高校選手権神奈川準決勝
東海大相模vs桐光学園

東海大学付属相模高校
今シーズンは神奈川県1部リーグに所属。
第15節終了時点で、4勝5分6敗勝点17で7位。
夏の高校総体は神奈川県ベスト4。
今大会は、R32からの登場。
R32:vs 湘南 3-2
R16:vs 湘南学院 2-1
準々決勝:vs 相洋 2-1
今シーズン初観戦。
GK
12 川邊 大聖 2年 ???/?? FC厚木JY DREAMS
DF
3 稲葉 竜之助 3年 181/75 SCむげん
4 堀川 侃太 3年 ???/?? SC相模原
5 千島 蒼生 3年 169/65 FC厚木JY DREAMS
22 島田 惇広 2年 ???/?? クラブテアトロ
MF
8 有馬 和希 3年 171/64 SC相模原
10 中島 優太 3年 174/65 バディーSC
14 小針 大志 3年 ???/?? FC多摩
FW
7 横山 翔大 3年 170/60 SFAT伊勢原
9 吉田 浩太 3年 ???/?? 大豆戸FC
11 女井 寛司 3年 ???/?? SC相模原
ーーーーーーーー吉田ーーーーーーーー
ー女井ーーーーーーーーーーーー横山ー
ーーーー有馬ーーーーーー中島ーーーー
ー千島ーーーーー小針ーーーーー島田ー
ーーーー稲葉ーーーーーー堀川ーーーー
ーーーーーーーー川邊ーーーーーーーー
48分
22 島田→
6 中山 陸 3年 174/64 SC相模原
55分
8 有馬→
2 川浪 豪恋 3年 ???/?? バディーSC
67分
11 女井→
21 増田 鈴太郎 1年 ???/?? 横浜FC鶴見
68分
10 中島→
23 長嶋 風太 2年 ???/?? FC厚木JY DREAMS
ヴァンフォーレ甲府内定/中山
2018年U-17日本代表/中山
桐光学園高校
今シーズンはプリンスリーグ関東に所属。
第15節終了時点で、4勝2分9敗勝点14で10位。
夏のインターハイは全国準優勝。
今大会は、R16からの登場。
R16:vs 湘南工科大附 3-0
準々決勝:vs 日大藤沢 3-2
今シーズン4回目の観戦。
4/29 プリンス関東 vs 矢板中央
5/6 プリンス関東 vs 東京ヴェルディ
8/26 プリンス関東 vs 前橋育英
GK
1 北村 公平 1年 172/67 横浜F・マリノス追浜
DF
3 金子 開研 3年 170/63 横浜F・マリノス
4 内田 拓寿 3年 180/68 FC多摩
5 望月 駿介 3年 175/70 FC多摩
6 岡 孝樹 3年 176/70 FC渋谷
MF
7 國谷 敦史 3年 169/71 GRANDE FC
8 中村 洸太 2年 163/61 東急レイエス
9 阿部 龍聖 3年 161/58 FC多摩
13 西牧 蓮 3年 173/65 横浜FC鶴見
FW
10 西川 潤 2年 180/66 横浜F・マリノス
15 敷野 智大 3年 175/76 FC川崎栗の木
ーーーー西川ーーーーーー敷野ーーーー
ー西牧ーーーーーーーーーーーー阿部ー
ーーーー國谷ーーーーーー中村ーーーー
ー金子ーーーーーーーーーーーーー岡ー
ーーーー望月ーーーーーー内田ーーーー
ーーーーーーーー北村ーーーーーーーー
65分
15 敷野→
2 田中 彰真 3年 164/59 FC東京むさし
69分
9 阿部→
14 中川 優 3年 169/59 大豆戸FC
76分
3 金子→
12 押田 莉南 3年 177/67 藤沢市立高倉中
13 西牧→
18 神田 洸樹 2年 173/60 FC Consorte
79分
10 西川→
20 松永 陽平 3年 163/60 クラブ与野
2018年U-16日本代表/西川
・試合形式は40分ハーフ。
・小雨が降っていて肌寒い天候。
・相模は、キーマンのMF6中山陸が負傷明けのためベンチスタート。
・初観戦の相模だが、4-3-3の布陣でサイズのあるアンカー14小針大志が時折最終ラインに入りつつ防波堤になる。左右のインサイド、ウイングがそれぞれ逆の利き足で(右が左利き、左が右利き)で、内側に方向付けポゼッション志向は高い。
・序盤、桐光はシンプルに蹴って浅い最終ラインの裏を狙う。何度か突破しかけるが、守備範囲の広い相模12川邊大聖が前に出てクリア。
