高校選手権準々決勝
滝川第二vs前橋育英


選手権もいよいよ準決勝。さいスタ進出を賭けた戦いへ。

千葉会場第二試合は、共に今大会ここまで無失点の滝川第二vs前橋育英。育英は、屈辱のインターハイ県予選初戦敗退から建て直し、この選手権でいよいよセミファイナルに手が届く位置まで到達。優勝候補・市立船橋をも撃破した勢いに乗って、國學院久我山に敗れた昨年越えを狙います。

 

滝川第二高校

兵庫県1部リーグは、

12勝4敗2分勝点38で2位。

高校総体は、ベスト16

今大会は、

1回戦: vs 秋田商(秋田) 2-0
2回戦: vs 大分(大分) 6-0
3回戦: vs 佐賀東(佐賀) 5-0


今シーズン初観戦。

GK  
12 樫野 智哉 2年 178/65 南あわじ市立西淡中
DF 
2  日野 公貴 2年 167/57 龍野FC
3  上出 直人 2年 173/67 ヴィッセル伊丹

5  今井 悠樹 3年 172/68 神戸FC
16 森  勇人 3年 177/63 FCフレスカ神戸
MF 
7  朴  光薫 3年 178/68 神戸朝鮮中
8  神宮 浩気 3年 177/62 神戸FC
9  山田 裕也 3年 172/65 神戸FC
10 持井 響太 3年 170/62 イルソーレ小野
14 江口  颯 3年 177/64 センアーノ神戸
FW 
17 溝田 大輝 3年 180/71 たつの市立龍野西中

ーーーーーーーー溝田ーーーーーーーー
ー持井ーーーーー山田ーーーーー江口ー
ーーーー神宮ーーーーーーー朴ーーーー
ー上出ーーーーーーーーーーーー日野ー
ーーーー森ーーーーーーー今井ーーーー
ーーーーーーーー樫野ーーーーーーーー

 

 

前橋育英高校

プリンスリーグ関東は、
7勝9敗2分勝点23で8位。

高校総体は群馬県ベスト16。

今大会は、
1回戦: vs 明徳義塾(高知) 3-0
2回戦: vs 市立船橋(千葉) 0-0(PK5-3)
3回戦: vs 遠野(岩手) 1-0

今シーズン3回目の観戦。
8/21 プリンス関東10節 vs 横浜FC
11/26 プリンス関東15節 vs 桐光学園

GK
1  月田  啓  3年 180/70 前橋FC
DF
2  小山  翔  3年 179/73 FC SOUTHERN
5  松田  陸  2年 175/60 前橋FC
15 渡邊 泰基  2年 181/70 アルビレックス新潟

19 後藤田 亘輝 2年 175/65 横浜F・マリノス追浜
MF

6  長澤 昂輝  3年 172/64 サンフレッチェ広島
7  大塚  諒  3年 170/62 横浜F・マリノス追浜
9  高沢  颯  3年 174/68 前橋FC
25 田部井 悠  2年 173/63 前橋FC
FW
10 飯島  陸  2年 166/58 クマガヤSC
24 人見 大地  3年 178/70 ヴェルディ小山

ーーーー人見ーーーーーー飯島ーーーー
ー高沢ーーーーーーーーーーー田部井ー
ーーーー大塚ーーーーーー長澤ーーーー
ー渡邊ーーーーーーーーーーー後藤田ー
ーーーー小山ーーーーーー松田ーーーー
ーーーーーーーー月田ーーーーーーーー

CBの3角田 涼太朗(2年/180/70/浦和レッズJY)が累積警告で欠場し、3年生2小山が今大会初先発。



 

試合形式は40分ハーフ。

先手を取ったのは育英。遠野戦の反省か出足よく相手陣内へ押し込むと、ボールを持てる9高沢そしてガンガンオーバーラップを仕掛ける15渡邊の左サイドから人数をかけて攻め込みます。

3分、育英は左サイドから15渡邊のロングスロー。24人見が落としエリア内25田部井が倒されますが、これはノーホイッスル。

5分、育英はまたも左サイドから渡邊のロングスロー。エリア内混戦となり滝二が何とか掻きだすと、左へこぼれたボールを15渡邉が左ミドルで狙いますが、これは惜しくもニアサイドネット。

