イギョラ杯3位決定戦
藤枝明誠vsFC東京

春も近づきプレシーズンもいよいよ佳境。
今シーズンの初観戦はイギョラ杯を見に西が丘へ。
午前中の準決勝を終え、3位決定戦・決勝戦が行われます。
藤枝明誠高校
今シーズンは静岡県A(1部)リーグに所属(翌3/22に第2節あり)
今大会は東京朝鮮、韮崎、成立学園と同居のA組を首位通過。
準決勝は日大藤沢に2-2(PK2-4)で敗戦。
GK
12 白川 尚登 3年 165/62 エスパルス富士
DF
3 松本 紘治 3年 178/68 藤枝明誠SC
4 鈴木 健 3年 175/68 藤枝明誠SC
5 井上 彬 3年 165/63 愛知FC
19 杉村 康太郎 3年 168/62 エスパルス藤枝
MF
7 高橋 央樹 3年 168/60 Honda FC
10 佐藤 諒 3年 167/60 名古屋グランパス
11 名和 大聖 3年 168/60 清水エスパルス
16 山田 敦生 3年 173/66 浜名ジュニア
25 丹羽 一陽 2年 165/58 名古屋グランパス
FW
9 大石 宏海 3年 166/59 藤枝明誠SC
ーーーーーーーー大石ーーーーーーーー
ー佐藤ーーーーー丹羽ーーーーー名和ー
ーーーー高橋ーーーーーー山田ーーーー
ー井上ーーーーーーーーーーーー杉村ー
ーーーー鈴木ーーーーーー松本ーーーー
ーーーーーーーー白川ーーーーーーーー
※メンバープロフィールはプログラムより
FC東京U-18
今シーズンはプレミアリーグEASTに所属。
今大会は京都朝鮮、矢板中央、國學院久我山と同居のC組を首位通過。準決勝は流経大柏に0-1で敗戦。
GK
1 山口 康平 3年 184/79 前橋FC
DF
9 西元 類 3年 174/67 FC東京むさし
12 岩本 直也 3年 180/66 プレジール入間
13 渡部 卓 3年 175/59 FC東京深川
28 荒川 滉貴 1年 182/70 FC東京深川
MF
15 半谷 陽介 2年 170/55 FC東京深川
24 内田 宅哉 2年 172/62 FC東京深川
32 小林 真鷹 1年 FC東京むさし
34 品田 愛斗 1年 179/69 FC東京深川
FW
6 城ヶ瀧 友輝 3年 168/61 FC東京深川
22 吉村 寿輝 2年 170/55 霧島市立国分中
ーーーー吉村ーーーーー−城ヶ瀧−ーーー
ー半谷ーーーーーーーーーーーー内田ー
ーーーー小林ーーーーーー品田ーーーー
ー岩本ーーーーーーーーーーーー荒川ー
ーーーー渡部ーーーーーー西元ーーーー
ーーーーーーーー山口ーーーーーーーー
12 岩本→
14 南 大輔 3年 170/59 クマガヤSC
34 品田→
18 鈴木 郁也 2年 177/64 FC東京深川
15 半谷→
19 松岡 瑠夢 2年 170/50 FC東京むさし
13 渡部→
27 蓮川 壮大 2年 170/60 FC東京深川
28 荒川→
29 高橋 海人 2年 173/62 FC東京むさし
24 内田→
38 小林 幹 1年 ???/?? FC東京むさし
22 吉村→
42 吉田 和拓 1年 173/66 FC東京深川
2014年U-16日本代表/半谷
FC東京は、T2リーグ(東京都2部)の参加メンバーが中心?
