プリンスリーグ関東第17節
東京ヴェルディvs前橋育英


激戦のプリンスリーグ関東、今週2日目はヴェルディグラウンドへ。

参入戦出場権争い中のチーム同士の対戦。
試合開始前に、マリノス、桐光学園、フロンターレが勝利を収めたため、ともに是が非でも勝利を収めたい一戦に。

 

東京ヴェルディユース

第16節終了時点で10勝6敗勝ち点30で1位

クラブユース選手権:グループリーグ敗退
Jユースカップ:ベスト8

今シーズン4回目の観戦。

プリンス関東5節 vs横浜F・マリノス
プリンス関東9節 vs三菱養和SC
Jユースカップラウンド16 vsガンバ大阪

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GK
21 村田 怜穏  2年 178/64 東京ヴェルディ

DF 
2  品田 竜之介 3年 180/72 東京ヴェルディ

3  深澤 大輝  2年 173/63 東京ヴェルディ
15 平田 竜士  2年 167/62 東京ヴェルディ   
16 松本 幹太  2年 171/57 東京ヴェルディ
MF 
10 井上 潮音  3年 167/57 東京ヴェルディ

11 林  昇吾  3年 167/56 東京ヴェルディ
14 大久保 智明 2年 166/55 東京ヴェルディ
18 中根 玄暉  2年 166/53 東京ヴェルディ

26 藤本 寛也  1年 175/64 東京ヴェルディ
FW 
9  郡  大夢  3年 185/80 東京ヴェルディ


2015年U-16日本代表/藤本


トップチーム昇格/井上、林、郡

ーーーーーーーー−郡−ーーーーーーーー
ー−林−ーーーーー中根ーーーー大久保ー
ーーーー井上ーーーーーー藤本ーーーー
ー松本ーーーーーーーーーーーー平田ー 
ーーーー深澤ーーーーーー品田ーーーー
ーーーーーーーー村田ーーーーーーーー

 

 

前橋育英高校

第16節終了時点で8勝5敗3分勝ち点27で4位

高校総体:群馬県予選準優勝
高校選手権:群馬県大会優勝、全国大会へ。

今シーズン2回目の観戦。

マリノスカップ予選リーグ vs京都橘高
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GK
12 平田  陸  3年 178/68 ジュビロSS磐田

DF 
2  中嶋 修造  3年 178/65 横浜F・マリノス追浜

5  大平  陸  3年 180/70 前橋FC
6  井上 滉斗  3年 172/65 前橋FC
7  吉田 朋恭  3年 175/68 前橋FC

MF  
5  尾ノ上 幸生 3年 167/57 東京久留米FC

8  大塚  諒  2年 172/62 横浜F・マリノス追浜
9  佐藤 誠司  3年 176/65 FC東京むさし
13 金子 拓郎  3年 178/68 クマガヤSC

FW
10 横澤 航平  3年 164/55 前橋FC

11 野口 竜彦  3年 179/69 高槻FC

ーーーー野口ーーーーーー横澤ーーーー 
ー金子ーーーーーーーーーーーー佐藤ー
ーーーー大塚ーーーーー尾ノ上ーーーー
ー吉田ーーーーーーーーーーーー井上ー 
ーーーー大平ーーーーーー中嶋ーーーー
ーーーーーーーー平田ーーーーーーーー

 

 

ファーストシュートは育英。
1分、センターサークルからのセットプレーに、
11野口が走り込んでダイビングヘッド。
しかしこれはゴール右へ外れます。


流れとしては、育英のプレスに対し、
ヴェルディがボールを回して様子を伺う展開に。


6分、ヴェルディは左サイドから押し込み、
18中根が落として11林がクロス。
9郡がダイビングヘッドで合わせますが、
ディフェンスが足伸ばしてブロック。


8分、ヴェルディは育英のクリアをカットした15平田が右サイドを自ら運び、
シュートまで持ち込みますが、キーパー正面へ。

ヴェルディは左サイドから11林、16松本が連携して突破、
際どいクロスを供給します。


10分を経過し、ヴェルディがポゼッションを育英陣内にまで前進。


12分、クリアをカットした10井上が、30mの位置から左足ミドルで狙いますが、
これは育英キーパー12平田が弾いてゴールラインに逃げます。


このコーナー、9郡が頭で合わせると、
キーパー弾いたところ、こぼれを11林が狙いますが、
ディフェンスが素早く寄せてブロック。


続くヴェルディペース。
ボランチの10井上、26藤本を中心に左右に展開し、
スペースの生まれたサイドからクロスを狙います。

14分、左サイドの混戦から育英がクリアミス。
後ろに逸れたボールに18中根が抜け出しますが、左足のシュートはミートせず。
ここは落ち着いて狙いたかったか。


ここまで一方的にヴェルディが攻め込む展開となりましたが、
先制したのは育英。

14分、カウンターから11野口のスルーパスに走り込んだ9佐藤が、
ワントラップからゴール左隅に鮮やかに叩き込み、
決定機をしっかりと物にします。
〈東京ヴェルディユース 0-1 前橋育英高校〉


