高校総体R16
久御山vs市立船橋


第2試合は、昨日衝撃的な内容で青森山田を葬った久御山のゲーム。

今日の相手はまたも優勝候補筆頭・市立船橋。
アップの段階では、リラックスした様子の前者に対し、緊張感漂う後者。
市船は、勢いに乗る久御山を止められるか。

 

久御山高校

京都府1部リーグは第11節終了時点で、10勝1敗で1位。

今大会は、
1回戦:vs 桐光学園(神奈川) 1-1(PK5-4)
2回戦:vs 青森山田(青森) 2-1

今シーズン2回目の観戦。
高校総体2回戦 vs青森山田

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GK 
1  佐藤 由維斗 3年 177/69 京都サンガF.C.
DF 
2  小森 優輝  3年 171/58 宇治FC
3  中村 禄郎  1年 176/63 宇治FC
5  平木 海都  3年 172/53 京都城陽SC
8  長谷川 輝  3年 169/58 宇治FC
MF 
6  玉村 光輝  3年 166/56 AS.ラランジャ京都
10 八田 陸斗  3年 163/53 朱六FC
14 山本  蓮  3年 171/60 京都サンガF.C.
FW 
7  和田 幸之佑 3年 175/62 木津南中
9  築山  隼  3年 180/62 京都J-マルカFC
11 河崎 蒼太  3年 167/57 舞鶴少年SC

ーーーーーーーー築山ーーーーーーーー
ー和田ーーーーーーーーーーーー河崎ー 
ーーーーー八田ーーーー山本ーーーーー 
ー平木ーーーーー玉村ーーーーー中村ー
ーーーーー小森ーーー−長谷川−ーーーー
ーーーーーーーー佐藤ーーーーーーーー

 

市立船橋高校

プレミアリーグEASTは第10節終了時点で、6勝2敗2分で4位。

今大会は、
1回戦:岡山学芸館(岡山) 3-1、
2回戦:尚志(福島) 3-1

今シーズン4回目の観戦。
プレミアイースト1節 vsコンサドーレ札幌
プレミアイースト6節 vs流経大柏
プレミアイースト8節 vs柏レイソル

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GK 
1  寺尾  凌  3年 182/71 FCトッカーノ

DF 
3  古屋 誠志郎 3年 163/60 船橋八木が谷中
4  杉岡 大暉  2年 180/73 FC東京深川

5  白井 達也  3年 179/68 横浜F・マリノス
16 杉山 弾斗  1年 175/56 FC東京むさし
MF 
7  原  輝綺  2年 177/64 AZ’86東京青梅

6  椎橋 慧也  3年 177/69 船橋八木が谷中
9  高  宇洋  2年 172/65 川崎フロンターレ
11 工藤 友暉  3年 172/56 FCクラッキス松戸

FW
10 永藤  歩  3年 168/64 順蹴F.A.

31 矢村  健  3年 164/60 横河武蔵野FC

2015年U-18日本代表/永藤 
2015年U-17日本代表/杉岡

ーーーーーーーー永藤ーーーーーーーー 
ー工藤ーーーーー−高−ーーーーー矢村ー
ーーーー椎橋ーーーーーー−原−ーーーー 
ー杉山ーーーーーーーーーーーー古屋ー
ーーーー杉岡ーーーーーー白井ーーーー
ーーーーーーーー寺尾ーーーーーーーー

 

最初のチャンスは市船。
3分、右サイドで得たコーナーキックに4杉岡がヘッドで合わせますが、ゴール右へ外れます。

キーになる中盤の争いは市船がリード。
久御山10八田、14山本に対して、市船7原、6椎橋が素早く寄せてつぶします。

4分、市船はボールを奪った6椎橋がミドルを狙いますが、これはキーパーの正面をつきます。

久御山14山本に対しては、7原が徹底マーク。
ボールを持つとどこまでも食らいついていきます。

それでも9分、久御山14山本が高速ドリブルをしかけると、6椎橋が後ろから倒してファウル。
いい位置でセットプレーを与えてしまいます。
このFKは、14山本が壁にぶつけて得点機にはならず。

