神奈川県1部リーグ第14節
日大藤沢vs桐蔭学園


プレミア・プリンスがお休みの中、激戦が続くK1(神奈川県1部)リーグへ。

会場は日大藤沢高・NFグラウンド。
小田急六会日大前駅から徒歩15分程度ですが、屋根付き+個別席のスタンドもあって高校の施設とは思えない規模です。

 

日本大学藤沢高校

第13節終了時点で、8勝1敗4分勝ち点28で2位。
高校選手権予選は、10/18にラウンド16 vs座間高。

今シーズン3回目の観戦。
イギョラ杯決勝 vs流経大柏
高校総体神奈川県予選準決勝 vs武相
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GK 
1  小菅  陸  3年 180/66 川崎チャンプ
DF 
2  中村 帆高  3年 178/60 横浜F・マリノス追浜
3  石坂 尚己  2年 175/61 大豆戸FC
4  小野寺 健也 3年 185/73 秦野市立南中
5  西尾 隼秀  3年 171/61 バディーSC
MF 
6  中川 駿一  2年 178/60 横浜市立戸塚中
7  仁科 千優  2年 167/61 FC明浜
8  興膳 和希  3年 174/60 ベルマーレ平塚
10 蛭田 悠弥  3年 173/65 横浜F・マリノス
11 川野 勝裕  3年 180/66 FC東京深川
FW 
9  住吉 ジェラニレショーン
          3年 181/76 BANFF横浜ベイ

ーーーーーーーー住吉ーーーーーーーー 
ー蛭田ーーーーー川野ーーーーー興膳ー 
ーーーー仁科ーーーーーー中川ーーーー 
ー西尾ーーーーーーーーーーーー中村ー
ーーーー小野寺ーーーーー石坂ーーーー
ーーーーーーーー小菅ーーーーーーーー

 

 

桐蔭学園高校

第13節終了時点で、7勝1敗5分勝ち点26で3位。
高校選手権予選は、10/18にラウンド16 vs相洋高。

今シーズン初観戦。
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GK
17 早川 友基  2年 横浜F・マリノス
DF 
2  柴田 晃汰  2年 東急レイエス
3  澤田 大登  3年 三菱養和SC巣鴨
4  島津  黎  3年 東京ヴェルディ
21 根石 敬太  3年 桐蔭学園中
MF 
6  花田  佑  3年 横浜F・マリノス追浜
8  草野 信之介 2年 横浜F・マリノス
13 柳沢 憲蔵  3年 横浜F・マリノス
16 馬場 啓輔  2年 横浜FC鶴見
FW 
9  中村 陸八  3年 三菱養和SC巣鴨
23 山本 暁哉  3年 町田JFC

ーーーー中村ーーーーーー山本ーーーー 
ーー草野ーーーーーーーーーー馬場ーー 
ーーーーー柳沢ーーーー花田ーーーーー
ー澤田ーーーーーーーーーーーー柴田ー
ーーーー根石ーーーーーー島津ーーーー
ーーーーーーーー早川ーーーーーーーー

 

まず日藤がハイボールを蹴り込む展開。
強靭な体躯を誇る9住吉を走りこませ、前線で競らせていきます。

桐蔭は対照的にポゼッション志向のチーム。
最終ラインのパス回しからその構築をスタート。
キーパーの関与率が非常に高く、17早川はキックに自信を持っており、的確にさばいていきます。
また、中盤が中に絞ったポジションをとり、サイドバックをかなり外に張らせる陣容が特徴的。
中盤でのショートパスの連携で相手をひきつけ、空いたサイドへ展開。
徐々にボールを握り、ポゼッションでゲームを進めます。

桐蔭は6花田が小柄ながらも高いアジリティと正確なボールタッチで、スペースが少ない中、中継点として重要な役割を果たしています。

13分、日藤はロングボールから9住吉と、桐蔭キーパー17と早川が激しく交錯。
9住吉に警告の判定。

16分、ボールを支配されている日藤ですが、カウンター、10蛭田のキープから右サイド8興膳が逆サイドへ展開。
9住吉がためてタイミングよくオーバーラップしてきた5西尾へ繋ぎクロスを上げると、11川野がボレーで合わせますが、これはキーパー正面。その前にオフサイドの判定となります。

ポゼッションを続けながらもなかなか決定機をつくれない桐蔭は、18分、
カウンター8草野のキープから13柳沢へ繋ぐと、日藤のDFラインが止まったところ、後ろから飛び出した23山本へミドルパス。
ラインを抜け出しますが、日藤キーパー1小菅が飛び出しクリアします。

21分、日藤は中盤でのパスカットから9住吉が前線でキープ。
クサビを受けた8興膳からタイミングよく上がった2中村へ。
速いグラウンダーのクロスは、DFがクリア。
このプレーで得た右コーナーキックに、2その中村が頭であてますが、ゴール左に逸れます。

日藤は、29分には左サイドからショートコーナー。
5西尾が速いクロスを入れますが、あわせることができず。

29分、日藤は右サイドのこぼれ球を8興膳がダイレクトでクロス。
9住吉が体勢が悪い中頭で合わせますが、キーパー正面。
日藤が、個々の力技で押し込む時間が続きます。

一方の桐蔭は30分、右サイドに空けたスペース、2柴田が抜け出すと、深くえぐりクロスを上げますが、ここは日藤鉄壁のCBがクリア。
ボールを握りながら結局シュートまでいっておらず、最後の局面でもう少し工夫がほしいところ。

38分、最初に動いたのは日藤。
11川野に替え20中山竜一(3年/FW/日野南中)を投入。
11川野は若干動きが鈍かったように見えましたが、これほど早く変えるのはさすがの選手層。

