プリンスリーグ関東第3節
桐光学園vs山梨学院


今日は保土ヶ谷公園へ。

プリンスリーグ関東3節、桐光学園vs山梨学院の高体連対決。
会場は曇り空、少し肌寒さも感じるほど。

 

桐光学園高校

昨シーズンは、
高校総体:神奈川県ベスト4
高円宮杯:プリンスリーグ関東3位→プレミア参入戦敗退
高校選手権:1回戦敗退

今大会は、第2節終了時点で1分1敗勝点1の9位。
第1節: vs ジェフユナイテッド千葉(H)1-1 
第2節: vs 前橋育英(A)1-3

今シーズン初観戦。

GK
1  丸山 拓郎  2年 180/64 GRANDE FC
DF
2  矢口 聖真  3年 172/62 藤沢市立藤ヶ岡中
4  内田 拓寿  2年 177/60 FC多摩

5  望月 駿介  2年 175/63 FC多摩
6  渡辺 大智  3年 174/60 東急レイエス

MF

7  田中 雄大  3年 161/52 FC多摩
11 阿部 龍聖  2年 161/58 FC多摩
13 國谷 敦史  2年 169/68 GRANDE FC
15 渡辺 陽介  3年 165/60 東急レイエス
FW
9  倉持  快  3年 164/55 S.T.FC
18 佐々木 倫忠 3年 180/70 大豆戸FC

ーーーー倉持ーーーーー佐々木ーーーー
ー田中ーーーー-渡辺陽-ーーーー阿部ー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー渡辺大ーーーー國谷ーーーーー矢口ー
ーーーー内田ーーーーーー望月ーーーー
ーーーーーーーー丸山ーーーーーーーー

1年生で10番を背負う西川潤(横浜F・マリノスJY)はU-15日本代表イタリア遠征で不在。

 

 

山梨学院高校

昨シーズンは、
高校総体:山梨県準優勝
高円宮杯:プリンスリーグ関東7位
高校選手権:ベスト16

今大会は、第2節終了時点で1勝1敗勝点3で6位。
第1節: vs 川崎フロンターレ(A)0-4
第2節: vs 東京ヴェルディ(H) 3-1


今シーズン初観戦。

GK
1  大嶌 宏汰  3年 177/71 プログレッソ十勝
DF
2  天野 祐介  3年 177/62 FC多摩
3  山田 恵大  3年 178/66 ACアスミ
4  柳川 天汰  3年 178/70 FC東京むさし
5  森田 和樹  3年 165/60 AZ’86東京青梅
12 西澤  俊  2年 175/62 横浜F・マリノス

MF
6  天野 菖悟  3年 170/67 FC多摩
7  増村 有哉  3年 172/64 Uスポーツクラブ
8  大塚 創太郎 3年 176/64 インテリオールFC
11 野村  海  2年 160/55 田口FA
FW
20 藤井 威司紀 3年 174/71 MFC高松

ーーーーーーーー藤井ーーーーーーーー
ー天野ーー大塚ーーーー増村ーー野村ー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー森田ーーーーーーーーーーーー天野ー
ーーー柳川ーーー山田ーーー西澤ーーー
ーーーーーーーー大嶌ーーーーーーーー

16年U-17日本代表の加藤拓己(3年/アントラーズつくば)、高校選手権優秀選手の宮崎純真(2年/FC多摩)は不在。



 

試合形式は45分ハーフ。

桐光の布陣は4-1-3-2。特徴的なのは中盤。キャプテン7田中雄大を昨年の中央ではなく左に配置。比較的スペースのあるサイドに大きく張らせ、最終ラインからのビルドアップの受け皿に。一方、中央は横並びでなく縦の関係。13國谷敦史が底を一人でカバーし、ミドルパスでゲームメイクを司ります。

山学の布陣は5-4-1。5バックで臨みますが、サイドバックはほとんど上がりを見せずにラインを維持する守備偏重布陣。中盤もサイド、インサイドと横並びで、2ラインを保ちます。先述の通り加藤が欠場の1トップは、サイズはないものの厚みのある20藤井威司紀を起用。

