高校選手権準々決勝
青森山田vs矢板中央

青森山田高校
プレミアリーグEASTは、10勝7分1敗勝点37で2位。
インターハイは全国2回戦敗退。
今大会は、2回戦の登場。
2回戦:vs 草津東 6-0
今シーズン3回目の観戦。
7/1 プレミアイースト vs 鹿島アントラーズ
1/3 選手権 vs 大津
GK
1 飯田 雅浩 3年 185/75 東京ヴェルディ
DF
2 橋本 峻弥 3年 181/75 クリアージュ
3 豊島 基矢 3年 177/68 三菱養和SC巣鴨
4 二階堂 正哉 3年 177/70 青森山田中
5 三國 ケネディエブス 3年 195/80 青森山田中
MF
6 天笠 泰輝 3年 175/65 前橋FC
7 武田 英寿 2年 175/65 青森山田中
10 檀崎 竜孔 3年 175/65 青森山田中
11 バスケス・バイロン
3年 175/68 東松山ペレーニア
15 澤田 貴史 3年 172/70 前橋FC
FW
9 佐々木 銀士 3年 183/71 三菱養和SC巣鴨
ーーーーーーー-佐々木-ーーーーーーー
ー檀崎ーーーーー武田ーーーバスケスー
ーーーー天笠ーーーーーー澤田ーーーー
ー豊島ーーーーーーーーーーーー橋本ー
ーーーー三國ーーーーー二階堂ーーーー
ーーーーーーーー飯田ーーーーーーーー
66分
7 武田→
13 小松 慧 3年 175/70 FC東京深川
76分
9 佐々木→
20 藤原 優大 1年 183/73 青森山田中
80+5分
11 バスケス→
16 鳥海 昴 3年 166/58 大豆戸FC
北海道コンサドーレ札幌内定/檀崎
アビスパ福岡内定/三國
2018年U-19日本代表/三國
2018年U-18日本代表/檀崎
矢板中央高校
プリンスリーグ関東は、12勝5分1敗勝点41で優勝。
プレミアリーグ参入戦プレーオフは敗退。
インターハイは全国1回戦敗退。
今大会は、2回戦からの登場。
2回戦:vs 日章学園 2-1
今シーズン4回目の観戦。
4/29 プリンス関東 vs 桐光学園
12/16 プレミアプレーオフ vs 大津
1/3 選手権 vs 立正大淞南
GK
1 安西 駿 3年 183/67 会津サントスFC
DF
2 後藤 裕二 3年 173/66 栃木SC
4 白井 陽貴 3年 180/75 FCエルマーノ那須
5 内田 航太郎 3年 171/70 水戸ホーリーホック
15 五十嵐 磨於 3年 171/64 筑西市立下館南中
MF
6 土谷 大晟 3年 172/61 波崎市立波崎第三中
7 山下 純平 3年 168/58 FCV可児
13 眞島 聖弥 3年 167/65 FCフェスタ
16 池田 隼人 3年 177/67 宇都宮市立田原中
FW
8 伊藤 恵亮 3年 170/56 クラブ与野
14 望月 謙 3年 190/78 FCフェスタ
ーーーー伊藤ーーーーーー望月ーーーー
ー眞島ーーーーーーーーーーーー山下ー
ーーーー池田ーーーーーー土谷ーーーー
ー内田ーーーーーーーーーーーー後藤ー
ーーーー白井ーーーーー五十嵐ーーーー
ーーーーーーーー安西ーーーーーーーー
HT
13 眞島→
11 大塚 尋斗 3年 181/73 FCレガッテ
70分
7 山下→
10 飯島 翼 3年 170/58 FCファイターズ
70分
8 伊藤→
9 板橋 幸大 3年 154/52 FCスポルト宇都宮
・試合形式は40分ハーフ。
・1分、山田はいきなりのチャンス。右サイド15澤田貴史のロングスローを、ニア5三國ケネディエブスがバックヘッドで合わせるとこれがバーを直撃。
・今大会、ゲームメイクできる8武眞大(3年・東京ヴェルディ)ではなく澤田をスタメン起用。プレミアとは異なり守備重視、ロングスロー戦術というトーナメントへの臨み方が伺える采配。
・その後山田がボールを支配。矢板にとってもプラン通りで、14望月謙を除く10人が自陣に引いてスペースを埋める。しかし山田は左サイドからの崩しでオーバーラップした5豊島基矢がクロスをあげる場面も。
・しかし中央が堅い矢板は、バイタルを完全に封鎖する。山田は7武田英寿が広範囲を動き回ってパスワークのポイントになるが、崩すまでには至らない。
・そして14分、矢板は初めてのチャンス。右サイドロングスローはクリアされるが、2後藤裕二の左足ピンポイントクロスを中央フリーになっていた13眞島聖弥がヘッド。これがゴールに吸い込まれる。矢板が先制。
