高校総体R16
前橋育英vs青森山田


今日もみやぎ生協めぐみ野サッカー場へ。

昨日に続き宮城インターハイ3回戦、第1試合は前橋育英vs青森山田。
今シーズンのU-18カテゴリーでトップクラスの戦略を抱えるチーム同士の対戦。
前橋育英は昨年の選手権ファイナルのリベンジなるか。

昨日までの雨も上がり今日は晴れ。雲もそれなりにあるのでまだ涼しいものの、これから暑くなってきそう。

 

前橋育英高校

今シーズンは、プリンスリーグ関東に所属。
第9節終了時点で5勝2分2敗勝点17の2位。

今大会は、
1回戦:vs 三重(三重) 7-0
2回戦:vs 東海大相模(神奈川) 3-1

今シーズン初観戦。
GK

12 湯沢 拓也  3年 185/77 足利ユナイテッド
DF
2  後藤田 亘輝 3年 177/67 横浜F・マリノス追浜
3  角田 涼太朗 3年 181/71 浦和レッズ
5  松田  陸  3年 176/66 前橋FC
15 渡邉 泰基  3年 181/71 アルビレックス新潟
MF
7  塩澤 隼人  3年 177/67 FC東京むさし
8  五十嵐 理人 3年 177/67 ともぞうFC
9  田部井 悠  3年 173/63 前橋FC
14 田部井 涼  3年 173/63 前橋FC
FW
4  榎本  樹  2年 184/75 東松山ペレーニア
17 高橋 尚紀  2年 166/60 クマガヤSC

ーーーー榎本ーーーーーー高橋ーーーー
ー五十嵐ーーー----ーー田部井悠ー
ーーーー塩澤ーーーー田部井涼ーーーー
ー渡邉ーーーーーーーーーーー後藤田ー
ーーーー角田ーーーーーー松田ーーーー
ーーーーーーーー湯沢ーーーーーーーー

HT
8  五十嵐→
10 飯島  陸 3年 161/62 クマガヤSC
54分
10 飯島→
13 宮﨑  鴻 3年 185/83 三菱養和SC巣鴨
67分
7  塩澤→
11 室井 彗佑 2年 171/64 横河武蔵野FC
70+1分
17 高橋→
6  山崎 舜介 3年 173/65 浦和レッズ

2017年U-18日本代表/松田
アルビレックス新潟内定/渡邉

 

 

青森山田高校

今シーズンは、プレミアリーグEASTに所属。
第9節終了時点で6勝1分2敗勝点19の2位。

今大会は、2回戦からの登場。
2回戦:vs 東福岡 3-1

今シーズン2回目の観戦。
7/30 高校総体2回戦 vs 東福岡
GK
1  坪  歩夢 3年 177/75 青森山田中
DF
2  鍵山 慶司 3年 175/70 FC東京深川
3  佐藤 拓海 3年 181/72 三菱養和SC調布
4  小山内 慎一郎 3年 177/68 青森山田中
5  蓑田 広大 3年 180/75 大豆戸FC
MF
7  檀崎 竜孔 2年 175/65 青森山田中
8  堀  脩大 3年 177/71 FC東京深川
10 郷家 友太 3年 186/78 ベガルタ仙台
13 田中 凌汰 3年 173/65 青森山田中
16 浦川 流樺 3年 176/71 横浜F・マリノス
FW
11 中村 駿太 3年 172/70 柏レイソル

ーーーーーーーー中村ーーーーーーーー
ー檀崎ーーーーーーーーーーーー浦川ー
ーーーー郷家ーーーーーー田中ーーーー
ー佐藤ーーーーー-堀-ーーーーー鍵山ー
ーーーー小山内ーーーーー蓑田ーーーー
ーーーーーーーー-坪-ーーーーーーーー

50分 
13 田中→
17 三国 ケネディエブス
         2年 196/81 青森山田中
16 浦川→
17 瀬尾 純基 3年 165/62 ガイナーレ鳥取
63分
14 瀬尾→
9  佐々木 友 3年 174/68 青森山田中

2017年U-18日本代表/郷家、中村

 


 

試合形式は35分ハーフ。
前橋育英は、高校選抜の10飯島陸、ターゲットマン13宮崎鴻が負傷明けでベンチスタート。
1回戦ハットトリックの4榎本樹、17高橋尚紀の2年生2トップで臨む。
一方の青森山田は、昨日の東福岡戦と同じスタメン。
強敵を打ち破った翌日の試合とあって、心身共にコンディションをどこまで保てているか。

最初のチャンスは山田。
2分、中盤でのパスカットから13田中凌汰が左サイドへスルーパス。
抜け出した7檀崎竜孔が左足ニアをつくが、育英12湯沢拓也が鋭い反応でセーブ!

