プレミアリーグEAST第11節
柏レイソルvs清水エスパルス

柏レイソルU-18
今大会は、
第10節終了時点で、6勝1分3敗勝点19で2位。
クラブユース選手権は、グループステージ敗退。
今シーズン2回目の観戦。
4/6 プレミアイースト vs 尚志
GK
16 佐々木 雅士 2年 184/75 柏レイソル
DF
2 藤本 隼斗 3年 170/61 柏レイソル
3 富田 英寿 3年 177/68 柏レイソル
17 沖原 章仁 2年 180 62 柏レイソル
25 大嶽 拓馬 2年 171/64 柏レイソル
MF
6 清水 祐輔 3年 173/63 柏レイソル
14 田村 蒼生 2年 165/56 柏レイソル
15 揖斐 俊斗 2年 169/57 柏レイソル
10 鵜木 郁哉 3年 168/67 柏レイソル
FW
9 奥田 陽琉 3年 181/77 柏レイソル
11 細谷 真大 3年 177/69 柏レイソル
ーーーー奥田ーーーーーー細谷ーーーー
ー鵜木ーーーーーーーーーーーー田村ー
ーーーー清水ーーーーーー揖斐ーーーー
ー大嶽ーーーーーーーーーーーー藤本ー
ーーーー沖原ーーーーーー富田ーーーー
ーーーーーーー-佐々木-ーーーーーーー
75分
25 大嶽→
27 中島 舜 2年 167/56 柏レイソル
82分
6 清水→
20 戸田 伊吹 2年 174/63 柏レイソル
90分
2 藤本→
39 真家 英嵩 1年 181/73 柏レイソル
2019年U-18日本代表候補/鵜木、細谷
2019年U-17日本代表候補/佐々木、田村
清水エスパルスユース
今大会は、
第10節終了時点で、3勝5分2敗勝点14で3位。
クラブユース選手権は、ベスト8。
今シーズン初観戦。
GK
1 石井 飛雄馬 3年 180/76 清水エスパルス
DF
2 田中 芳拓 2年 173/61 清水エスパルス
4 ノリエガ・エリック
3年 182/78 アリアンサ・リマ
5 西島 隆斗 3年 169/64 清水エスパルス
15 田島 詳基 2年 170/57 清水エスパルス
MF
9 山崎 稜介 3年 167/63 清水エスパルス
10 五十嵐 海斗 3年 178/68 清水エスパルス
11 青島 太一 3年 167/64 清水エスパルス
12 成岡 輝瑠 2年 168/58 清水エスパルス
FW
6 川本 梨誉 3年 177/71 清水エスパルス
30 千葉 寛汰 1年 176/68 清水エスパルス
ーーーー千葉ーーーーーー川本ーーーー
ー青島ーーーーーーーーーーーー山崎ー
ーーーー五十嵐ーーーーー成岡ーーーー
ー田中ーーーーーーーーーーーー田島ー
ーーーー西島ーーーーノリエガーーーー
ーーーーーーーー石井ーーーーーーーー
68分
2 田中→
3 鈴木 瑞生 3年 178/67 清水エスパルス
80分
30 千葉→
17 青島 健大 2年 163/58 清水エスパルス
86分
12 成岡→
19 中里 圭佑 2年 166/56 清水エスパルス
2019年U-18日本代表候補/鈴木、川本
2019年U-17日本代表候補/成岡
2019年U-16日本代表/千葉
試合形式は45分ハーフ。
日差しは傾き始めていたが、それでもなお暑さは残る気候。
柏は、U-18日本代表候補のCB4井出敬大(3年・柏レイソル)が不在。
6分、清水は中に絞って受けた11青島太一が右寄りをスルスルっと抜ける。
右足ミドルは対角で枠を捉えるが、これは16佐々木雅士が横っ飛びで弾きだす。
清水は両サイド9山崎稜介と11青島太一が攻撃を牽引。
中央に絞り、ブロック間かつハーフスペースで受ける。
そこから細いコースをスルスルっと突いていくドリブルの巧さがあった。
積極的にミドルを放ち、ゴールを脅かしていく。
12分、清水は中盤で10五十嵐海斗が体を張ってボールを奪取。
12成岡輝瑠が縦パスを入れ、30千葉寛汰が11青島太一へ落とす。
千葉が再び受けて間合い図りつつ右足ミドル。
これは再び16佐々木雅士が好セーブ。
清水のダブルボランチが良かった。
10五十嵐海斗が、守備でスペース埋めとチェックをバランス良く遂行。
攻撃の芽を摘んでボールを落ち着かせる。
12成岡輝瑠が、サイドに散らして全体を押し上げる。
縦パスで攻撃のスイッチを入れる。
27分、清水のロングカウンター。
6川本梨誉が左サイドで巧く体を預けながら40m近く運びコーナーを得る。
左コーナーのクロスをファー30千葉寛汰が頭で折返す。
中央4ノリエガ・エリックがヘッドで突き刺し清水が先制。
清水は先制後、前プレがハマりだし更に攻勢を強める。
柏の最終ラインからの組み立てに、前4枚が絞ってボランチへのコースを消す。
柏はサイドバックを大外に張らせているので一枚飛ばすと思いきや、
なぜか中央に拘り続けていた。
自陣で奪われてショートカウンターを受ける繰り返しに。
40分、柏はバイタルでCB1枚が清水3人に囲まれる窮地に。
案の定奪われて、6川本梨誉がヒールでDFを欺くパス。
ダイレクトで30千葉寛汰が右足を振りぬく。
巻いたボールは、惜しくも右ポストを直撃!