先制を許したヴェルディは、引き続き押し込みサイドからクロスをあげますが、
育英の中央ブロックも非常に固く、ことごとくクリアされてしまいます。


18分、エリア手前で9郡のキープから左に展開。
11林が中へ速いグラウンダーのクロスを入れると、ヴェルディ18中根が走り込み、
GKは判断に迷うプレーとなりますが、12平田がこれをしっかりと弾き、ピンチを逃れます。


22分、ヴェルディはフリーキックから9郡がキーパーと競ってつぶれ、
こぼれを3深澤がつめますがゴール右。
なかなか追いつくことができません。


すると23分、育英は相手陣内でのプレスからボールを奪うと、
最後は13金子が落ち着いて決め追加点。
限られた決定機を得点に繋げます。
ヴェルディは痛い失点。
〈東京ヴェルディユース 0-2 前橋育英高校〉


2点を追うことになったヴェルディは、
24分、速攻からショートパスを繋いで右サイド14大久保がエリアに侵入。
上体で相手を揺さぶりシュートまで持ち込みますが、
対面の育英2中嶋も必死に食らいつきブロックします。


一方の育英も、26分相手陣内でボールを奪うと、
縦パスから10横澤が右サイドでヴェルディ三人で囲まれる中シュートを狙いますが、
ディフェンスに当たってキーパーキャッチ。


27分、ヴェルディは26藤本が相手を引きづりながら前進し、
30mからミドルを狙いますが、これはゴール左。

藤本は今日はサイドではなくボランチでプレー。
展開に絡む場面が増え、以前に比べ体ががっしりとしてきた印象も。


29分、育英はまたも相手陣内で奪ってから左サイド11野口が速いクロス。
これに9佐藤が合わせてネットを揺らしますが、ここはオフサイドの判定。


時間は残り5分に到達。
40分、ヴェルディは左サイド16松本と11林の連携で崩し、
林のクロスに18中根が合わせますが、ミートできずゴール上へ。


そして41分、育英は右サイドで押し込み10横澤がドリブルを開始。
ヴェルディは素早く複数人で囲みますが、後ろから倒してしまうとこれがPKの判定。
ヴェルディは横澤を非常に警戒していたのか、
彼がボールを受けるとすぐに複数枚で囲んでいたのですが、
それが裏目に出てしまったか。
これをその横澤がしっかりと決め、前半にして早くも三点のアドバンテージを得ます。
〈東京ヴェルディユース 0-3 前橋育英高校〉


さらにこれでは終わりません。
育英は、44分には、カウンターから10横澤が体を使って巧く相手と入れ替わり、
フォローした13金子がドリブルで前進。
ラストパスに11野口がスライディングで合わせると、ボールは左隅に流れ込みます。
まさかの4点目!
〈東京ヴェルディユース 0-4 前橋育英高校〉

そして前半が終了。
アウェーの前橋育英が4点リードと信じられないスコアに。

ヴェルディは、決して悪い出来ではなく、
決定機の数では逆のスコアでもおかしくない内容でした。
ボランチの10井上、24藤本が積極的に絡んでサイドに展開し、
際どいクロスを度々送っていますが、
育英の中央ブロックが非常に固く、
逆に育英の縦の速さ、決定力が凄すぎた。
育英は、ボールを奪うとパス二、三本でシュートまで持っていき、
その縦への速さの徹底は、いい意味で育英らしくなく、
これまでの印象を覆すスタイルです。

 
 

後半、ヴェルディはスタートから18中根に替え、
15年U-18代表候補の8渡辺 皓太(2年/MF/東京ヴェルディJY)を投入。
同点に追いつくべく攻撃を強化します。


育英は大量リードも強度を落とさず。
48分、中盤での競り合いから体を張ってボールを繋ぐと、
8大塚の縦パス一本、9佐藤がDFラインを抜け出しますが、
ディフェンスが体を寄せて、キーパーがシュート一歩手前でキャッチ。


54分、今度はヴェルディがカウンターから8渡辺がボールを運び右サイドへ展開。
15平田がダイレクトで逆サイドにクロスを供給すると、
ファーで受けた9郡が中へいれ、再び8渡辺が滑り込みますが、
育英12平田が体をはって果敢なセーブ。
ゴールを許しません。


すると60分、育英はカウンターから11野口がライナーの縦パス。
二人のセンターバックのギャップをついた10横澤が完璧なトラップで抜け出すと、
キーパーとの一対一、左へふって冷静に交わし、左足でゴールに突き刺します。
決定的な5点目!
〈東京ヴェルディユース 0-5 前橋育英高校〉


この失点を受け、ヴェルディは24藤本、16松本を下げて、
4冨樫 凌央(3年/MF/東京ヴェルディJY)、
13小幡 祐稀(2年/MF/東京ヴェルディJY)を投入。
システムを3-4-2-1に。

