プリンスリーグ関東第8節
三菱養和vsヴァンフォーレ甲府

今週末最後のゲームは、プリンスリーグ関東。
ハシゴといえばの養和巣鴨グラウンドへ。
昨シーズンは一番訪れた会場だったのだけど、今シーズンは初めてです。
三菱養和SCユース
前節はアウェーで前橋育英高に1-2で敗戦。
第7節終了時点で、2勝4敗1分勝ち点7で9位。
GK
18 塚田 匡壮 2年 183/80 三菱養和SC巣鴨
DF
4 清野 拓斗 3年 174/63 三菱養和SC巣鴨
16 杉山 耕二 2年 178/65 三菱養和SC巣鴨
25 高橋 ラシード 2年 176/64 横浜F・マリノス
MF
6 多田 大河 3年 175/67三菱養和SC調布
7 瀬古 樹 3年 174/64 三菱養和SC巣鴨
10 松井 輝純 3年 158/56 ラッセル郡山
15 齋藤 一 2年 175/68 三菱養和SC巣鴨
23 久保井 俊喜 3年 170/63 三菱養和SC巣鴨
FW
14 平山 駿 2年 180/68 三菱養和SC巣鴨
19 八木原 匠 2年 177/67 東京ベイFC
ーーーーーーー−八木原−ーーーーーーー
ーーーーー松井ーーーー平山ーーーーー
ー高橋ーーーーーーーーーーー久保井ー
ーーーーー齋藤ーーーー瀬古ーーーーー
ーーー多田ーーー清野ーーー杉山ーーー
ーーーーーーーー塚田ーーーーーーーー
2015年U-18日本代表候補/瀬古
ヴァンフォーレ甲府U-18
前節は、アウェーで山梨学院附高に2-3で敗戦。
第7節終了時点で、2勝3敗2分勝ち点8で8位。
GK
12 関 敦也 2年 172/70 浦和レッズ
DF
2 河野 陸也 3年 174/62 ヴァンフォーレ甲府
3 佐藤 開 3年 181/72 ヴァンフォーレ甲府
4 依田 章汰 2年 170/62 ヴァンフォーレ甲府
5 入間川 啓太 1年 179/61 ヴァンフォーレ甲府
MF
6 西海 那音 2年 180/67 ヴァンフォーレ甲府
10 末木 裕也 3年 178/73 ヴァンフォーレ甲府
7 深澤 泰雅 3年 167/58 ヴァンフォーレ甲府
9 土屋 真輝 3年 177/66 ヴァンフォーレ甲府
11 川手 修斗 3年 174/68 ヴァンフォーレ甲府
FW
8 宮川 瑞希 2年 168/64 フォルトゥナSC
ーーーーーーーー宮川ーーーーーーーー
ー深澤ーーーーー土屋ーーーーー川手ー
ーーーー末木ーーーーーー西海ーーーー
ー依田ーーーーーーーーーーー入間川ー
ーーーー佐藤ーーーーーー河野ーーーー
ーーーーーーーー−関−ーーーーーーー
2015年U-18日本代表候補/末木
U-18日本代表候補でキャプテンのGK中村将(3年/FC杉野)は怪我?で欠場。
序盤ペースを握ったのは養和。
7瀬古と10松井を起点にボールを散らしてチャンスをうかがいます。
すると12分、養和はエリア手前で得たFKを7瀬古が直接沈め先制します。
〈三菱養和SCユース 1-0 ヴァンフォーレ甲府U-18〉
ヴァンフォーレはカウンターを狙いますが、形を作ることができません。
それでも17分、ヴァンフォーレは7深澤が左サイドを持ち上がりそのままミドルで狙いますが、
これはGKの正面をつきます。
養和は10松井と19八木原、14平山の関係性がよく、
一旦あてて攻め上がってもう一回、という形がかなり惜しいとこまでいっています。
一方、徐々にペースをつかみ出したヴァンフォーレは24分、エリア左でFKを得ると、
10末木がいい位置にボールをいれますが、合わせることができません。
続く25分にも、ヴァンフォーレは中盤でボールを回し右サイドへ展開すると、
5入間川がダブルタッチでひとりかわしミドルシュート。
DFに当たったボールは、左ポスト内側を直撃します。
29分には、7深澤がハーフラインから前方にフィードすると、走り込んだ8宮川が頭でGKの頭上をこすビューティフルゴール、かに思われましたが、
これは惜しくもオフサイドの判定。
ヴァンフォーレが徐々に得点の匂いを漂わせ始めます。
