プレミアリーグEAST第8節
市立船橋vs柏レイソル

小粒の雨が降りしきる中、船橋法典グラスポへ。
西船橋駅からのバスの接続がうまくいかず1時間近くかかってしまい、
会場についたのはキックオフ後になってしまいました。。
市立船橋高校
第7節終了時点で、4勝1敗2分け勝ち点14で2位。
前節は、アウェーでJFAアカデミー福島に1-2で初黒星。
GK
30 岩佐 大輝 3年 181/84 潮来市立日の出中
DF
2 真瀬 拓海 2年 174/63 JSC CHIBA
4 杉岡 大暉 2年 180/73 FC東京深川
5 白井 達也 3年 179/68 横浜F・マリノス
8 古屋 誠志郎 3年 163/60 船橋市立八木が谷中
MF
6 椎橋 慧也 3年 177/69 船橋市立八木が谷中
7 原 輝綺 2年 177/64 AZ´86東京青梅
27 押尾 大貴 3年 177/64 レイソルA.A.TOR
FW
9 高 宇洋 2年 172/65 川崎フロンターレ
10 永藤 歩 3年 168/64 順蹴F.A.
31 矢村 健 3年 164/60 横河武蔵野FC
ーーーーーーーー矢村ーーーーーーーー
ー押尾ーーーーー−高−ーーーーー永藤ー
ーーーー椎橋ーーーーーー−原−ーーーー
ー古屋ーーーーーーーーーーーー真瀬ー
ーーーー杉岡ーーーーーー白井ーーーー
ーーーーーーーー岩佐ーーーーーーーー
2015年U-18日本代表/永藤
柏レイソルU-18
第7節終了時点で、1勝2敗4分け勝ち点7で6位。
前節は、ホームで鹿島アントラーズと1-1で引き分け。
GK
21 松本 健太 3年 185/72 柏レイソル
DF
3 城和 隼颯 2年 186/70 柏レイソル
12 坂本 涼斗 2年 170/65 柏レイソル
18 東山 航大 2年 181/71 柏レイソル
28 宮本 駿晃 1年 168/62 柏レイソル
MF
6 安西 海斗 3年 172/64 柏レイソル
7 山﨑 海秀 3年 182/70 柏レイソル
8 下澤 悠太 3年 170/63 FCプラウド
FW
9 浮田 健誠 3年 184/77 ミナトSC
10 白川 恵士朗 3年 174/67 柏レイソル
11 伊藤 達哉 3年 166/59 柏レイソル
ーーーーーーーー白川ーーーーーーーー
ー浮田ーーーーーーーーーーーー伊藤ー
ーーーー山﨑ーーーーーー下澤ーーーー
ー宮本ーーーーー安西ーーーーー坂本ー
ーーーー東山ーーーーーー城和ーーーー
ーーーーーーーー松本ーーーーーーーー
2014年U-17日本代表/松本
序盤から、市船が押し込みます。
13分、13矢村が相手との間合いはかってミドルを狙いますが、これはDFがブロック。
14分、左CKを5白井が頭で合わせますが、ゴール右へ外れます。
市船はディフェンス時の出足がよく、レイソルのクリアを度々カット。
ゲームを支配し続けます。
レイソルはサイドにボールをふるものの、市船の寄せが早く、そこから展開することができません。
21分、市船は9高が10永藤とのワンツーから浮き玉をボレーで狙いますが、これはゴール左へ。
23分、市船はセットプレーのこぼれを27押尾がミドルで狙いますが、これもゴール右へ外れます。
市船ペースで試合が続く中、均衡が崩れたのは26分、右サイドで相手ボールをカットし、10永藤がドリブルで前進。
時間を作って素早いクロスを中央に供給すると、走り込んだ9高がこれをダイレクトで合わせ、先制点をあげます。
〈市立船橋高校 1-0 柏レイソルU-18〉
市船は、左サイドバック古屋が素晴らしく、対面のレイソルのストロングポイント11伊藤をほぼ完璧に抑え込み、
また攻撃時は効果的なオーバーラップを見せます。
たまらずレイソルは、伊藤と浮田のポジションを入れ替え。
止まらない市船は31分、2真瀬の持ち上がりから、10永藤がエリアに侵入。
シュートを狙いますが、これはゴール上へ外れます。
35分、市船はライン裏サイドへのボールを31矢村とレイソルGK21松本が競争。
スライディングで矢村がかっさらうと、9高がキーパー不在のゴールを狙いますが、これはレイソルDFがブロックします。
