセフ
2年 173/66 横浜F・マリノス追浜
FW
10 西川 潤 2年 180/66 横浜F・マリノス
11 敷野 智大 3年 175/76 FC川崎栗の木
ーーーー西川ーーーーーー敷野ーーーー
ー佐々木ーーーーーーーーーーー阿部ー
ーーーー中村ーーーーーー田中ーーーー
ー金子ーーーーーーーーーーーー國谷ー
ーーーー望月ーーーーーー内田ーーーー
ーーーーーーーー北村ーーーーーーーー
80分
11 敷野→
18 鷲塚 蓮 3年 188/80 平塚市立金旭中
83分
19 佐々木→
15 松永 陽平 3年 163/60 クラブ与野
2018年U-16日本代表/西川
前橋育英高校
今大会は、
第9節時点で、4勝2分3敗勝点14で3位。
中断期間中に行われたインターハイは2回戦敗退。
今シーズン2回目の観戦。
4/28 プリンス関東 vs 川崎フロンターレ
GK
12 山口 瞬 3年 184/76 FC小松
DF
3 吉田 和暉 3年 176/71 クマガヤSC
4 山原 康太郎 3年 181/74 坂戸ディプロマッツ
8 近藤 友喜 3年 170/60 名古屋グランパス
35 倉俣 健 2年 ???/?? tonan前橋
MF
6 岡本 悠作 3年 183/71 ホペイロ刈谷
10 高橋 尚紀 3年 174/64 クマガヤSC
11 室井 彗佑 3年 171/60 横河武蔵野FC
14 秋山 裕紀 3年 174/63 前橋FC
FW
9 榎本 樹 3年 186/73 東松山ペレーニア
33 石井 陽向 3年 169/68 EPOCH横越
ーーーーーーーー石井ーーーーーーーー
ー高橋ーーーーー榎本ーーーーー室井ー
ーーーー秋山ーーーーーー岡本ーーーー
ー倉俣ーーーーーーーーーーーー近藤ー
ーーーー吉田ーーーーーー山原ーーーー
ーーーーーーーー山口ーーーーーーーー
55分
10 高橋→
13 森 隼平 3年 176/62 浦和レッズ
63分
35 倉俣→
32 塩田 直輝 3年 177/62 横浜F・マリノス追浜
83分
8 近藤→
2 若月 輝 3年 172/61 アルビレックス新潟
90+1分
33 石井→
37 加藤 龍太郎 3年 ???/?? グランパス三好
2018年U-18日本代表/榎本
・試合形式は45分ハーフ。
・夕方開催も気温は下がらずかなり暑い。
・まず見せ場を作ったのは桐光。4分、エアバトルの応酬から相手陣で拾った10西川潤がワントラップから思い切りよく左足を振り抜く。ゴール強襲もわずか上。
・育英はCB起用の多かった6岡本悠作をボランチ起用。184cmのサイズを活かしエアバトルからペースを握ろうとする。実際CB4山原康太郎中心にしっかり弾いていくが、セカンドボールの回収やビルドでの関与不足など序盤はマイナスな部分の方が目立った。対象的に機動力の高い桐光ボランチに素早く囲まれて組み立てられず、3吉田和暉などが長く蹴る場面が続く。
・前線は9榎本樹がトップ下、33石井陽向が最前線という縦の関係。先述の通り組み立てができないため榎本はかなり低い位置まで落ちて受けることが多く、フィードやサイドに流れてのクロスなど「そうじゃない」プレーに留まる。
・20分次の決定機は育英。右サイドのハイクロスを9榎本樹がおとし、33石井陽向が繋いで中に入ってきた11室井彗佑が左で狙うもキーパーが弾く。このコーナーからゴール直前で混戦も押し込めず。
・直後21分、育英は自陣から14秋山裕紀がミドルパス。左へ走り込んだ11室井彗佑がエリアに侵入。切り返すと右足で対角ネットを揺らす見事なゴールで先制!
