プレミアリーグ参入戦決勝
アルビレックス新潟vs徳島市立


チャンピオンシップから一夜明け、今度はプレミアリーグ参入戦の舞台広島へ。

一年前は現地入り後に雪によってまさかの延期。
泣く泣くトンボ帰りとなってしまいましたが、今日は無事晴れ。

横川駅からバスで15分ほど、エディオンスタジアムを中心とした広島広域公園での開催です。

 

アルビレックス新潟U-18

プリンスリーグ北信越は15勝2分1敗で優勝
クラブユース選手権:グループリーグ敗退
Jユースカップ:2回戦敗退

今大会は、
1回戦:vs 前橋育英高 2-1

今シーズン初観戦。

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GK
22 阿部 航斗  3年 185/77 アルビレックス新潟
DF 
2  平岩 諒大  3年 176/66 アルビレックス新潟
3  長谷川 巧  2年 178/61 アルビレックス新潟
4  有田 光我  3年 176/67 アルビレックス新潟
6  佐久間 理央 3年 178/62 アルビレックス新潟
MF 
5  伊藤 康平  3年 172/59 アルビレックス新潟
7  斎藤 宏太  3年 167/55 山形FC
8  宮崎 幾笑  3年 174/55 ザスパクサツ群馬
10 鎌田 啓義  3年 165/57 アルビレックス新潟
14 登坂 信裕  2年 166/57 山形FC
FW
11 奥  直仁  3年 173/64 あらわ市立芦原中


2015年U-18日本代表候補/阿部、長谷川 
2015年U-17日本代表/宮崎

ーーーーーーーー−奥−ーーーーーーーー
ー宮崎ーーーーー鎌田ーーーーー斎藤ー 
ーーーーー登坂ーーーー伊藤ーーーーー
ー平岩ーーーーーーーーーーー長谷川ー 
ーーーーー有田ーーー佐久間ーーーーー 
ーーーーーーーー阿部ーーーーーーーー

 

 

徳島市立高校

プリンスリーグ四国は12勝1分5敗で優勝
高校総体:2回戦敗退
高校選手権:徳島県予選決勝で鳴門高に敗れ敗退。


今大会は、
1回戦:vs 立正大淞南高 1-1(PK 5-4)


今シーズン初観戦。

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GK
17 佐藤 雄亮  2年 177/70 徳島市立川内中

DF  
2  鏡  洋人  3年 168/58 ヴォルティス徳島

3  奥田 雄大  3年 181/69 ヴォルティス徳島
4  上野 謙太朗 2年 172/65 藍住町立藍住中 
5  吉川 航平  3年 177/64 ヴォルティス徳島
MF  
6  吉田 顕世  2年 172/60 板野町立板野中

7  蔭西 竜之介 3年 175/59 徳島市立川内中
8  郡  紘平  2年 166/55 ヴォルティス徳島
9  高畑 勇人  2年 172/62 ヴォルティス徳島
10 岸田 大成  3年 172/65 ヴォルティス徳島
FW
11 山本 史弥  2年 174/64 徳島FCリベリモ

ーーーーーーーー山本ーーーーーーーー
ー岸田ーーーーー−郡−ーーーーー高畑ー
ーーーーー蔭西ーーーー吉田ーーーーー
ー−鏡−ーーーーーーーーーーーー吉川ー
ーーーーー奥田ーーーー上野ーーーーー
ーーーーーーーー佐藤ーーーーーーーー

 

 

最初のチャンスは徳島。
3分、11山本がオフサイドラインギリギリで抜け出し、左サイドでのキープから10岸田に落とすと、
カットインから強烈なミドルで狙いますが、ゴールわずか左。
積極性を見せます。


続いて4分、徳島は左サイド11山本が加速で突破。
深く抉ってからの折り返し、8郡が合わせますが、キーパー22阿部が鋭く反応。
ファインセーブで決定的なピンチを防ぎます。


徳島は前線の流動性が非常に高く、観戦側としても各ポジションがなかなか掴めないほど。

起点になっているのは10岸田。
プロフィール以上のサイズ感で、体の強さ、足下の柔軟性を持ち合わせ、前向きチャンスを作ります。

8分、徳島はハーフラインからのセットプレー。
ハイボールに8郡が競り勝ちますが、ヘディングは威力なくキーパーキャッチ。


序盤押し込まれた新潟は、左サイド2平岩が積極的に仕掛け。
崩しきってはいないものの、強引にクロスあげる場面をいくつか作ります。


15分、新潟はその2平岩の突破からクロス。
高めのボール、中の11奥は頭で当てるだけで精一杯。

徐々に新潟が押し込み始めますが、徳島もバイタルから進ませません。

18分、左サイド8宮崎がスピードに乗って縦へ突破。
グラウンダークロス、エリア内11奥が相手を背負ってのトラップから振り向き様シュートまで持ち込みますが、
ここはディフェンスがブロックします。


25分、新潟は右コーナー。
7斎藤のキック、ファーにいた2平岩が頭で合わせますが、ゴール上。

新潟は、ライン裏にボールを送り最前線11奥を走らせますが、
徳島3奥田の見事な対応もあってチャンスには至らず。


主導権を奪われた徳島は、左サイド10岸田にボール入れますが、瀬戸際で3長谷川が粘り強く対応。
突破を許しません。


しかし42分、徳島は中盤で7蔭西がボールカットから、左サイドへ素速くラストパス。
これを受けた8郡が、エリア内縦へ持ち出し左足一閃。
ディフェンスの足をかすめたボールは、惜しくもサイドネット直撃。
決定的場面をつくります。


そしてラストチャンスは徳島。
43分、右コーナーに3奥田が競り合い、こぼれを10岸田が左足で抑えたボレー。
シュートは枠内を捉えますが、ディフェンスが体に当ててなんとかクリアします。

