高校総体千葉準決勝
日体大柏vs流経大柏


インターハイ千葉準決勝。第2試合は、日体大柏vs流経大柏の地元柏ダービー。

市船・流経の千葉2強に続く第3勢力として進境著しい日体は、レイソルとの提携も深めそろそろ全国という結果が欲しいところです。
その牙城を崩し、情勢を変えるきっかけとなる一戦に出来るでしょうか。

 

日本体育大学柏高校

今シーズンは、千葉県1部リーグに所属。
4節終了時点で4勝勝点12で2位。


今大会は、
ベスト16:vs 八千代 2-1
準々決勝:vs 暁星国際 2-1

今シーズン初観戦。

GK

1  森川 拓海  3年 アウルFC取手
DF
3  白木 玲二 3年 柏レイソルA.A.TOR’82
5  矢倉 直樹 3年 柏レイソル
6  川原 由斗 3年 柏レイソル
16 関島  光 3年 C.A.アレグレ
MF
7  石田 壮汰  3年 三菱養和SC巣鴨
8  有坂 翔耶  3年 柏レイソル
11 三浦 公裕  3年 F.C.LIBERTAD
FW
14 松田 一紗  3年 クマガヤSC
15 上妻 楓季  3年 東春72
20 伊藤 達也  3年 柏レイソル

ーーーーーーーー松田ーーーーーーーー
ー上妻ーーーーーーーーーーーー伊藤ー
ーーーー三浦ーーーーーー石田ーーーー
ー川原ーーーーー有坂ーーーーー関島ー
ーーーー白木ーーーーーー矢倉ーーーー
ーーーーーーーー森川ーーーーーーーー

 

 

流通経済大学付属柏高校

今シーズンは、プリンスリーグ関東に所属。
5節終了時点で、2勝2分1敗勝点8で9位。

今大会は、
ベスト16:vs 千葉敬愛 1-0
準々決勝:vs 専大松戸 2-1

今シーズン初観戦。

GK

1  薄井 覇斗 3年 184/76 Forza’02
DF
2  近藤 立都 3年 175/65 京都J-マルカFC

5  関川 郁万 2年 180/72 FC多摩
6  瀬戸山 俊 3年 179/68 ジェファFC
19 石川 貴登 3年 175/64 RIP ACE SC

MF
4  宮本 優太 3年 172/66 Forza’02

7  鬼京 大翔 3年 167/59 グランパス三好
10 菊地 泰智 3年 160/56 浦和レッズ

14 宮寺 優斗 3年 ???/?? S.T.FC
22 時岡 寛拓 3年 173/62 レイソルA.A.TOR
FW
11 安城 和哉 3年 181/69 クリアージュ


ーーーーーーーー安城ーーーーーーーー
ー鬼京ーーーーーーーーーーーー宮寺ー
ーーーーー時岡ーーーー菊地ーーーーー
ー近藤ーーーーー宮本ーーーーー石川ー
ーーーーー関川ーーー瀬戸山ーーーーー
ーーーーーーーー薄井ーーーーーーーー



 

試合形式は35分ハーフ。

両チームとも4-3-3システム。流経はアンカー4宮本優太を残して10菊池泰智、22時岡寛拓のインサイドが高めに位置し、より4-1-4-1に近い形。テクニシャン二枚を中央に並べるのは新鮮。

序盤から流経の猛烈な圧力。球際で勝り押し込みます。
早速4分、右サイド14宮寺優斗が力強いドリブルで仕掛けると、エリア手前で倒されファウルをゲット。このセットプレー、2近藤立都が鋭いキックでニアを直接狙いますが、日体1森川拓海が足でセーブ。しかし流経がこぼれを繋ぎ、エリア内フリーになった宮寺が左隅に蹴り込んで先制します!
<日本体育大学柏高校 0-1 流通経済大学付属柏高校

攻め手を緩めない流経は8分、左サイド7鬼京大翔がドリブルでちぎってクロス、ファーへのボールはDFが何とかコーナーに逃げます。このコーナー、10菊地泰智の巻いたボールは、惜しくも触れず。

出鼻を挫かれた格好の日体は11分、ゴールキックから前線の14松田一紗が密集の中二人を強引に剥がしてエリア侵入。左足フィニッシュにまで持ち込みますが、ここは流経1薄井覇都が横っ飛びセーブ。混乱に陥ったチームに自信を取り戻させる大きなプレー。

しかし日体は、序盤の圧力と失点にパニックになってしまった感があり、苦し紛れに前に蹴り出すシーンが多く、拾われて攻撃を受け続ける時間が続きます。

17分、流経は右サイドハーフラインからのセットプレー。5関川郁万のロングキックに11安城和哉がヘッドで合わせますがキーパー正面。

何とか形を作りたい日体は23分、5矢倉直樹のフィードから左サイドに走り込んだ14松田一紗が頭で落とすと、タイミングよく15上妻楓季がDF二人の間をちぎりエリア侵入。ゴールに迫りますが、折り返しはDFがクリア。こぼれを11三浦公裕が狙いますがゴール左。得点にはならなかったものの決定機を作ります。

26分、流経は右サイドでのセットプレー。2近藤立都の鋭いクロスに、11安城和哉がヘッドで合わせますがゴール上。

30分、流経は中盤の球際で11安城和哉がボールを収めると、ゴールまで30mあるものの、10菊地泰智がパンチのあるミドル。惜しくもゴール左へ。

34分、流経は11安城和哉のポストから10菊地泰智が中央突破。左足フィニッシュを迎えますが、日体1森川拓海がビッグセーブ!こぼれを7鬼京大翔がつめますが、戻った森川が再びクリア!

