プリンスリーグ関東第4節
浦和レッズvs東京ヴェルディ


好天が続くGW、1回目の観戦は埼玉へ。

浦和レッズの練習場である大原サッカー場。さいたま新都心駅から徒歩で15分ほど。天然芝グラウンドの脇には簡易スタンドが備えられており、日陰で心地がよい中での観戦となりました。

プリンスリーグ関東第4節、1位ヴェルディと3位レッズの上位対決です。

 

浦和レッズユース

昨シーズンの成績は、
クラブユース選手権:関東予選敗退
高円宮杯:プリンスリーグ関東7位
Jユースカップ:優勝

プリンスリーグ関東は、
第3節終了時点で1勝1分1敗で3位。
第1節(A) vs 山梨学院 2-3
第2節(H) vs 桐光学園 2-2
第3節(A) vs 川崎フロンターレ 2-0

今シーズン初観戦。
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GK
1  山田 晃士 3年 180/76 アスルクラロ沼津
DF
3  関 慎之介 3年 179/69 浦和レッズ
5  遠藤  凌 3年 181/67 坂戸ディプロマッツ
6  鈴木 海都 3年 174/70 アスルクラロ沼津
40 橋岡 大樹 2年 183/71 浦和レッズ
MF
2  髙山 大智 3年 171/65 浦和レッズ

9  川上エド オジョン智慧
         3年 166/68 浦和レッズ

10 渡辺  陽 3年 167/63 浦和レッズ
16 大西 翔也 2年 174/64 浦和レッズ
FW
11 時里 元樹 2年 169/65 朝霞ESTRELLA
20 長倉 幹樹 2年 173/60 浦和レッズ

2016年U-19日本代表候補/橋岡
2015年U-17日本代表/渡辺

ーーーー長倉ーーーーーー時里ーーーー 
ー川上ーーーーーーーーーーーー高山ー 
ーーーー渡辺ーーーーーー大西ーーーー
ー鈴木ーーーーーーーーーーーーー関ー 
ーーーー遠藤ーーーーーー橋岡ーーーー
ーーーーーーーー山田ーーーーーーーー

 

東京ヴェルディユース

昨シーズンの成績は、
クラブユース選手権:グループリーグ敗退
高円宮杯:プリンスリーグ関東3位
Jユースカップ:ベスト8

プリンスリーグ関東は、
第3節終了時点で2勝1敗で1位。
第1節(H) vs 帝京第三 1-1
第2節(A) vs ヴァンフォーレ甲府 2-1
第3節(H) vs 三菱養和 2-1

今シーズン初観戦。
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GK
12 佐藤 久弥  3年 178/75 東京ヴェルディ
DF
2  小幡 祐稀  3年 181/76 東京ヴェルディ
5  鳥居  俊  3年 177/69 東京ヴェルディ

15 樫村 怜史  2年 167/58 東京ヴェルディ
16 谷口 栄斗  2年 178/74 東京ヴェルディ
MF
7  大久保 智明 3年 168/58 東京ヴェルディ
8  中根 玄暉  3年 169/58 東京ヴェルディ

14 藤本 寛也  2年 175/65 東京ヴェルディ
20 東山 直樹  2年 168/54 東京ヴェルディ
28 森田 晃樹  1年 165/52 東京ヴェルディ
FW
9  平田 竜士  3年 167/63 東京ヴェルディ


2016年U-17日本代表/藤本
2015年U-15日本代表候補/森田

ーーーーーーーー平田ーーーーーーーー 
ー中根ーーーーー藤本ーーーー大久保ー 
ーーーー森田ーーーーーー東山ーーーー
ー樫村ーーーーーーーーーーーー小幡ー 
ーーーー谷口ーーーーーー鳥居ーーーー
ーーーーーーーー佐藤ーーーーーーーー

15年U-18代表候補の10渡辺 皓太(3年/166/63/東京ヴェルディJY)は不在。

 

 

