プレミアリーグEAST第18節
FC東京vs青森山田


高円宮杯もとうとう最終節。
4月から始まった長い戦いも、ついに終わりの時を迎えます。

プレミアイーストとプリンス関東の各カードの中で迷いに迷った末、今日は小平へ。

プレミアイースト、勝てば優勝の可能性がある青森山田を、今シーズン最終戦となるFC東京が迎え討ちます。

 

FC東京U-18

第17節終了時点で7勝5分5敗勝ち点26で5位

クラブユース選手権:ベスト16
Jユースカップ:ベスト4

今シーズン3回目の観戦。

イギョラ杯3位決定戦 vs藤枝明誠
クラ選ラウンド16 vs名古屋グランパス
Jユースカップ3回戦 vs大宮アルディージャ

今シーズン最終戦。

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GK  
1  山口 康平 3年 185/79 前橋FC

DF  
3  小山 拓哉 3年 172/66 FC東京むさし
4  渡辺 拓也 3年 178/74 FC東京深川

5  柳  貴博 3年 183/77 FC東京深川
23 岡崎  慎 2年 179/72 FC東京深川
MF  
7  安部 柊斗 3年 167/64 FC東京むさし

20 生地 慶充 2年 176/64 FC東京むさし
25 鈴木 喜丈 2年 182/72 FC東京むさし

44 岡庭 愁人 1年 167/60 FC東京深川 
FW 
8  大熊 健太 3年 173/71 FC東京深川

10 佐藤  亮 3年 170/60 FC東京むさし

2015年U-18日本代表候補/柳、佐藤

ーーーーー佐藤ーーーー大熊ーーーーー
ー生地ーーーーーーーーーーーー岡庭ー 
ーーーーー安部ーーーー鈴木ーーーーー
ー小山ーーーーーーーーーーーー−柳−ー 
ーーーーー岡崎ーーーー渡辺ーーーーー 
ーーーーーーーー山口ーーーーーーーー

 

 

青森山田高校

第17節終了時点で11勝3分3敗勝ち点36で2位

高校総体:2回戦敗退
高校選手権:青森県大会優勝、全国大会へ。


今シーズン4回目の観戦。

プレミアイースト1節 vs流経大柏
高校総体2回戦 vs久御山
プレミアイースト15節 vs大宮アルディージャ

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GK  
1  木村 大地 3年 175/70 青森山田中
DF  
3  常田 克人 3年 188/80 大宮FC
5  原山 海里 3年 173/63 クマガヤSC
6  北城 俊幸 3年 167/65 青森山田中
13 波塚 勇平 3年 178/68 Forza‘02
MF 
7  高橋 壱晟 2年 175/65 青森山田中
9  豊島 祐希 3年 178/70 青森山田中
10 神谷 優太 3年 178/67 東京ヴェルディ
14 三上 孝太 3年 168/60 青森山田中
15 岡西 亨弥 3年 180/71 新居浜市立北中
FW
17 鳴海 彰人 2年 173/70 新ひだか町立静内中


2015年U-18日本代表候補/常田


湘南ベルマーレ内定/神谷 
ベガルタ仙台内定/常田

ーーーーーーーー鳴海ーーーーーーーー 
ー三上ーーーーー神谷ーーーーー豊島ー 
ーーーー岡西ーーーーーー高橋ーーーー
ー北城ーーーーーーーーーーーー原山ー
ーーーー常田ーーーーーー波塚ーーーー
ーーーーーーーー木村ーーーーーーーー

正GKのU-18日本代表、12廣末 陸(2年/FC東京U-15深川)は欠場(負傷?)

 

 

序盤チャンスをつかんだのは、ウォーミングアップから気合が入っていた山田。
3分、右サイドから5原山のロングスロー。
エリア内で混戦になると、
15岡西が腰を回して左足ボレーで狙いますが、これは惜しくもサイドネット。
積極性を見せます。


すると続けざま3分。
山田は右サイドから押し込むと、9豊島がエリア侵入しシュート。
角度はなかったものの、
ディフェンスに当たってコースが変わったボールを、東京1山口は反応しきれず。
ゴール内にこぼれ、青森山田が早速先制します。
〈FC東京U-18 0-1 青森山田高校〉


