プレミアリーグEAST第1節
レイソルvs大宮アルディージャ

プレミアリーグEAST開幕戦セントラル開催。
1日目、第2戦のカードは、ポゼッションにアイデンティティを持つ両チームの対戦。
柏レイソルU-18
昨シーズンは昇格初年度ながらプレミアリーグEAST優勝。
中山雄太、大島康樹(共にトップ昇格)など主力の多数が卒業し、再出発の年。
GK
21 松本 健太 3年 185/72 柏レイソル
DF
3 城和 隼颯 2年 186/70 柏レイソル
12 坂本 涼斗 2年 170/65 柏レイソル
19 岡本 宗馬 1年 183/61 柏レイソル
28 宮本 駿晃 1年 168/62 柏レイソル
MF
6 安西 海斗 3年 172/64 柏レイソル
7 山﨑 海秀 3年 182/70 柏レイソル
8 下澤 悠太 3年 170/63 FCプラウド
FW
9 浮田 健誠 3年 184/77 ミナトSC
10 白川 恵士朗 3年 174/67 柏レイソル
11 伊藤 達哉 3年 166/59 柏レイソル
ーーーーーーーー浮田ーーーーーーーー
ー伊藤ーーーーーーーーーーーー白川ー
ーーーー下澤ーーーーーー山﨑ーーーー
ー宮本ーーーーー安西ーーーーー坂本ー
ーーーー岡本ーーーーーー城和ーーーー
ーーーーーーーー松本ーーーーーーーー
2014年U-17日本代表/松本
大宮アルディージャユース
昨シーズンはプリンスリーグ関東優勝。
参入戦を勝ち抜きプレミア昇格。
ジュニアユース時代は高円宮杯準優勝などの実績を残した世代で、早速優勝を狙います。
GK
1 加藤 有輝 3年 187/79 大宮アルディージャ
DF
2 古谷 優気 3年 170/70 大宮アルディージャ
3 朝妻 佑斗 3年 174/70 大宮アルディージャ
12 立石 爽志 3年 166/64 大宮アルディージャ
16 北西 真之 2年 181/71 大宮アルディージャ
MF
4 山田 陸 2年 175/71 大宮アルディージャ
6 高柳 拓弥 3年 171/59 大宮アルディージャ
7 松崎 快 3年 171/65 大宮アルディージャ
8 藤沼 拓夢 3年 171/66 大宮アルディージャ
10 黒川 淳史 3年 170/60 大宮アルディージャ
FW
11 川田 拳登 3年 170/61 大宮アルディージャ
ーーーーーーーー川田ーーーーーーーー
ー藤沼ーーーーーーーーーーーー松崎ー
ーーーー黒川ーーーーーー高柳ーーーー
ー朝妻ーーーーー山田ーーーーー立石ー
ーーーー北西ーーーーーー古谷ーーーー
ーーーーーーーー加藤ーーーーーーーー
2015年U-18日本代表候補/加藤
2014年U-16日本代表候補/黒川
最初にチャンスをつくったのはレイソル。
2分、9浮田が抜け出し左足で狙いますが、大宮GK加藤がセーブします。
両チーム、特徴であるポゼッションの主導権を握るべく、中盤でのコンタクトが目立つ展開に。
真正面のぶつかり合いの結果、個で僅かに上回る大宮が徐々にペースを握ります。
17分、大宮は10黒川がバイタルでキープしDFを引きつけ、ラストパス。
8藤沼がシュートを狙いますが、ゴール上へ外れます。
決定的チャンスは39分、
中盤でのルーズボールを拾った10黒川が、対面したレイソルDFにうまく体をぶつけて弾き飛ばすと、
ボールを自ら運んで11川田へスルーパス。
GKと一対一のチャンスを迎えますが、シュートは僅かにゴール右へ外れます。
これは決めておきたかった場面でした。
大宮・黒川は早速存在感を発揮。
正確なボールタッチとアジリティの高さでタメをつくり、タイミングのいいスルーパスで度々好機を生み出します。
結局、前半は両チーム無得点のまま終了。
シュート数自体も限られるのですが、感覚的には大宮がペースを握り始めているといったところ。
10黒川を中心に、中盤の激しいバトルで上回り、パス展開はあと一歩のところまできています。
一方レイソルは、序盤ドリブルで脅威になっていた11伊藤にほとんどボールが渡らず。
後半、まずボールを握ったのはレイソル。
しかし、持ち前のビルドアップは鳴りを潜め、ボールを失いこそしないものの、パスを縦に入れることができません。
それでも61分、11伊藤が独力で左サイドを突破し、クロスをあげますが9浮田には一歩届かず。
自陣でのポゼッションでじわじわと消耗していたレイソルに対し、ここから大宮が一方的に支配する展開に。
62分、10黒川のスルーパスが7松崎に通りますが、迷って撃ちきれず。
大宮は、6高柳を下げ前線にU-16日本代表候補の9小柏剛(2年/大宮アルディージャ)を投入。
明確に勝ちを狙いに行きます。
80分、右サイド7松崎が左アウトサイドで前線へスルーパス。
9小柏が折り返して11川田がスルー、走り込んだ10黒川が完全にフリーとなりますが撃ちきれず。
この試合、2度目の決定機を逃します。
その後も大宮は猛攻を仕掛けますが、消耗したレイソルも必死に防ぎます。
ロスタイム、大宮はロングボールから9小柏が抜け出しゴールネットを揺らしますが、
これは惜しくもオフサイドの判定。
結局試合はこのまま両チーム無得点。
スコアレスドローに終わりました。
大宮はプレミアの舞台でも卓越した技術レベルを誇る10黒川、11川田などを中心に、
パス・ドリブルでゲームを支配しますが、ファイナルサードでのアイデアが不足。
2列目の飛び出しも少なく、圧力に欠けた印象が残りました。
一方、前線の選手の陰に隠れて、後ろの選手が押し並べてごつかったのも印象的。
左SB3朝妻は、体の軸がしっかりしてる上にパス交換にも参加できるグッドプレーヤー。
守備が崩壊することはなさそうなので、まさにチャンスをゴールに繋げられるかで今後の行方が大きく変わりそうです。
一方レイソルは、中盤からのビルドアップが少なく前線にボールを運ぶことができず。
大宮にお株を奪われたといっても過言ではない厳しい内容。
3トップの個々の能力の高さは垣間見えただけに、
キャプテンマークを巻く8下澤など中盤3枚が流動性を高め、
従来のレイソルらしいパス回しができるようになれば上位浮上も見えてくるかもしれません。
プレミアリーグEAST 第1節
柏レイソルU-18 0-0 大宮アルディージャユース
@味の素スタジアム西競技場