試合形式は45分ハーフ。

ピッチを縦方向に吹き抜ける風。風上がレッズ、風下がヴェルディという状況。

最初のチャンスはヴェルディ。1分、最終ラインからのミドルパス。右サイド裏をとった2小幡がミドルで狙うも、シュートはゴール右。

両チーム、最前線から最終ラインまでの距離が非常に短く、コンパクトなスペースでの展開。特にレッズは、守備時は最前線の11時里が完全に落ちて中盤を厚くしています。
ーーーーーーーー長倉ーーーーーーーー 
ー川上ーーーーーーーーーーーー高山ー 
ーーーー渡辺ーーーーーー時里ーーーー
ーーーーーーーー大西ーーーーーーーー


4分、今度はレッズのチャンス。左サイドから仕掛けると、オーバーラップした6鈴木がクロス。DFにブロックされますが、コーナーを獲得。この後、何本かコーナーが続きましたが、決定機には至らず。

8分、レッズは左から右へと展開。2高山がカットインから左足でクロスを上げますが、これはキーパーキャッチ。

10分、レッズは左コーナー。11時里がいいボールを供給しますが、中は触れず。

12分、ヴェルディは右サイドでセットプレー。ハイクロスにファー16谷口が打点の高いヘッドで合わせますが、キーパー1山田が横っ飛びで懐に収めます。

レッズは左サイド9川上エドの関与が目立ちます。最終ラインからのビルドアップに絡みますが、まだ足元で受ける場面が多く効果は限定的。サイドバックの裏を狙っているヴェルディの方がゴールに近いか。

17分、ヴェルディは右サイドでのパス回し。7大久保のミドルパスを受けた9平田が、切り返して左足でミドル。しかしキーパー正面をつきます。

21分、レッズは最終ラインからビルドアップ。9川上エドが落として6鈴木のリターン受け突破。シザーズからクロスを供給すると、ファー20長倉が押し込みます!レッズが先制!
〈浦和レッズユース 1-0 東京ヴェルディユース〉

ヴェルディは、序盤風でボールが押し戻される場面があったせいか、キックの加減が調整できていないようで、パスが長すぎる場面が多い印象。

23分、ヴェルディは右サイドの密集をパス回しで打開。14大久保のスルーパスに9平田が飛び出しますが、わずかにパスは長くキーパーがクリア。

25分、ヴェルディは左サイド16谷口からいいクロス。ファーに待っていましたが、レッズ1山田が何とか触って難を逃れると、これを9川上エドが自陣から鋭い突破でハーフラインまで運び陣地を回復します。

26分、ヴェルディはまたも右サイドから仕掛けます。バイタルで14藤本がボールを受けると、ライン裏飛び出した2小幡を使います。しかしクロスはディフェンスがクリア。

ボールを握り始めたヴェルディは、両サイド奥の使い方に可能性を感じます。クロスまで持ち込みますが、中で合わせる選手がいないか。

29分、レッズは左サイド9川上エドが縦に突破。クロスを上げると、ファーに流れたボールを2高山が折り返し。20長倉のヘッドはキーパーを越えますが、背後にいたディフェンスが間一髪クリア。決定機を逃します。

34分、レッズは右コーナー。クリアされるも、中盤からハイボールを供給すると、残っていた40橋岡がヘッドで合わせますが、ゴールわずか左。

35分、レッズはカウンター。ボランチ16大西から大きく右サイドへ展開すると、ヴェルディは15樫村が対応しますが、危険な位置で奪われてしまいます。奪った2高山は、エリアに侵入し、左足でフィニッシュ!しかしこれをキーパー12佐藤がビッグセーブ。2点目をなんとか防ぎます。

AT、ヴェルディは9平田がライン裏に抜けますが、パスが背中に当たってしまうと、これがいい落としに。走り込んだ8中根がミドルで狙いますが、ディフェンスが体でブロック。

そして前半終了。

両チーム分厚くブロックを敷いた中盤での攻防が続いた前半となりましたが、左サイドで独力で仕掛けられる9川上エドがいるレッズのリードで折り返し。川上は細かいタッチのドリブルでボールを推進すると、徐々にサイドバックの6鈴木と巧く絡みながら崩し始めています。

ヴェルディは、中盤のスペースが限られているなかで苦戦していますが、左右両サイドの裏をつきかけた場面が幾つか。風下でキックの強さを調整しきれなかったか、
ややパスが長くなってしまったのは勿体なかったところ。それでも下級生ダブルボランチ20東山、28森田の状況判断の早さには光るものが。