前半は、清水の1点リードで終了。
しかしもう2、3点加えていてもおかしくない展開だった。
後半、清水の運動量が低下。
チェックや味方へのフォローが少しずつ遅くなっていた。
前で潰せるようになった柏は、シンプルに最終ラインからサイド奥に蹴っていく。
2トップ9奥田陽琉と11細谷真大は共にパワー、スピードに優れ強力。
多少アバウトでも収めて強引に運べていた。
しかし、サイドに押し出され中へ侵入できていなかった。
二人の連携もなく、ゴールの脅かすには至らない。
34分、ボランチに移った14田村蒼生が左へ展開。
インナーラップした10鵜木郁哉が低いクロス。
ニア11細谷真大がトラップから右足プッシュもDFがブロック。
35分、清水は30千葉寛汰を下げる。
千葉は、厳しい配球でも正確に落とすタッチの質があり、
視野も広くポストプレーヤーとしては既に通用していた。
後半さすがに運動量が落ちたが、フィニッシュワークも悪くない。
来季にはエースに上り詰めるかも、という期待感を残した。
終盤に入り、清水に度々カウンターのチャンスが訪れる。
6川本梨誉や9山崎稜介がエリア内に侵入してフィニッシュも枠を捉えず試合を決められない。
清水のキーマン6川本梨誉は、今日は2トップの一角としてプレー。
軸の強さとヌルッと抜ける柔らかさ両方の身体的特長を持っていて、
背負ってからのキープは貫禄が漂っていた。
ここでゴールできていれば言うことなかったが・・・。
47分、柏は左サイドからのスローイン。
エリア内での競り合いから4ノリエガ・エリックが頭で弾き返す。
これがファウルの判定。観客席から見るには特に問題ないチャレンジに見えたが。
PKを9奥田陽琉が落ち着いて左隅に決める。
これをラストプレーにタイムアップ。
清水は非常に勿体ない形で勝ち点3を逃す結果に。
U-15の3冠世代で上記の通りタレントは豊富にも関わらず、
この順位に収まってしまっている象徴的なゲームとなってしまった。
1ゴール、1PK献上と悲喜交々の一戦となった4ノリエガ・エリック。
PKの判定は微妙だったが、空陸共にチェックが勇み足でファウルを取られる傾向はあった。
積極的に統率していたのが好印象で、CBとして研鑽を続けるのみ。
追いつきこそしたが、より深刻さを感じたのがレイソルだ。
長年取り組んできたプレーモデルの方向性がブレている様子。
ボールコントロールや視野確保といった個々のスキルをベースに、
ショートパスを回しに回してブロックをずらしそこを突く、
スキルフルなサッカーが特徴的だったが。
今シーズン4-4-2に移行し、プレミア開幕戦ではシンプルに蹴る場面とハイブリッドで臨む志向が見えたが、、
今日見た限りでは、目を見張るパスワークや個々のいなしは皆無で特徴だけが消え、
ロングキックからのゴリ押しかサイドからドリブルでつっかけてと、
どこにでもいるチームになってしまっていた。
かと言って個の特徴も見えず、順位こそ悪くないが構造的なレベルで心配になる内容だ。
2019年8月25日 16:00K.O.
プレミアリーグEAST 第11節
柏レイソルU-18 1-1(0-1)清水エスパルスユース
@三協フロンテア柏スタジアム
(柏)90+5分 奥田陽琉(PK)
(清水)27分 ノリエガ・エリック