早くも失点を喫した東京でしたが、8分ごろから徐々にペースを持ち直し、
10佐藤、8大熊がドリブルでボールを動かしながら、チャンスを伺います。


山田も、ボールを奪ってからは素早く押し上げ。
人数をかけて攻め込みますが、東京もパス回しに必死についていきます。


15分、山田は右サイド5原山からのアーリークロス。
17鳴海がディフェンスと競りながら飛び込みますが、一歩届かず。


東京は17分、左サイドから7安部が中央へ運んで得意のミドルで狙いますが、
これはキーパーの正面をつきます。


その後は両チーム一進一退。
共に守備ブロックを固めるのが非常に速く、
相手陣内へボールを運んでも決定機まで持ち込むことができません。


東京は、10佐藤を起点にあと一歩まで持っていきますが、
最後に必ず山田ディフェンスの足が伸びてきます。


それでも25分、東京10佐藤が8大熊とのワンツーでディフェンスラインを突破。
エリアに侵入し中へ折り返しますが、惜しくも合わず。


27分、山田はまたも右サイドから5原山のロングスロー。
一旦弾かれるも10神谷が拾って横にスライドしながらシュートに持ち込みますが、
これはDFがブロック。


局面を打開したい東京は、サイドバックの5柳が積極的にオーバーラップ。
自らドリブルでも積極的に仕掛けます。


32分、東京は左サイドから20生地、8大熊とつないで、
3小山が突破しクロスを上げますが、ここはディフェンスがクリア。


38分、東京は一旦バイタルにいれて10佐藤が右サイドへ展開。
5柳がアーリークロスを入れますが、最前線の頭には頭一つ届かず。


41分、山田は9豊島が自陣から相手を弾いて運び左サイド繋ぐと、
14三上が二人に囲まれながら積極的に仕掛けます。
しかし対面の東京44岡庭も粘り強く対応します。


このまま終わるかに思われた前半でしたが、
44分、東京は左サイドの連携から3小山が突破すると、
グラウンダーの折り返しを最後は10佐藤が叩き込み同点!
〈FC東京U-18 1-1 青森山田高校〉
エースの決定力で、イーブンで前半を折り返します。

両チーム攻守の切り替えが非常に速く、
攻撃守備とも人数をかけてぶつかり合い、
チャンスは少ないながら緊迫した前半となりました。

共にパス回しからチャンスを伺いますが、
シュートにはなかなか持ち込めず。
青森山田5原山のロングスローに対し、
FC東京は長身3常田を複数でケアしてしっかり対応しています。

前半終了時点で、首位アントラーズは同点。
青森山田は勝てば優勝ですが・・・。

 
 

後半、最初にチャンスは山田。
50分、左サイドを攻略して14三上がグラウンダーのクロス、
10神谷が冷静にインサイドで合わせますが、
東京1山口が足に当ててボールは外へ。
決定的なチャンスを作ります。

54分、今度は東京。
左サイド20生地がアーリークロスを上げると、8大熊の頭には惜しくも合わず。
しかし逆サイドに流れたボールを44岡庭がダイレクトでシュート!
アウト回転のかかったボールはゴールへ向かいますが、惜しくもゴール上。
こちらも積極的に逆転弾を狙います。

56分、山田はエリア手前の混戦からライン裏17鳴海にボールが通るも、
足を滑らせてシュートはゴール左へ。

58分、山田はエリア手前右よりの位置でセットプレー。
14三上の柔らかいボールに15岡西が飛び込みますが、ヘッドは惜しくもゴール上。
決め切ることができません。

61分、東京は左サイドの競り合いで山田10神谷に激しく体を寄せて潰すと、
8大熊がミドルで狙いますが、ゴール右へ外れます。

見せ場は64分。
山田はクリアをカットすると15岡西が右サイドへ展開。
9豊島が中央へ横パスを送ると、走り込んだ17鳴海はスルー、
後ろから走り込んだ10神谷が強烈なシュート!
ボールはゴール右隅を強襲しますが、東京1山口がビッグセーブ。
ゴールを割らせません。

しかし67分、ついにその時が訪れます。
山田はキーパーキックから右サイドへ運ぶと、逆サイドへ大きく展開。
7高橋がタメて中へ縦パスを入れると、
17鳴海の絶妙のフリックから10神谷が最終ラインを抜け出し、
キーパーとの一対一を冷静に決め待望の追加点!
〈FC東京U-18 1-2 青森山田高校〉