 

 

後半最初のチャンスはヴェルディ。47分、中盤での球際、28森田がボールを奪うと、素早く左サイドへ展開。8中根がクロスを上げますが、惜しくも中には合わず。

50分、レッズは16大西から大きく左サイドへ展開。9川上エドがカットインから鋭い切り返しで2小幡を振り切ると、左足でミドル。しかしこれは、ゴール左上隅ポストを直撃!9川上エドは、初速が非常に速く、パントからの空中戦でも存在感。

54分、レッズは左サイドのセットプレー。11時里がいいキックを見せるも、キーパー12佐藤が高い跳躍でボールをキャッチ。

65分、ヴェルディはゴール左寄りで細かくじっくり繋ぐと、密集で受けた14藤本が股抜きパスを狙いますが、あと一歩通らず。

69分、レッズは中盤でパスカット。10渡辺のスルーパスに、スピードのある2高山が追い付きますが、スライディングが遅れたヴェルディ16谷口が引っ掻けてイエロー。

お互い徐々に守備がハマり始め、球際が激しくなった感も。リードしているレッズは、前半にも増して重心を後ろに取ります。

対するヴェルディは、左右へボールを動かしてサイドにスペースを作り、そこを起点に打開を試みますが、アタッキングサードがガッチリ固められおり、なかなか崩すことができません。

68分、レッズは左サイド9川上エドが空中戦を制して繋ぐと、受けた10渡辺がドリブルで前進。ラストパスはやや乱れてしまいますが、再び受けた9川上エドが強引にシュートまで持ち込むもゴール上。

68分、最初に動いたのはヴェルディ。
8中根→32武 眞大(1年/169/57/東京ヴェルディJY)。武は2015年U-15日本代表候補。最前線に入り、14藤本が左サイドへ。

68分、ヴェルディの右コーナー。7大久保の左キックは、誰も触らず直接ゴールへ向かいますが、キーパーがかきだします。

続くコーナーから、レッズのカウンター。左サイド9川上エドがためて追い越した2高山を使うと、クロスを上げますが、やや高く20長倉のヘッドはゴール上。

70分、今度はレッズの交代。
20長倉→23シマブク カズヨシ(2年/164/58/浦和レッズJY)。

ヴェルディは一方的にボールを握り、アタッキングサードまでボールを運ぶものの、そこから攻めあぐねていましたが、74分、ゴール25m中央の位置でセットプレーをゲット。すると、このフリーキックを7大久保が左足で右隅へ突き刺し、同点とします。
〈浦和レッズユース 1-1 東京ヴェルディユース〉

しかし直後75分、レッズは右サイド裏抜けした23シマブクを走らせると、素晴らしいスピードで相手より早く追い付き、相手をブロックして切り返し。横パスを繋ぐと、これを走り込んだ2高山が左隅へ流し込みます。あっという間にレッズが勝ち越し!
〈浦和レッズユース 2-1 東京ヴェルディユース〉

79分、ヴェルディは20東山がロングで狙うと、シュートは枠内も、キーパーがキャッチ。

80分、レッズは選手交代。
9川上エド→17立川 将吾(2年/169/69/浦和レッズJY)。

引き続きリードし引いて守るレッズに対し、ヴェルディがボールを握る時間が続きます。

82分、ヴェルディは右コーナー。ファー20東山が折り返し、2小幡は空振りでシュートは打ち切れず。

83分、レッズはショートカウンター。10渡辺がドリブル運んで右サイドへ展開。ダイレクトで2高山がクロスを入れると、ディフェンスに当たったボールを11時里が押し込みますが、ゴールわずか右。決定的!

