高校総体千葉R16
市立船橋vs習志野


今日はグラスポへ。

インターハイ千葉県大会ラウンド16は、市立船橋と習志野の名門対決に。

全国制覇さらには3冠を狙う市船は、プレミア中断から1ヶ月程度を経て、どのくらいの進化を遂げているでしょうか。

 

市立船橋高校

昨シーズンの成績は、
高校総体:準優勝
高円宮杯:プレミアリーグEAST3位
高校選手権:ベスト16

プレミアリーグEASTは、
第5節終了時点で、3勝2分け勝点11で2位。

今大会は、決勝トーナメントからの登場。

今シーズン4回目の観戦。
3/20 サニックス杯 vs 星稜
4/9 プレミアEAST1節 vs アルビレックス新潟
4/23 プレミアEAST3節 vs 鹿島アントラーズ
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GK
1  井岡 海都 3年 183/70 千葉SC
DF
2  桧山 悠也 2年 170/68 栃木SC
3  真瀬 拓海 3年 173/62 JSC CHIBA
5  杉岡 大暉 3年 178/73 FC東京深川
7  原  輝綺 3年 178/63 AZ’86東京青梅
MF
4  金子 大毅 3年 173/62 FCトッカーノ
6  阿久津 諒 3年 173/60 FC KASUKABE
8  西羽  拓 3年 163/60 アントラーズつくば
9  野本 幸太 3年 168/60 大宮アルディージャ
10 高  宇洋 3年 173/64 川崎フロンターレ
FW
11 村上 弘有 3年 186/77 Wings

2016年U-19日本代表候補/杉岡

ーーーーーーーー村上ーーーーーーーー 
ーーー野本ーーーーーーーー西羽ーーー 
ーーーー阿久津ーーーーー−高−ーーーー
ー桧山ーーーーー金子ーーーーー真瀬ー 
ーーーー杉岡ーーーーーー−原−ーーーー
ーーーーーーーー井岡ーーーーーーーー

前回観戦時からの変更点は、左SBに杉山 弾斗(1年/176/58/FC東京U-15むさし/16U-17代表)ではなく、桧山を起用。

 

 

習志野高校

昨シーズンの成績は以下の通り。

高校総体:千葉県大会ベスト4
高円宮杯:千葉県1部リーグ9位
高校選手権:千葉県大会ベスト4

千葉県2部Bリーグは、
第5節終了時点で、2勝1敗2分け勝点8で5位。

今大会は、一次トーナメント2回戦からの登場。
2回戦:vs 東京学館浦安 2-0
決勝:vs 敬愛学園 2-0

今シーズン初観戦。
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GK
1  亀山 浩太郎 3年 JSC CHIBA 
DF
2  井上 晃史郎 3年 袖ヶ浦市立根形中 
3  
5  埴田 裕己  3年 JSC CHIBA
15 
MF
6  米田 陽斗  3年 柏レイソルA.A.TOR’82
7  島田 泰輝  3年 川崎フロンターレ
8  
10 海田 航佑  3年 VIVAIO船橋SC 
16 松木 玲生  3年 ルキナス印西
FW
11 丸山 智史  2年 船橋市立芝山中


ーーーーーーーー丸山ーーーーーーーー
ー米田ーーーーーーーーーーーー−8−ー 
ーーーー海田ーーーーーー島田ーーーー
ー15ーーーーー松木ーーーーー井上ー 
ーーーー埴田ーーーーーー−3−ーーーー
ーーーーーーーー亀山ーーーーーーーー

 

試合形式は40分ハーフ。

最初のチャンスは市船。1分、右サイド裏に抜け出した11村上から中央にクロスも、フォローは間に合わず。

3分、左サイド9野本のカットインからスルーパス。11村上がスライディングで飛び込みますが、こちらもあと一歩届きません。

市船は、このレベルでは一層際立つサイドチェンジのスピード。左右に激しく振り、的を絞らせません。

4分、市船は5杉岡から鋭い縦パス。11村上が抜け出し、DFと競り合いながらフィニッシュまで持ち込みますが、ゴールわずか左。

6分、市船は右コーナー。クリアを拾って再びキッカーの9野本へ。アーリークロスに、11村上がボレーで合わせますが、ゴール右。

なかなかシュートは枠内を捉えきることができないものの、徐々にプレーエリアを相手ゴールへと近づけます。

そして7分、市船は左サイド2桧山のフィード。中央で相手をブロックした11村上の後へボールが通ると、その裏にいた8西羽がDFラインを突破、胸トラップから落ち着いて蹴り込み、先制のネットを揺らします。
<市立船橋高校 1-0 習志野高校>

