プレミアリーグ参入戦決勝
名古屋グランパスvsコンサドーレ札幌


コカコーラウエスト広島スタジアムへ。

毎年恒例となったプレミアリーグ参入戦決勝。
第1試合は、名古屋グランパスU-18vs北海道コンサドーレ札幌U-18のJユース対決。
共にプリンス東海、プリンス北海道を圧倒的な成績で制し、チーム強化の上では本来いるべきプレミアへの昇格が至上命題とも言えるチームでしょう。今大会1回戦では、名古屋はU-18代表・安藤瑞季擁する強敵・長崎総科大附に、先制を許しながらも松岡ジョナタンの2ゴールなどで逆転勝利。一方の札幌は、帝京長岡に一時追いつかれるも力勝ち。

朝方は雪がぱらついていた広島市内も、今は止み日差しが強く暖かさも感じる気候に。


 

名古屋グランパスU-18

プリンスリーグ東海は14勝3分1敗で1位。


クラブユース選手権は、ベスト16。
Jユースカップは、ベスト16。

今大会は、
1回戦:vs 長崎総科大附 3-1。

今シーズン初観戦。GK
16 久島 隆維  2年 185/72 FC.フェルボール愛知
DF
3  宮島  裕  3年 169/66 名古屋グランパス
4  青山 夕祐  3年 178/70 名古屋グランパス
14 菅原 由勢  2年 177/68 名古屋グランパス
15 藤井 陽也  2年 183/70 名古屋グランパス

MF
8  山本 将太郎 3年 173/63 紀州エスフォルソ

9  金  亮哉  3年 174/65 名古屋グランパス
13 成瀬 竣平  2年 165/59 名古屋グランパス

22 萩野 滉大  2年 175/64 名古屋グランパス
FW
7  杉田 将宏  3年 164/62 Nagoya S.S.

17 松岡 ジョナタン 2年 177/73  Honda FC

2017年U-18日本代表候補/杉田
2017年U-17日本代表/菅原
2017年U-17日本代表候補/藤井

2017年U-16日本代表/成瀬

ーーーー杉田ーーーーーー松岡ーーーー
ー金ーーーーーーーーーーーーー成瀬ー 
ーーーー山本ーーーーーー萩野ーーーー 
ー宮島ーーーーーーーーーーーー菅原ー 
ーーーー青山ーーーーーー藤井ーーーー 
ーーーーーーーー久島ーーーーーーーー

2018年U-18日本代表の杉浦文哉(3年/名古屋グランパスU15)は負傷のためベンチ外。

 

 

 

 

北海道コンサドーレ札幌U-18

プリンスリーグ北海道は、12勝2敗で1位。

クラブユース選手権は、ベスト16。
Jユースカップは、ベスト32。

今大会は、
1回戦:vs 帝京長岡 3-1。

今シーズン初観戦。GK
1  櫻庭 立樹  3年 191/81 コンサドーレ札幌
DF
2  加藤  蓮  3年 173/65 コンサドーレ札幌
3  宮﨑 雄大  3年 178/62 コンサドーレ札幌
14 福田 心之助 2年 171/65 コンサドーレ札幌
18 中村 桐耶  2年 184/75 ASC北海道

MF
5  井川  空  3年 178/68 プログレッソ十勝
6  大屋 敬太郎 3年 171/61 コンサドーレ札幌
13 山保 璃空  2年 174/62 コンサドーレ札幌

28 本間 洋平  1年 174/65 コンサドーレ札幌
FW
9  佐藤 大樹  3年 175/70 コンサドーレ札幌
10 藤村  怜  3年 176/67 コンサドーレ札幌


トップチーム昇格/藤村
2017年U-18日本代表候補/櫻庭
2017年U-17日本代表候補/井川
2017年U-16日本代表/本間


ーーーー佐藤ーーーーーー藤村ーーーー
ー山保ーーーーーーーーーーーー大屋ー
ーーーー本間ーーーーーー井川ーーーー
ー加藤ーーーーーーーーーーーー福田ー
ーーーー中村ーーーーーー宮﨑ーーーー 
ーーーーーーーー櫻庭ーーーーーーーー

 

 

 



 

