高校選手権準決勝
日大藤沢vs星稜

選手権もとうとう準決勝。今年からしばらくはさいたまスタジアムでの開催です。
第1試合は、初の準決勝進出を果たした日大藤沢と、3年連続のベスト4、昨年の準優勝の雪辱を狙う星稜の対戦です。
日本大学藤沢高校
高校総体は、神奈川県予選ベスト16。
神奈川県1部リーグは2位。
選手権は、
1回戦:vs 徳島市立(徳島) 2-2(PK4-3)
2回戦:vs 高川学園(山口) 3-2
3回戦:vs 開志学園JSC(新潟) 3-0
準々決勝:vs 静岡学園(静岡) 2-1
GK
12 鈴木 孔明 2年 182/75 横浜F・マリノス追浜
DF
3 小野寺 健也 2年 185/74 秦野市立南中
14 大野 樹 2年 172/63 横浜F・マリノス
17 金井 勇人 2年 183/75 SC相模原
22 福屋 凌平 1年 162/52 横浜F・マリノス追浜
MF
6 砂賀 拓巳 3年 171/60 横須賀シーガルズ
11 中村 恒貴 3年 172/60 川崎フロンターレ
18 西尾 隼秀 2年 170/65 バディーSC
8 今井 裕太 3年 173/60 SC相模原
FW
9 前田マイケル純 3年 184/75 大磯町立大磯中
10 田場 ディエゴ 3年 172/63 FC湘南
ーーーーーーーー前田ーーーーーーーー
ー中村ーーーーー今井ーーーーー田場ー
ーーーー西尾ーーーーーー砂賀ーーーー
ー大野ーーーーーーーーーーーー福屋ー
ーーーー金井ーーーーー小野寺ーーーー
ーーーーーーーー鈴木ーーーーーーーー
星稜高校
夏の高校総体はベスト8。
プリンスリーグ北信越は2位に入ったものの、プレミア参入戦1回戦でベガルタ仙台ユースに敗戦。
選手権は2回戦からの登場。
2回戦:vs 鹿児島城西(鹿児島) 0-0(PK5-3)
3回戦:vs 米子北(鳥取) 2-1
準々決勝:vs 履正社(大阪) 1-0
GK
1 坂口 璃久 2年 181/76 星稜中
DF
2 宮谷 大進 3年 170/61 ヘミニス金沢
3 原田 亘 3年 175/66 ヴィッセル神戸
4 高橋 佳大 3年 174/62 FCサザン
5 鈴木 大誠 3年 182/70 ソレステレージャ奈良
MF
7 藤島 樹騎也 3年 167/57 名古屋グランパス
8 平田 健人 3年 178/80 千里丘FC
9 前川 優太 3年 172/72 セレッソ大阪西
15 杉原 啓太 3年 179/69 名古屋グランパス
FW
10 大田 賢生 3年 176/66 星稜中
11 森山 泰希 3年 173/68 名古屋グランパス
ーーーー森山ーーーーーー大田ーーーー
ー藤島ーーーーーーーーーーーー杉原ー
ーーーー平田ーーーーーー前川ーーーー
ー宮谷ーーーーーーーーーーーー原田ー
ーーーー鈴木ーーーーーー高橋ーーーー
ーーーーーーーー坂口ーーーーーーーー
前半は星稜ペース。
5分に、9前川のキープから7藤島へ展開しクロス。フリーの11森山が頭で合わせますが、GKの正面をつきます。
星稜は、9前川と8平田がボディコンタクトの強さと足技でキープをし、7藤島への展開を伺います。
日藤は、9前田と10田場が対面する星稜4高橋、2宮谷とのマッチアップで劣勢に立ち、なかなか押し上げることができないでいると、
徐々に星稜2宮谷はオーバーラップも見せ、7藤島との連携で左サイドを深く攻略していきます。
そして21分、星稜は中盤からのロングボールで日藤DFラインの裏を狙うと、処理がもたついたところを7藤島がかっさらい、ひっかけられてPKをゲット。8平田のPKは、日藤GK12鈴木が一旦セーブするものの、こぼれ球を9前川がループで狙うと、DFはクリアしきれずオウンゴール。日藤にはもったいない失点。
<日本大学藤沢高校 0-1 星稜高校>
星稜は続く33分、11森山が7藤島の連携で左サイドを突破すると、中で受けた15杉原は一旦潰されるもののDFともつれながら押し込み追加点。
<日本大学藤沢高校 0-2 星稜高校>
まず1点を返したい日藤でしたが、43分FKのチャンスに、9前田が頭で合わせるも、ゴール左へ外れます。
すると44分、星稜は右サイドを突破すると、10大田のシュートが日藤DFの手に当たりPKの判定。これを10大田が決め、決定的ともいえる3点目を奪います。
<日本大学藤沢高校 0-3 星稜高校>
ここで前半終了。
まさに経験の差が出てしまったでしょうか。日藤は冷静に行こうという意識が強すぎたのか、インテンシティを失い球際も淡白な印象が。
対する星稜は、左サイドからの構築というゲームプランは徹底しつつ、チェイシングなどの積極性があります。
後半、日藤は9前田、14大野に代え13栗林大地(3年/FC湘南)、15三明風生(3年/横須賀シーガルズ)を投入。
田場をトップ下に移し、劣勢に立たされていた前線をテコ入れします。フォーメーションは以下の通りに。
ーーーーーーーー栗林ーーーーーーーー
ー中村ーーーーー田場ーーーーー今井ー
ーーーー西尾ーーーーーー砂賀ーーーー
ー三明ーーーーーーーーーーーー福屋ー
ーーーー金井ーーーーー小野寺ーーーー
ーーーーーーーー鈴木ーーーーーーーー
星稜が受けに回ったこともあり、日藤はペースをつかみます。10田場もスペースが増えたことによりボールに触れる機会も増えてきました。
13栗林は足元がしっかりしており、ボールが収まり、繋がります。星稜も5鈴木、4高橋の落ち着いた対応で決定機はつくらせません。
時間は刻々とすぎる中、74分、日藤は左サイド15三明が突破しクロスを上げると、こぼれ球を10田場が狙いますがDFがブロック。更にそのこぼれを交代出場の29石井雄大(2年/リトルジャンボ)のシュートはゴール上へ大きく外れます。
78分には、左サイドこちらも交代出場の20佐藤拓(2年/SC相模原)が突破。13栗林の連携からシュートを狙いますが、星稜GK1坂口がセーブ。
80分には、10田場がPA直前でボールを受けると、振り向きざまに左足で強烈なシュートを狙いますが、ゴールのわずか左へ。
結局スコアはこのまま動かず終了。星稜が2年連続の決勝進出を果たしました。
全国高校サッカー選手権 準決勝
日本大学藤沢高校 0-3 星稜高校
@さいたまスタジアム2○○2
(星稜)22分 オウンゴール、35分 杉原啓太、44分 大田賢生(PK)