試合は35分ハーフ。
序盤、出足に勝る藤枝明誠が攻め込みます。
6分、右サイドで得たコーナーキックから、逆サイド頭で折り返すと11名和がワントラップから振り向きざまシュート。
F東GK1山口は反応しきれず、早速均衡が崩れます。
<藤枝明誠高校 1-0 FC東京U-18>
10分にも、藤枝明誠は右サイドを25丹羽が突破すると、
F東15半谷がひっかけセットプレーを得ますが、試みたトリックプレーは、パスのクオリティが追いつかず。
ベンチからの指示と選手本人の判断にタイムラグが生じる場面もあり、チーム立ち上げの段階であることを感じさせます。
F東は運動量が少なくビルドアップができません。
意図のないロングボールは藤枝明誠DFのブロックにあいます。
それでもF東は17分、カウンターから左SB12岩本へ展開すると、中盤で受けた32小林がフェイントからエリア内侵入。
15半谷を経て22吉村が狙いますが、シュートはミートしきれず、ゴール左へ外れます。
一方18分、藤枝明誠は11名和が深く切り込んでクロスをあげると、逆サイドへ流れたボールを10佐藤がダイレクトで狙うも抑えきれず。
ボールはゴールを大きく超えます。
ここからは徐々にあったまってきたF東がゲームを支配する展開に。
一人一人のスピードが急上昇し、藤枝明誠を押し込みます。
19分、12岩本、6城ヶ瀧とつなぎ、こぼれを24内田が狙いますがミートしきれず。
20分、FKからエリア内で混戦となると6城ヶ瀧のボレーはGKの正面をつきます。
そして21分、ゲームが動きます。
F東は12岩本へ展開。
ファーへ絶妙なクロスを供給すると、マークを外した6城ヶ瀧がフリーで頭で合わせゲームを振り出しに戻します。
<藤枝明誠高校 1-1 FC東京U-18>
12岩本はサイズもあり、迫力のあるドリブルと精度の高い左足で存在感を示します。
F東は連携の中で「二人目」の選手がどんどん追い越していきます。
藤枝明誠は捕まえ切ることができません。
チームとしてポゼッションが安定し、1年生ボランチ34品田からスペースへのミドルパスも時折見られるように。
35分には、左サイドでダイレクトパスでつなぎボールを保持すると、
12岩本がDFラインを抜け出しクロスを供給しますが、22吉村には一歩届かず。
同点で前半を終了します。
後半、ゲームは両チームともに選手交代を盛んに行い調整の雰囲気も。
はっきりとしない展開の中、両チームともにシュートまで持ち込むことができません。
FC東京の布陣は最終的に以下の通りに。
ーーーー吉田ーーーーーー城ヶ瀧ーーー
ー松岡ーーーーーーーーーーー小林幹ー
ーーーー小林真ーーーーー鈴木ーーーー
ー南ーーーーーーーーーーーーー高橋ー
ーーーー蓮川ーーーーーー西元ーーーー
ーーーーーーーー山口ーーーーーーーー
新人も多くなったF東の中で、らしからぬ飄々としたプレーを見せるのは32小林。
足元が柔軟で、球離れが早く効率的にゲームメイク。
試合の方は、53分、中盤でのつぶしあいから、藤枝明誠16山田がボールを落ち着かせすばやくミドルパスを供給すると、
途中出場の24遠野大弥(2年/藤枝明誠SC)がラインを抜け出し、GKとの1対1を冷静に制してゴールへ流し込み勝ち越し点。
<藤枝明誠高校 2-1 FC東京U-18>
F東はテンションが低いままで出足が遅く、1人1人のアグレッシブさがある藤枝明誠に押し込まれます。
その後も藤枝明誠は、FKがクロスバー、PKがサイドポストと決定機を逃しつつも、そのまま守りきって試合終了。
Jユース相手に大金星をあげました。
藤枝明誠は、いい意味で厳しさがなく部活的な雰囲気のあるチーム。
ムードメーカー的な選手もいるし、こういうチームは好感が持てるのでどんどん伸びていって欲しいですね。
イギョラ杯 3位決定戦
藤枝明誠高校 2-1 FC東京U-18
@味の素フィールド西が丘
(明誠)6分 名和大聖、53分 遠野大弥
(F東)17分 城ヶ瀧友輝