流経は、1トップにサイズのある11安城和哉を起用。前線への鋭いフィードを高確率でマイボールにし、起点となります。

36分、日体は7石田壮汰の縦パスから14松田一紗が巧みに入れ替わり右サイドを突破。エリアに侵入し、切り返して一人を交わしますが、二人目の5関川郁万にうまく体をぶつけられシュートは打てず。

38分、日体は左右にボールを回し、8有坂翔耶から中央から右にスライドしてきた14松田一紗へ縦パス。振り向き様シュートを狙いますが、ついてきたDFがブロック。

ここで前半終了。怒涛の攻撃で流経が先制、その後もゲームを支配しますが、終盤日体も形を作り始め後半に向け期待の持てる内容に。



後半、暑さの影響もあってか両者とも強度緩み、なかなか形を作ることができません。

それでも接触プレーの激しさは継続。
10分、流経は19石川貴登が負傷。13佐藤蓮(3年/ジェファFC)を投入。

徐々に引き始めた流経に対し、日体がボールを握る時間が増えます。
16分、日体は左へのフィードから15上妻が外へDFを引っ張り、インナーラップした6川原由斗へヒールパス。川原はエリア内でDFに倒されますがこれはノーホイッスル。

17分、流経は二人の入替。
14宮寺→20近藤潤(3年/GRANDE FC)、
22時岡→15熊澤和希(2年/FC厚木JY DREAMS)。
15熊澤が前線に残り2トップに変更。
ーーーーー熊澤ーーーー安城ーーーーー
ー鬼京ーーーーーーーーーーーー近藤ー
ーーーーーーーー菊地ーーーーーーーー
ー近藤ーーーーー宮本ーーーーー佐藤ー
ーーーーー関川ーーー瀬戸山ーーーーー
ーーーーーーーー薄井ーーーーーーーー

20分、日体も交代。
20伊藤→10相澤爽太(3年/柏レイソルA.A.TOR’82)。
3トップに中央に入り、15上妻楓季が右、14松田一紗が左に。

23分、日体はキーパーキックから10相澤爽太が頭で反らし14松田一紗がミドルで狙いますがゴール上。

26分、日体は左サイドから人数をかけて打開。10相澤爽太が深く抉って折り返すと、15上妻楓季が合わせますがDFがブロックしてキーパー回収。
シュート数は着実に増えてきたものの、流経の最後の壁が厚くなかなか決定機に結び付けることができません。

29分、流経の左コーナー。ファー5関川郁万が滞空時間の長いヘッドで合わせますが、ゴール右。

30分、流経は中盤での空中戦から前進。11安城和哉がバイタルで前向き右足ミドルで狙いますが、ゴールを大きく越えてしまいます。これは枠に収めたかったところ。

36分、流経の交代。
11安城→9池田啓利(3年/Forza’02)。

40分、日体の左サイドセットプレー。ラストプレーにキーパー1森川拓海も前線に。繰り出されたハイクロスがエリアへ向かいますが、その先には流経1薄井覇斗がしっかりキャッチ。

そして試合終了のホイッスル。
後半、攻め立てた日体でしたが、流経の厚い壁を崩すことはできませんでした。


流経大柏は後半ボールを握られたものの要所を締めてウノゼロの勝利。プラン通りのゲーム運びだったのではないでしょうか。個々のコンタクト、走力の高さから成立する猛烈な圧力は今年も健在。慎重に試合に入った日体の隙を見逃さず得点のタスクを早々にやり遂げたところに名門の矜持を感じました。

個々の能力も例年通り高く、右の14宮寺優斗、左の7鬼京大翔のゴリブルで突破口を開けば、最終ラインの鋭いロングフィードから1トップサイズのある11安城和哉が収めて厚みのある攻撃を披露。テクニシャン10菊地泰智も大きな展開や時間をつくってアクセントに。最大の発見は左サイドバックの2近藤立都。左足から繰り出される鋭いキックはクロス・セットプレーで大きな武器となり、ボディバランスや走力も十分の代表級のポテンシャルを備えたかなりいい選手です。そして、やはり5関川郁万は別格。空中戦の高打点と滞空の長さは凄まじく、多少ずれてもしっかり弾ける背筋力は驚異的。身体能力が際立つも試合を通じたムラのなさやファウルを与えないクリーンさも魅力で、秋にW杯に臨むU-17代表の層は厚いですが割って入る力はあると思います。チームのレベルとしては昨年の同時期以上と感じさせ、準優勝に終わった昨年のリベンジも十分射程距離では。

残念ながら壁を打ち破れなかった日体大柏ですが、おそらく今シーズンMAXの敵の強度に出鼻を挫かれ、押し込まれて先制を許す苦しい展開に。後半相手がブロックを布いてからは多少持ち直したものの、決定機までには至らず。てっきりレイソルらしいポゼッション型のチームだと想像していましたが、今日の試合を見る限りはブロックで守って攻撃は前線の3枚に託すに留まり、本来の持ち味を発揮できなかったのでは。内容的にも相手に分があったゲームでした。経験の差というよりも、個々のアベレージが2強のレベルにはまだ達していないと言わざるを得ず、左足の繊細なタッチに加え視野の広さも備える14上妻楓季、スピード豊かなドリブルとオフザボールで流経DFを混乱させた15松田一紗など高い水準のタレントもいるので、秋まで個々の積み上げに期待したいですね。

 

高校総体千葉県大会 準決勝
日本体育大学柏高校 0-1(0-1)流通経済大学付属柏高校
@柏の葉公園陸上競技場
(流経)4分 宮寺優斗

 

 

 


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