クラブユース選手権GS
サンフレッチェ広島vsヴィッセル神戸

サンフレッチェ広島ユース
今シーズンは、プレミアリーグWESTに所属。
第10節終了時点で、5勝1分4敗勝点16で5位。
今シーズン初観戦。
GK
31 平野 碧 2年 181/71 サンフレッチェ広島
DF
2 長澤 瑞紀 3年 181/74 サンフレッチェ広島
4 佐藤 幸生 3年 182/75 サンフレッチェびんご
12 松本 太一 2年 182/74 東京武蔵野シティ
MF
6 西川 歩 3年 169/68 サンフレッチェ広島
8 影山 兼三 3年 173/65 サンフレッチェくにびき
14 細谷 航平 3年 181/64 上州FC高崎
15 竹内 崇人 2年 176/70 東急レイエス
FW
9 棚田 颯 3年 173/72 サンフレッチェ広島
10 鮎川 峻 3年 164/61 フェルボール愛知
23 福﨑 伶青 2年 174/65 東京武蔵野シティ
ーーーーーーーー鮎川ーーーーーーーー
ー棚田ーーーーーーーーーーーー福﨑ー
ーーーー細谷ーーーーーー竹内ーーーー
ー西川ーーーーーーーーーーーー影山ー
ーーー佐藤ーーー長澤ーーー松本ーーー
ーーーーーーーー平野ーーーーーーーー
47分
9 棚田→
11 有光 空大 3年 175/66 サンフレッチェ広島
62分
23 福﨑→
7 土肥 航大 3年 180/67 RIP ACE SC
69分
11 有光→
13 菅野 翔斗 2年 172/70 FC.Livent
2019年U-18日本代表候補/鮎川、土肥
ヴィッセル神戸U-18
今シーズンは、プレミアリーグWESTに所属。
第10節終了時点で、5勝5敗勝点15で6位。
今シーズン初観戦。
GK
1 多久美 景紀 3年 180/77 レイソルA.A.TOR
DF
2 緒方 佑真 3年 170/68 ヴィッセル伊丹
3 東田 正樹 3年 180/70 ヴィッセル伊丹
4 坂口 薫 3年 180/69 ヴィッセル伊丹
15 藤本 颯真 2年 171/71 ヴィッセル神戸
MF
7 山内 翔 3年 177/76 ヴィッセル伊丹
10 佐伯 清之助 2年 172/62 千里丘FC
16 押富 大輝 2年 171/69 ヴィッセル神戸
FW
9 小田 裕太郎 3年 180/70 ヴィッセル神戸
20 佐々木 貴哉 2年 180/70 ヴィッセル神戸
24 三浦 敏邦 2年 184/79 千里丘FC
ーーーーーーーー三浦ーーーーーーーー
ー佐々木ーーーーーーーーーーー小田ー
ーーーー山内ーーーーーー佐伯ーーーー
ー藤本ーーーーー押富ーーーーー緒方ー
ーーーー坂口ーーーーーー東田ーーーー
ーーーーーーー-多久美-ーーーーーーー
43分
16 押富→
8 重野 祥輝 3年 166/65 東京杉並ソシオ
52分
24 三浦→
17 五味 郁登 2年 177/67 ヴィッセル神戸
62分
10 佐伯→
13 臼井 勇気 3年 172/66 ヴィッセル神戸
2019年U-18日本代表候補/小田
2019年U-17日本代表候補/山内
クラ選がいよいよ開幕。
天候は曇り。昨年は40度を超えるなど酷暑がつきものの大会だが、今日は久しぶりに涼しい。
グループBは、広島、神戸、大宮、名古屋と全チームプレミア勢のまさしく死の組。
広島、神戸の両チームは、まさに先週プレミアウエストでも対戦。
24三浦敏邦のハットトリックの活躍で、神戸が5-4の乱打戦を制している。
試合形式は35分ハーフ。
広島はU-18日本代表候補のボランチ7土肥航大がベンチスタート(負傷明け?)。
バルサ型4-3-3で臨む神戸はWG、インサイドが高めの位置どり。
相手のブロックを押し下げCBが前に運ぶところから組み立てる。
広島は先週の大量失点もあってか、
両WBバックが最終ラインで相手WGに張り付く5バックで臨む。
前後の距離が空き、奪ってからの展開ができず守勢となった。
最初のチャンスは神戸。
6分、右サイドの密集から逆サイドへ展開。