続く山田の左コーナー。
ショートスタートから11中村駿太がゴールライン際DFを剥がして横パス。
8堀脩大が左足ダイレクトで合わせるが、またも12湯沢拓也がビッグセーブ!
山田が序盤から決定機を作り出す。

早くも2度のピンチを迎えた育英でしたが、3分左サイドからカウンター。
8五十嵐理人がスピードで一気にちぎりグラウンダーのクロス。しかしこれはDFがクリア。

4分、育英はキーパーキックから前線4榎本樹が競り勝つ。
8五十嵐理人のクロスはクリアされるが、拾った2後藤田亘輝がロングで狙うもゴール右。

育英は、東福岡戦でも盤石の対空戦闘力を見せた青森山田CBに対し184cmの4榎本樹をターゲットに。
空中戦の勝敗がゲームを大きく左右しそう。

そして5分、早くも均衡が崩る。
山田はキーパーキックから前線で10郷家友太が空中戦で競り勝つ。
抜け出した13田中凌汰がダイレクトで右足一閃!
右隅に豪快に突き刺し山田が先制。
<前橋育英高校 0-1 青森山田高校



山田は前半3本目のチャンスで早くも得点。
11中村駿太を起点に7檀崎竜孔、13田中凌汰が飛び出してマークを攪乱し育英は捕まえ切れずに失点。
田中は東福岡戦に続く2試合連続ゴール。
飛び出しの加速と左右のシュート技術は非常に高いものがあり、このクラスの選手がつい先日までセカンドチームにいたとは・・・。



19分、山田はライン裏へのフィードからチェイス。
育英3角田涼太朗がカバーリングで防ぐが左サイドへ繋いだパスが再び奪われてしまう。
13田中凌汰のスルーパスに11中村駿太が抜け出し右足でフィニッシュ!
しかし育英12湯沢拓也が距離をつめてセーブ。

21分、山田は左サイドからロングスロー。
一旦クリアされるが、郷家のクロスはDFを
越えてファーで待っていた7檀崎竜孔のもとへ。
しかし右足ボレーはミートできず。

23分、山田は5蓑田広大から一気にサイドチェンジ。
右サイド16浦川流樺がトラップから中へ落とす。
前を向いた13田中凌汰が左足ミドルで狙うが、3角田涼太朗が飛び込んでブロック。

29分、山田は左サイドのセットプレー。
16浦川流樺のクロスからゴール前混戦。
育英のクリアが左に流れると、3佐藤拓海のクロスに5蓑田広大がヘッドで合わせる。
しかし威力なくキーパーがキャッチ。追加点を狙う山田が怒涛の攻撃。

しかし31分、育英の左コーナー。
9田部井悠のキックからファー15渡邉泰基が頭で折り返す。
これを3角田涼太朗がDFらしからぬ見事な右足ハーフボレーで叩き込む!
劣勢の育英がセットプレーで同点。
前橋育英高校 1-1 青森山田高校>



追いつかれた山田だったが、35分右サイドへのフィードから抜け出した13田中凌汰がクロス。
ファー7檀崎竜孔がワントラップから右足巻いて狙う。
育英12湯沢拓也が指先でかすめてゴールわずか右!
決定的なチャンスを逃す。



ここで前半終了。
畳みかけた青森山田だったが、育英12湯沢拓也の好セーブでイーブンでの折り返し。
育英は同点後徐々に動きはよくなってきているが・・・。



後半スタートから育英は10飯島陸を投入。
前線に入り、17高橋尚紀が左サイドに。

2分、育英は左サイドのフィードに10飯島陸が走り込む。
アフター気味のチャージで吹っ飛ばされてしまうがノーホイッスル。
しかし素早くフォローした15渡邉泰基がドリブルからコーナーを獲得する。
この左コーナー、ニア5松田陸が足先でコースを変え、ゴール手前の混戦から最後は7塩澤隼人が押し込み早速逆転!
前橋育英高校 2-1 青森山田高校>



育英は逆転の要因となったセットプレーがさすがの練度。
左の14田部井涼、右の9田部井悠と上質なプレースキッカーを擁し、ニア・ファーを使い分けながら敵の裏を欠いて得点に繋げた。

3分、育英は7塩澤隼人から右サイドへ展開。
9田部井悠が抜け出しグラウンダーのクロス。
ニアに入った17高橋尚紀はフリーだったがミートできず。

5分、育英は中盤でテンポよく繋ぎ右サイドを抜け出した17高橋尚紀が落とす。
9田部井悠のクロスをファー4榎本樹が頭で折り返すが、DFがクリア。

育英は逆転で完全に勢いに乗り、個々が見違えるような動きを披露。
一方、山田は運動量がぐっと落ちてきた印象で、特に中盤サイドの戻りが遅く縦のスペースが開いてしまう。

6分、山田は中央40mでのセットプレー。
8堀脩大のクロスに5蓑田広大がバックヘッドで合わせるがゴール左。

8分、育英のカウンター。
左サイドを17高橋尚紀が運び追い越した10飯島陸を使う。
飯島から落として15渡邉泰基のアーリークロス。
ファー4榎本樹がジャンピングボレーで狙うが、あと一歩届かない。

8分、育英の左コーナー。
14田部井涼の巻いたボールに中央フリーの4榎本樹がヘッドで合わせるがゴール左!決定的だった。

11分、山田は3佐藤拓海から対角フィード。
13田中凌汰が右寄り一気に抜け出してダイレクトで強烈なシュート!
しかしニアをついたボールは、育英12湯沢拓也がビッグセーブ!



