Jユースカップ準々決勝
セレッソ大阪vs浦和レッズ


Jユースカップ準々決勝。
最後の試合は、セレッソとレッズの対決。

キャプテン・庄司が復帰し、プレミアWESTで首位を快走していた頃の力が戻りつつあるセレッソに、
3回戦で下馬評を覆しサンガに快勝したレッズが挑みます。

 

セレッソ大阪U-18

プレミアリーグWESTは、第15節終了時点で9勝6敗勝ち点27で3位。
クラブユース選手権はグループリーグ敗退。

今大会は2回戦からの登場。
2回戦:vs Y.S.C.C.横浜 7-1
3回戦:vs 川崎フロンターレ 3-1


今シーズン2回目の観戦。
Jユースカップ3回戦 vs川崎フロンターレ

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GK 
1  松原 秀模  3年 181/75 セレッソ大阪西

DF  
2  森下 怜哉  2年 179/68 長野FC
5  庄司 朋乃也 3年 187/74 クマガヤSC

6  堀江 大騎  3年 166/59 セレッソ大阪西
16 舩木  翔  2年 176/61 セレッソ大阪
MF 
4  立石 和真  3年 173/66 セレッソ和歌山

8  丸岡  悟  3年 170/65 徳島市立川内中
12 斧澤 隼輝  2年 165/60 長崎南山中
17 上畑 佑平士 2年 176/62 セレッソ大阪西
FW 
9  井上 泰斗  3年 179/67 セレッソ大阪

10 岸本 武流  3年 174/66 桜FC

2015年U-18日本代表/岸本、舩木 
2015年U-18日本代表候補/庄司、森下
2015年U-17日本代表/斧澤

ーーーー岸本ーーーーーー井上ーーーー
ー丸岡ーーーーーーーーーーーー斧澤ー
ーーーー上畑ーーーーーー立石ーーーー
ー舩木ーーーーーーーーーーーー堀江ー
ーーーー森下ーーーーーー庄司ーーーー
ーーーーーーーー井上ーーーーーーーー

 

 

 

浦和レッズユース

プリンスリーグ関東は、第15節終了時点で6勝7敗2分勝ち点20で7位。
クラブユース選手権は関東予選敗退。

今大会は、
1回戦:vs AC長野パルセイロ 7-0
2回戦:vs カターレ富山 6-0
3回戦:vs 京都サンガ 2-0

今シーズン4回目の観戦。
プリンス関東6節 vs山梨学院 
プリンス関東7節 vs川崎フロンターレ
プリンス関東9節 vs桐光学園

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GK 
1  大川 圭為  3年 177/73 浦和レッズ

DF  
4  小木曽 佑太 3年 184/74 浦和レッズ
7  高橋 聡史  3年 178/65 浦和レッズ

20 関 慎之介  2年 179/68 浦和レッズ
36 橋岡 大樹  1年 182/70 浦和レッズ
MF 
2  川上 開斗  3年 166/63 浦和レッズ

5  中塩 大貴  3年 181/64 浦和レッズ
8  影森 右京  3年 173/65 浦和レッズ

14 渡辺  陽  2年 167/63 浦和レッズ
FW
13 新井 瑞希  3年 170/64 柏レイソル

21 時里 元樹  2年 168/64 朝霞ESTRELA

2015年U-17日本代表/橋岡、渡辺

ーーーー新井ーーーーーー時里ーーーー
ー川上ーーーーーーーーーーーー影森ー
ーーーー渡辺ーーーーーー中塩ーーーー
ー高橋ーーーーーーーーーーーー−関−ー
ーーーー小木曽ーーーーー橋岡ーーーー
ーーーーーーーー大川ーーーーーーーー

 

前半最初のチャンスはレッズ。
5分、右サイド8影森がドリブルからファウルをゲットすると、
素早いリスタートから走りこんだ13新井がシュート。
これはキーパー正面をつきます。