ーーーーーーーー郡ーーーーーーーーー
ーーーー渡辺ーーーーー大久保ーーーー
ー林ーーーーーーーーーーーーー小幡ー
ーーーー井上ーーーーーー冨樫ーーーー
ーーー品田ーーー深澤ーーー平田ーーー


攻め手を緩めない育英は65分、 左コーナーの競り合いから再構築。
10横澤のスルーパスから5尾ノ上が速いグラウンダーのクロスを入れると、
これを13金子がヒールで合わせますが、キーパーキャッチ。


得失点差を考えると1点でも詰めたいヴェルディは、
67分、9郡のキープから13小幡がエリアに侵入。
クロスをあげますが、育英DFがスライディングで防ぎます。


このコーナー、ファー3深澤がヘッドで合わせますが、ゴール上。
ヴェルディは押し込みますが、ひいた育英を崩すことができません。


71分、左サイドからのクロスに9郡が飛び込み、キーパーパンチング。
こぼれに15平田が合わせますがゴール上。


73分、またも左サイドのクロスに9郡が頭で飛び込みますが、
引き続き育英12平田がビッグセーブ。
こぼれに13小幡が頭から飛び込みますが、再び平田がブロック。
平田は果敢な飛び出しで、ゴールに鍵をかけます。


76分、ヴェルディは横パスから左サイド11林が30mの距離からミドルを狙いますが、ゴール左。

78分、ヴェルディは左よりでセットプレーを得ると、10井上がクロスを入れますが、
そのままゴールラインを割ってしまいます。


79分、ヴェルディは今度は右寄りのフリーキック。
11林が左足で直接狙いますが、これはキーパーがキャッチ。
刻々と時間が経過していきます。


82分、ヴェルディはまたも左サイドからのクロスに13小幡が合わせますが、
ディフェンスがブロック。
こぼれを8渡辺が詰めますがディフェンスが体をはって防ぎます。
大量リードの状況下においても集中を維持し続ける育英ディフェンス。


一方の育英も、83分、右サイドから押し込んで10横澤へスルーパス。
抜け出して深くえぐると、折り返しを11野口がワントラップから左足で狙いますが、
バランスを崩してシュートはゴール上へ。


84分、育英はまたも右サイドの連携から、
途中出場の26飯島 大吾?(3年/MF/大宮アルディージャJY)が抜け出しクロスを入れますが、
キーパーが何とか触ってコースを変えます。


ラスト5分。
ヴェルディは87分、左サイドからショートパスを繋ぎ、9郡がエリアに侵入。
シュートを打ちますが、育英ディフェンスがクリア。


88分、ヴェルディはまたも左サイドを崩し、
マイナスの折り返しに再び9郡が合わせますが、ゴールを超えてしまいます。
万事休す。

結局ヴェルディは最後までゴールを上げることができず。

前橋育英が、大量得点による勝利で首位ヴェルディを叩き、
プレミア参入戦に向け大きな1勝を挙げました。

 

 

前橋育英は、
対Jユース用かもしれませんが、これまでのイメージを覆す衝撃的な内容。

ポゼッションを試みる場面は一切なく、ドリブルもパスもひたすら縦、縦。
9佐藤、10横澤、11野口、13金子からなる前四枚の、
スピード、パワーといったフィジカル的特長を最大限に活かす非常にソリッドなサッカーを披露しました。

選手権でのトーナメントの戦いを考えると、
準優勝した昨年のチームよりも「勝つ」力は上かもしれません。

ボランチの5尾ノ上、8大塚は、ボールを奪うと最前線10横澤への素速い展開を見せ、
守備ではディフェンスが相手を止めたところにいち早くフォローに入って数的有利を創出。
今日の大勝に大きな貢献を見せました。

これで得失点差を大幅に加点し、2位に浮上。
プレミア参入戦進出、参入戦での戦い、さらには選手権でも大きな期待ができそうです。

 

一方のヴェルディは、数多くのチャンスをつくったものの、
そのチャンスにピンチが常に寄り添っている状態で、
カウンター時に相手の前線を捕まえることができず、失点を重ねてしまいました。
五点目を失ってから3バックに変えたものの、時すでに遅し。

長らく走り続けてきた首位を明け渡すどころか、得失点差で大きなダメージを受け、
最終節を前にプレミア参入戦圏外の4位に転落してしまいました。

次戦は、昨シーズンから3戦全敗と、苦手とする三菱養和戦。
大敗を喫したものの決して内容は悪くなく、
プレミアリーグ参入戦を勝ち抜く力は十分あるだけに、
次戦を確実にモノにして次のステージに駒を進めてほしいところ。

ラスト1節、正念場を迎えます。

 

 

プリンスリーグ関東 第17節
東京ヴェルディユース 0-5(0-4)前橋育英高校
@ヴェルディグラウンド
(育英)15分 佐藤誠司、23分 金子拓郎、42分 横澤航平(PK)、44分 野口竜彦、58分 横澤航平

 

 

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