クラブユース選手権準決勝
JFAアカデミー福島vsFC東京

クラ選セミファイナル。
第2試合は、共に今期初観戦のFC東京とJFAアカデミー福島。日も完全に暮れ、ユースの試合をナイター観戦できるのはシーズンを通してごく僅かなので、準決勝第2試合は個人的に特別なのです。
JFAアカデミー福島U18
プレミアリーグEASTは7節終了時点で8位(1試合未消化)。
今大会は、甲府、福岡、センアーノ神戸同居のFグループを首位通過。
決勝トーナメントは、
1回戦:vs 大分トリニータ 1-0
準々決勝:vs ガンバ大阪 3-3(PK5-3)
GK
1 似鳥 康太 3年 187/83 JFAアカデミー福島
DF
3 宇野 能功 3年 169/62 JFAアカデミー福島
7 金城 ジャスティン俊樹
3年 180/69 JFAアカデミー福島
11 高森 大夢 3年 172/64 JFAアカデミー福島
16 牧野 潤 2年 165/64 JFAアカデミー福島
MF
2 浜田 力 3年 168/66 JFAアカデミー福島
8 瀬川 泰樹 3年 167/61 JFAアカデミー福島
13 浅見 貫太 3年 176/71 JFAアカデミー福島
18 谷口 憧斗 2年 164/58 JFAアカデミー福島
FW
9 加賀山 泰毅 3年 167/63 JFAアカデミー福島
29 延 祐太 1年 165/56 JFAアカデミー福島
ーーーー延ーーーーーー加賀山ーーーー
ーー谷口ーーーーーーーーーー浜田ーー
ーーーー浅見ーーーーーー瀬川ーーーー
ー高森ーーーーーーーーーーーー牧野ー
ーーーー金城ーーーーーー宇野ーーーー
ーーーーーーーー似鳥ーーーーーーーー
FC東京U-18
プリンスリーグ関東は7節終了時点で1位。
今大会は、愛媛、神戸、ACアズーリ同居のEグループを2位で通過。
決勝トーナメントは、
1回戦:vs ベガルタ仙台 0-0(PK10-9)、
準々決勝:vs ジェフユナイテッド千葉 1-1(PK4-2)
GK
1 伊東 倖希 3年 186/74 FC東京深川
DF
2 高田 誠也 3年 174/68 FC東京むさし
4 大西 拓真 3年 172/72 FC東京深川
13 渡辺 拓也 2年 177/74 FC東京深川
MF
3 山岸 瑠 3年 170/63 FC東京深川
6 高橋 宏季 3年 173/62 FC東京むさし
7 長澤 皓祐 3年 165/63 横河武蔵野FC
10 佐々木 渉 3年 174/66 FC東京むさし
15 安部 柊斗 2年 166/62 FC東京むさし
27 小山 拓哉 2年 170/66 FC東京むさし
FW
9 蓮川 雄大 3年 181/72 FC東京深川
ーーーーーーーー長澤ーーーーーーーー
ーーーー蓮川ーーーーー佐々木ーーーー
ー小山ーーーーーーーーーーーー山岸ー
ーーーー安部ーーーーーー高橋ーーーー
ーー大西ーーーー高田ーーーー渡辺ーー
ーーーーーーーー伊東ーーーーーーーー
アカデミーは左サイドが特長なのか、中央でのパス交換からいいタイミングで展開し、サイドバックがドリブルで力強く推進します。しかしバイタルに入ってからの中央への繋ぎをFC東京に潰され、決定機をつくることができません。
一方、FC東京は全員の「受ける」能力が非常に高く、ボールテクニックだけでなく、次の展開への対応、アジリティの高さが伺えました。
スタイルとしては、左右へボールを展開させてじっくりと相手の状況を伺い、ギャップが埋まれた所で中央へボールを素早く供給。7長澤や10佐々木がダイレクトで繋ぎ決定機を産み出します。また、左サイドに入った9蓮川の直線的なドリブルがいい味を出していました。
そして9分、その蓮川が、カウンターのロングボールから絶妙のファーストタッチでドリブルに入ると、相手DFを弾き飛ばしてPAに侵入。そのまま冷静に流し込み先制点を奪います。このゴールに会場は騒然。トップスピードでドリブルをしても、体が全くぶれない驚異的なボディバランスを見せます。
<JFAアカデミー福島U18 0-1 FC東京U-18>
その後もバイタルエリアで攻めあぐねる福島に対し、東京は長所を活かし追加点を刻々と狙っていきます。
しかし、アカデミー7金城の懐の深い守り(東京の4大西もそうですが、最終ラインからの捌き方が非常にしなやか)を崩しきれず、前半を終了します。
期待のかかる後半でしたが、前半中頃から聞こえ始めた雷鳴とハーフタイムにぱらつき始めた雨に、この後に残る惨事を直感。アカデミーの後半に後ろ髪をひかれつつも、そそくさと退散を余儀いたしました・・・
日本クラブユース選手権 準決勝
JFAアカデミー福島U18 1-1(0-1)FC東京U-18
@三ツ沢陸上競技場
(福島)84分 加賀山泰毅
(東京)9分 蓮川雄大
※抽選の結果、FC東京U-18が決勝進出。