高校総体千葉準決勝
市立船橋vs翔凛


今日は柏の葉公園へ。

初夏を思わせる陽気。

インターハイ千葉準決勝、全国への出場権をかけた戦いです。

第一試合は、市立船橋vs翔凛。
プレミアでは5節を終え未勝利最下位と苦しんでいる市船は、年代別代表でを数名を欠くもその成熟度合いに注目。
特にポジションが定まらなかったエース郡司篤也の起用法は見出だせたのでしょうか。

 

市立船橋高校

今シーズンは、プレミアリーグEASTに所属。
5節終了時点で1勝4敗勝点1で10位。


今大会は、準々決勝からの登場
準々決勝:vs 東京学館 3-0

今シーズン2回目の観戦。
4/23 プレミアEAST第3節 vs FC東京

GK

1  長谷川 凌 3年 191/70 順蹴F.A.
DF
2  吉田 歩未 3年 162/58 Wings
4  平川 孟人 3年 178/70 アントラーズつくば
5  余合 壮太 2年 178/65 FC東京深川
7  杉山 弾斗 3年 178/65 FC東京むさし
MF
3  今村 卓也 3年 176/73 アブレイズ千葉
6  桧山 悠也 3年 170/68 栃木SC
16 金井 満生 3年 171/65 川崎フロンターレ
FW
10 郡司 篤也 2年 168/66 JSC CHIBA
11 福元 友哉 3年 180/68 横浜F・マリノス
12 有田 朱里 3年 164/60 1FC川越水上公園

2017年U-19日本代表/杉山
2017年U-17日本代表/郡司

ーーーーーーーー福元ーーーーーーーー
ー郡司ーーーーーーーーーーーー有田ー
ーーーー金井ーーーーーー今村ーーーー
ー杉山ーーーーー桧山ーーーーー吉田ー
ーーーー平川ーーーーーー余合ーーーー
ーーーーーーー-長谷川-ーーーーーーー

U-16日本代表で橋本柊哉(2年/ヴィヴァイオ船橋)、西堂久俊(2年/三井千葉SC)が不在。

 

 

翔凛高校

今シーズンは、千葉県2部リーグBに所属。
4節終了時点で、1勝3敗勝点1で9位。

今大会は、
1回戦:vs 八千代松陰 3-1
準々決勝:vs 敬愛学園 1-1(PK4-3)

今シーズン初観戦。


ーーーーーーーー16ーーーーーーーー
ー10ーーーーーーーーーーーー11ー
ーーーーー18ーーーーー8ーーーーー
ー14ーーーーー-4-ーーーーーー6ー
ーーーーー5ーーーーーー3ーーーーー 
ーーーーーーーー-1-ーーーーーーーー



 

試合形式は35分ハーフ。

翔凛は4-3-3が基本も長身の4番が落ちてほぼ5バックの形。同じくサイズのある3番、5番と共に中央を固めます。
序盤は繋がず大きく蹴り出す市船に対し弾く翔凛の構図。翔凛左サイド10番マティウス?がトリッキーなボールタッチで異彩を放ちます。

5分、最初のチャンスは市船。右サイドワンツーから12有田朱里が股抜きで一気に打開すると、エリア内に侵入しシュートを放ちますがゴール左。

市船は続く9分、中盤での球際を制し11福元友哉がドリブルで前進。斜めに走り込んだ12有田朱里に繋ぎフィニッシュを迎えますが、ここはDFがブロック。この右コーナー、空中戦から宙に舞ったボールを5余合壮太がボレーで狙いますが、ゴール上。

13分、翔凛は最終ライン5番から鋭いロングフィード。10マティウスが追いかけると、体を入れたDFに対しファウルとなってしまいますが、可能性を感じさせます。

16分、市船の右コーナー。7杉山弾斗のニアへのクロスに6桧山悠也が頭であわせると、これがバーを直撃!

セットプレーからゴールに迫る市船ですがビルドアップの精度はいまいち。意図の薄いロングボールが多くCB中心にこの辺りは更なるレベルアップを期待したいところ。

19分、市船は中盤でのルーズボールを3今村卓也がスライディングで繋ぐと、12有田朱里が角度変えてからの股抜きで突破。右サイドをちぎり折り返しますが、中央11福元友哉には僅かに合わず。

有田朱里はキレキレ。前回観戦時は右サイドバックとして出場し守備面での課題を感じさせましたが、今日は前線で起用され持ち前のクイックネスを活かしたドリブルで本領発揮。角度を変えてからの股抜きで右サイドを切り裂きチャンスを演出します。

21分、市船は中央35mの位置でセットプレー。10郡司篤也が強烈なシュートで狙いますが、ゴール左。

なかなか攻め手を作れない翔凛は25分、中央10マティウスがキープすると8番がフォロー。左サイドへ運びエリア手前からシュートも、バランスを崩しゴールを大きく越えてしまいます。

10マティウスはトリッキーなボールタッチと日本人離れした足の伸びにポテンシャルを感じさせますが、無駄にこねてロストする場面も多く状況判断に課題が。

29分、市船のカウンター。7杉山弾斗からいい縦パスが入ると、11福元友哉がダイレクトで繋ぎ、左サイドを10郡司篤也が突破。カットインから素早くフィニッシュを放つと、決まったかに見えましたがゴールわずか右!大きく頭を抱える郡司でしたが、徐々にフィニッシュに絡みはじめます。

そして30分、市船は12有田朱里がドリブルでバイタルに侵入。左へスルーパスを供給すると、抜け出した10郡司篤也は意表をつくチップキックで、キーパーの頭を越します。ゴールへ向かっていくボールを最後は11福元友哉が押し込み先制!
市立船橋高校 1-0 翔凛高校>

36分、市船はスルーパスにまたも10郡司篤也が完全に抜け出すと、GKとの一体一を再びチップキックで制しますが、コースが右にずれて戻ったDFがゴール寸前でクリア!

