プレミアリーグEAST第1節
市立船橋vsコンサドーレ札幌

プレミアリーグEAST開幕戦セントラル開催。
2日目は、昨日と打って変わって絶好の天気に。
市立船橋高校
昨シーズンはプレミアリーグEAST4位。
昨年からのレギュラーが多数残り、今シーズンは優勝を現実的目標に。
GK
1 寺尾 凌 3年 184/75 FCトッカーノ
DF
2 真瀬 拓海 2年 174/63 JSC CHIBA
4 杉岡 大暉 2年 180/73 FC東京深川
5 白井 達也 3年 179/68 横浜F・マリノス
8 古屋 誠志郎 3年 163/60 船橋市立八木が谷中
MF
6 椎橋 慧也 3年 177/69 船橋市立八木が谷中
7 原 輝綺 2年 177/64 AZ´86東京青梅
12 下村 司 3年 174/67 東京ヴェルディ
14 西羽 拓 2年 163/59 アントラーズつくば
9 高 宇洋 2年 172/65 川崎フロンターレ
FW
10 永藤 歩 3年 168/64 順蹴F.A.
ーーーーーーーー永藤ーーーーーーーー
ー西羽ーーーーー−高−ーーーーー下村ー
ーーーー椎橋ーーーーーー−原−ーーーー
ー古屋ーーーーーーーーーーーー真瀬ー
ーーーー杉岡ーーーーーー白井ーーーー
ーーーーーーーー寺尾ーーーーーーーー
コンサドーレ札幌U-18
昨シーズンはプレミアリーグEAST8位。
近年は苦しい戦いが続きますが、苦手のアウェイでの開幕戦を白星で飾れるでしょうか。
GK
30 櫻庭 立樹 1年 190/80 コンサドーレ札幌
DF
3 川尻 龍司 3年 172/67 コンサドーレ札幌
5 按田 頼 3年 180/70 アンフィニMAKI.FC
9 本塚 聖也 3年 178/69 コンサドーレ札幌
13 小園 悠馬 2年 175/60 スプレッドイーグル
MF
6 杉山 雄太 3年 170/70 コンサドーレ札幌
8 久保田 成悟 3年 172/68 コンサドーレ札幌
15 高野 大 2年 172/64 コンサドーレ旭川
25 大屋 敬太郎 1年 170/57 コンサドーレ札幌
FW
11 徳田 勘太 3年 166/53 SSS札幌
18 菅 大輝 2年 172/70 コンサドーレ札幌
ーーーー徳田ーーーーーー−菅−ーーーー
ー久保田ーーーーーーーーーーー大屋ー
ーーーー杉山ーーーーーー高野ーーーー
ー本塚ーーーーーーーーーーーー按田ー
ーーーー小園ーーーーーー川尻ーーーー
ーーーーーーーー櫻庭ーーーーーーーー
2015年U-17日本代表/菅
2014年U-17日本代表/杉山
2014年U-16日本代表候補/櫻庭
序盤、攻勢に出たのは市船。
2分、6椎橋が札幌DFラインの裏へロングボールを供給すると、
ワントップ10永藤が持ち前のスピードで拾いシュートまで持ち込みますが、ゴール右へ。
5分、パス交換から9高の落としを12下村がミドルで狙いますが、枠を大きく外れます。
8分、市船はまたも前線へのロングボール10永藤が拾い、9高へ落としますが、シュートはゴール上へ。
市船は、DFラインの裏へボールを送り10永藤を走らせ、
そのまま行かせる、もしくはDFをうまく後ろへ引っ張り、空いたスペースを2列目が狙う、と非常に効率的な攻撃を見せます。
またマイボールの時は、ボランチ7原を最終ラインまで下げ、
右SB2真瀬を著しく上げるなど意図の見える特徴的な布陣を敷きます(最初は3バックかと思ったほど)
一方の札幌は、22分最終ラインを抜け出した8久保田がGKと1対1のチャンス。
市船DFが引っ掛けたように見えましたが、ここはノーホイッスルの判定。
35分、市船は右サイドで得たCK、札幌GKが弾ききれなかったところを、
逆サイド7原がダイビングヘッドで狙いますが、惜しくもゴール右へ。
36分、市船は2列目の連携から10永藤が前を向いてシュートを狙いますが、
これは札幌GK30櫻庭がキャッチします。
直後、市船は早速12下村に替え、11工藤 友暉(3年/MF/FCクラッキス松戸)を投入。
工藤は左サイドに入り、14西羽が右サイドへ。
結局前半は両チーム無得点で終了。
市船は、意図を持った展開で得点を狙いますが、精度が今ひとつで決定的なチャンスを迎えることができません。
後半、ペースを握ったのは札幌。
市船攻撃陣をしっかりと潰せるようになり、6杉山の高速ドリブルなどでボールを前線に運びます。
57分、札幌はカウンターから18菅を経由し、25大屋が右足で狙いますが、ゴール僅か左へ。
11徳田や6杉山がドリブルする距離も増え、ゴール25mでシュートレンジに入る18菅の強烈な左足など、
札幌が得点の匂いを漂わせはじめます。
しかし60分、市船は11工藤がバイタルでボールを受けると、
右サイド方向へつっかけクロスと思われた山なりのボールが、札幌GK30櫻庭の頭を越えゴールネットを揺らします。
札幌にとってはペースを掴み始めていた時間帯だけにアンラッキーな失点。
〈市立船橋高校 1-0 コンサドーレ札幌U-18〉
その後、札幌は同点に追いつくべく引き続き攻勢に出ます。
70分、25大屋が11徳田へスルーパス。
決定的チャンスを迎えますが、市船DFともつれシュートはミートしきれず。
GKがキャッチします。
76分、札幌は左サイド8久保田がクロスを上げると、
不意にゴールへ向かったボールは市船GK1寺尾がしっかりセーブ。
結局、6椎橋を中心に手堅く1点を守りきった市船がこのまま勝利。
見事開幕戦を飾りました。
市立船橋は、攻撃において、スピードのある10永藤、技術レベルの高い9高、14西羽、
そして決勝点の11工藤といった二列目のタレントを活かしたスタイルを見せますが、
完成度が低く連携ミスや札幌DFに潰される場面も多く、機能したとはいい難い内容。
一方、守備では途中ボールを持たれた時間もあったものの、
重要な場面でしっかり体を寄せて防ぎ切り、さすが市船といった出来栄え。
主将を務める椎橋は、特に守備時において位置取りを細かく調整して危険なスペースを埋める一方、
パス出しではチャレンジする姿勢も見せるなど、今後の成長が楽しみな一人です。
一方札幌は、惨敗したマリノスカップ・マリノス戦を見た後だっただけに、かなりよくなったという印象。
特に後半はゲームを支配し、市船攻撃陣をしっかりと潰せていただけに、不運な失点による痛い敗戦となりました。
プレミアリーグEAST 第1節
市立船橋高校 1-0(0-0) コンサドーレ札幌U-18
@味の素スタジアム西競技場
(市船)60分 工藤友暉