試合形式は45分ハーフ。

札幌のキックオフでスタートも、まずボールを握ったのは名古屋。出足よくルーズボールを拾って相手陣内に押し込みます。細かく繋いで、二列目の左9金亮哉、右13成瀬竣平のドリブル、アイデアで崩す形。左バック3宮島裕もかなり高い位置をとって攻撃に参加します。

しかし中盤中央の球際で、体格に勝る札幌5井川空が奪取する場面が徐々に増えていくと、右足飛距離の出るキックを、サイズは標準ながら体の厚みがあり、収められる9佐藤大樹に供給していきます。

そして5分、札幌のカウンター。ハイボールを9佐藤大樹が収め右サイドへ展開すると、8大屋敬太郎から大外を走り込んだ14福田心之助へ。福田はそのままフィニッシュを狙いますが、惜しくもサイドネット。

このプレーを機に今度は札幌ペースに。特に右サイド、10藤村怜、6大屋敬太郎そしてサイドバック14福田心之助も含めて人数かけて攻め込み、コーナーを獲得していきます。

7分、札幌の右コーナー。10藤村怜のキックに、ニア5井川空がヘッドで合わせますが、これはゴール左へ外れます。

2トップに入ると高い確率でバイタルまで運ぶ札幌に対し、名古屋は180cm超のサイズを持つCB15藤井陽也が空中戦でどこまで潰せるか。

20分、札幌は自陣中盤で5井川空がパスミス。これを名古屋13成瀬竣平が拾い、カットインから左ミドルで狙いますが、DFに当たり減速したボールは、キーパーがキャッチ。

25分、名古屋のカウンター。13成瀬竣平が7杉田将宏との連携でブロックを突破。そのままテンポよくスルーパスを供給すると、エリア右寄り抜け出した17松岡ジョナタンがシュートを放ちますが、しっかり付いていたディフェンスがブロック。
このプレーで得た右コーナー、中央15藤井陽也がヘッドで合わせますが、ゴール右。

35分、名古屋は右サイド中盤でのセットプレー。14菅原由勢が絶妙なクロスを供給すると、競り勝った15藤井陽也が頭で合わせます。決して当たりはよくなかったものの、左隅を付いたボールはワンバウンドでゴールへ。名古屋先制!
名古屋グランパスU-18 1-0 北海道コンサドーレ札幌U-18〉

その後、両チーム決定的な形はつくれず名古屋の1点リードで前半終了。






札幌はスタートから交代。
6大屋→19高島舜介(2年/コンサドーレ札幌U-15)。

1分、名古屋は右スローインから7杉田将宏がエリアに侵入。ゴールライン際を抉り折り返しますが、DFがカット。

6分、名古屋は中盤のパスミスをカバーした14菅原由勢が相手をひっかけてイエロー。
このプレーで得たセットプレー。中央35mの距離、3宮﨑雄大が直接狙いますが、キーパー正面。

後半は、1点を追う札幌が押し込みます。1年生ながら洗練された位置どり、プレースキックも担う質の高い左足を備える28本間洋平を起点にサイドへ展開。しかしその後の工夫が今一つで、中央に横パスで繋ぐも、潰されてしまいます。

10分、名古屋にアクシデント。
前半の接触で膝を痛めた17松岡ジョナタンを断念。代わって33石田凌太郎(1年/名古屋グランパスU15)。

14分、名古屋は左サイド9金亮哉が狭いスペースを抜いてカットイン。右足のショットはニア枠内をつき、決まったかに思われましたがここは札幌1櫻庭立樹が左手でファインセーブ!

16分、名古屋は右13成瀬竣平が密集を33石田凌太郎との連携で崩してエリアに侵入。最後は左足で狙いますがゴールわずか上!決定的。

強靭な足腰を備え、馬力ある突破を見せる9金亮哉と、左右両足遜色なく使え、クイックネスの高い13成瀬竣平の二列目からチャンスを作ります。共にもう少しサイドバックと連携できると崩せそうですが。

17分、札幌の交代。
3加藤→20中村友哉(2年/コンサドーレ札幌U-15)、
13山保→11野上誠(3年/苫小牧ELSOLE-FC)。
中村がボランチ、野上がFWに入り布陣は以下の通りに。
ーーーー佐藤ーーーーーー野上ーーーー
ー藤村ーーーーーーーーーーーー高島ー
ーーーー本間ーーーーー中村友ーーーー
ー加藤ーーーーーーーーーーーー福田ー
ーーーー中村桐ーーーーー井川ーーーー