日藤は、10蛭田のドリブルが徐々に見られるように。
左サイドで緩急で相手を剥がし、スピードに乗ったドリブルでボールを運びます。
最後の精度がいまひとつか。

前半最後のチャンスは日藤。
45分、桐蔭陣内でのパスミスをカットすると、8興膳が素早く前線にスルーパス。
走り込んだ9住吉が倒れこみながら左隅へ流し込むも、桐蔭17早川が左手で何とか触るファインセーブ。
決定的な場面でした。

前半はスコアレスのまま終了。

ポゼッションしながらシュートゼロに終わった桐蔭は、右利きが多いせいか左サイドをうまく使えていない印象。
特に21根石から3澤田への展開が増えれば、選択肢が広がりそうです。

 

後半、日藤は7仁科に替えこの日ベンチスタートだった13工藤泰平(2年/DF/SCHFC)を投入。
3石坂をボランチに上げます。


最初のチャンスは桐蔭。
46分、カウンターから9中村のドリブル、右サイドのフォローを囮にカットインし、左足でミドルを狙いますがゴール右へ。


一方の日藤は48分、20m地点中央で9住吉が競り合いからファウルをもらうと、10蛭田が直接狙いますがキーパー正面。


桐蔭は、疲れからか選手間の距離が広がり、ボールを奪われる場面が増えてきました。


53分、日藤は桐蔭陣内でボールを奪うと、8興膳がドリブルでエリアに侵入。
DFとの接触で倒れますが、これはノーホイッスル。


57分、日藤は10蛭田のドリブル、味方を使いながら右サイドまでボールを運ぶと、ためて走り込んだ2中村へ。
ライナーのクロスは桐蔭DF何とかブロック。じわじわと追い詰めていきます。


しかし58分、桐蔭はカウンターから2柴田が右サイドを攻め込むと、後ろにいた9中村に折り返し。
中村は撃たずに中へ繋ぐと、フリーで待っていた23山本がダイレクトで流しこみ待望の先制点。
劣勢に陥っていた桐蔭が均衡を破ります。
〈日本大学藤沢高校 0-1 桐蔭学園高校〉


以降、日藤の9住吉のボールキープ時の接触が激しくなり、そこから火がついてゲーム全体のボルテージが上がっていきます。


60分、日藤は6中川に替え、14?。
左サイドに入り、5西尾がボランチに。

一方、桐蔭は65分、21根石に替え長身の22?を投入。


追いつきたい日藤は66分、10蛭田がドリブルで中央突破、20m程度前に運び、左サイドへ展開。
8興膳がダイレクトでクロスを上げると、9住吉がダイビングヘッド!
これを桐蔭キーパー17早川がビッグセーブ。
同点ゴールを許しません。


67分、日藤は桐蔭6花田を3人で囲んでボールを奪うと、8興膳が左サイドドリブルで突破し9住吉へ。
楔を受けた5西尾がライン裏へミドルパスを送ると、走り込んだ20中山が、飛び出してきたキーパーの位置を見てヘッドで押し込みますが、ゴールわずか左に外れます。


23分、日藤は9住吉に替え19木村駿平(3年/MF/横浜ジュニオール)を投入。


守り切りたい桐蔭は75分、16馬場に替え10行武大希(3年/FW/FCトッカーノ)を投入。
1トップに配置し、中盤を厚くして日藤の圧力に対応します。


しかし79分、日藤は右サイド10蛭田が緩急つけながらスルスルッとで二人を交わしエリアに侵入すると、右足を一閃。
逆サイドネットに豪快に突き刺し、同点とします。

〈日本大学藤沢高校 1-1 桐蔭学園高校〉

桐蔭はいよいよ運動量が落ち、押し込まれる時間が続きます。
日藤の逆転も時間の問題か。


しかしいまひとつ攻めきれず、ロスタイム、日藤は右サイドからの大きな展開。
左サイド19木村が素晴らしいトラップでバイタルでボールを収めると、インカットから右足で狙いますが、シュートはゴールわずか上。

結局勝ち越し点は奪えず、同点のままホイッスル。
両チーム痛み分けとなりました。

 


日藤は試合後選手も憤りを感じていた通り、勝てるゲームを逃した印象が残り、
リーグ制覇を狙う上で非常に痛い結果となってしまいました。

内容としては、守備陣は安定感を披露し、攻撃も住吉のキープ力、蛭田のドリブルという強烈な個で、崩しきれなくてもゴールを奪ってしまう力がありますが、中盤の攻守においては、いまだ発展途上という印象も。

間も無く始まる選手権では、神奈川制覇、さらに全国でも上位を狙うポテンシャルを備えているだけに、
選手起用も含めどれだけチームとして固めていけるかがカギとなりそうです。

桐蔭は、今シーズン色々と内部問題もあった中、ポゼッションというスタイルをある程度仕上げてきた印象を持ちました。

しかし、来る選手権予選で、次戦に勝利すれば対戦する桐光学園を打破するには、
左サイドの使い方やアタッキングサードの精度、運動量など、もう一歩のレベルアップが必要と言えそうです。

選手個々では両サイドバックが好印象。
先制点の起点にもなった2柴田は、上下動を終盤まで繰り返せる非常にタフな選手。
3澤田は、ガタイの良さと冷静な判断で球際をリード。
右利きのためボールを受けた際に後ろを向いてしまいがちなので、
そこで前を向けるようになれば更なる飛躍も期待できるプレーヤーです。

 

 

神奈川県1部リーグ 第14節
日本大学藤沢高校 1-1(0-0) 桐蔭学園高校
@NFグラウンド
(日藤)79分 蛭田悠弥
(桐蔭)58分 山本暁哉

 

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