高校選手権大阪準決勝
東海大仰星vs履正社


今日は一路大阪へ。

高校サッカー選手権、大阪府予選準決勝。会場はキンチョウスタジアム。
第一試合は、東海大仰星vs履正社。昨年度の覇者、全国でもベスト4に進出した仰星に、横浜F・マリノス入団内定の注目ストライカー町野修斗を擁する履正社が挑みます。

天候は、10月に続いた悪天候がようやく終わり、晴れ。気温も心地よく、絶好のサッカー日和。

 

東海大学付属仰星高校

主なOBは、藤春廣輝(ガンバ大阪)など。

今シーズンは、プリンスリーグ関西所属。
第15節終了時点で、9勝2分4敗で3位。

夏のインターハイは全国大会進出、2回戦敗退。

今大会は、
ラウンド16:vs 大冠 5-0
準々決勝:vs 常翔学園 2-0


今シーズン初観戦。
GK
1  宮本 一郎 3年 184/78 門真沖SC
DF
2  金川  楓 3年 177/63 ガンバ大阪門真
3  三角 舞也 3年 174/64 大阪セントラルFC
5  菅  魁人 3年 181/66 宇治FC
13 藤田 星陽 2年 171/60 東海大仰星中
MF
4  大嶋  佑 3年 174/60 ガンバ大阪門真
6  藤原 拓未 3年 166/60 枚方FC
7  尾花 優太 3年 171/66 ガンバ大阪門真
8  西田 幸誠 3年 169/56 ガンバ大阪門真
FW
9  下柿元 次郎 3年 172/65 FC.LAZO
10 阪本 晃洋  3年 171/58 大阪市ジュネッスFC

ーーーー下柿元ーーーーー阪本ーーーー
ー西田ーーーーーーーーーーーー尾花ー 
ーーーー藤原ーーーーーー大嶋ーーーー 
ー金川ーーーーーーーーーーーー藤田ー 
ーーーー菅ーーーーーーー三角ーーーー 
ーーーーーーーー宮本ーーーーーーーー


 

 

履正社高校

主なOBは、奥井諒(大宮アルディージャ)など。

今シーズンは、プリンスリーグ関西所属。
第15節終了時点で、8勝2分5敗で5位。

夏のインターハイは、大阪府予選決勝リーグ敗退。

今大会は、
ラウンド16:vs 関大北陽 2-0
準々決勝:vs 関大一 2-0

今シーズン初観戦。
GK
1  瀧浪 朋生 3年 大阪市SS2001
DF
2  三輪 大智 2年 ガンバ大阪
3  坂東  隼 3年 千里丘FC
5  左居 隼人 3年 高槻FC
15 前園 雄大 3年 東淀川FC
MF
10 安羅 修雅 3年 ガンバ大阪
17 島里 将伍 2年 FC HOPE
18 尾登  駿 3年 FC.Liens
28 寺村 浩平 2年 ガンバ大阪
FW
11 町野 修斗 3年 FC AVENIDASOL
20 小松 海樹 2年 セレッソ大阪

横浜F・マリノス内定/町野
2017年U-18日本代表候補/町野

ーーーーーーーー小松ーーーーーーーー
ー安羅ーーーーー町野ーーーーー尾登ー 
ーーーー寺村ーーーーーー島里ーーーー 
ー坂東ーーーーーーーーーーーー三輪ー 
ーーーー左居ーーーーーー前園ーーーー 
ーーーーーーーー瀧浪ーーーーーーーー





 

試合形式は40分ハーフ。

キックオフを得た仰星が序盤から押し込む展開。左利きでくさびの精度がある前線9下柿元二郎に確実に繋ぎ、7尾花優太、8西田幸誠が絡む分厚い攻撃を仕掛けて前進。サイドラインを割れば、両サイドバック2金川楓、13藤田星陽のロングスローで相手DFラインに圧力をかけます。

一方の履正社は、特に前線は小柄な選手が多くコンタクト勝負では劣勢は免れない状況の中、仰星の力量を見てか、ボランチはあまり上がらず人数をかけずにやり切る方針。唯一長身の11町野修斗をトップ下に配置し、頭を狙って20小松海樹の裏抜けを引き出す狙い。