レッズは第一印象で過去のゲームとの違いがはっきりと感じられます。
キャプテンで190cm近い長身の9松澤 彰(3年/FW/名古屋FC・EAST)が不在で、
これまでの彼のポストプレーを起点とするスタイルから、
個々のドリブルで推進するスタイルに大きくモデルチェンジ。
漲る躍動感。

しかしそう甘くはないセレッソ。
6分、右サイドから10岸本が中央へのクロス。
17上畑が撃たずに横へ繋ぐと、走りこんだ9井上が強引にゴールにねじ込みます。
個の力を存分に感じさせる得点で早くも先制。
大量得点の狼煙か。
〈セレッソ大阪U-18 1-0 浦和レッズユース〉

しかしレッズも怯みません。
8分、セレッソボランチからの展開を左サイド2川上がカットすると、自らドリブルで前進。
対応に来たセレッソ5庄司に対し、シザーズで上手く間合いを作ると、
角度のないところから左足一閃。
逆サイドネットに打ち込み、すぐさま同点に追い付きます。
チームに自信を取り戻させる大きな一点。
〈セレッソ大阪U-18 1-1 浦和レッズユース〉

ここからペースを握ったのはレッズ。
ディフェンスが空中戦で打ち勝ち、中盤のスピードと運動量でセレッソをリード。
度々コーナーを獲得し、セレッソを追い詰めていきます。

しかしセレッソも27分、右CKからレッズクリアに対し、
再び前線へハイボールを供給。
エリア内での競り合いから上がっていた2森下がボレーで狙いますが、ゴールわずか右へ。
決定的な場面。

一方レッズも29分、右コーナーから36橋岡が頭でさわりファー流れると、
14渡辺がハーフボレーで狙いますが、ゴール上へ。

前半最後のチャンスはレッズ。
38分、セレッソ5庄司のミスからボールを奪った13新井がドリブルからミドルを放ちますが、ゴールを超えます。

同点のまま前半を終了。

レッズがセレッソ相手に優勢に進める大健闘。
CB4小木曽、36橋岡の二人がセレッソの強力2トップに対し、空中戦で完勝。
攻撃では13新井がドリブルで前に推進します。

 

後半、最初に仕掛けたのはセレッソ。
49分、9岸本のミドルに対しDFのブロックが左に流れると、
8丸岡がダイレクトで柔らかいクロス。
飛び込んだ12斧澤のヘッドは押しくもクロスバー直撃。


続くセレッソの攻撃。
50分、カウンターから右サイド6堀江のクロス。
DFブロックのこぼれを12斧澤が狙いますが、シュートは抑えきれず。


セレッソ右サイドバックの6堀江は、
相手との間合いを見て自ら前に運ぶことができる稀有な選手。
逆サイド奥まで通す強烈なキックも持っています。


ここからの見所はセレッソ10岸本とレッズ36橋岡のバトル。
世代トップクラスの打開力を誇る岸本に対し、
空中戦で存在感を見せていた橋岡は、地上戦でもしっかり食らいつきます。


これで勢いを得たレッズは、
61分、左サイド2川上が粘って二人を交わし速いクロスを入れますが、
セレッソ2森下が何とかクリア。


レッズは縦への速さが前半に比べ、更に鋭さを増していきます。
セレッソセンターバックは相手の速いクロスに対し、難しい対応。

62分、右コーナーから4小木曽が頭で折り返し、
36橋岡がキーパーと競りますがここはファウルの判定。


さらにセレッソペナルティエリア内で混戦となると、
最後はキーパー1松原がキャッチしますが、これがバックパスの判定。
セレッソはレッズの圧力に対し焦りが見られるか。

レッズはこのFK、トリックプレーから最後は2川上が狙いますが、
全員ゴールに入ったセレッソが体を張ってブロック。


68分、ここでレッズは21時里に替え、
3回戦でゴールを決めた19川上エド オジョン智慧(2年/MF/浦和レッズJY)を前線に投入。


するとその効果が早速現れます。
72分、レッズはカウンターから19川上エドがドリブルで推進。
リズムを変えて相手に飛び込ませずうまく時間をつくって右サイド8影森へ繋ぐと、
影森がダブルタッチで対面の19舩木を交わしエリアに侵入。
深くえぐって折り返し、最後は13新井が蹴りこみレッズ逆転!
〈セレッソ大阪U-18 1-2 浦和レッズユース〉

