クラブユース選手権
印象的だった選手30選

今年はグループステージ4試合と準決勝2試合を観戦。
35分ハーフに今年の涼しい気候も味方して、
序盤からインテンシティ激強、緩む時間もなく充実しっぱなしの試合が多かった。
特に前橋フットボールセンターは、観客席とピッチが目と鼻の先で臨場感もハンパなく、
選手の息遣いまでビシビシと伝わってきた。
上位には喰い込むべきチームが喰い込んでいく一方で、
長崎、松本、岡山、山形といった比較的歴史の浅いチームの健闘も目立った。
参加チーム間の実力差もかなり詰まってきた感もあり、益々面白くなっていくだろう。
余談だが、開幕戦と同じ時間帯に高3世代の久保建英がレアル・マドリーでデビューを果たした。
さすがに彼程の逸材はなかなか現れるものではないけど、
彼の影響で日本の若手に欧州クラブの目が一層向き、若者の海外志向も相まって、
この世代、この大会が草刈り場になるのもそう遠い話ではないかもしれない。
以下今大会で印象的だった選手30選を。
#1 石田 凌太郎 (3年・名古屋グランパスU-18)
2019年U-18日本代表候補
日本クラブユース選手権初日
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 21, 2019
大宮アルディージャU18 0-1 名古屋グランパスU-18
バイタルまで駆け上がる名古屋右SB9石田凌太郎の迫力が凄まじかった
エネルギー溢れるプレーっぷりが気持ちよく、昨年からお気に入りの選手
軸足の踏み込みが強くバチッと当たるキックが魅力で、シュート性のクロスを供給 pic.twitter.com/F4xVom9kjF
日本クラブユース選手権準決勝
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 30, 2019
京都サンガF.C.U-18 1-5 名古屋グランパスU-18
名古屋の右バック9石田凌太郎は守備で存在感
見事な対人守備を連発し、瞬発力やバネといった身体的な特長と相手を制する気迫を備えている
最終盤に縦にぶち抜いて駄目押しのアシスト
このレベルでも図抜けた働きを見せた pic.twitter.com/7QfrPVQBWJ
#2 田邉 光平 (3年・名古屋グランパスU-18)
日本クラブユース選手権初日
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 21, 2019
大宮アルディージャU18 0-1 名古屋グランパスU-18
名古屋は主将のボランチ10田邉光平が効いていた
1年時から試合経験を積む選手で、当時から捌きに長けていたが、敵のドリブル、パスを鋭い読みで度々ストップし守備面の向上が伺えた pic.twitter.com/DnCZyX6MBH
#3 鷲見 星河(2年・名古屋グランパスU-18)
2019年U-17日本代表候補
日本クラブユース選手権初日
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 21, 2019
大宮アルディージャU18 0-1 名古屋グランパスU-18
序盤劣勢だった名古屋だが、長身のCB15鷲見星河中心によく対応していた
対人とカバーリングは問題なく、浮き玉で一列飛ばしての配球を狙っているのが好印象 pic.twitter.com/MD6NsY4xYf
#4 倍井 謙(3年・名古屋グランパスU-18)
日本クラブユース選手権準決勝
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 29, 2019
京都サンガF.C.U-18 1-5 名古屋グランパスU-18
2ゴールの名古屋7倍井謙
サイドからの推進力が凄まじく、京都ディフェンスを決壊させた立役者だ
少しでもスペースがあると見るやグングン加速してゴール前まで持ち込む
右足ミドルまで備えているので手のつけようがない pic.twitter.com/kE2bYyMAzZ
#5 榊原 杏太(3年・名古屋グランパスU-18)
日本クラブユース選手権初日
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 21, 2019
大宮アルディージャU18 0-1 名古屋グランパスU-18
名古屋は、徐々に2トップのレフティ8榊原杏太が起点に
狭いスペースでも前を向き、足元にボールに置いて位置を細かく変えてチェックを剥がしミドル、スルーパスを狙う pic.twitter.com/BoFvZQWUHm
#6 武内 翠寿(2年・名古屋グランパスU-18)
2019年U-17日本代表候補
日本クラブユース選手権初日
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 21, 2019
大宮アルディージャU18 0-1 名古屋グランパスU-18
名古屋のエース候補17武内翠寿は後半早々に交代
出で立ちや表情など今時珍しいぐらいキャラが立っていて、自然と目で追ってしまう選手
クロスへの飛び込みなどもあったが、今日はプレーの特徴まで見定められなかった pic.twitter.com/NZILUXPSAM