育英が圧倒の序盤。3角田の欠場が不安視されたCBですが、代役を担う2小山が奮闘。5松田のラインコントロールに従い的確な位置どりを見せると、相手のトップ17溝田をしっかりと潰して攻撃の芽を詰みます。セカンドを6長澤、7大塚のボランチが回収しミドルパスを前線へ供給。これを24人見が収めて起点となり、厚みのある攻撃でペースを握ります。

滝二の最初のチャンスは10分。左コーナー、クロスを上げるも、育英1月田が高い位置でしっかりキャッチ。

滝二は続く12分、左サイドから押し込むと、9山田のスルーパスに17溝田が抜け出しますが、勇気もって飛び出した育英1月田が体でブロック。見事な判断でピンチを防ぎます。

その後、滝二はテクニックのある左サイド10持井を起点にショートパスでテンポを作りかけるも、要所で育英に潰されバイタル以降を崩すことができません。

17分、育英は左サイドから渡邊の
ロングスロー。浅いクリアを7大塚がミドルで狙いますがゴール上。

20分、育英は左9高沢から逆サイドへ大きく展開。タイミング良く攻め上がった右SB19後藤田が浅い位置からクロスを上げると、これを24人見が頭でおとし、飛び込んだのは6長澤。プッシュしかけた所を滝二5今井が体で止めてしまいPKの判定!
今井に警告。これを6長澤が自ら決め、育英が先制します。
<滝川第二高校 0-1 前橋育英高校

23分、育英は中盤の球際を制すと、24人見が前線へ持ち上がりミドルで狙いますが、これはキーパー正面。

26分、育英は前線左サイドへのルーズボールを10飯島がチェイス。先に到達した滝二GK12樫野のクリアを体に当て、エリア内にこぼれたボールを押し込みますが、追いすがる樫野が何とか間に合いセーブ。追加点はならなかったものの、チェイシングを怠らない飯島の規律性が活きたシーン。

30分、滝二は自陣からのクリアから前線で混戦となると、14江口が左に持ち出しミドルを放ちますがゴール上。

34分、滝二はハーフラインからセットプレー。2日野がハイボールを蹴り込みますが、育英1月田が高い位置でキャッチ。

35分、今度は育英が自陣からのロングボール。エリア内またも24人見が頭でそらすと、キーパーの手前10飯島が爪先でコースを変えますが、ゴールわずか左。

40分、育英は右サイドから25田部井、24人見が細かく繋いで打開すると、横パスを受けた10飯島が一人を剥がし、左足で狙いますが惜しくもキーパー正面。

前半は完全な育英ペースで終了。

 


滝二は後半から二列目のポジションを入れ替え。ボールを動かせる力がありながら、孤立気味だった10持井を中央に配置。
ーーーーーーーー溝田ーーーーーーーー
ー江口ーーーーー持井ーーーーー山田ー

最初の仕掛けたのは2点目を狙う育英。2分、左サイド9高沢がキープからヒールでスイッチ。6長澤がサイドへ散らすと、15渡邉のアーリークロスに再び9高沢がボレーで狙いますがゴール上。

その後、中盤の運動量が増えた滝二は相手陣内で前を向いてボールを持てるように。局面に絡む機会の増えた10持井でしたが、その後のパス精度が今ひとつ。

8分、育英は左サイド15渡邉を起点に、6長澤が早いテンポで捌き9高沢のスルーパス。これに10飯島が反応しエリアに侵入。左足フィニッシュを迎えますが、これは滝二12樫野が距離をつめビッグセーブ。

12分、育英は再び左サイドを15渡邉がちぎり横へ繋ぐと、ゴール30mの位置から9高沢が思い切りよく右足を一閃。弾丸ミドルは惜しくもクロスバーを強打!しかしこれを10飯島が押し込みますが、惜しくもオフサイドの判定。

育英9高沢は、左サイドからのカットインからパンチのある右シュートという形を持っている選手。左右両足からのクロスと見せかけての滑らかな切り返しで相手を剥がせると共に、SBの15渡邊を使う力も。その渡邊は、180cm超のサイズがありながら、走力と運動量を活かしたダイナミックな攻撃参加が魅力的な選手。左足の鋭いクロスも持ち合わせており、この二人からなる左サイドはチームの大きな長所に。