市船は10永藤のドリブルで侵攻。
12分、永藤がためて左サイドへ展開。7原から走り込んだ16杉山へスルーパス。
深く抉ってグラウンダーでクロスを上げると、11工藤がダイレクトで合わせますが、これは惜しくもクロスバーを直撃します。
両チーム通じて最初の決定機に。

そして13分、市船はショートカウンターからまたも左サイド展開。
9高がグラウンダーで速いクロスを上げると、逆サイド13矢村がニアに走り込んで流し込みます。
市船が先制!
〈久御山高校 0-1 市立船橋高校〉

市船は、前線でのパス回しが以前見たときよりも非常に速くなっており、久御山はついていくのがやっとといったところ。

畳み掛けたい市船は16分、25mやや右寄りでのFKを名手11工藤が直接狙いますが、
壁の外から急激に曲がったボールは、またもクロスバーを直撃します。

久御山は、今日は6玉村が前を向いてボールを持つことができません。
ドリブルで脅威となっている10永藤のケアで中盤が間延びしているせいか。

また、久御山10八田、14山本も思うようにボールを動かせず。
市船7原、6椎橋の寄せ、そして刺す速さは昨日より高レベルで、剥がすことができません。

その後は、両チームつぶしあい、互いにチャンスはうまれず。

久御山は前線にボールを入れられるようにはなりましたが、
ライン裏ではなくあくまでディフェンスを背負った状態に止まります。
一旦後ろへ戻してしまうと、市船ボランチがすぐに帰還。
詰まってなかなか決定機に結びつけることができません。

それでもAT、久御山は14山本が一瞬の隙をついてスルーパス。
7和田が抜け出しキーパーより前にさわりますが、ボールは惜しくもゴール右へ流れていきます。

前半は、市船の1点リードで折り返し。

市船はキーマンの自由を奪ってポゼッションの根元を経つ、さすがの対応を見せます。
しかし、ペースを上げて対応していることもあり、リードが1点に留まったのが後半どう影響するか。

 

後半はまず37分、市船は13矢村のクロスから中央で10永藤が潰れ、逆サイドで受けたのは11工藤。
相手を揺さぶってシュートを打ちますが、DFがブロック。
こぼれを6椎橋が狙いますが、ふかしてしまいます。


一方、同点に追いつきたい久御山は39分、カウンターから11河崎がドリブル。
カットインからミドルで狙いますが、これはキーパーがセーブします。


ここからは前半にも増して激しくなった中盤の争い。
とりわけ見応えがあったのは久御山10八田と市船7原のマッチアップ。
ガシガシ奪いにくる原に対して、八田がアウトサイドで何とかボールを保持します。

そして、その争いから42分、久御山がカウンター。
機を見て攻め上がった6玉村がエリアに侵入すると、市船DFともつれて倒れます。
これがPKの判定!
14山本が落ち着いてゴール左隅に沈め、久御山が同点に追いつきます。
〈久御山高校 1-1 市立船橋高校〉


追いつかれた市船は、その後続けざまにカウンターを発動。

46分、左サイドで10永藤が相手を弾いて前進。
逆サイド13矢村へ展開すると、切り返してシュートを打ちますが、ディフェンスがブロックします。

47分、11工藤のドリブルから二人を引き付けて右へラストパス。
10永藤がフリーでボールを受けますが、ふかしてしまいます。


51分、11工藤から左サイド10永藤へ。
スピードで突破し折り返しますが、詰めきれずキーパーがキャッチ。
追加点を決めることができません。


チャンスを続けざまに逃した市船は57分、13矢村に替え15太田 貴也(2年/FW/JSC CHIBA)。
ドリブルが特長の太田の投入で、相手に流れを渡さんとします。