日本クラブユース選手権準決勝
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 29, 2019
京都サンガF.C.U-18 1-5 名古屋グランパスU-18
17武内翠寿はリアルストライカー
組み立ての関与は最低限に留めゴール前の働きに特化
味方の配球元を伺いながら入り込む位置、体の向きを微調整
常にダイレクトまたは少ないタッチからのシュートを狙っていた pic.twitter.com/XUnuUWIBFN
#7 中野 桂太(2年・京都サンガF.C.U-18)
2019年U-17日本代表候補
日本クラブユース選手権準決勝
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 30, 2019
京都サンガF.C.U-18 1-5 名古屋グランパスU-18
大量失点も気を吐いた京都15中野桂太
体格差のある名古屋15鷲見星河とのマッチアップに苦しんだが、全身をフルに使った左足キックで見せ場を作った
上のカテゴリーで光るには、もう少し武器が欲しい pic.twitter.com/AsHV7QiPf2
#8 中野 瑠馬(2年・京都サンガF.C.U-18)
2019年U-17日本代表候補
日本クラブユース選手権二日目
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 23, 2019
京都サンガF.C.U-18 1-1 ファジアーノ岡山U-18
左MF14中野瑠馬のアグレッシブなスペースランも目立った
裏抜けやカットインからのミドルと、ゴールを奪いに行く意識の強さを感じた pic.twitter.com/tDUl9PXwQv
#9 山田 楓喜(3年・京都サンガF.C.U-18)
日本クラブユース選手権二日目
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 23, 2019
京都サンガF.C.U-18 1-1 ファジアーノ岡山U-18
京都は10山田楓喜の素晴らしいFKで先制
1年時から出場機会を得ていた逸材もいよいよ最終学年
体重が増して貫禄も漂ってきた
バイタル中央で強さとリーチの長さでキープ力を発揮
左足ミドルでゴールを脅かした pic.twitter.com/dGsWmK2MQ9
#10 板橋 洋青(3年・サガン鳥栖U-18)
2019年U-18日本代表候補
日本クラブユース選手権準決勝
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 29, 2019
サガン鳥栖U-18 2-1 横浜F・マリノスユース
鳥栖はビッグセーブを連発した1板橋洋青の活躍も見逃せない
シュートストップ、ハイボール処理と安定感があるU-18日本代表の守護神候補 pic.twitter.com/9kpGV84OJF
#11 相良 竜之介(2年・サガン鳥栖U-18)
2019年U-17日本代表候補
日本クラブユース選手権準決勝
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 29, 2019
サガン鳥栖U-18 2-1 横浜F・マリノスユース
鳥栖の左WG11相良竜之介は何かを起こす雰囲気があった
ボールの持ち出し、蹴り方と全ての動作バランスが整っている
滑らかなシザーズからの切り返しが鋭い pic.twitter.com/tId58puRps
#12 本田 風智(3年・サガン鳥栖U-18)
日本クラブユース選手権準決勝
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 29, 2019
サガン鳥栖U-18 2-1 横浜F・マリノスユース
松岡大起を欠く鳥栖の中盤の柱10本田風智
重心が低く下半身がガッチリとした様は、いかにも九州のボランチという出で立ちだった
今日は体が重そうで、本調子の時にもう一度プレーを見たい pic.twitter.com/IDqoOZJClO
#13 田中 禅(2年・サガン鳥栖U-18)
日本クラブユース選手権準決勝
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 29, 2019
サガン鳥栖U-18 2-1 横浜F・マリノスユース
1トップを務めた鳥栖17田中禅
今日は身体的なポテンシャルに比して高さ・強さでほとんど勝ちきれなかった
動きの鋭さが身につくのはこれからだが、それがそのままチームの伸びしろになる pic.twitter.com/8zipt4FQMO
#14 中野 伸哉(1年・サガン鳥栖U-18)
2019年U-17日本代表候補
日本クラブユース選手権準決勝
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 29, 2019
サガン鳥栖U-18 2-1 横浜F・マリノスユース
鳥栖の右SB19中野伸哉は、1年生ながら完成度が高い
パワーこそ改善の余地があるが、両足のタッチ・キックが水準以上で、アングルの作り方もよくビルドに絡む
守備でも最後まで集中を切らすことなく安定感があった pic.twitter.com/Oy6tCsMfQr