18分、名古屋は左スローインから9金亮哉がクロス。33石田凌太郎がミートできなかったボールがゴール手前に溢れて混戦となると、7杉田将宏と1櫻庭立樹が競り合い。最後は石田がプッシュしますが、DFがクリア。

32分、名古屋の交代。
22萩野→37田邉光平(1年/名古屋グランパスU15)。

35分、札幌の右コーナー。10藤村怜が速く低いボールを入れると、ゴール手前こぼれますが、名古屋が何とかかきだします。

残り10分を切り、我慢の時間に入ってきた名古屋ですが、前線へのクリアボールを主将7杉田将宏が走って回収し、体を張って時間を作ります。本来のドリブル突破は見られないものの、泥臭い仕事ぶりで貢献。

43分、名古屋はミドルフィードから相手DFからボールを奪った33石田凌太郎が突進から素早く右足を振り抜くと、ミドルはクロスバーを強打!なかなか突き放すことができません。

決定機を逸したものの、33石田凌太郎は積極的にプレーに絡み、一年生ながら物怖じしない積極性は魅力的。

ATに入り、札幌は長身CB18中村桐耶を前線に残し、いよいよパワープレーに出ます。

46分、名古屋の交代。
13成瀬→2吉田雄汰朗(3年/名古屋グランパスU15)。

47分、名古屋の交代。
9金→19井上詩音(2年/Nagoya S.S.)。

49分、札幌のセットプレー。GK1櫻庭立樹も上がりますが、その櫻庭へのボールに名古屋19井上詩音が競り勝つと、右サイドへのクリアを拾った7杉田将宏が無人ゴールへ落ち着いて蹴り込みます。勝負を決する2点目。
名古屋グランパスU-18 2-0 北海道コンサドーレ札幌U-18〉

手堅い試合運びを見せた名古屋が決定戦に勝利。プレミア昇格1枚目の切符を手にしました。

 


名古屋グランパスは、降格から1年、終了後泣き崩れた主将・杉田将宏ほかチーム全体から沸き起こった歓喜に、今季のプレミア昇格が最大のターゲットであったことを強く感じさせました
。コンサドーレに互角以上のゲームを許す展開となり、1回戦で殊勲の2ゴールを決めた17松岡ジョナタンがまさかの負傷退場。後半は守勢に回る我慢の時間が続きましたが、CBの5青山夕祐、15藤井陽也を中心に要所をシャットアウトしました。藤井は、前半3割程度空中戦で相手のキープを許したものの、後半はほぼ完封。身体的ポテンシャルの高さは明らかで、横の動きが整えば更なる成長も期待できる選手です。来季はトップ出場も狙いたい14菅原由勢ですが、期待値が高い分今日は実力通りのプレーをできたとは言い難いのが正直なところ。対人での鮮やかな身のこなし、アシストとなったプレースキックはさすがでしたが、中盤との連携は今一つで迫力ある攻め上がりは限られてしまいました。来季はプレミアに舞台を移すこととなりますが、その中でも一段違ったレベルのプレーを期待したいです。

コンサドーレ札幌は、こちらも強化の上ではプリンスからの脱却をより必要としていたはずですが、内容は悪くなかったものの、セットプレーでの失点により敗退となってしまいました。バイタルまでは展開するものの、その後のアイデアに欠け崩すことができなかった。個では見所ある選手も多く、長身のCB18中村桐耶は、縦パスは発展途上も左足キックの質は悪くなく、前からの積極的な守備で防波堤の役割を果たし、可能性を感じさせる選手。そして同じく左利き、先述の28本間洋平は、1年生ながら運動量の問題はなく、今シーズンのカテゴリー全体のボランチを見ても特に洗練性を感じました。彼らを中心に、来シーズンまたプレミア復帰にチャレンジして欲しいですね。

 

プレミアリーグ参入戦 決勝戦
名古屋グランパスU-18 2-0(1-0)北海道コンサドーレ札幌U-18
@コカ・コーラウエスト広島スタジアム
(名古屋)34分 藤井陽也、90+4分 杉田将宏

 

 

 

 


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