14分、ここで両チーム最初の交代。
滝二は9山田→6辻本 竜(2年/169/60/ガンバ大阪JY)。
育英は25田部井→18馬場 拓哉(3年/183/74/横浜F・マリノスJY)。最前線に入り10飯島が右サイドへ。

16分、滝二の交代。
14江口→20本田 周作(3年/182/70/MIOびわこ滋賀)。2トップに変えて10持井が再び左サイドへ。
ーーーー本田ーーーーーー溝田ーーーー 
ー持井ーーーーーーーーーーーー辻本ー

18分、育英は左サイド深くで18馬場がキープ。DFをひきつけくさびをうつと、9高沢がエリアに侵入、アウトで狙いますがこれはニアサイドネット。

20分、育英はカウンター。15渡邉から縦へ繋ぐと、9高沢が深い切り返しから右足でフィニッシュを狙いますが、これはキーパー正面。

21分、今度は滝二のカウンター。右サイドから攻め込むも、エリア付近で渋滞。一旦クリアされますが、右サイド10持井が拾い、落としを6辻本が左足で狙いますが、これはニアサイドネット。

23分、育英の交代。
10飯島→8田部井 涼(2年/173/63/前橋FC)。
飯島は、ゴールこそなかったものの大きな存在感を示した選手。小柄ながら体の入れ方が巧いため球際に強く、ファーストDFとしてのチェイシングや、ネットを揺らすもオフサイドになった場面などチャンスボールへの関与と、走るべきところにしっかり走っている規律性は大きな長所。

27分、滝二の交代。
17溝田→11中森 翼(3年/176/68/ヴィッセル伊丹)。

30分、育英は7大塚が出足よくボールをさらいカウンター。24人見がキープから前へ繋ぐと、左サイドを攻め上がった7大塚が切り替えして右足で狙いますが、ゴール右。

そして34分、育英は右サイドに流れたルーズボールを8田部井がスライディングで残すと、縦パスを受けた24人見が相手と競りながら強引に前進。一人を剥がし残るはGKのみ。後ろから追ってきた滝二5今井は体を投げ出して止めにかかりますが、人見は見透かしたようなシュートフェイント。交わされ絶体絶命のピンチに、敢え無く体で止めてPK。このプレーの前から足に来ていた様子だった今井は無念の退場。これを人見が決めて待望の追加点!
<滝川第二高校 0-2 前橋育英高校

37分、滝二の交代。
7朴→24稲田 丈太郎(2年/176/65/神戸FC)。

37分、滝二はゴール30m正面の位置でセットプレー。これを10持井が右足巻いて狙いますが、ゴール右。

38分、育英の交代。
24人見→4浅賀 祐太(3年/175/66/浦和レッズJY)。ボランチに入り7大塚が右、8田部井が前線へ。守りきる体制に。

結局最後までチャンスを作らせなかった育英が完勝。2年ぶりとなる準決勝へ駒を進めました。


前橋育英は、相手に決定機を全く作らせない危なげない試合運び。上述の通り、10飯島をファーストディフェンスに、緩い縦パスを見逃さず鋭い出足でインターセプトし続けた6長澤、7大塚のダブルボランチ。そして屈強な4バック、さらには最後尾で若いDFラインを支える安定感抜群の1月田と、チーム全体としての守備力は大会トップクラス。右SB19後藤田は、渡邉に比べると攻撃参加数こそ少ないものの、機を見た攻め上がりの際は精度の高いクロスを見せ、今日は先制点の起点に。

スタメンの多くを占める2年生、そして遅れてきたエース24人見と、伸び代は非常に大きくチームの成熟度はうなぎ登り。このまま勢いに乗って悲願の頂点に手が届くかもしれない、そう期待できるチームに育ってきました。

 

高校選手権 準々決勝
滝川第二高校 0-2(0-1)前橋育英高校
@フクダ電子アリーナ
(育英)22分 長澤昴輝、77分 人見大地

 

 

 


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