久御山は、徐々に6玉村が展開に関わりはじめ、いつものようなポゼッションを開始。
久御山10八田、14山本が消耗が見える市船ボランチを剥がしはじめ、1、2回戦のような逆転の匂いが漂い始めます。


しかし55分、市船は右サイドで6椎橋がうまく間合いを外してファウルを誘うと、
11工藤のFKを逆サイドにいたその6椎橋が蹴り混んで勝ち越し。
相手に傾きかけた流れを引き戻す、大きな大きな1点を奪います。
〈久御山高校 1-2 市立船橋高校〉


再び勢いを取り戻した市船は、58分、カウンター10永藤のドリブルから左サイドにいた15太田がゴールライン際、相手を抜いて折り返し、9高がシュートを打ちますが、これはディフェンスがブロック。


対する久御山も直後59分、 バイタルで14山本がキープ。
9築山へ繋ぎシュートを狙いますが、こちらは市船ディフェンスがブロックします。

次の1点が大きな意味を持つ時間帯に入り始めた61分、
攻撃を受けた市船は、16杉山が意図あるクリアでうまく前線に放り込むと、これを受けた11工藤が左サイドをドリブル突破。
深い切り返しで、追ってきたDFを外し右足でシュート。
ボールは急激に弧を描いて逆サイドネットへ!
工藤のスーパーゴールで市船が突き放します。
これで久御山は心が折れたか。
〈久御山高校 1-3 市立船橋高校〉

64分、
市船最終ラインからのクリア。
途中出場の12押尾大貴(3年/FM/柏レイソルA.A.TOR’82)がうまく体をいれて相手と入れ替わり、前線へラストパス。
9高が一対一のチャンスを迎えると、キーパーをかわして蹴り混み4点目。
勝負を決めます。
〈久御山高校 1-4 市立船橋高校〉


意地を見せたい久御山もAT、14山本がスルーパスに抜け出しキーパーをかわします。
しかし左サイド、角度がなくなりやり直すかと思いきや、ふりむき様インフロントでシュートを放つと、
ボールはカーブを描いてネットを揺らします。
こちらも素晴らしいゴール!
〈久御山高校 2-4 市立船橋高校〉

しかし時すでに遅し。

総合力で上回った市船が、流れも味方につけて快勝。
2年ぶりの優勝に向け、難関ブロックを突破しました。

 

市立船橋は、椎橋・原のダブルボランチが圧巻の出来。
ユース世代トップクラスのチェックの速さ、厳しさで、青森山田をあれだけ苦しめた久御山のインサイドコンビの自由を奪いました。

しかし後半、同点とされた上剥がされはじめていたのは確かで、あの時間帯に勝ち越せていなければあるいは、
という程には苦しいゲームを、しっかりと物にしました。

そして最大の発見は、1年生左サイドバックの16杉山。
2真瀬 拓海(2年/ DF/JSC CHIBA)をベンチに、3古屋を右サイドに追いやった新鋭は、攻守に絶大な存在感。
特に攻撃において、爆発的な加速力とタイミングのいいオーバーラップでチャンスを演出。
3点目のアシストのように状況判断もよく、個人的には3年前にU-18日本代表・藤谷 壮(ヴィッセル神戸U-18)が現れたときに並ぶインパクト。
このチームのレベルを一段上に引き上げる可能性すら秘めた選手です。


そして今大会、旋風を巻き起こしたといって過言ではない久御山の夏は、ベスト16で終えることに。

このゲームでは、自らのペースで進める時間が僅かに限られてしまいました。
とはいえ通用した場面もあり、こういったレベルを経験したことによって、さらなる成長にもつながるはず。

冬、また一段成長した姿での再会が楽しみなチームになりました。



 

全国高校総体 3回戦
久御山高校 2-4(0-1) 市立船橋高校
@しあわせの村グラウンド
(久御山)42分 山本蓮、70+1分 山本蓮
(市船)13分 矢村健、55分 椎橋慧也、61分 工藤友暉、64分 高宇洋

 

 

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