左20佐々木貴哉がカットインから右足巻いたミドル。
ゴール右隅をつくが、キーパーがかき出す。
神戸はCF24三浦敏邦が強い。
CBを半身で抑え込み、足裏キープで起点となる。
2長澤瑞紀を始めとする広島3バックとのマッチアップはかなり見応えがあった。
U-17代表の森山佳郎監督もこの試合を観戦していたが、
現メンバーにはいないタイプなので、ひょっとしたら試されるかも。
三浦の起点からインサイドが絡みサイド展開が出てきた神戸。
左コーナーからグラウンダーのクロス。
広島DFのクリアミスはバーを直撃する。
劣勢の広島だが、カウンターは脅威。
12分、12松本太一がロングフィードを最終ラインとGKの間に落とす。
後ろから猛チェイスした10鮎川峻が、連携ミスを突いて爪先でプッシュするが、惜しくもゴール上。
広島は、鮎川と9棚田颯がかなりの俊足。
二人の前プレは、文字通り「プレッシャーを与える」だけでなく、
「刈り」に来るので、結果としてかなりの圧力になっている。
19分、広島は右サイド中盤で8影山兼三が仕掛けファウルをゲット。
6西川歩が、左足で前方へクロスを供給。
これを中央に走り込んだ14細谷航平がヘッドで合わせる!劣勢の広島が先制!
リードを許したが、引き続き神戸が攻勢。
右サイド9小田裕太郎が縦、内と圧巻の加速を見せ、左右両足でミドルを狙う。
2列目の10佐伯清之助もミドルを放つが、いずれも抑えきれずゴールを超える。
前半は広島の1点リードで終了。
1分、1点を追う神戸のチャンス。
右サイド9小田裕太郎のドリブルから作り直して左へ展開。
エリア付近で絞っていた20佐々木貴哉が意表をつき右足ダイレクトで狙う。
内巻のボールはゴール右隅を捉えるが、これを広島31平野碧がビッグセーブ!
神戸は、三浦に続きこちらも2年生の20佐々木貴哉が面白い。
ファーストタッチの置き所がよく、
懐の深いドリブルそしてコースを突くシュートと相手を見ながらプレー選択が出来る。
しかし直後にゲームが動く。
3分、広島はショートカウンター。
14細谷航平から左にスイッチした10鮎川峻へスルーパス。
鋭い出足からの切り返しでDFを翻弄し、追い越した6西川歩を使う。
西川の柔らかいクロスに、中央細谷が再びヘッドで沈めて広島が追加点!
10鮎川峻は、昨年からのレギュラー。
プレミアファイナルでも得点した実績ある選手だが、
当時より動きの鋭さがさらに増した感がある。
バイタルで前を向かせると、一対一では止められないレベル。
攻めながらも2点を許し、焦りの色も見える神戸。
ここからは右サイドの9小田裕太郎が、独力でチャンスを作り出す。
圧巻のスピードでブロックをちぎり、グラウンダーのクロスを度々供給。
これに10佐伯清之助、途中出場の8重野祥輝が合わせる。
しかし枠外、キーパー正面をつき、いずれもゴールならず。
9小田裕太郎はやはり大器。
右アウトでの持ち出しから体重移動の鋭さがあり、
加速、パワーにも優れるため無双できる身体能力を備えている。
左右でミドルを撃ってくるためDFにとってはかなりの脅威だが、
シュート精度はもっと高めたい。
2点をリードし、より後ろに比重を移しスペースを埋める広島。
3バックのラインコントロール、球際の激しさは素晴らしい。
3バックの一角として、2年生ながらしっかり戦えている12松本太一。
声もよく出ていて、打開力のある右足キックも備えるグッドプレーヤー。
26分、神戸は10佐伯清之助から中に走り込んだ20佐々木貴哉へミドルパス。
ワントラップから右足インサイドで確実にコースをついて1点を返す。
しかし反撃もここまで。
最後まで集中を維持した広島が、要所で加点し白星スタートを切った。
とはいえ戦力は拮抗しており、このグループはやはり最後までわからない。
2019年7月21日 08:45K.O.
日本クラブユース選手権 Bグループ第1節
サンフレッチェ広島ユース 2-1(1-0)ヴィッセル神戸U-18
@コーエィ前橋フットボールセンター
(広島)20分 細谷航平、38分 細谷航平
(神戸)61分 佐々木貴哉