プリンスリーグ関東第9節
東京ヴェルディvs三菱養和

プリンス関東ハシゴ2試合目は、よみうりランドへ。
東京ヴェルディユース
第8節終了時点で、6勝2敗勝ち点18で1位。
前節はアウェーで前橋育英に3-2で勝利。
GK
21 村田 怜穏 2年 178/64 東京ヴェルディ
DF
2 品田 竜之介 3年 180/72 東京ヴェルディ
3 深澤 大輝 2年 173/63 東京ヴェルディ
6 羽賀 颯太 3年 169/58 東京ヴェルディ
13 小幡 祐稀 2年 181/71 東京ヴェルディ
MF
4 冨樫 凌央 3年 179/64 東京ヴェルディ
10 井上 潮音 3年 167/57 東京ヴェルディ
11 林 昇吾 3年 167/56 東京ヴェルディ
14 大久保 智明 2年 166/55 東京ヴェルディ
22 井上 海希 2年 156/52 東京ヴェルディ
FW
8 渡辺 皓太 2年 166/58 東京ヴェルディ
ーーーーーーーー渡辺ーーーーーーーー
ー冨樫ーーーー−井上潮−ーーー大久保ー
ーーーー−林−ーーーーー井上海ーーーー
ー羽賀ーーーーーーーーーーーー小幡ー
ーーーー深澤ーーーーーー品田ーーーー
ーーーーーーーー村田ーーーーーーーー
2015年U-17日本代表/渡辺
2014年U-17日本代表/井上
三菱養和SCユース
第8節終了時点で、2勝4敗2分勝ち点8で9位。
前節はホームでヴァンフォーレ甲府と2-2で引き分け。
GK
18 塚田 匡壮 2年 183/80 三菱養和SC巣鴨
DF
4 清野 拓斗 3年 174/63 三菱養和SC巣鴨
16 杉山 耕二 2年 178/65 三菱養和SC巣鴨
25 高橋 ラシード 2年 176/64 横浜F・マリノス
6 多田 大河 3年 175/67三菱養和SC調布
MF
7 瀬古 樹 3年 174/64 三菱養和SC巣鴨
10 松井 輝純 3年 158/56 ラッセル郡山
15 齋藤 一 2年 175/68 三菱養和SC巣鴨
23 久保井 俊喜 3年 170/63 三菱養和SC巣鴨
FW
14 平山 駿 2年 180/68 三菱養和SC巣鴨
19 八木原 匠 2年 177/67 東京ベイFC
ーーーーーーー−八木原−ーーーーーーー
ーーーーー松井ーーーー平山ーーーーー
ー高橋ーーーーーーーーーーー久保井ー
ーーーーー齋藤ーーーー瀬古ーーーーー
ーーー多田ーーー清野ーーー杉山ーーー
ーーーーーーーー塚田ーーーーーーーー
2015年U-18日本代表候補/瀬古
5分、ヴェルディのロングボールを養和DFが後逸。
8渡辺がGK18塚田と一対一の局面を迎え、シュートを打ちますが、塚田が体に当ててセーブ。
こぼれを再び渡辺がつめますが、DFがブロックします。
5分、養和14平山が左サイドからクロス。
ヴェルディDFのクリアミスを拾った10松井が、一人かわして交わしてシュートを狙いますが、こちらもキーパーがセーブします。
7分、養和はエリア直前でファウルを得ると、前節FKを決めた7瀬古が直接狙いますが、これは威力にかけヴェルディGK21村田がキャッチします。
ヴェルディはワントップのレギュラー・長身の9郡大夢が不在のため、なかなか前線でボールをおさめることができません。
養和にポゼッションを許しますが、最後の局面では2品田を中心にしっかり対応。
徐々に陣地を押し返し、サイドから崩しにかかります。
ヴェルディは27分、右サイドへ展開し14大久保→13とつなぎクロスを上げると、
走り込んだ8渡辺がボレーで合わせますが、ゴールわずか上を越えます。
続く30分、左サイド6がボールを運び10井上潮へ。
間合いをつくってミドルを狙いますが、養和キーパー18塚田がセーブ。
33分には、またも左サイドから攻め込むと、パスを受けた4佐藤が一人かわしエリア侵入するも、キーパー塚田が飛び出してコースを防ぎセーブします。
養和キーパー塚田は飛び出しの思いきりがよく、コースを限定して決定機いくつか防いでいます。
そして41分、養和はヴェルディの自陣でのパスミスを14平山が拾うと、右足ミドルでゴール左隅に叩き込み先制します。
〈東京ヴェルディユース 0-1 三菱養和SCユース〉
嫌な形で失点してしまったヴェルディは、45分、押し込んで右サイド4佐藤が左足でシュートを放ちますが、体勢崩れこれはゴール左へ流れてしまいます。
前半はこのまま養和リードで終了します。
後半は引いて守る養和に対して、ヴェルディが攻め手を伺う展開に。
カウンターで追加点を狙う養和は53分、19八木原がヴェルディ22井上海をふっ飛ばしてボールを奪い前進。
左サイドに流れてシュートを狙いますが、これはゴール左サイドネットを揺らします。
引き続きヴェルディが回して探る時間が続きますが、
完全にひいてスペースを埋めた養和に対してなかなか攻撃の糸口をつかむことができません。
それでも61分、押し込むヴェルディは10井上潮が左足でミドルを狙いますが、
養和GK18塚田が横っ飛びでしっかりセーブ。
63分、ヴェルディは22井上海に変え→7佐藤留己安(3年/ヴェルディ花巻)を右サイドに投入。
14大久保を前線に上げます。
対する養和も71分、19八木原に変え26石田明(2年/三菱養和SC調布)を、76分、14平山に変え2田嶋凛太郎(3年/三菱養和SC巣鴨)を投入し、さらに守りの色を濃くしていきます。
その後もヴェルディのパス回しが続きますが、テンポが上がらずチャンスを作ることができません。
結局最後まで特筆できる得点機を作り出せないまま試合終了。
今シーズン最初の東京ダービーは、1点で明暗が分かれる結果となりました。
養和は、前半の貴重な先制点をしっかりと守り抜きました。
後半は割り切ってディフェンスを固め、養和らしからぬといってはあれですが、
そのリアリスティックな一面に、何としても勝利を掴みたいという執念を感じました。
ヴェルディの圧力不足に助けられたところもあったものの、
集中を最後まで切らさずしっかり対応。
GK塚田の攻守もあり、首位ヴェルディを撃破しました。
ヴェルディは、郡の不在が想像以上の痛手に。
前線で収められる選手がいなくなり、単騎で仕掛けられる選手がおらず、
小柄な選手が多いためパワープレーも出せないと攻め手のない状態に。
活路を見出したいパス回しも、引いた養和を崩すまでには至りませんでした。
個人的にお気に入りのプレーヤーで、観戦都度印象的な活躍を見せてきた8渡辺も、
この日は慣れない最前線のプレーに戸惑い、頭を越していくボールをひたすら追いかけるだけに終始してしまいました。
彼が前を向いてボールを持てるような状況にならなければきつい。
ここまで好調を維持し未だ首位はキープしているヴェルディですが、
リーグを勝ち抜く上でのリスクを露呈したゲームとなりました。
プリンスリーグ関東 第9節
東京ヴェルディユース 2-2(1-1) 三菱養和SCユース
@ヴェルディグラウンド
(養和)40分 平山駿