市船は、上述のサイドチェンジから縦のスペースを作ると、プレミアの時とは違い、今日は後に位置取る5杉岡、7原、2金子も、思いきって追い越していく場面が見られます。

19分、中盤での空中戦から、こぼれ拾った市船6阿久津が一気に抜け出しますが、追いかけたDFが、スライディングで何とかドリブルをカット。エリア内へ向かうこぼれ球を、習志野キーパー1亀山と市船11村上が競争。亀山が必死に手を伸ばし、何とか先に触ると、こぼれに詰めた市船のシュートは、習志野5埴田がブロック。ギリギリのところで追加点を許しません。

20分、市船の左コーナー。ファー3真瀬の頭での折り返しはディフェンスがクリア。5杉岡が拾い繋ぐと、最後は9野本がフィニッシュも、ディフェンスが体でブロック。

21分、空中戦に11村上が勝ち、受けた8西羽がドリブルで前進。右寄り25mの位置から、ファーへミドルシュートを放つも、キーパー1亀山が弾きます。

28分、市船は右コーナー。ニアで合わせた3真瀬のヘッドが枠内を捉えるも、ディフェンスがクリア。混戦となりますが、最後は11村上が頭で押し込み、待望の追加点。
<市立船橋高校 2-0 習志野高校>

39分、市船は中盤でのパス回しからオーバーラップした7原が右サイドを突破。アーリークロスに、8西羽がジャンピングボレーで合わせるも、キーパー1亀山がなんとか反応したボールは、右ポストを直撃!

40+1分、中盤で相手のクリアを拾った10高が見事なトラップを見せると、一旦8西羽に当て、バイタルでリターンを受けてラストパス。これはDFにカットされますが、こぼれを11村上がミドルシュート!しかし、キーパー正面をつきます。

ここで前半終了。

名門対決は、市船のワンサイドゲームに。市船は、個々の力、プレースピードで明らかなレベルの違いを感じさせると、起点となる最終ラインのサイドチェンジで相手を散らし、5杉岡のフィードなどで一気に縦へ展開。サイズと走力を兼ね備える11村上を使って圧力をかけ、初戦の前半としては及第点といえる2ゴールを先取しました。

習志野は、シュートゼロに加え、相手陣内に入ることすら限られており、非常に苦しい展開。チャンスらしいチャンスは、エリア手前左で得たセットプレーのみとなっています。1トップの11丸山は、190cm近いサイズがありますが、市船のCB陣に当たり負けして位置に入れず、空中戦で全く勝てていません。最終ラインとキーパーが、決定機を瀬戸際で防ぎ、むしろ何とか二点で抑えたといってもよい前半に。

 

 

44分、市船はキーパー1井岡のキックから、11村上が頭で繋ぐと、8西羽から4金子を経由して右サイドを崩し、3真瀬のマイナスの折り返しに、11村上がダイレクトで合わせますが、ゴールわずか左!勝負を決める決定的な場面を逃します。

47分、市船は右サイドを押し込むと、スローインから8西羽がエリア内でキープ。フォローした10高がボールを受けとり、左足で狙いますが、DFがブロック。

48分、最初に動いたのは習志野。
8?→13?前線2トップに変え、中盤を4枚に。

ーーーー丸山ーーーーーー13ーーーー
ー海田ーーーーー島田ーーーーー米田ー 
ーーーーーーーー松木ーーーーーーーー

前線の人数を増やした習志野のプレッシャーを受け、市船は、前線への繋ぎがやや乱れてきた感も。

しかし54分、市船のカウンター。ロングフィードが8西羽に通ると、ためて右から追い越した11村上へ繋ぎ、逆サイドへミドルシュート!キーパーが弾いたところを、最後は6阿久津がつめて3点目。試合を決めます。
<市立船橋高校 3-0 習志野高校>

