プレミアリーグEAST第18節
FC東京vs青森山田


4月に開幕したプレミアもいよいよクライマックス。
最終盤まで優勝争いの続いたイーストは、青森山田、FC東京、大宮の3チームが頂点の可能性を残して最終節を迎えました。そして今節、勝ち点33の1位・青森山田、同32の2位・FC東京が直接対決。勝ち点31で追う3位・大宮が得失点差で大きく離されていることを考えると、このゲームが事実上の優勝決定戦に。

クラ選、Jユースを制し、高円宮杯が現行方式になってからは初の三冠に大きく迫っている東京のホーム、そして昨季も最終節までプレミア制覇の可能性を残していた山田が、勝利しながらも涙をのんだ(※)小平グランドには、実に1,000人を超える大観衆がつめかけ、大注目の一戦を見守ります。
2位で迎えた最終節、アウェーFC東京戦に勝利しながらも、同時刻、市船に勝利した鹿島ユースがプレミア優勝。

 

FC東京U-18

プレミアリーグEASTは、

第17節終了時点で9勝3敗5分勝点32で2位。

クラブユース選手権は、優勝。
Jユースカップは、優勝。

今シーズン7回目の観戦。
4/9 プレミアEAST1節 vs 清水エスパルス
5/1 プレミアEAST4節 vs 柏レイソル
7/26 クラブユース選手権GL vs 大分トリニータ
8/2 クラブユース選手権準決勝 vs 川崎フロンターレ
11/5 Jユースカップ準々決勝 vs ガンバ大阪
11/19 Jユースカップ決勝 vs サンフレッチェ広島

GK

1  波多野 豪  3年 196/85 FC東京むさし
DF
2  坂口 祥尉  2年 175/70 FC東京むさし
5  蓮川 壮大  3年 179/73 FC東京深川
6  岡崎  慎  3年 181/70 FC東京深川
23 長谷川 光基 2年 177/68 FC東京深川
MF
4  鈴木 喜丈  3年 182/76 FC東京むさし
7  生地 慶充  3年 176/65 FC東京むさし
8  伊藤 純也  3年 173/63 FC東京むさし
42 平川  怜  1年 174/64 FC東京むさし
FW
11 半谷 陽介  3年 174/61 FC東京深川
14 内田 宅哉  3年 177/67 FC東京深川

2016年U-19日本代表候補/波多野
2016年U-17日本代表/平川

トップチーム昇格/波多野、岡崎、鈴木

ーーーー内田ーーーーーー半谷ーーーー
ー平川ーーーーーーーーーーーー生地ー
ーーーー鈴木ーーーーーー伊藤ーーーー
ー長谷川ーーーーーーーーーーー坂口ー
ーーーー岡崎ーーーーーー蓮川ーーーー
ーーーーーーー-波多野-ーーーーーーー

 

青森山田高校

プレミアリーグEASTは、
第17節終了時点で10勝4敗3分勝点33で1位。

高校総体はベスト4。
高校選手権は青森県優勝。全国大会進出。
1回戦は、vs 鵬翔(宮崎)。 

今シーズン4回目の観戦。
4/10 プレミアEAST1節 vs 流経大柏
4/24 プレミアEAST3節 vs 柏レイソル
9/18 プレミアEAST13節 vs 市立船橋

GK

1  廣末  陸 3年 184/78 FC東京深川
DF
3  小山  新 3年 185/78 青森山田中
4  橋本 恭輔 3年 180/78 クリアージュFC
5  三国 スティビアエブス
         3年 185/71 青森山田中
13 小山内 慎一郎 2年 175/64 青森山田中
MF
6  住永  翔 3年 172/68 コンサドーレ札幌
7  郷家 友太 2年 180/69 ベガルタ仙台
8  嵯峨 理久 3年 166/60 ウインズFC
10 高橋 壱晟 3年 178/74 青森山田中
27 檀崎 竜孔 1年 172/57 青森山田中
FW
19 鳴海 彰人 3年 174/74 新ひだか町立静内中