12湯沢拓也はこれでこの試合4本目のビッグセーブと大当たり。
185cmとサイズがあって反応も鋭い。
育英は去年の月田啓(日本体育大学)も素晴らしいGKだったが、このレベルの選手が最終学年までポジションを掴めないさすがの選手層。

14分、山田は運動量が落ちた中盤の入れ替え。
昨日CBとして出場した17三國ケネディエブスを、今日は前線のターゲットとして起用。

山田に見える焦りの色。
育英の圧力に対してパス精度が落ち、DFラインも下がってしまい前線が孤立がちに。



19分、育英にアクシデント。痛めていた膝を再び故障した10飯島を敢え無く下げる。
飯島は短い出場時間ながらさすがの存在感。
小気味よく動き回ってパスを引きこみ、ドリブルそして大きな展開と状況判断もグッド。
怪我の状態が気になるが・・・。

24分、育英は中盤から7塩澤隼人を起点に流れるようなパスワークで打開。
左サイドに展開すると、走り込んだ15渡邉泰基がスピードに乗ってエリアに侵入。
キックフェイントでDFのタイミングを外し折り返す。
これを4榎本樹が足先でつめて3点目。山田を突き放す。
前橋育英高校 3-1 青森山田高校>



1アシストを記録した左SB15渡邊泰基。
前半こそ沈黙していたもののその攻撃力はやはりトップクラス。
縦の推進力に優れ、スピード乗った状態でも敵の状態を見極めながらボールを動かして突破。
クロス精度はさらに上げたいところ。

2点のリードを許してしまった青森山田だが、前線で9中村駿太が孤立。
中盤でボールを受けるものの、育英はボランチ14田部井涼がケア。
球際激しく寄せてボールをかっさらい二次攻撃を繰り出す。

時間がなくなってきた山田は、17三國ケネディエブスを狙ったハイボール戦術に。
しかし20cm近く身長差がある育英5松田陸が、驚異的なジャンプ力で空中戦をリード。
しかしそれを差し引いても三國は位置取り、飛ぶタイミングなどまだまだ課題が多そう。



5松田陸は、空中戦だけでなく鋭い出足で度々ボールをかっさらうなど高い守備力を発揮。
どんな局面でも感情的にならずに秩序を守る真面目さが随所に感じられ、それに裏付けされた安定感も備える好プレーヤーだ。

一方の育英は、前線へのロングボール供給から途中出場の13宮崎鴻が前線でキープ。
185cm・80kgと堂々とした体躯を誇る宮崎は、山田DFですらコンタクトで圧倒し前線で抜群のキープ力を発揮。
しかしその次の判断の質、パス精度は今一つで、まだまだその体を持て余している感も。

31分、育英の交代。
前線に入り4榎本樹がボランチに。
榎本は疲労を感じさせていたが、山田監督はピッチに残し相当期待している様子。
布陣は以下の通りに。
ーーーー宮崎ーーーーーー室井ーーーー
ー高橋ーーーー----ーー田部井悠ー
ーーーー榎本ーーーー田部井涼ーーーー

36分、山田のコーナー。
しかしクリアされてしまうと、拾ったCBに対し育英11室井慧佑がチェック。
フォローした9田部井悠がハーフラインから完全に抜け出して一対一。
エリアまで運ぶが、フィニッシュは1坪歩夢がストップ!

育英はゲームを締める最後のチャンスを逃したが、まもなく試合終了。
快勝で、青森山田に対しリベンジを達成した。

青森山田は早すぎる夏の終わり。序盤から数多くの決定機を迎えたもののそれを逃したのが痛かった。セットプレーから逆転を許すと、メンタリティ・運動量が一気に低下。特に中盤の攻→守の切り替えが遅れ、東福岡戦のような数的優位を作り出すことができなかった。盤石だった山田の守備の堅さは運動量に裏付けされていたことが伺え、例年に比べれば涼しかったものの、やはり夏の連戦それも強敵とのゲーム続きでは自らのサッカーを成立させることはできなかったのだろう。とはいえ、体力的に余裕の出てくる冬の選手権では依然優勝を狙える実力を備えることは間違いなく、この試合も孤立し今大会ノーゴールに終わった11中村駿太には一層の奮起を期待したい。

 

全国高校総体 3回戦
前橋育英高校 3-1(1-1)青森山田高校
@みやぎ生協めぐみ野サッカー場Bグラウンド
(育英)31分 角田涼太朗、37分 塩澤隼人、60分 榎本樹
(山田)5分 田中凌汰


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2件のフィードバック

  1. いつも楽しみにしています。ありがとうございます。
    2点、学年ちがいがありましたのでコメントさせていただきます。
    五十嵐君は3年生、榎本くんは2年生です。

    • >ikukoさん

      ご覧いただきありがとうございます。

      コメントありがとうございました!
      五十嵐くんと榎本くんの学年を修正しました。

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