さらに74分、山田はカウンター。
17鳴海が相手を引きずりながら運んで縦パスを入れると、
途中出場11田中優勢(3年/FW/青森山田中)の落としを、ダイレクトで強烈なミドル。
キーパー一歩も動けず決定的な3点目が決まったかに思われましたが、
これは惜しくも右ポストを直撃します。

攻め手を緩めない山田は、81分、右よりのセットプレー。
10神谷が直接狙いますが、壁に当たってゴールわずか右。

時間は刻々とすぎてATに突入すると、
シーズン最終戦、何としても追い付きたい東京は4渡辺を前線へ。

90+1分、東京はハイボールから右サイドに展開し、
途中出場36杉山伶央(1年/MF/FC東京U-15むさし)がクロスを入れると、
ファーに届いた先に待っていたのは10佐藤。
ボレーで狙いますが、ミートできずシュートはゴール上。

90+2分、東京は左サイドからのフリーキック。
4渡辺がキーパー競り合って頭でそらしますが、ボールはゴールわずか左。

90+2分、右サイドから10佐藤のクロス。
4渡辺の頭掠めてファーに流れたボール、
上がっていた5柳が爪先で詰めますが、惜しくも左ネット。

そして90+3分、右サイド44岡庭のクロス。
ファー途中出場の2相原克哉(3年/DF/FC東京U-15むさし)が後ろに落とすと、
7安部が切り返して左足でミドル。
枠内を捉えたかに見たシュートは、左上部ポストを直撃!

最後のチャンスを終えると、試合終了のホイッスル。

FC東京のシーズンの集大成ともいうべき終盤の猛攻も実らず。
青森山田が今シーズンこれまでの戦いぶりを表すかのような力強いゲーム運びで勝利を収めました。

同時進行の首位アントラーズは、市立船橋に2-1で勝利。

結果、プレミアイーストは鹿島アントラーズユースが初優勝。
青森山田は勝利したものの、惜しくも2位に終わりました。

 

青森山田は、プレミア制覇こそならなかったものの堂々2位でのフィニッシュ。
今日もそれを証明するかのように見事な勝利を収めました。

今年のチームはやはりタレントのバランスが非常によく、
FC東京相手にも個々のマッチアップでリード。

ワントップを務める17鳴海は、小柄ながら体が強くキープできる他、
フォローする味方の位置把握に長け、
前線の基準点として大きな役割を果たしています。

エース10神谷は、相手の厳しいマークに苦しんだものの、
逆転弾のほかにも際どいシュートを連発。
青森山田が今季リーグ最多得点(32得点)となったのは、
彼の力によるところが大きかったはずです。

優勝できなかった悔しさか、終了後には涙を流す姿も見せていました。
インターハイ敗退時も同じように涙を流していましたが、
試合中は、ボールタッチの正確性やプレースピードの速さゆえパス・シュートを自分の間合いで行える力があるので、
激しいコンタクトや無理な体勢といった、泥臭い、闘志を前面に感じさせる場面はあまりないのですが、
実際に勝利に賭ける想いは、人一倍強い選手なのだと思います。
今日も悲しい現場を目の当たりにすることになったのは非常に残念でしたが、最大の目標・選手権はこれから。
実力では間違いなく頂点に到達できるチームなので、その想いを、なんとか成就させてほしいです。

 

シーズン最終戦となったFC東京でしたが、終盤の猛攻も実らず敗戦。

右サイド44岡庭のクロスと、左サイドに流れた10佐藤のドリブルで攻め込みましたが、
青森山田の強力な中央ブロックに対し、中で戦える選手がいなかったか。

この日も同点弾を決めたエース佐藤は、見事プレミアイースト得点王に。
決定力もさることながら、前を向くトラップの巧みさや高速ドリブル、
そして展開力も兼ね備える素晴らしい選手。
残念ながらトップチーム昇格はならなかったようですが(他チームにも行かないのかな?)、
進学であれば、フィジカルを更に上げて4年後のJ入りを期待したいですね。

 

 

プレミアリーグEAST 第18節
FC東京U-18 1-2(1-1)青森山田高校
@東京ガス武蔵野苑多目的グランド
(FC東京)44分 佐藤亮
(青森山田)3分 豊島祐希、67分 神谷優太

 

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