最初のチャンスは桐光。1分、中央40mの位置でセットプレーを得ると、13國谷敦史のふわりとしたキックはエリア右寄りへ。5望月駿介が相手と競りながら足を伸ばして折り返すと、中央6渡辺大智がワントラップから左隅に蹴り混み、早くも先制!山学は人数は揃っていたもののマークに甘さを感じる失点。
桐光学園高校 1-0 山梨学院高校〉

桐光は続く4分、ショートパスで左サイドに展開すると、7田中雄大が一人を剥がしライナーでのクロス。DFはクリアしきれずファーへ流れると、11阿部龍聖が切り返して左足でフィニッシュ!しかしこれは山学1大嶌宏汰が右足でストップ!決定的な場面。

立ち上がり防戦一方の山学は、後ろに人数を残しているため自陣で奪っても出しどころがなく、むやみに前に蹴っては奪われ、攻撃を受ける悪循環。
なかなか押し上げることができないものの、前線で献身的に動き続ける20藤井威司紀に通ると、体でDFを抑え込んでボランチへ楔を入れ、そこからサイドアタッカーの裏抜けを狙う意図も徐々に見えるように。

それが結実したのは16分、山学はショートカウンター。20藤井威司紀への縦パスからフリックにスピードある7増村有哉が飛び出すと、DFが何とか触ってコースを変えたボールをしつこく追いかけてマイボールに。後ろに落としフォローした6天野菖梧が左足ミドル!当たりは悪かったものの、ブラインドさらには右隅をうまくついてネットを揺らします!ファーストチャンスで同点!
〈桐光学園高校 1-1 山梨学院高校


同点に追いつきメンタルが上向いた山学は21分、右寄りの位置でセットプレー。5森田和樹のふわりとしたクロスに、ファー角度ないところから3山田恵大が頭で合わせますが、これは桐光1丸山拓郎が反応よくセーブ。


28分、山学は今度は左サイドのセットプレー。7増村有哉が右足で巻く質の高いボールを供給すると、フリーの4柳川天汰が頭で狙いますが、惜しくもあわせきれず。山学は左右質の高いプレースキッカーを備えセットプレーで好機を作る一方、桐光のマーキングも甘さを感じます。


桐光は徐々に縦パスをはめられるようになり、奪われてショートカウンターを受ける形が増えていきます。出しどころがなくなり、7田中雄大はたまらず最終ライン付近まで落ちてゲームメイクを。


その後膠着状態に陥り、同点で前半45分を折り返します。


桐光は後半開始から選手交代。
15渡辺陽介→27?。左サイドに入り7田中雄大をトップ下へ。

5分、桐光は中盤のハイボールを13國谷敦史がダイレクトで前線に繋ぐと、9倉持快の落としを7田中雄大がロングで狙いますがゴール右へ。

8分、桐光は左サイド6渡辺大智からいい縦パスが入ると、7田中雄大が鋭いターンから前を向き、鮮やかにスルーパス。右サイドから流れラインを抜け出した11阿部竜聖がフィニッシュも飛び出した1大嶌宏汰がセーブ。


9分、桐光は左サイドで7田中雄大がためて追い越した27?を使うと、アーリークロスにニア18佐々木倫忠がスライディングで合わせますが惜しくもサイドネット。

中央に田中雄大が移ったことでバイタルを使えるようになりサイド攻撃の質が向上。勝ち越し点も近いか。


ここで山学が動きます。10分、4柳川天汰→15丹野健心(2年/ACアスミ)。
最前線に投入して2トップ。最終ラインを4バックに。


11分、桐光のカウンター。7田中雄大から前線左サイドに走り込んだ9倉持快へ展開すると、一人を抜いてエリア侵入。フィニッシュに持ち込みますが、飛び出した1大嶌宏汰が体を投げ出して決死のブロック。


21分、山学の交代。20藤井威司紀→19片桐奈央(3年/SCH.FC)。


21分、桐光は右サイドから27?のロングスロー。ニアで5望月駿介がコースを変えると、キーパーを越え無人のゴールへ向かいますが、これはカバーに入っていたDFがクリア。