2016年U-19日本代表/廣末
2016年U-19日本代表候補/高橋

FC東京内定/廣末
ジェフユナイテッド千葉内定/高橋

ーーーーーーーー鳴海ーーーーーーーー
ー檀崎ーーーーーーーーーーーー嵯峨ー
ーーーー郷家ーーーーーー高橋ーーーー
ー三国ーーーーー住永ーーーーー小山ー
ーーーー小山内ーーーーー橋本ーーーー
ーーーーーーーー廣末ーーーーーーーー



 

試合形式は45分ハーフ。

2分、山田はセンターサークル付近でファウルを得ると、3小山のキックは直接キーパーへ。

8分、東京の左コーナー。ニア6岡崎が戻りながらヘッドで合わせますが、ゴール上。

12分、東京は右サイド11半谷がドリブルから切り返し、カットインで左クロスを上げると、14内田がスライディングボレーで合わせますが、惜しくもゴール右。

13分、今度は山田。東京最終ラインのビルドアップを奪い、縦パスから11鳴海が抜け出します。これを東京6岡崎が後ろから倒してしまいますが、位置はエリア直前。FK、10高橋が直接狙いますが、これは壁に当ててしまいます。

両チームロングキックからセカンドボールの潰しあい。形を作れない時間が続きますが、開始からピッチを横に抜ける風も一つの影響か、キック精度は平時より落ちている感も。こうなると東京はアタッカーのドリブルで打開を試みますが、山田は最終ラインでしっかりと対応。総じてガタイのある選手を揃え、ファーストコンタクトでバランスを崩す他、横の対応も想像以上の水準。サイドで先発の42平川でしたが、冷静なさばきこそ見せるものの、アタッキングサード以降ではDFとのフィジカル差は拭えず、思うようなプレーをさせてもらえません。

26分、東京は左サイドのセットプレー。7生地のクロスはDFがクリア。

27分、東京は右サイド14内田が細かい加速で切り裂くと、深く抉っての折り返しに8伊藤がダイレクトで合わせます。やや芯を外したボールでしたが、山田1廣末がさすがの反応で左手一本でストップ。しかし14内田が押し込みますが、これはオフサイドの判定。東京は決定機も惜しくもモノにできず。

29分、山田のショートカウンター。右へ展開して8嵯峨のクロス。高く上がったボールですが、これは東京1波多野がその上背を活かして高い位置で回収します。

31分、東京の右コーナー。ニア23長谷川が飛び込みますが、惜しくも頭を掠めます。

40分、山田は左から7郷家のロングスロー。エリア内混戦となりますが、1波多野が回収。

42分、東京は7生地から右サイドへ展開。またも14内田が切り裂きクロスを上げると、これに23長谷川が待ち構えますが、ニアのDFが寸前でコースを変えます。

43分、東京は中盤で4鈴木がボール奪取。左へ展開すると、11半谷がキレキレのドリブルからクロス。しかし山田1廣末がキャッチ。

45分、東京の左スローイン。11半谷がエリア侵入しますが撃ちきれず。落としを42平川がミドルで狙いますが、これはゴール左。

前半はスコアレスで終了。東京がサイドを崩しながらも、山田が中を固めてシャットアウト。勝ちが必要な東京は、後半どこで動くでしょうか。

 


10分、東京は左サイドを14内田が一気に加速してちぎると、折り返しに7生地が合わせますがミート出来ず。

12分、山田は左サイドへ展開。期待の一年生27檀崎が鋭いドリブルで対面の東京2坂口を剥がしクロス。DFがクリアしますが、拾った7郷家のフィニッシュはニア下部を捉えます!しかし、ここは1波多野が維持のビッグセーブ!山田はこの試合初めての決定機!

15分、東京の左コーナー。低いボールに、ニア5蓮川がスルーして4鈴木が合わせますがDFがブロック。こぼれを7生地が狙いますが、ゴール右!これは決めたかった!

