高校選手権福岡決勝
東福岡vs筑陽学園


東福岡高校

今シーズンは、プレミアリーグWESTに所属。

第17節終了時点で、6勝1分10敗勝点19で7位。

夏のインターハイは、福岡県大会優勝。全国大会1回戦敗退。

今大会は、荒木遼太郎がU-17W杯日本代表候補だったため準決勝からの参戦。

準決勝:vs 東海大福岡 4-0


今シーズン初観戦。
GK
14 金森 いぶき 3年 170/70 東福岡自彊館中
DF
3  田頭 亮太  3年 175/69 練馬FC
4  丸山 海大  3年 180/77 PLEASURE SC
5  大串 啓太郎 3年 186/73 PLEASURE SC
13 徳永  涼  3年 179/71 西南FC
MF
6  國府田 駿  3年 177/69 アビスパ福岡
7  水野 畝蓮  3年 167/59 UKI-C.FC
8  田尻 将太  3年 168/60 UKI-C.FC
14 青木 俊輔  2年 171/66 ブレイズ熊本
18 上田 瑞季  2年 168/63 UKI-C.FC
FW
9  田中 角栄  3年 182/74 グランセナ新潟

ーーーーーーーー田中ーーーーーーーー
ー青木ーーーーーーーーーーーー水野ー 
ーーーー國府田ーーーーー上田ーーーー 
ー徳永ーーーーー田尻ーーーーー田頭ー 
ーーーー丸山ーーーーーー大串ーーーー 
ーーーーーーーー金森ーーーーーーーー

47分
6  國府田→
10 荒木 遼太郎 3年 170/60 ロアッソ熊本
51分
7  水野→
19 岩井 琢朗  2年 176/60 アヴァンサールFC
62分
9  田中→
24 遠藤 貴成  2年 175/69 アルビレックス新潟
71分
13 徳永→
15 野口  明  2年 187/73 ブレイズ熊本
75分
3  田頭→
2  モヨ マルコム強志 3年 186/79 ガンバ大阪

鹿島アントラーズ内定/荒木
2019年U-17日本代表候補/荒木
2019年U-16日本代表候補/青木

 

 

筑陽学園高校

今シーズンは、プリンスリーグ九州に所属。

全18節終了時点で、3勝5分10敗勝点14で8位。

夏のインターハイは、福岡県大会ベスト8。

今大会は、
R16:vs 八女 4-1
準々決勝:vs 飯塚 1-0
準決勝:vs 九国大付 EX1-0


今シーズン初観戦。
GK
1  野中 友椰  3年 181/74 福岡市立三宅中
DF
2  今田  光  3年 175/63 西南FC
4  吉村 颯真  3年 180/68 ヴィテス福岡
6  古賀 健琉  3年 173/63 サガン鳥栖
18 岡  宗万  3年 172/65 筑後サザンFC
MF

7  古賀 敬仁  3年 162/54 大川市立大川南中
9  過能 工太郎 3年 176/65 筑陽学園中
12 岩崎  巧  2年 175/62 福岡市立老司中
14 栗尾  瑠  3年 174/70 福岡BUDDY FC

19 藤  隆成  3年 162/59 福岡市立老司中
FW
10 寺岡 聖斗  3年 176/71 福岡市立席田中

ーーーーーーーー寺岡ーーーーーーーー
ー過能ーーーーー岩崎ーーーーーー藤ー 
ーーーー古賀敬ーーーーー栗尾ーーーー 
ー今田ーーーーーーーーーーー古賀健ー 
ーーーー岡ーーーーーー吉村ーーーー 
ーーーーーーーー野中ーーーーーーーー

64分
19 藤→
11 深松 大雅  3年 168/63 宮若市立宮若西中
74分
12 岩崎→
3  益永 望光  3年 184/74 筑陽学園中

76分
9  過能→
13 大嶋 遥人  2年 179/66 福岡市立姪浜中
80+3分
10 寺岡→
8  笹隈 隼人  2年 183/69 筑後サザンFC

 

 



夕暮れのレベスタは、12月とは思えない暖かさ。

今シーズンの東福岡はプレミアもインハイも結果が出ていないが、とにかく怪我人が多かった。
レギュラー格のうちMF荒木遼太郎、國府田駿、DFモヨマルコム強志、FW田中角栄、GK野見山大(3年/アビスパ福岡)がシーズン中に長期離脱。
今日も荒木とモヨがベンチスタート、野見山はベンチからも外れた。

試合形式は40分ハーフ。

東福岡は中距離の鋭いサイドチェンジでディフェンスのスライドを遅らせ大外に空いた縦のスペースを高速WGがぶち抜くスタイルが原則だ。
しかし今日はビルドを担う両CBとアンカー8田尻将太のパス回しが緩い。
パススピードもなくトラップからの判断にも間があるので、筑陽のブロックは全くズレず後手に回る。