・押し込まれる時間が続き先制を許した桐光も、ショートカウンターに活路を見出す。とりわけスピードとクイックネスのある9阿部龍聖は、サイズはあるも敏捷性に欠ける育英DFと相性がよく、中央・サイドと自信を持って切り裂いていく。
・そしてここからは10西川潤が魅せる。中央で受けると躊躇なく単騎で仕掛け二、三人を交わして前進。左利きのため左へ向いて受けることが多く、同サイド19佐々木ムライヨセフへのスルーパスを見せるが、前方への浮き玉で逆の9阿部龍聖を使った場面は、一歩届かなかったものの観衆を沸かせる質の高いプレーだった。
・そして35分、桐光は、中盤で10西川潤のドリブルから19佐々木ムライヨセフを使ってクロス。これはクリアされるが、セカンドを拾った6中村洸太がタメて前へ繋ぐと、エリア左に飛び込んだ西川がDFと交錯しPKをゲット。これを西川が自ら決め同点に追いつく。
・前半のラストプレー。育英はコーナーから再構築。4山原康太郎が前に運んで縦に入れると、14秋山裕紀がフリック。これをバイタル中央で受けた11室井彗佑が浮かせてDFを交わし、落ちてきたボールを右足で叩くと、これがゴールへ突き刺さる!またも室井のゴラッソで育英がリードで折り返し。
・後半6分、桐光は左へ流れた9阿部龍聖がスルーパスで完全に抜け出すと、折り返してGKも完全に振り切り、10西川潤が無人のゴールに流し込み早速追いつく。
・13分、育英は右バック8近藤友喜のカットからカウンター。9榎本樹に一旦預けてリターンを受けると、バイタルで横に繋ぎ、フリー33石井陽向がミドルで狙うもゴールわずか左。
・続く16分、桐光ライン裏にこぼれたボールを33石井陽向がチェイス。DFとGKの連携ミスを突いて足を伸ばしプッシュする。無人のゴールへ向かったボールは、入ったかに見えたが桐光DF内田拓寿がギリギリでクリア。
・後半、33石井陽向は力強いドリブルからパンチのある右ミドルを何度か披露。前を向くと怖い選手だが、前半スペースのなかった時間帯では反転の判断に課題を残した。9榎本樹との連携が深まれば攻撃のクオリティももう一段階上がる。
・17分、今度は桐光のカウンター。9阿部龍聖のスルーパスに右寄り完全に抜け出した10西川潤がループで狙うもゴール右へ外れる。決定的な場面。
・30分、育英のカウンター。またもパスカットした右バック8近藤友喜を起点に中央9榎本樹がタメを作り左へ展開。一旦クリアされるも中央14秋山裕紀からのパス交換でエリア右寄り抜け出した9榎本樹がフィニッシュ。これは桐光41北村公平が弾くが、溢れを13森隼平が押し込む。育英勝ち越し!
・さらに34分、育英は左サイドでのロングスロー。ニア9榎本樹が頭で突き刺し追加点。
・桐光のエアバトラー4望月駿介相手にも空中戦で強さを示した9榎本樹。ロングカウンターの組み立てにも度々関与し、高さに限らない多才さがある選手だ。高卒でJに行って欲しい。
・苦しい展開となった桐光は40分、9阿部龍聖を起点に左へ展開すると、途中出場15松永陽平が鋭いカットインから横へ繋ぎ、ボランチへ移った7國谷敦史がミドル。枠を捉えるも、これは育英12山口瞬がビッグセーブ!
・AT、育英は右コーナーから時間を稼ぐキープ。しかし混戦を抜け出した11室井彗佑が切れ込むと左足をズドン!またも対角に突き刺しこちらも素晴らしいゴールで見事ハットトリックを達成した。いずれもシュート技術の高さを感じる得点で、守備での献身性もありサイド起用もわかるが、トップでの起用ならより数字を残せる選手だ。
・インターハイでは初戦で散った育英が同準優勝の桐光に大勝。個々の能力はやはり高く敵を粉砕する力があるが、反面先述の通りボランチの仕事量やスピードのあるアタッカーへの対応力と課題もわかりやすく、相手によって脆さを見せる可能性もある程度納得できる内容だった。
・一方の桐光。明らかに自信を得て覚醒の感が伺える10西川潤の存在は好材料だが、心身ともにかなり疲労が残っている様子だった。連戦で蓄積した疲労さらには寸前で全国制覇を逃した精神的ショックは簡単に取れるものではないはずで、これから好成績の代償を払わされていく状況にもなりかねない。シーズンの我慢どころに来ている。
2018年08月26日 16:00K.O.
プリンスリーグ関東 第10節
桐光学園高校 2-5(1-2)前橋育英高校
@桐光学園サッカー場
(桐光)36分 西川潤、51分 西川潤
(育英)21分 室井彗佑、45分 室井彗佑、75分 森隼平、79分 榎本樹、90分 室井彗佑
こんにちは。
長谷川と申します。
この度は、お聞きしたい事があってコメント致しました。
この記事を拝見致しました。
写真付きで丁寧に、とてもわかりやすい記事で助かっています。
この記事の身長、体重のリソースはどこからか、教えて頂けませんか?
よろしくお願いします。
>長谷川さん
ご覧いただきありがとうございます。
身長、体重ですが、大会のパンフレットなどを参照しています。
成長期の選手たちですので、差異が生じているかもしれませんが・・・。
そうでしたか、教えて頂き恐縮です。