郡司篤也はフィニッシュワークの豊富さが魅力。流れのなかではさほど存在感はなかったものの、このチップキックでのチャレンジは面白かった。あまりこの年代では見ないプレーですが、このプレーを得意とするFC東京・久保建英の影響もあるのかな。

38分、市船は右サイドからテンポよく繋ぐと、ダイレクトプレーから16金井満生が浮かせてエリア内に侵入。12有田朱里に渡ったボールはDFが何とか弾きますが、これを11福元友哉が頭で強引にねじこみます!前半終了間際に追加点!
市立船橋高校 2-0 翔凛高校>

前半は市船の2点リードで終了。翔凛を枠外シュート一本に抑え、セーフティリードか。




後半、最初のチャンスは翔凛。
7分、右サイドのセットプレーに4番が頭で合わせますが、これはゴール左。

まず一点を返したい翔凛でしたが、10分、市船は相手ゴールキックをCBが大きく弾き返すと、これに11福元友哉が一気に抜け出します。GKとの一対一を迎えると、落ち着いて左隅に流し込んで3点目。福元はハットトリックを達成!
市立船橋高校 3-0 翔凛高校>

14分、 市船の左コーナー。6桧山悠也のキックからゴール直前で混戦。7杉山弾斗が押し込みますが、DFが体で何とかブロック。

19分、市船は右サイドを12有田朱里が裏街道でちぎると、思いきりよくミドルで狙いますがキーパーが横っ飛びでセーブ!

22分、市船はまたも12有田朱里の突破から右サイドでファウルをゲット。するとこのセットプレー、7杉山弾斗のニアへのクロスに4平川孟人が合わせ4点目。
市立船橋高校 4-0 翔凛高校>

24分、市船の交代。
10郡司→9松尾勇佑(2年/ジェファFC)。
16金井→8井上怜(2年/ヴィヴァイオ船橋SC)。井上はU-16日本代表。

引いてゲームを締め始めた市船に対し、ここから一矢報いたい翔凛の時間に。
27分、右サイドへのフィードから走り込んだ6番が中へ繋ぐと、10マティウスがフェイントで相手をずらし右足ミドルを狙いますがゴール上。

33分、市船の交代。
6桧山→14齋藤凱也(3年/ACカラクテル)。

34分、翔凛の交代。
11番→13番、16番→2番。

37分、市船の交代。
12有田→21根本大雅(1年/FCラルクヴェール千葉)。

37分、翔凛は13番が細かいタッチで中盤を打開し前線へ繋ぐと、抜け出した10マティウスが一人を弾いて左足でシュートを狙いますが、これは寄せたDFがブロック。

37分、翔凛は4番のロングスロー。一旦クリアされますが、再びクロスを供給するとこれを13番がボレーで合わせます。枠を捉えますが、市船1長谷川凌が横っ飛びで上へ掻きだすファインセーブ!適切なポジショニングからのセーブを披露し、今日はあまり仕事がなかった中で集中力の維持も感じさせる好プレー。

38分、翔凛はショートコーナーから10マティウスへ繋ぐと、左足を一閃。カーブを描きゴールへ向かいますが、左ポスト上部を強打!攻め立てますが、ゴールを割ることができません。

このまま試合終了。翔凛は最後までゴールを目指したもののあと一歩届かず。
市船が圧勝で全国への一枚目の切符を手にしました。


市立船橋は、相手との力量差を示し危なげなく勝利。夏の連覇への挑戦権を手にしました。

前回観戦時からの変化として、攻撃面では前線3枚の役割が整理されこのレベルでは十分に機能。右の12有田朱里がドリブルで推進し、中央の11福元友哉が走力を活かしフィードを回収、ポスト。そして左の10郡司篤也がフィニッシュワークを担います。昨年の全国で、1年生ながらセンセーショナルな活躍を見せた郡司にはマークが集中しそうなので、逆サイドの有田がどこまで崩せるかがカギになりそう。

守備面では、前回は中盤の強度不足が気になったものの、コンタクトに長ける3今村卓也の起用で獰猛にボールを刈る場面が増えたのが頼もしい。的確に捌ける6桧山悠也のアンカー起用が嵌ったのも好材料です。一方で気になるのが主将7杉山弾斗の出来栄え。順調に積んでいる代表キャリアに反し物足りない存在感で、チームでの大きな役割と代表で抜ける時間が長かったことがマイナスに作用しているのでしょうか。球際で普通に負ける場面もあり、J入りを目指すならば別格の働きを見せてほしいところです。

優勝候補筆頭だった昨年のチームレベルには達していませんが、代表で不在だった橋本、西堂も加われば頂点を狙う水準には届きそうな期待感があります。市船の夏の歩みに注目です。

 

高校総体千葉県大会 準決勝
市立船橋高校 4-0(2-0)翔凛高校
@柏の葉公園陸上競技場
(市船)30分 福元友哉、35+3分 福元友哉、45分 福元友哉、57分 平川孟人

 

 

 


youthkiosk(ユースキオスク)

youthkiosk(ユースキオスク)

2種にはロマンがある

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする