プレミアリーグEAST第8節
市立船橋vs京都サンガF.C.


今日は船橋法典グラスポへ。

プレミアイースト8節、市立船橋vs京都サンガF.C.。
未だ勝利なし、最下位に沈む市船ですが、徐々に残留ポイントが上昇しており、そろそろ勝たないと苦しくなってくるところ。一方、プレミアウエストから引越の京都は現在6位。チーム成績は今一つですが、若原智哉、福岡慎平など年代別代表の主軸を担うタレントが揃う注目チームです。

 

市立船橋高校

今大会は、第7節終了時点で2分5敗勝点2の10位。
中断期間中に行われたインターハイ千葉予選は、準優勝で全国大会進出。

今シーズン3回目の観戦。
4/23 プレミアEAST第3節 vs FC東京
6/17 高校総体千葉準決勝 vs 翔凛

GK

1  長谷川 凌 3年 191/70 順蹴F.A.
DF
3  吉田 歩未 3年 162/58 Wings
4  橋本 柊哉 2年 178/68 VIVAIO船橋SC
5  余合 壮太 2年 178/65 FC東京深川
7  杉山 弾斗 3年 178/65 FC東京むさし
MF
8  井上  怜 2年 165/58 VIVAIO船橋SC
13 平川 孟人 3年 178/70 アントラーズつくば
28 桧山 悠也 3年 170/68 栃木SC
FW
11 福元 友哉 3年 180/68 横浜F・マリノス
12 有田 朱里 3年 164/60 1FC川越水上公園
27 松尾 勇佑 2年 170/60 ジェファFC

2017年U-19日本代表/杉山
2017年U-17日本代表/橋本
2017年U-16日本代表/井上

ーーーーーーーー福元ーーーーーーーー
ー松尾ーーーー-井上ーーーーー有田ー
ーーーー平川ーーーーーー桧山ーーーー
ー杉山ーーーーーーーーーーーー吉田ー
ーーーー橋本ーーーーーー余合ーーーー
ーーーーーーー-長谷川-ーーーーーーー

 

 

京都サンガF.C.U-18

今大会は、第7節終了時点で3勝4敗勝点9の6位。

中断期間中に行われたクラブユース選手権関西予選は、第3代表で全国大会進出。

今シーズン初観戦。

GK
1  若原 智哉  3年 185/82 京都サンガF.C.
DF
2  尾崎 優樹  2年 170/62 京都サンガF.C.
12 岡崎 駿希  2年 170/62 京都サンガF.C.
14 遠藤 直弥  3年 173/63 天理FC
24 井上 航希  1年 185/66 京都サンガF.C.
MF
8  橋本  尽  3年 168/63 京都サンガF.C.
13 福岡 慎平  2年 170/66 京都サンガF.C.
19 杉田  迅  2年 174/67 京都サンガF.C.
FW
10 財前  淳  3年 177/76 小倉南FC
17 服部 航平  2年 172/66 京都サンガF.C.
18 上月 壮一郎 2年 180/68 京都サンガF.C.

2017年U-18日本代表/若原
2017年U-17日本代表/福岡、上月

ーーーーーーーー財前ーーーーーーーー
ー上月ーーーーーーーーーーーー服部ー
ーーーー橋本ーーーーーー杉田ーーーー
ー岡崎ーーーーー福岡ーーーーー遠藤ー
ーーーー井上ーーーーーー尾崎ーーーー
ーーーーーーーー若原ーーーーーーーー

 



 

試合形式は45分ハーフ。

市船のシステムは4-2-3-1。中盤を28桧山悠也をアンカーに、インサイドを二枚並べる形から僅かに変更。13平川孟人と二枚を守備的に配置し、8井上怜をトップ下までとは言わないもののやや前目に。左サイドは10番郡司篤也(2年/JSC CHIBA)ではなく27松尾勇佑を起用。

京都のシステムは4-1-2-3。本来中盤の10財前淳を最前線に起用。ゼロトップの形でボールを収めてタメを作り、ウイング、インサイド、さらにはアンカー13福岡慎平までもが追い越していく形。CBは1年生の24井上航希ほか、直近の試合とは異なる起用。怪我かな?