26分、桐光は左サイドのセットプレー。13國谷敦史のアーリークロスに18佐々木倫忠が合わせますが、これは大嶌宏汰がしっかりキャッチ。するとここから山学のカウンター。大嶌から右サイド19片桐奈央に素早く展開し、中央に走りこんだ7増村有哉へスルーパス。そのままエリアに侵入し一対一のチャンスを迎えますが、フィニッシュはゴール左。決定的なチャンスを逃します。


27分、山学の交代。6天野菖梧→16広瀬錬哉(3年/甲府U-15)。
前線に投入し、19片桐奈央を左サイドに。
桐光も18佐々木倫忠→14中川 優(2年/SCH.FC)。
4-1-4-1にシステムを変更。二列目に入り、9倉持快がワントップに。


31分、山学のカウンター。16広瀬錬哉がDFラインを抜け出すと、エリア内に侵入、フィニッシュまで持ち込みますが、追い付いた桐光5望月駿介がスライディングでブロック。その後エリア内で山学は波状攻撃を仕掛けますが、決めきれずDFがクリア。

試合は終盤に入り、中盤の戻りが遅くなってきた桐光に対し、スピードのある選手を次々前線に投入した山学がカウンターから決定機を作ります。

36分、桐光は最終ラインのビルドアップから処理にもたついた右サイド2矢口聖真がボールを逸失。山学は15丹野健心→16広瀬錬哉と繋ぎエリア内一対一のチャンスを迎えますが、桐光1丸山拓郎が起死回生のセーブ!


39分、山学は左サイドからロングスロー。3山田恵大が高い打点のヘッドで合わせますが、惜しくもゴール右へ。


39分、桐光のキーパーキックを山学12西澤俊が処理ミス。左寄り抜け出した9倉持快が左足ループで狙いますが、制度を欠きゴール左へ。

結局スコアは動かず同点でタイムアップ。両者流れを掴む時間帯はあったものの決めきれず、痛み分けの決着となりました。



桐光学園は、序盤流れを掴んで幸先よく先制したものの、山梨学院の縦の速い攻撃を捕まえきれず決定的なピンチを迎え、ドローをなんとか拾ったと言える内容でした。

4内田拓寿、5望月駿介の2年生で組むCBは、空中戦ではサイズ以上の存在感を見せたものの、地上戦では楔への対応、裏へ出たボールへのカバーリングと課題は多く、一層の成熟が必要になりそうです。攻撃ではキャプテン7田中雄大の存在感は絶大。最終学年を迎え身長の伸びこそないものの下半身ががっしりとした印象があり、ギャップでの受け方、右足での多彩なキックとやはりタレントを感じさせる選手。しかし彼のビジョンを共有できるのが今のところ13國谷敦史ぐらいで、二人が絡んだ場面では意外性が生まれたものの、攻撃の幅を広げるためには周囲のレベルアップ、また今日は不在だった西川の復帰が待たれます。

山梨学院は、加藤拓己と宮崎純真の両エースを欠く影響もあってか守備偏重の布陣で臨んだものの、人数をかけたのが裏目に出てチェックやルーズボールの対応で個々の責任感が希薄化、押し込まれる場面が続く悪循環に陥りました。

徐々に慣れてからはショートカウンターを繰り出すも、精度はまだまだこれから。例年同様、走力・パワーと運動能力に長ける選手を揃えるものの、ゲームを作れる選手がおらずテンポが単調になりがちで、加藤と宮崎が戻れば得点はある程度期待できそうですが、それに頼り切るようだとチームとしての成長が滞ってしまいそうな予感も。二人を欠いている間にどれだけ積み上げられるかがチームの到達点を左右しそうです。

 

プリンスリーグ関東第3節
桐光学園高校 1-1(1-1)山梨学院高校
@保土ヶ谷公園サッカー場
(桐光)3分 渡辺大智
(山学)17分 天野菖梧

 

 


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