大外のWGに入れても前のスペースを消されているので結果的にインサイドやトップと近距離で絡み崩していく形になるが、
内向きだと逆足で意思疎通の程度も低くパスワークは噛み合わない。
サイドにバックも加わり人が密集してどん詰まり状態になっていた。


インサイド18上田瑞季がハーフレーンを上下動してパスを引き出そうとしているが、筑陽7古賀敬仁がぴったりつきガツンと当たられて自由は奪われている状態。


1トップ9田中角栄はしなやかで、DFのタックルの力をうまく逃してターンするようなスキルがある。
しかしもう少しタメをつくることが必要だったし、ゴール前でのプレー機会を作らせてもらえなかった。


カウンター狙いの筑陽は、機会は何度か得たが形は作れない。
しかしフィードから高さで勝る東福岡CBに対し、10寺岡聖斗が位置取りで優位に立って弾き返させずコーナーを獲ることに成功していた。

結局、前半はスコアレスで終了。
ほとんどエリアに侵入すらできていない東福岡よりも、筑陽に得点の可能性を感じた。

 


 

7分、東福岡は10荒木遼太郎を投入。
中盤で落ちずにブロック間で我慢し続け、欠けていた中央での推進力を見せて流れが変わる予感はあった。



20分、筑陽は自陣からのセットプレー。
フィードは一旦クリアされるが、これを途中出場11深松大雅が右足ダイレクトボレー。
これが右ポストを直撃。圧され始めていた流れを食い止める。



22分、東福岡は左WGに24遠藤貴成を投入。
14青木俊輔を右に移し両WGを逆利き配置に変更。
共に鋭いドリブラーで、カットインで切れ込んだりSBのインナーラップを引き出し始める。
最も得点の可能性を感じた時間帯だった。



しかしここで試合が動く。
28分、筑陽は右サイドでの球際を6古賀健琉が制してカウンター。
12岩崎巧から右サイド裏へスルーパス。
抜け出した11深松大雅が力強く縦に持ち出しゴールライン際ギリギリからクロス。
勝負所でリスクを負って走り込んだ二人がマークを引きつけ、中央フリーになった9過能工太郎がワントラップから落ち着いて蹴り込む。
<東福岡高校 0-1 筑陽学園高校


先制を許した東福岡は、31分、187cmの15野口明を前線に投入しパワープレーに移行。
しかし筑陽も長身3増永望光を投入してすぐさま対応。
あわやの場面はあったが、空中戦で主導権を握れないままボールが飛び交うばかり。


35分には2モヨマルコム強志を投入し、ロングスローからゴールを狙うが筑陽1野中友椰の果敢な飛び出しもあり
状況は変わらず。
結局1点を守り抜いた筑陽が、見事ジャイアントキリングを果たした。

 

 

東福岡は長期空けからの過密日程でコンディショニングの難しさもあったのか、今日は終始筑陽が出足とデュエルで上回り続けていた。
先述の通り東福岡のアタックに切れ味もなく、筑陽を消耗させることができなかった。

パワープレーに有効性を感じられなかったにも関わらずそこに固執。
頼みの10荒木遼太郎の頭上をボールが行き交うばかりで時間を浪費してしまったのが勿体なかった。

相次ぐ主力欠場の中で今季チームを支え続けた4丸山海大。
今日も守備範囲広く体を張ったディフェンスを見せたが、ビルドではリズムを作りきれなかった。
敗戦決着に天を見上げる。



2モヨマルコム強志は高さ、スピード、パワーを高いレベルで備えた第二の酒井宏樹にもなり得る規格外の人材だ。
負傷明けとはいえ、彼がロングスローワーの役割だけで選手権を終えるとは歯痒さを感じずにはいられない。



もちろん相手は長所を消しに来るので、個々がそういった出来栄えになることは往々にしてある。
しかし数多くのタレントが余りにも活かされなかった内容を見ると、相手ありきではなくまずこの試合に至るまでのチーム状態に不具合が生じていたように感じる。

東福岡は2014年、2015年の全国制覇で得たブランド力の消費期限が今日の敗退でさらに迫ってくるだろう。
鳥栖下部組織や熊本からの選手供給ルートもいつまで続くかわからない。ターニングポイントを迎えている。

 

2019年12月04日 16:00K.O.
全国高校サッカー選手権 福岡県大会決勝
東福岡高校 0-1(0-0)筑陽学園高校
@レベルファイブスタジアム
(筑陽)68分 過能工太郎

 

 


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