55分、この日一番のビッグプレーが飛び出します。市船7原が最終ラインから前線に運ぶと、浅い習志野最終ラインの隙を見逃さず、対角線上に鋭いロングフィードを供給。この圧巻の一本で、9野本が完全に抜け出すと、ドリブルから右足フィニッシュまで持ち込みますが、DFが何とか食らいついて足先でブロックします。

58分、市船は右コーナー。9野本の鋭いキックに、ファーで飛び込んだ7原がドンピシャヘッド!ゴールネットを揺らしましたが、ここは市船のファウルの判定で取り消し。

61分、市船は右コーナー。9野本のキックに、今度は5杉岡が強引にゴールへねじ込みますが、またもファウルで取り消し。

66分、市船の交代。
11村上→12矢野 龍斗(3年/182/79/FC多摩)。

69分、市船はその矢野が左サイドを抜け出すと、DFをうまくサイドに引っ張って、後ろへの落とし。受けた2桧山が右足ミドルで狙いますが、威力を欠きキーパー正面。

73分、市船の交代。
9野本→15有田 朱里(2年/163/60/1FC川越水上公園)。


75分、市船のセットプレー。エリア内混戦、頭で繋ぎますが押し込めず。

76分、市船は右サイドから押し込むと、再びエリア内混戦、12矢野が強靭な体を活かしてボールを収め、フィニッシュまで持ち込みますが、ディフェンスがクリア。

77分、市船の交代。
2桧山→16杉山 弾斗。

77分、習志野のカウンター。バタつきを見せた市船のディフェンスに対し、エリア内でこぼれを拾った7島田が右足を一閃。しかし、唯一の決定機はゴールを超えてしまいます。

78分、市船は右サイドを押し込むと、10高の柔らかいクロスに、13有田がダイビングヘッドで合わせますが、味方に当たってしまいます。

80分、市船のカウンター。左サイド10高がためて、オーバーラップした2杉山が、高速のグラウンダークロス。12矢野が見事に点で合わせネットを揺らしますが、オフサイドの判定でまたもゴールは認められず。

80+1分、市船は5杉岡から素晴らしいフィード。12矢野が球際を競り勝ち、右足ミドルで狙いますが、ゴール左。

80+1分、市船の交代。
6阿久津→15?。

そして試合終了。

名門対決となったラウンド16は、大本命の市船が快勝。昨年あと一歩で成し遂げられなかった全国制覇に向け、その一歩を踏み出しました。

 

 

市立船橋は、3点を奪い、相手にほとんどチャンスをつくらせず、と盤石の出来でしたが、今年のチームのポテンシャルを考えると、今日の習志野相手ではもっと内容も求めたいところ。

攻撃の組み立てに関して、最終ラインのサイドチェンジから素早く縦へフィード、11村上を使う戦い方は、中断前と大きな変化は見られず。それでも、県予選では問題なく得点を奪っていけそうですが、今後のプレミア、または全国ベスト8以上となると、どこかで行き詰ってしまう予感が漂います。

とりわけ期待したいのが9野本。今日も、セットプレーではさすがのキックを見せていましたが、流れの中での関与、フィニッシュの数はまだまだ足りない。昨年の工藤友暉(現東洋大)や押尾大貴(現日本大)が見せていたような、二列目のコンビネーションで、相手を崩し得点も奪う、厚みのある攻撃を見せてほしいところです。

起用で中断前から唯一変ったのが左サイドバックの2桧山。同学年の16杉山からレギュラーを奪取、今日は先制点をアシストし、守備でも安定したプレーを見せましたが、右利きのためパス回しがどうしてもワンテンポ遅れる場面があり、絶品の左足を持つ杉山を抑えて出場するほどの理由を、見出せなかったのが正直なところ。

成長を感じたのは6阿久津。とりわけポジショニングがよく、最終ラインのパス回しでの顔出し、前線が詰まった時のフォローと、絶大な存在感。ターンスピードも上がっており、攻守の潤滑油となっていました。

 

全国高校総体千葉県予選 ラウンド16
市立船橋高校 3-0(2-0) 習志野高校
@船橋法典公園グラスポ
(市船)7分 西羽拓、28分 村上弘有、54分 阿久津諒

 

 

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