84分、レッズが選手交代。
2高山→15荻原 拓也(2年/174/58/浦和レッズJY)。左サイドに入り、17立川が右サイドへ。

85分、ヴェルディは右サイドを押し込むと、2小幡からの折り返しを23武がワントラップから右足ミドル。ディフェンスに当たって山なりとなったボールは、ゴールわずか上。

85分、追い付きたいヴェルディが選手交代。
16谷口→11松本 幹太(3年/171/59/東京ヴェルディJY)、 
20東山→40栗畑 玲偉(1年/173/60/ヴェルディSS岩手花巻)。最終的な布陣は以下の通り。
ーーーー平田ーーーーーー栗畑ーーーー 
ー藤本ーーーーーーーーーーー大久保ー 
ーーーー武ーーーーーーー森田ーーーー
ー松本ーーーーーーーーーーーー小幡ー 
ーーーー谷口ーーーーーー鳥居ーーーー
ーーーーーーーー佐藤ーーーーーーーー



86分、レッズはカウンター。左サイドを23シマブクが抜け出すと、やや時間がかかってしまいますが、中への折り返し、戻って受けた15荻原が振り向き様左足で狙いますが、ゴールわずか右。

そして86分、レッズはまたもショートカウンター。中盤でボールを奪った23シマブクからのスルーパス、全速力で走り込んだ10渡辺がエリアに侵入。左足のフィニッシュは一旦キーパーに弾かれますが、こぼれを自らつめます!大きな追加点!
〈浦和レッズユース 3-1 東京ヴェルディユース〉

しかし諦めないヴェルディは、88分、左サイド11松本が、浅い位置からアーリークロスを送ると、ファーまで流れたボールに、走り込んだ40栗畑が
スライディングでボレーシュート。これがゴール左隅へ突き刺さり、ビューティフルゴールで再び1点差とします。
〈浦和レッズユース 3-2 東京ヴェルディユース〉

90+1分、ヴェルディは右コーナー。キーパーも上がりますが、ファー5鳥居のヘッドへゴール上。

90+2分、レッズが交代。
11時里→22関 大夢(2年/182/75/浦和レッズJY)。守備を固めます。
ーーーーーーーシマブクーーーーーーー 
ー荻原ーーーーーーーーーーーー立川ー 
ーーーー渡辺ーーーーーー関慎ーーーー
ー鈴木ーーーーー大西ーーーーー関大ー 
ーーーー遠藤ーーーーーー橋岡ーーーー
ーーーーーーーー山田ーーーーーーーー

その後もヴェルディが攻め込みますが、ゴールを割ることはできず。点の取り合いとなった一戦は、レッズに軍配が上がりました。

 

 

レッズは、前半を一点リードで折り返すと、後半さらに重心を後ろに移し、自陣でパス回しをさせてからの、ショートカウンターでの2ゴールは狙い通りといったところでしょうか。

ヴェルディの圧力不足に助けられたこともありますが、パス回しをさせたのは、守備力に対する確かな自信からか。

ボールホルダーへのアクションとフォロー、逆サイドへ振られた時のチーム全体としてのポジション修正の早さと、守備の組織力は確かに高く、ある意味レッズらしくない印象を持ちました。

プレミア復帰を見据える今シーズンがゆえに、現実的に勝利を掴みに行く姿勢が垣間見えたゲームとなりました。


ヴェルディは、引いたレッズに対して左右にボールを動かし、サイドにスペースを作り、そこを起点に打開を試みましたが、アタッキングサード以降を崩し切れず。

最前線に入った9平田は、闘う姿勢を前面に出し、特に守備時の迫力あるスプリントは効いていたものの、攻撃面で目立った仕事はできず。やはり昨年の郡大夢(→トップチーム昇格)の穴は大きいか。

14藤本は、密集でもボールを保持できるテクニックはさすがでしたが、バイタルで受けてからのアイデアがほしいところです。

最も印象に残ったのが、一年生のボランチ28森田。小柄で線は細いものの、前半、コンパクトな展開でかなりのプレッシャーを受ける中、飄々とノーミスで捌き続けると、
ボールを握った後半は左右への鮮やかな展開力を披露。
受け方、視野の広さも非常に洗練されており、U-16日本代表に定着していないのが不思議なくらいの選手でした。

 

 

プリンスリーグ関東 第4節
浦和レッズユース 3-2(1-0)東京ヴェルディユース
@大原サッカー場
(浦和)21分 長倉 幹樹、75分 髙山 大智、86分 渡辺 陽
(ヴェルディ)74分 大久保 智明、88分 栗畑 玲偉

 

 

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