7分、履正社は左サイド中盤でのセットプレー。10安羅修雅が右足で柔らかいクロスを供給すると、5左居隼人が競って混戦、しかし詰めきれずキーパーが回収します。

その後もパワー・スピードで勝る仰星がペースを握る展開。履正社は最終ラインまで押し込まれますが4バックはタフに対応。5左居隼人、15前園雄大が空中戦に勝利し、右2三輪大智は繋ぎ・持ち出し・下げの判断よくピンチを切り抜けます。

17分、仰星は中盤でのセットプレー。前線へのクロスに9下柿元二郎がバックヘッドで反らしますがキーパーがキャッチ。

17分、履正社のカウンター。右サイドへ展開し、18尾登駿がドリブルで前進。右足で柔らかいクロスを上げると、ファーフリーで待っていた20小松海樹がヘッドで合わせますがゴール左!これは決定的な場面。

履正社18尾登駿は左利き、160cm程度の小柄なドリブラー。細かいタッチでチェックにきたDFとの入れ替わりを狙います。周りからも「仕掛けろ!」と期待されている様子。

23分、仰星は左8西田幸誠がエラシコからカットイン。右足ミドルで狙いますが、DFのチェックを受けミートできず。

24分、履正社は左10安羅修雅が相手陣でボールを奪取。そのままクロスを上げると、DFを越えファー18尾登駿が待っていましたがトラップミス。しかし再び2三輪大智とためてクロスを上げますが、仰星5菅魁人がしっかりクリア。

相手のミスに乗じてチャンスをつくった履正社でしたが、注目の11町野修斗は潰される場面が多く期待される起点の役割を果たせていません。対応する仰星3三角舞也、4大嶋佑はサイズで劣るも、当てるタイミングが巧く町野のバランスを崩し自由を奪います。

32分、履正社は左スローインから20小松海樹が仕掛けると、倒されてフリーキックをゲット。10安羅修雅がクロスを上げると、ゴール前混戦になりますが、DFがクリア。

34分、仰星は左サイドからロングスロー。9下柿元二郎がニアで反らしますがキーパーキャッチ。

36分、仰星は今度は右サイドからロングスロー。再び9下柿元二郎、さらに4大嶋佑と頭で繋ぎますがまたもキーパーが回収します。

前半はスコアレスで終了。





最初のチャンスは履正社。4分、右サイドのロングスローから浅くなったクリアを11町野修斗が右足ミドルで狙いますがゴール右へ外れます。町野はこの試合初めてのシュート。

7分、履正社の交代。
20小松→9野口天葵(2年/千里丘FC)。

8分、仰星は右サイドのロングスローからエリア内混戦。一旦DFは弾きだしますが、再び13藤田星陽がクロスを入れると、エリア内で収めた7尾花優太がDFに倒されたかに見えましたがノーホイッスル。このプレーで得た右コーナー、一旦クリアされたものの、マイナスの折り返しをフリーで走り込んだ4大嶋佑がダイレクトで合わせますが、これはゴール上!これは枠に収めたかった!

14分、仰星は左サイドでのセットプレー。クロスにニア9下柿元二郎が競ってこぼれると、下柿元が自ら拾い右足フィニッシュ。しかしDFが体でブロック!

仰星のプレースキッカーを務めるのは、ボランチ4大嶋佑。右足から放たれるキックは、スピード、曲がり具合ともになかなかの質。

前線を小松から9野口天葵にスイッチした履正社でしたが、160cm前半とさらに小兵のため状況は変わらず。ペースを握られる展開が続きます。

26分、履正社は右サイド浅い位置でのセットプレー。キッカーが真横に蹴りだし、下がってマークを外した11町野修斗がダイレクトで狙いますが、ゴール上へ外れます。

29分、仰星は右サイドからロングスロー。9下柿元二郎がニア頭で反らしエリア内こぼれると、再び下柿元が左足で狙いますが惜しくもキーパー正面。

34分、履正社は右サイド18尾登駿が一人を抜いてクロス。これは止められてしまいますが、フォローして逆サイドへ展開。今度は3坂東隼が中に切れ込み11町野修斗へ繋ぐと、強引にシュート。DFが体で止めると、こぼれをさらに右へ展開し、18尾登駿が走り込んだ28寺村浩平を使い、ダイレクトで狙いますがゴール上!