・一方、相模はコーナーキックを始めとするセットプレーから得点を伺う。12分、左コーナーから8有馬和希のストレートボールに3稲葉竜之助が打点の高いヘッド!これは桐光1北村公平が横っ飛びでセーブする。
・その後両チーム一進一退の展開。相模は右サイドの密集から技量のある10中島優太をアクセントに、連動性高く展開するサイドチェンジは面白い。ワイドに張っている左11女井寛司を一対一でチャレンジさせる狙いだが、ここは抜ききれず。
・桐光は5望月駿介を筆頭にスライディングなど確かな守備技術でバイタルでの対人守備でリード。前線での突破、キープを許さず相模アタックの圧力を高めさせない。
・攻撃では右サイド9阿部龍聖が突破口に。爪先で綺麗に収めるファーストタッチから持ち前のアジリティで切り裂く。24分、中盤で奪い10西川潤のスルーパスを受けて右寄りエリアに侵入。シュートまで持ち込むがこれはDFブロック。
・桐光はこのプレーで得た右コーナー、10西川潤のキックに中央6岡孝樹が難しい体勢からインサイドボレーで合わせ先制。ここはマークが緩かった。
・その後相模はサイドから侵攻。コーナーを度々獲得していくが、キックの精度を欠きフィニッシュに持ち込めず。
・前半最後のチャンスは桐光。37分、自陣コーナーからのカウンター。13西牧蓮がスピードで貫き一気に相手陣バイタルまで運ぶと、一旦はカットされるが、プレスした15敷野智大の右足に当たったボールはそのままゴールに向かうが、惜しくも左ポストを直撃。
・前半は桐光のリードで終了。ほぼ五分の内容でまだまだわからない。
・後半、ここまで楔のプレーに止まり自らの仕掛けは見られなかった桐光10西川潤が魅せる。8分、中盤でハイボールを収めると、右寄りを前に運び二人を引きつけたところで急停止から反転。左サイドへラストパスを送ると、縦に抜け出した13西牧蓮がキーパーの股を抜く技有りゴールで追加点!
・すでに中山陸が交代の準備をしていた相模にとっては、タイミング的にも非常に痛い失点となった。
・中山をインサイドに投入した相模は、10中島優太が1トップの位置に。
・しかし桐光の勢いは止まらない。14分、ショートカウンターで右サイドから侵攻。バイタル中央で受けた10西川潤から再び左へラストパスを送ると、13西牧蓮が今度は切り返して右足でシュート。キーパー体に当てるが、そのままゴールイン。決定的な3点目。
・10西川潤が流石の仕事ぶり。縦への速さがあるだけでなく反転からの懐も深く、周りの使い方にも長ける。一方、相模DFは西川に必要以上の枚数を割きサイドを手薄にしてしまったところも。
・18分、相模は右サイド7横山翔大のカットインからのアタック。一旦カットされるが、こぼれを6中山陸がミドルで狙う。ニアをつくがキーパーがビッグセーブ!
・負傷を抱える6中山陸だが、それでもタレントであることははっきりわかった。スペシャルな右足キックに加え左足の質も悪くなく、体も強く局面で負けない。そして常人には見えないパスコースが見える選手。彼と10中島優太、クオリティのある選手が二人になり創造性がグッと高まったのだが、中島が負傷で早々に退いてしまったこともあり、共存した時間が僅かになったのは残念だった。
・その後相模が仕掛ける時間が続いたが、35分、桐光は自陣のクリアから抜け出した10西川潤がエリアに侵入すると、引っかけられてPKを獲得。これを自ら決めてゲームを締める。
・桐光が予想外の大勝で決勝進出。準優勝を飾ったインターハイ後、心身ともにコンディションを崩している様子だったが、しっかり調子を上げてきている。決勝はそのインターハイ県予選で敗れている三浦学苑との一戦だ。
・タイムアップ直後から、溢れる涙をユニフォームで拭っていた相模6中山陸。この舞台で、彼をもっと長い時間見たかった。
2018年11月04日 14:00K.O.
全国高校サッカー選手権 神奈川県大会準決勝
東海大学付属相模高校 0-4(0-1)桐光学園高校
@等々力陸上競技場
(桐光)24分 岡孝樹、48分 西牧蓮、54分 西牧蓮、75分 西川潤
桐光学園の紹介ですが、夏のインターハイは「準優勝」です。
>山梨学院さん
失礼いたしました。
「準優勝」に修正しました。
ご指摘ありがとうございました。