猛暑の中開始のホイッスル。まずボールを握ったのは京都。最終ラインで回してからのミドルフィードで前線に展開します。インサイドが内を向き、相手SBの裏を取って中へ走り込んでくるウイングへのスルーパスを供給しますが、トラップミスでシュートまでは持ち込めません。

15分、京都は左12岡崎駿希からスイッチを入れる縦パス。10財前淳が収め追い越したインサイドが作ったスペースを使い左へ散らすと、18上月壮一郎がスピードで縦にちぎりエリア侵入。折り返しますが、ここはDFがクリア。

京都は序盤、左バックの12岡崎駿希が起点に。左利きの小回りが利くタイプ。積極的にドリブルで運び、財前ほか前線へ鋭い縦パスを供給します。

19分、京都は前線に走り込んだ18上月壮一郎へフィード。市船DFが後ろに逸らしてしまうと、追いかけますがあと一歩間に合わずキーパーが回収。

20分、今度は市船。7杉山弾斗の縦パスから、ぽっかり空いていた中盤を12有田朱里が中央から左へ運びそのままエリア侵入。クロスを供給しますが、DFがクリア。

このプレーを機に、今度は市船がポゼッション。最終ラインに13平川孟人が落ちてボールを回し、じっくりと出し所を伺います。

ここから見せたのは8井上怜。積極的にギャップで盛んにボールを要求すると、体がキレておりシャープな動きで相手を剥がして局面を打開します。

27分、市船は左サイドからのパス交換から中央12有田朱里が左ミドルで狙いますが威力なし。

27分、市船は左からのビルド。7杉山弾斗が持ち上がり、DFラインとGKの間に鋭いクロス。ファーまで到達しますが、12有田朱里に渡る寸前にDFがクリア。

35分、今度は京都。1若原智哉の飛距離の出るキックから左サイド18上月壮一郎がDFとのサイズ差を活かして頭で繋ぐと、10財前淳が落とし8橋本尽がスルー。これに再び財前が飛び出しますが、市船1長谷川凌が滑り込んで回収。

36分、市船は最終ラインからのクリア。京都は13福岡慎平が目測を誤り、これをバウンドさせてしまうと、チェックに行った11福元友哉が体をぶつけて奪取。これに12有田朱里が完全に抜け出しますが、GKとの一対一の場面で狙ったループは当たりが弱くキーパー正面に。これは決めておきたかった場面。

37分、京都はロングフィードからの空中戦、エリア内左に流れたボールに、18上月壮一郎がフリーで待っていましたが、痛恨のトラップミス。打ち切れずチャンスを逸します。

43分、京都は左寄り35mの位置でセットプレー。10財前淳がファーへクロスを供給しますが、併せた13福岡慎平はオフサイド。

46分、市船は中盤の球際での争いから11福元友哉が右寄り完全に抜け出すと、ファーへのフィニッシュを放ちますが、京都1若原智哉が残した右足一本ででビッグセーブ。決めることができません。

前半はここで終了。スタートから半分は京都が、後半半分は市船がペースを握りましたが、前者はトラップミス、後者はシュートミスで得点ならず。スコアレスで後半へ。




開始早々1分、京都は右サイドのスローインから19杉田迅、8橋本尽とテンポよく繋ぎ、18上月壮一郎が抜け出してエリアに侵入。シュートモーションに入りますが、市船13平川孟人が後ろからチャージでストップしPKの判定。平川はイエロー。先制のチャンスに上月が自らキッカーを務めると、左隅に蹴り込みますが、市船1長谷川凌がビッグセーブ!上月は倒れこんでしまうほどのショック。

すると6分、今度は市船。自陣でボールを奪いカウンター。中盤左に展開すると、前半見せ場のなかった27松尾勇佑がドリブルを開始。そのまま持ち上がり3人を強引にかわしてエリア侵入。深く抉って折り返すと、これを12有田朱里が押し込みます!市船先制!
市立船橋高校 1-0 京都サンガF.C.U-18>

9分、京都は中盤での潰しあいがバイタルにいた10財前淳に転がると、左足ミドルで狙いますがキーパー正面。

10財前淳は足元に優れながら強靭な体躯も備える京都の中心選手。ハイボールに対して相手を抑え込んで胸トラップで収め前線で起点に。しかし徐々に市船13平川に対応されると、後ろを向いてのプレーが多くなってしまい自由にプレーをさせてもらうことができません。

13分、市船はロングフィードから11福元友哉がスピードでボールを回収し、右サイド深くでファウルをゲット。これを7杉山弾斗がニアに狙いますが、そのままラインを割ります。