34分、仰星の交代。
10阪本→18藤山海星(3年/枚方FC)。

39分、仰星の交代。
9下柿元→11藤川直己(2年/ガンバ大阪門真JY)。

結局スコアは動かず。10分ハーフの延長戦へ。

 

 

5分、履正社は右18尾登駿がカットイン。左足のクロスに走り込んだ11町野修斗は間に合わず。しかしファー10安羅修雅が足先で収めると、切り返してスライディングシュート!ニア枠を捉え、ついに均衡が崩れたかに思われましたが、ここは仰星1宮本一郎がビッグセーブ!昨年のベスト4経験者宮本ですが、今日は仕事が少なかった中、さすがの集中力でチームを救います。

7分、履正社は35m中央の位置でセットプレー。すると、これを11町野修斗が右足でパワフルショット!DFが頭でブロックしコーナーを獲得。17島里将伍のファーへのクロスを15前園雄大が頭で折り返しますが、詰めきれず。

9分、仰星の交代。
7尾花→14東龍星(2年/ガンバ大阪門真JY)。


履正社は、ポジションチェンジ。
11町野修斗が前線に入り、18尾登駿がトップ下、9野口天葵が右へ。
ーーーーーーーー町野ーーーーーーーー
ー安羅ーーーーー尾登ーーーーー野口ー

1分、仰星はバイタルで11藤川優己が粘り、フォローした4大嶋佑が引っかけられてファウル。このプレーで履正社17島里将伍にイエロー。ゴール正面エリア手前の絶好の位置でセットプレーを得ると、大嶋が直接狙いますが壁に当ててしまいます。

4分、仰星の交代。
11藤川→20矢野修大(2年/宇治FC)。


7分、仰星は右サイドからミドルフィード。ライン裏へのボールを追いかけた履正社2三輪大智は、チェイスしてきた14東龍星のスピードを見誤り、エリア内でかっさらわれた直後に足を出して倒してしまいます。PKの判定!残り時間もわずか、勝負を決するプレーになりそうですが、仰星18藤山海星の正面へのキックは、履正社1瀧浪朋生が左へ飛びながら残した足でストップ!

起死回生のセーブで履正社が窮地を脱したところでタイムアップ。両者の死闘はPK戦へ。

PK戦では、先攻履正社は、一人目を瀧浪朋生がストップ。仰星も宮本一郎が三人目を止めましたが、四人目キッカーが枠外。最後は履正社町野修斗が決めて勝敗を決しました。

 



判定があれば仰星というゲームでしたが、延長終盤の履正社1瀧浪朋生のPKストップが、その後のPK戦への心理的影響も含め試合を決めたワンプレーになりました。やはりチャンスとピンチは背中合わせ。

履正社は、総合力で勝る相手に対し、耐え抜いて苦しいゲームをモノにしました。負ければ終わりの選手権でやりぬいたのはお見事。内容は二の次ではあるものの、攻撃面は課題が残りました。10安羅修雅など技術的に優れた選手が多いのですが、フィジカルに優れた相手だとそこでもっと上回らないとしんどい。今日は右18尾登駿の単騎の仕掛けが唯一形になっていました。注目の11町野修斗ですが、慣れない起点の役割に苦しみ本領を発揮できず。同世代の中でも線の細さは感じられるので、プロでは体作りからもう少し時間がかかりそう。

東海大仰星は、大阪制覇はなりませんでしたが、攻守の連動性高く総合力のあるグッドチームでした。全国に進出していれば昨年並みの成績も狙えたでしょう。コーナー、ロングスローで押し込み続けましたが、あと一歩の圧力が足りずスコアを動かすことができませんでした。

 

全国高校サッカー選手権大会 大阪府大会準決勝
東海大学付属仰星高校 0-0(PK2-4)履正社高校
@キンチョウスタジアム

 

 

 

 


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