高校選手権R16
立正大淞南vs矢板中央

立正大学淞南高校
プリンスリーグ中国は、11勝1分6敗勝点39で2位。
プレミアリーグ参入戦プレーオフは敗退。
インターハイは全国ベスト16。
今大会は、
1回戦:vs 岐阜工 5-0
2回戦:vs 那覇西 6-1
今シーズン初観戦。
GK
20 豊田 純平 2年 173/61 Vervento京都
DF
2 吉田 海人 3年 173/65 兵庫FC
3 谷口 歩夢 3年 175/62 ファジアーノ岡山
5 山田 祐樹 3年 181/65 MIOびわこ滋賀
10 不破 将生 3年 174/65 宇治FC
MF
13 大西 駿太 3年 165/58 愛媛FC新居浜
14 石橋 克之 3年 169/57 Vervento京都
15 山田 真夏斗 2年 181/64 SAGAWA SHIGA F.A.
17 藤井 奨也 3年 174/59 出雲市立大社中
18 上田 隼也 3年 166/64 サンフレッチェくにびき
FW
19 鶴野 怜樹 3年 168/61 ヴィラノーバ水俣
ーーーーーーーー鶴野ーーーーーーーー
ー藤井ーーーー-山田真-ーーーー大西ー
ーーーー石橋ーーーーーー上田ーーーー
ー不破ーーーーーーーーーーーー吉田ー
ーーーー山田祐ーーーーー谷口ーーーー
ーーーーーーーー豊田ーーーーーーーー
52分
2 吉田→
16 加古 佑作 3年 164/61 兵庫FC
矢板中央高校
プリンスリーグ関東は、12勝5分1敗勝点41で優勝。
プレミアリーグ参入戦プレーオフは敗退。
インターハイは全国1回戦敗退。
今大会は、2回戦からの登場。
2回戦:vs 日章学園 2-1
今シーズン3回目の観戦。
4/29 プリンス関東 vs 桐光学園
12/16 プレミアプレーオフ vs 大津
GK
1 安西 駿 3年 183/67 会津サントスFC
DF
2 後藤 裕二 3年 173/66 栃木SC
4 白井 陽貴 3年 180/75 FCエルマーノ那須
5 内田 航太郎 3年 171/70 水戸ホーリーホック
15 五十嵐 磨於 3年 171/64 筑西市立下館南中
MF
6 土谷 大晟 3年 172/61 波崎市立波崎第三中
7 山下 純平 3年 168/58 FCV可児
16 池田 隼人 3年 177/67 宇都宮市立田原中
21 森高 玲 3年 168/54 FC KASUKABE
FW
8 伊藤 恵亮 3年 170/56 クラブ与野
14 望月 謙 3年 190/78 FCフェスタ
ーーーー伊藤ーーーーーー望月ーーーー
ー森高ーーーーーーーーーーーー山下ー
ーーーー池田ーーーーーー土谷ーーーー
ー内田ーーーーーーーーーーーー後藤ー
ーーーー白井ーーーーー五十嵐ーーーー
ーーーーーーーー安西ーーーーーーーー
30分
21 森高→
10 飯島 翼 3年 170/58 FCファイターズ
61分
14 望月→
11 大塚 尋斗 3年 181/73 FCレガッテ
65分
8 伊藤→
9 板橋 幸大 3年 154/52 FCスポルト宇都宮
72分
7 山下→
13 眞島 聖弥 3年 167/65 FCフェスタ
・試合形式は45分ハーフ。
・12/14に行われたプレミアプレーオフの再戦(矢板中央が1-0で勝利)。
・天気は快晴、風もなく最高のコンディション。
・矢板は、今大会ここまで11大塚尋斗ではなく14望月謙を先発に起用。その他プレミアプレーオフから選手を入れ替えている。
・いきなり動く。1分、矢板は左サイドでセットプレーを得ると、クロスがファーに流れたところ14望月謙が落として15五十嵐磨於がミドル。左ポスト際に向かったボールを、ゴール手前で4白井陽貴がヒールで僅かにコース変えゴールへ。堅守・矢板が幸先よく先制。
・出鼻を挫かれた淞南だが、ここからペースを握る。二列目への縦パスから一度19鶴野怜樹に預けて追い越していく形。また浅い位置から早めにクロスを上げていく。
・堅い矢板最終ラインがクリアするが、淞南は中盤以前の機動力があり、セカンドボールを回収し二次攻撃を仕掛ける。
・サイドにボールを入れてトップ下15山田真夏斗がフォロー。数的優位を作り、囮を使ったドリブルでブロックを突破する。
・中央のポストプレーからミドルを放つ場面も。精度が不足し枠を捉えきれないが。
・個では、キレのあるドリブルで単騎で仕掛けてくる13大西駿太、リーチがあり持ち方、スペースの狙い方にセンスを感じさせる15山田真夏斗が面白い。
・守勢が続く矢板だが、今シーズンこの状況は慣れたもので集中を維持。エリア手前中央でセットプレーを与えてしまったが、防ぎきると全員が雄叫びをあげる場面もあり守備へのプライドを感じた。
・14望月謙は前線で孤軍奮闘。ボディバランスは改善の余地ありだが、一人くらいにつかれても剥がして運ぶ積極性があった。プレスバックも想像以上に頑張っている。
・前半は矢板の1点リードで終了。
・後半も淞南の攻勢が続く。
・10分、中盤でのパスカットからカウンター。19鶴野怜樹がドリブルで追いすがる矢板4白井陽貴をなぎ倒して左に運ぶとヒールでスイッチ。17藤井奨也がシュートを放つが、ここは矢板1安西駿がビッグセーブ。
・その後前半にも増して13大西駿太のドリブルが凄みを増し、右サイドを切り裂いてクロスを上げる。また、長短精度のある右足キックを持つ18上田隼也が縦横パスをつけて打開を試みるが、矢板ディフェンスを崩せない。
・最終ラインまで到達しているので攻めているように見えて決定機には繋がっていないのだが、手を変えるべきか判断が難しいところで結局刻々と時間が経過していく。
・矢板は攻撃を途中出場の10飯島翼、9板橋幸大、11大塚尋斗の3人のみに託す形で、リスクをかけず攻撃は最終ラインで受け続ける。
・4白井陽貴は、驚異の背筋力でハイボールを弾き返し続け、エリア内の混乱もバイシクルでクリア。今年の矢板はタレントがいるので攻撃的にも振る舞えるはずだが、堅守で耐えきる戦い方は、彼の存在が大きいのだろう。
・そして1-0のままタイムアップ。
・堅牢な最終ラインで攻撃を受け時間を使い切る、今年の真骨頂とも言える闘いぶりで矢板が勝利。
・色気を微塵も出さず、消耗を避けているようにも見えた。この大会の頂点という結果だけを見据えている。
2019年1月3日 12:05K.O.
全国高校サッカー選手権大会 3回戦
立正大学淞南高校 0-1(0-1)矢板中央高校
@等々力陸上球技場
(矢板)2分 白井陽貴