追いつきたい京都ですが、暑さのせいか徐々にパス精度が落ちボール回らなくなってきたか。市船のペースが続きます。

30分、京都は18上月壮一郎が左サイドエリア手前ぎりぎりの位置でファウルをゲット。10財前淳がファーへのキックを、13福岡慎平が押し込んだかに見えましたが、オフサイドの判定。

34分、両チーム選手交代。
市船は28桧山→10郡司篤也。郡司はU-17日本代表。そのままインサイドに。

京都は8橋本→9山田大敬(3年/神戸FC)。前線中央に入り、10財前淳が一列落ちます。

36分、市船は中央35mの位置でセットプレー。7杉山弾斗が直接狙いますが、京都1若原智哉が上に弾きます。

38分、京都の交代。
19杉田→27山田楓喜(1年/京都サンガF.C.U-15)。

41分、市船の交代。
27松尾→15西堂久俊(1年/三井千葉SC)。西堂はU-16日本代表。

41分、市船の右コーナー。7杉山弾斗が巻いたボールはそのまま枠を捉えますが、キーパーが弾きます。

43分、市船のショートカウンター。10郡司篤也のスルーパスに右サイド15西堂久俊が抜け出すと、GKとの一対一、右足で狙いますが、1若原智哉がファインセーブ!ゲームを終わらせません。

若原智哉は昨年のU-19AFC選手権メンバー。DF裏のボールへの飛び出しの判断に若干不安を感じさせたものの、一対一の局面で好セーブを披露しチームを救います。U-18日本代表でも、大迫敬介(広島ユース)、沖悠哉(鹿島ユース)なと守護神の座を争う世代トップクラスの選手。

44分、市船は右サイドのセットプレー。7杉山弾斗がニア直接狙いますが、これはキーパーがキャッチ。

47分、京都のラストチャンス。10財前淳が中盤から持ち上がり、ショートパスをテンポ良く繋いで展開すると、エリア左寄り、走り込んでいた13福岡慎平が抜け出します。残すはキーパーのみ。左足を振り抜きますが、市船1長谷川凌がこちらも負けじとビッグセーブ!

京都はラストチャンスを逃し万事休す。市立船橋が、今シーズン8節目にしてついに勝利を飾りました。




市立船橋はうれしいプレミア初勝利。終了の笛で上がった歓喜の雄叫びからはここまでの苦悩が感じられました。無失点に抑えての勝利でしたが、前線からのスペース埋めなど組織的な守備の熟成は進んでいる様子。一方で、ビルドアップの際、4橋本柊斗、5余合壮太の両CBは自ら持ち上がるものの、思い切りにかけ詰まってしまう場面が幾度か見られたため、この辺りが一皮向けてくると面白くなるはず。前線は個性を持つ選手を揃えるものの未だ決め手に欠く印象で、プレミア残留そしてインハイの上位進出は彼らの奮起がカギになりそうです。

サンガは、後半開始早々のPK失敗が痛かった。ショックをつかれ直後に失点し、暑さの影響もあってかパス精度が落ちペースを握られてしまいました。CBコンビは急造だったのか安定感に欠けていた印象で、1年生ながら既に180中盤のサイズがあり期待のかかる24井上航希ですが、ビルド時に右からのパスを戻してしまうことが多く、広がりを作れなかったのは今後の課題でしょうか。PKを失敗してしまった18上月壮一郎は、昨年のU-16AFC選手権メンバーで、今秋のU-17ワールドカップメンバーの有力候補。まだ体の軸が弱く成長過程といったところですが、縦へのスピードも備え身体能力的には大きなポテンシャルを感じる選手。しかし今日の試合でも重要な局面でトラップミスをしてしまったようにやや消極的な面が見られるので、一つ自信をつけると一気に開花しそうです。同じくU-17日本代表の主将を務める13福岡慎平は展開力と共にボックスに飛び込むダイナミズムも兼ね備える選手。そして何より魅力的なのが2年生ながらサンガでも最も発揮していたキャプテンシー。常にチームを鼓舞し、終盤まで運動量を維持し続ける姿勢を見て、U-17日本代表の森山監督が心中すると発言したのもわかる気がしました。一方で、現在務めているアンカーの役割としては、守備時に最終ラインに沈んだ際、サイズに欠ける分一気にちぎられるリスクもあるので、将来的には一列前が適性かもしれません。

 

プレミアリーグEAST第8節
市立船橋高校 1-0(0-0)京都サンガF.C.U-18
@船橋市法典公園(グラスポ)球技場
(市船)51分 有田朱里

 

 

 


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