前半は、スコアレスで終了。

新潟が左サイド2平岩、8宮崎の突破でチャンスを伺いますが、徳島市立の3奥田を中心とした守りを崩せず。

11奥を安易に走らせる場面が多く勿体無い印象もあり、
トップ下10鎌田がもう少しバイタルで裁けるようになると攻撃に厚みが出てくるのですが。

徳島は、中盤以降ペースを握られたものの、二つほど決定機を創出。
攻めあぐねる新潟に対し、このままの展開で進めば先制は徳島か。

 
 

後半、開始からギアを上げた感のある新潟が押し込みます。
徳島は、クリアを前線が収められなくなり防戦一方に。


しかし50分、徳島はカウンターから10岸田が左サイドを完全に抜け出すと、エリアに侵入し左足でシュート。
新潟GK22阿部はコースを限定し、足に当てて何とかセーブ。
決定的な場面でした。


続く51分、徳島はコーナーからの再構築。
左サイド8郡からの横パスに、ディフェンスと入れ替わった7蔭西がミドルで狙いますが、これはキーパー正面。
ペースは新潟も、シュートまで持ち込んでいるのは引き続き徳島。


57分、新潟は右サイドからテンポよく繋いで逆サイドへまで展開。
左サイド2平岩がカットインからミドルで狙いますが、ゴール上。


徳島は59分、右サイドのスローインから細かい繋ぎで崩し、9高畑がクロス。
ファーで待っていた10岸田がボレーで合わせますが、ここはミートできず。


64分、徳島は右サイド8郡、7蔭西が鮮やかな身のこなしで連続して相手を剥がし、蔭西からスルーパス。
9高畑が走り込んでスライディングでシュートを狙いますが、ディフェンスが何とかブロック。


流れを変えたい新潟は、65分、14登坂に替え23山下廉(2年/MF/アルビレックス新潟JY)を投入。 


68分、新潟は中央35mの距離でフリーキック、これを7斎藤が直接狙います。
強烈なシュートに、キーパー一旦キャッチし損ねますが、再び懐におさめます。


70分、新潟は相手陣内でボールを奪い右サイドへ展開。
前線に長距離を走ってオーバーラップした3長谷川がクロス、しかし中の10鎌田には一歩届かず。


新潟は、その後両サイド7斎藤と8宮崎の位置を入れ替えます。


明らかに運動量の落ちた徳島に対し、押し込む新潟。
そろそろ先制したいところ。


78分、新潟は10鎌田が右サイドからカットイン。
相手を剥がし左足ミドルで狙いますが、これは威力を欠きキーパーキャッチ。


守る時間が増えてきた徳島も80分、
右サイドのスローインから8郡がキープしてヒールで繋ぎ、9高畑が左足ミドルで狙いますが、ゴール上。


その後も引き続き押し込む新潟。


83分、新潟はコーナーからの再構築。
3長谷川のハイボールに6佐久間が頭で飛び込みますが、シュートはゴールを越えてしまいます。


疲れの見えてきた徳島は、中盤で相手の守備に引っかかり前進することができません。

すると88分、徳島は10岸田が中盤でボールを奪われると、新潟は前線へミドルパス。
右サイドで受けた10鎌田がクロスと見せかけたキックフェイントで一人剥がして中へ侵入すると、
左足で鮮やかに叩き込み、土壇場で新潟がついに先制します!
〈アルビレックス新潟U-18 1-0 徳島市立高校〉


徳島は、3奥田を前線にあげてハイボールから同点ゴールを狙いますが、
なかなか形を作ることができません。


ATには、新潟がチャンスを作ります。
左サイド7斎藤から中央11奥にボールを入れると、エリア内へのスルーパス10鎌田が走り込みますが、
キーパーが間一髪先に触って2点目を防ぎます。

ここでタイムアップの笛。
新潟が苦しみながらも終盤のゴールで勝利。プレミアリーグ初昇格を決めました。

 

アルビレックスは、ボールを握るもチャンスを作ることができない時間が続きましたが、
終盤キャプテン10鎌田の個人技による殊勲の1点で勝利。参入戦を4年目にしてついに突破を果たしました。

個々ではキーパー22阿部がさすがの存在感。
決定機を三本防いだほか、守備範囲の広さが突出。
相手のロングボールに対し、エリアからバイタルまで飛び出してクリアする場面を何度も披露。
声出しも盛んで、防戦一方のゲーム以外であそこまで存在感を示すことができるキーパーもなかなかいません。

チームとしては、サイドでの単発の突破以外に明確な狙いを感じられなかったのが正直なところで、
中盤の繋ぎの精度も物足りずプレミアは厳しい闘いになるんではないかなと思います。

しかしチームに新しい歴史を作ったことがとても重要。
U-15含めて急速にレベルが向上している新潟へのプレミア上陸は、普及の観点で見ても間違いなくいい影響があるはずです。

徳島市立は、8郡や10岸田といった技量のある選手を中心にチャンスを作り、決定機の数では新潟を凌駕。
それらを決めていれば、また違った展開になっていたかもしれません。

キャプテン3奥田は、両チーム通して最も光っていたプレーヤー。
サイズがあって空中戦はほぼ完勝、地上戦でも縦の速さ、スライディング技術を備え瀬戸際で新潟11奥の突破をことごとく防御。
奪ってからの繋ぎも水準以上で、上のステージでの活躍も十分期待できる選手でした。

 

 

プレミアリーグ参入戦 決勝
アルビレックス新潟U-18 1-0(0-0)徳島市立高校
@エディオンスタジアム
(新潟)88分 鎌田啓義

 

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