防戦一方のレイソルは39分、右サイドに移った9浮田がDFといれかわり左足で狙いますが、 ゴール左へ外れます。
ATには、市船は10永藤→9高とつなぎ、31矢村が左足で巻いて狙いますが、これは惜しくもゴールわずか左へ。
前半はこのまま市船リードで終了します。
市船は、驚異的なプレスでレイソルを圧倒。
ポジショニングに優れる矢村の復帰により、永藤が右サイドへ。
左サイド押尾も、古屋との見事な連携で存在感を示しますが、この変更の恩恵を一番受けたのが高。
ボールに触れる機会が増え、ループパスなど創造性溢れるプレーを披露。
思い切りのいい攻め上がりで先制点を奪います。
後半はうってかわって、レイソルがボールを保持。
しかし、ボランチ以降の集中力が冴える市船のバイタルをなかなか脅かすことができません。
市船キャプテン6椎橋は、五分五分のボールをスライディングで度々マイボールにします。
55分、市船は31矢村に替え、11工藤友暉(3年/クラッキス松戸)をここで投入。
トップ下に入り、9高がワントップへ。
引き続きボールを握るレイソルですが、前線からのプレスがきつく、CB・GKで回す時間が長くなってしまいます。
8下澤が積極的に走り込んで行きますが、なかなかボールを前に進めることができません。
66分、レイソルはたまらず6安西がミドルを狙いますが、これはゴール左へ外れます。
守備が続いた市船は67分、オーバーラップした2真瀬がエリア内で競り合いながらシュートを狙いますが、
体勢が崩れゴール上へ外れます。
レイソルは、11伊藤→15大谷 京平(2年/柏レイソルU-15)、28宮本→30田中陸(1年/柏レイソル)。
77分、レイソルはFKでトリックプレーから7山崎がミドルで狙いますが、ゴール左へ外れます。
レイソルに焦りが見え始める中、市船が勝負巧者ぶりを発揮します。
そのゴールキックから、10永藤が抜け出しGKと1vs1を迎えると、
冷静に動きを見極め、頭ごしふわりと浮かせて待望の追加点。
永藤のうれしい今シーズン初ゴールで、市船がいい時間帯で突き放します。
〈市立船橋高校 2-0 柏レイソルU-18〉
攻めるしかないレイソルは、80分、カウンターから9浮田→15大谷とつなぎ、8下澤がミドルで狙いますが、ゴール左へ。
81分、レイソルは左サイド深く侵入。
混戦から10白川が抜け出しますが、折り返しは惜しくもあわず。
猛攻が実ったのは83分、FKから18東山が頭で合わせ、ようやく1点を返します。
〈市立船橋高校 2-1 柏レイソルU-18〉
しかし、その後ATにもチャンスをつくった市船がこのまま逃げ切り。
前節の敗戦をひきずらず、ホームで勝利を飾りました。
今シーズンの市船はやはり強い、という印象が強く残ったゲームでした。
前半の驚異的なプレスからの圧倒ぶり、
後半もボールを持たれながら要所を締め、ほとんど相手につけいる隙を与えませんでした。
特に光っていたのはサイドバックの二人。
上述の古屋もさることながら、右サイドバック真瀬も、アグレッシブに前から奪える守備ができる選手。
マッチアップした伊藤、浮田にまとわりついてボールを奪い取ると共に、その後持ち上がるドリブルも水準以上。
市船の守備を支えるグッド・プレーヤーです。
今季初ゴールを決めたエース・永藤も出色の出来。
特長であるスピードだけでなく、ボールタッチの正確性や視野の広さなど、その印象以上に万能な選手。
ここからゴール量産となるかもしれません。
一方レイソルは、市船の圧力に苦しみ通した試合に。
チームスタイルながら、サイドで押し込んだにも関わらず、
詰まるとすぐ最終ラインまで戻してしまうところには、はがゆさを感じずに入られません。
前節に引き続きやはり3トップの連動性が物足りない。
特に中央の10白川はその実力の僅かしか発揮できておらず、
ボールを受けた際も、それまでのリズムとは異なるペースでキープするばかりにとどまっています。
ウイングの2人との距離感を改善すれば、また違った攻撃が見られると思うのですが・・・。
プレミアリーグEAST 第8節
市立船橋高校 2-1(1-0)柏レイソルU-18
@船橋法典グラスポ
(市船)26分 高字洋、75分 永藤歩
(柏)79分 東山航大