立て直したい養和は、40分10松井がボールを奪い前進すると、
14平山がミドルで狙いますが、これはDFがブロックします。
42分、養和は16杉山から縦パス。
これを受けた10松井がいい位置で前を向き得意の左足で狙いますが、これはヴァンフォーレGK12関がキャッチします。
そして44分、ヴァンフォーレは左から攻め混むと、クロスから中央で混戦となり、
こぼれ球を6西海がダイレクトで巻いてゴールに沈め、同点とします。
〈三菱養和SCユース 1-1 ヴァンフォーレ甲府U-18〉
前半はこのまま終了。
序盤、養和がペースをつかむも、徐々に慣れたヴァンフォーレもチャンスをつくりイーブンに。
共にU-18代表候補でキャプテンマークを巻く瀬古と末木のマッチアップは見ごたえ十分。
意識しあっているのか、いずれかがボールを持つと激しくチェックしあいます。
後半は打って変わってヴァンフォーレペース。
特に右サイドからチャンスをつくります。
53分、8宮川が右からインカットして左足で狙いますが、ゴール上へ。
養和は3バックがサイドまで出て対応し、なんとか耐えます。
そして61分、耐えた養和は6多田が左足でロングフィード。
19八木原にいい形で入り、DFとの競り合い制してGKとの1vs1。
横に揺さぶって交わすと無人のゴールへ流し込み、苦しい時間帯で貴重な追加点をゲットします。
〈三菱養和SCユース 2-1 ヴァンフォーレ甲府U-18〉
息を吹き返した養和は65分、左サイドから攻めこみ、こぼれを10松井が逆足でミドルを狙いますが、ゴール右へ外れます。
67分、養和は19八木原がボールをおさめ右へ展開。
23久保井がインカットから左ミドルで狙いますが、これは惜しくもゴール僅か左へ。
対するヴァンフォーレは縦の速さを高め、
73分、左サイドへのスルーパスに7深澤が飛び込みますが、養和GK18塚田が勇気ある飛び出しで防ぎます。
なかなか養和の牙城を崩せないヴァンフォーレでしたが、
78分、右CKから9土屋が左足で速いボールを入れると、4依田がわずかに触って左ネットを揺らします。
〈三菱養和SCユース 2-2 ヴァンフォーレ甲府U-18〉
勢いに乗るヴァンフォーレは83分、カウンターから8宮川がDFライン裏いい位置へボールをいれると、
7深澤がDFを抑えながらスライディングシュート。
決定的な場面でしたが、これは養和GK12塚田がなんとか足に当てて防ぎます。
ここからは両チーム意地の見せどころ。
苦しい時間帯ながら懸命に走って手に汗握る攻防を見せます。
そしてAT、養和は右クロスからのこぼれ球、15斎藤がミドルで狙いますが、これは惜しくもゴールわずか右へ。
ラストチャンスが終わって試合終了。
結果としては両チーム痛み分けとなりましたが、持ち味を存分に発揮したグッド・ゲームでした。
養和は、プリンスそしてクラブユース関東予選と結果が出ていませんが、内容としては決して悪くないゲームでした。
前線に台頭した19八木原と、サイズと技術を兼ね備え、くさびは年代トップクラスといってもいい14平山が、
10松井と連動して織りなす攻撃はなかなかの破壊力。
16杉山などDFの選手のフィードも水準以上で、現在の成績が不思議なくらいです。
ヴァンフォーレも縦への速さが光る好チーム。
今更ながら10末木は本当にいい選手。
密集で剥がす力があり、散らす判断スピードも早く「大人なプレー」を見せます。
プレースキックの正確性は固唾もの。
そしてもう一人目を引いたのは、1年生右SB入間川。
機動力が高く、ボールタッチも安定。試合後1年と知って驚いたほど、的確な判断を見せていました。
このレベルの両チームが下位に沈んでいるとは、やはりプリンス関東はすごいですね。
そしておもしろい。
プリンスリーグ関東 第8節
三菱養和SCユース 2-2(1-1) ヴァンフォーレ甲府U-18
@三菱養和会巣鴨グラウンド
(養和)12分 瀬古樹、61分 八木原匠
(甲府)44分 西海那音、78分 依田章汰