22分、東京の交代。
7生地→10松岡 瑠夢(3年/175/60/FC東京U-15むさし)。
松岡はU-19フットサル日本代表候補。最前線に入り、内田が右サイドに。

23分、山田は11鳴海が縦パス受けると、横スライドで二枚を剥がしミドルを狙いますが、ゴール上。


24分、山田の交代。

27檀崎→16堀 脩大(2年/174/64/FC東京U-15深川)。

28分、東京の左コーナー。ファーへキックは、1廣末がさすがの跳躍から手を伸ばしてコースを変えます。


29分、東京の交代。

42平川→41久保 建英(中3/FC東京U-15むさし)。
久保はU-19日本代表アルゼンチン遠征から前日に帰国したばかりの強行出場。最前線に入り、10松岡が左サイドへ。

32分、東京の左コーナー。1廣末が再び飛び出しますが今度は触れず。23長谷川が押し込みもDFがクリア。


33分、山田の交代。11鳴海→19佐々木 快(3年/リベロ津軽SC)。


34分、山田の右コーナー。ニア19佐々木が早速ヘッドで合わせますがゴール上。


38分、山田はバイタルに侵入。16堀がバランスを崩しながらも粘り強く前に仕掛けると、ボールがエリア内にこぼれます。先に拾ったのは山田19佐々木。ワンタッチ持ち出したところで、東京5蓮川が耐えきれずにタックル。倒してしまいPKの判定!ベンチまで駆けて喜びを表す佐々木と、その場にうずくまる蓮川。


大きなプレッシャーの中、これを10高橋が右隅へ確実に決め、山田がプレミア制覇に大きく近付きます。勝たなければならない東京は残り5分余りで2ゴールが必要に。

<FC東京U-18 0-1 青森山田高校

39分、東京の交代。

8伊藤→27岡庭 愁人(2年/FC東京U-15深川)。
岡庭は2016年U-17日本代表。右サイドに入り、14内田がボランチに。

41分、東京6岡崎の処理遅れを山田19佐々木が奪取。ミドルで狙いますがゴール左。

以降、山田は、フレッシュな選手を投入し、ゲームを締めにかかります。
43分、 8嵯峨→17佐々木 友(2年/172/66/青森山田中)。
45分、3小山→22鍵山 慶司(2年/173/68/FC東京U-15深川)。
45+2分、7郷家→14住川 鳳章(3年/177/67/FCバイエルンツネイシ)。

集中を維持する山田に対し、東京は攻め手を見出せず刻々と過ぎる時間。
山田が前線にボールを供給し、それをDFがクリアした瞬間、タイムアップの笛を迎えます。
初年度から参戦してきた青森山田が、ついにプレミアイースト初制覇!

 



見事初制覇を成し遂げた青森山田について賞賛の言葉を並べたいところですが、勝負を大きく動かしたPKのシーンを思い返し胸がいっぱいに。あの時点まで内容は五分五分、どちらが点をとってもおかしくない展開で、引き分けでもいい山田に対し、東京の優勝の分は4:6、それがあのゴールで2:8になり、東京を精神的にも追い詰めたことを考えると、試合を決めたと言っても過言でもないプレーでした。

FC東京は、今期からU-23チームが参戦したJ3に多くの選手を割かれながらも、それが選手の成長を促す好循環でクラ選、Jユースを制覇。結果だけでなくチームの在り方としても、過去類を見ないほど素晴らしいシーズンを送ってきました。それほどに多くを積み上げてきた結果として得た三冠という最高のハッピーエンドが、たった一つのプレーでその手から溢れてしまうものなのかと。

そのワンプレーが当事者に最も責任を課す
PK。その当事者がチームを引っ張り続けてきたキャプテン蓮川。サッカーはこんなにも残酷なものなのでしょうか。

残してきた成績を持って、彼に励ましの言葉をかけることは幾らでもできるのでしょうが、あえて厳しいことを言うのであれば、もう少し我慢できれば与えずに済んだかもしれないファウルだったと思います。このゲーム、あのプレーを忘れて欲しくない。それが彼の財産になり、これからの将来に大きく羽ばたいてくれることを願っています。

 

プレミアリーグEAST 第18節
FC東京U-18 0-1(0-0)青森山田高校
@FC東京小平グランド
(山田)85分 高橋壱晟

 

 


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