・守備陣が機能している矢板だが、前線一人で奮闘する14望月謙の貢献も見逃せない。5三國ケネディエブスと距離を置く左サイドに位置どり、サイズを活かしてボールを収めるとともに、そこからの味方への繋ぎが秀逸。押し上げに貢献度大。
・山田の脅威11バスケスバイロンに対しては、5内田航太郎と共に13眞島聖弥も引いて二人で対応。相当に準備されている。
・ブロック固めた矢板に対し、後ろからボールを動かす山田だが焦りもあるのか時折ミスも。
・奪取した矢板は、カウンターから8伊藤恵亮が右サイドからドリブルで二人を抜きフィニッシュまで持ち込む。
・その他両サイドからのアーリークロスに14望月謙が飛び込み、合わせられないが追加点の惜しいシーンを作る。
・流れが悪くないこともあり、矢板は今シーズンの決まりごとだった30分の10飯島翼投入を今日は行わない。
・矢板の必勝パターンにハマり苦しい展開の山田だが、終盤のロングスロー攻勢から、40分7武田英寿のボレーを4二階堂正哉が頭でコースを変えて同点弾。矢板にとっては非常に痛い失点に。
・前半は同点で終了。
・後半スタートから山田がさらに猛攻を仕掛ける。
・右クロスからファー10檀崎竜孔が折り返し、9佐々木銀士とGKが競り合い溢れたところを7武田英寿が狙うが、1安西駿が距離を詰めてビッグセーブ。最後は檀崎が狙うが惜しくもサイドネット。
・矢板の鉄壁は、最終ラインとボランチだけでなく1安西駿の存在も大きい。派手さはないが、ミスが少なく味方に安心感を与えるグッドプレーヤー。
・シュートミスの10檀崎竜孔は、ドリブルの出来も今ひとつ。エース殺しと言っても良い矢板2後藤裕二が相手だけに簡単ではないが、間合いの作り方がとりわけ良くない。気負いすぎている感も。
・ストロングの両サイドが抑え込まれているのが山田苦戦の主因だが、それでもロングスローという大きな武器がある。
・25分、左サイドのロングスローから、一旦クリアされるがこれを15澤田貴史がアーリークロス、中央に抜けたボールがDFに当たり、最後は4二階堂正哉が詰めて逆転。崩せなくてもスコアを動かせる地力がある。
・窮地に追い込まれた矢板だが、ここで大勝負に出る。ジョーカー9板橋幸大、10飯島翼を同時投入するが、なんとシステムを3-3-2-2に変更。二人をダブルトップ下に置くとともに、両サイドを一列あげるおそらく今シーズン初めての布陣。
ーーーー大塚ーーーーーー望月ーーーー
ーーーー板橋ーーーーーー飯島ーーーー
ー内田ーーーーー土谷ーーーーー後藤ー
ーーー白井ーーー池田ーー五十嵐ーーー
ーーーーーーーー安西ーーーーーーーー
・間延びしてオープンな展開に移行。双方のゴール前でのプレーが多くなり白熱。
・40分、矢板はミドルフィードを頭で擦らせたところ、山田DFが痛恨のトラップミス。これを2後藤裕二が拾って抜け出し、GKと一対一のチャンス。左隅へのフィニッシュは山田1飯田雅浩が起死回生のストップ!
・その後CKから空中戦で圧力を掛ける矢板。1安西駿も上がって空中戦に掛けるが、山田1飯田雅浩が体を張って死守。
・結局1点が届かず。山田が準決勝に進出した。
・矢板中央は、ベスト4に進出した昨年を超える最強世代を持ってしても、山田を打ち負かすことはできなかった。
・継投策や守備重視の4-4-2という今シーズンどんな相手に対しても守り続けてきたセオリーを遂に崩し、攻撃的布陣をとったところに「選手権山田戦」という今季最大の山場に掛ける想いが伝わってきた。最後の10分は、生きるか死ぬかの切羽詰まったぶつかりあい、まさに選手権という醍醐味が詰まっていた。
・4白井陽貴キャプテンの試合中の鬼気迫る表情、試合後の毅然と振る舞おうとするも耐え切れず涙する姿は、日本一に賭けていたひたむきな想いをスタンドまで届け、心を揺さぶったに違いない。結果こそついてこなかったけど、それも掛け替えのないものだと思ってほしい。本当にお疲れ様でした。
2019年1月5日 12:05K.O.
全国高校サッカー選手権大会 準々決勝
青森山田高校 2-1(1-1)矢板中央高校
@等々力陸上球技場
(山田)40分 二階堂正哉、66分 二階堂正哉
(矢板)14分 眞島聖弥
質問です
試合終了後、青森山田が矢板中央スタンドに挨拶に行った際、檀崎竜孔選手が矢板中央の応援団の選手と握手している時の写真はありますか?
>ヘムヘムさん
コメントありがとうございます。
メインスタンド側で観戦してましたので、
残念ながらその写真はありません・・・。