追う立場となったセレッソは直後の73分、9岸本のクロスに対し、
中央フリーで8丸岡が待っていましたが、シュートはミートしきれず。

73分、セレッソは4立石に替え、
切り札の18松岡 大智(2年/FW/カターレ富山U-15)を右サイドに投入しますが、
中々攻め切ることができません。

82分、レッズはカウンターから19川上エドが右サイドを小刻みにリズムかえて突破。
折り返しを途中出場24松高 遼(3年/MF/浦和レッズJY)が狙いますが、
DFがブロック。
しかしここで得た右コーナーに、
4小木曽が打点の高いヘッドで合わせ、レッズが追加点!
〈セレッソ大阪U-18 1-3 浦和レッズユース〉


苦しい展開となったセレッソは、
85分、6堀江の素晴らしいクロスに途中出場25林部 晃己(2年/FW/セレッソ大阪U-15)が頭で合わせますが、ゴール右へ。
決めることができません。


レッズは途中出場の19川上エドがキレキレのドリブルで、追い付きたいセレッソを守備で忙殺。
セレッソは勢いで負けてしまっています。


そして5分のATをしっかり締めたレッズがまたも下馬評を覆して快勝。
ついにベスト4まで進出しました。

 

レッズの変貌は今大会最大の驚き。
プリンス関東で見た際は、パスの精度は低く繋がらない、DFは連携ミスで自らピンチを与えると今ひとつな内容で、クラ選の関東予選2次リーグ敗退も個人的にはあり得る結果だと思っていました。

しかし今日は全く違うチームが目の前に。

まず取り上げたいのは守備の安定感。
セレッソの強力2トップに対し、4小木曽、36橋岡のCBが陸空共に完勝。
集中を全く切らさず、ここで前に弾き返し続けられたのは大きかった。

36橋岡は素晴らしいの一言。
これまでも圧倒的だった空中戦の強さは相変わらずで、今日は地上戦でも見事な対応。
ボールではなく仕掛けてくる相手の体の動きだけを見て読み切り、
世代最強クラスのストライカー岸本を零封。
1年生ながらもはや対人能力は世代トップとも言えるのではないでしょうか。

攻撃では小回りの効くアタッカー勢が、自信を持って積極的に仕掛けるように。

特筆したいのは13新井。
これまではジョーカー的な役割でしたが、その吸い付くようなタッチからのドリブルで、チームの前への推進力として大きく貢献。
セレッソ守備陣を苦しめ続け、決勝点も奪う大活躍。
レッズ変貌の象徴的存在です。

また、2年生の14渡辺がキャプテンマークを巻く一方、チームを裏で支えたのは2川上。
先制された直後の同点弾のほか、所々でチームを鼓舞する声。
運動量豊富で献身的なプレーができる、チームに一人は欲しいプレーヤーです。


セレッソは、個人能力の高い9井上と10岸本の2トップ、そして5庄司と2森下のCBペアが、マッチアップした相手に対し劣勢となったのが想定外だったか。

前述の6堀江や、
ボールコントロールが精緻で、小柄ながら体の入れ方がうまくキープできる12斧澤、
ボールタッチがとりわけ柔らかく、足元でボールを大きく扱える8丸岡らの中盤が奮闘しましたが、
同点に追いつくことはできませんでした。

残るは高円宮杯。
ディフェンディングチャンピオンとして、
再びリーグを制し、チャンピオンシップの舞台に戻ってくることはできるでしょうか。

 

 

Jユースカップ 準々決勝
セレッソ大阪U-18 1-3(1-1) 浦和レッズユース

@カシマサッカースタジアム
(セレッソ)6分 井上泰斗
(レッズ)8分 川上開斗、68分 新井瑞希、82分 小木曽佑太

 

 

 

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