#15 日隈 雄作(3年・横浜F・マリノスユース)
日本クラブユース選手権準決勝
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 29, 2019
サガン鳥栖U-18 2-1 横浜F・マリノスユース
相良と相対したマリノス2日隈雄作も強かった
距離を詰めすぎると入れ替わられてしまうので、ファーストタッチの瞬間に距離感を調整してボールとの間に体をねじ込む
マッチアップは見応え十分だった pic.twitter.com/25846yMMfK
#16 池田 航(3年・横浜F・マリノスユース)
日本クラブユース選手権準決勝
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 29, 2019
サガン鳥栖U-18 2-1 横浜F・マリノスユース
マリノスは左SB5池田航も存在感を示した
ボール奪取後に強烈なプレスバックを受けるも、完全に剥がしきって落ち着きをもたらす
後半は積極的な攻撃参加からフィニッシャーになる場面も pic.twitter.com/6GWKfUoBqC
#17 吉尾 虹樹(3年・横浜F・マリノスユース)
日本クラブユース選手権準決勝
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 29, 2019
サガン鳥栖U-18 2-1 横浜F・マリノスユース
先制アシストのマリノス14吉尾虹樹
完全にセットされた中で、ここしかないというコースに通したスルーパスは見事だった
果敢な走り込みで度々フィニッシュにも絡んだがGKの好セーブにゴールはならず pic.twitter.com/hZqYE6rdpJ
#18 髙田 颯也(3年・大宮アルディージャU18)
トップチーム昇格内定
2019年U-18日本代表候補
日本クラブユース選手権初日
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 21, 2019
大宮アルディージャU18 0-1 名古屋グランパスU-18
序盤から大宮のエース10髙田颯也のドリブルが猛威を振るった
トラップからタッチが細かいにも関わらず移動速度が凄まじい
相手を引きづりながら内側に侵入し、右足の多彩なキックでチャンスメイク pic.twitter.com/clTf8ETWyi
#19 中山 昂大(2年・大宮アルディージャU18)
日本クラブユース選手権初日
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 21, 2019
大宮アルディージャU18 0-1 名古屋グランパスU18
大宮はボランチの長身22中山昂大が面白かった
次のイメージが出来ていて、トラップを挟まずダイレクトで的確な場所に配球できる
体が出来ておらず動きの緩さは残るが、かなりのポテンシャルを感じた pic.twitter.com/b6L10GA3Ym
#20 山田 恭也(3年・ファジアーノ岡山U-18)
日本クラブユース選手権二日目
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 23, 2019
京都サンガF.C.U-18 1-1 ファジアーノ岡山U-18
同点弾の主将11山田恭也
関与数は群を抜き、体を張る場面も多くかなり消耗していたはず
しかし最後まで走り続け、クリアを収めつつ声でもチームを鼓舞
プレーから必死さ、懸命さが強く伝わってくる個性の持ち主だ pic.twitter.com/lYKTeqAETy
#21 渡邉 吏海(2年・ファジアーノ岡山U-18)
日本クラブユース選手権二日目
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 23, 2019
京都サンガF.C.U-18 1-1 ファジアーノ岡山U-18
岡山3バックの一角17渡邉吏海は、ポジションに似つかわしくないほどプレスのいなしが巧かった
気の利いた配球でこの位置からゲームメイク
左WBにスイッチして以降も、タイミングのいい攻め上がりでチャンスを創出 pic.twitter.com/Nk4r3vIDJc
#22 駒沢 直哉(2年・ツエーゲン金沢U-18)
2019年U-17日本代表候補
日本クラブユース選手権二日目
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 22, 2019
ガンバ大阪ユース 4-1 ツエーゲン金沢U-18
前線ではレフティ19駒沢直哉が孤軍奮闘
雨で重馬場と化したピッチでも力強く推進していた
サイズは標準的だがクロスへの反応も悪くない
まだ2年生で掘り出し物だと思っていたら、既に年代別代表経験のある選手だった pic.twitter.com/dvm427XLlU
#23 上田 樹(3年・ツエーゲン金沢U-18)
トップチーム昇格内定
2019年U-18日本代表候補
日本クラブユース選手権二日目
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 22, 2019
ガンバ大阪ユース 4-1 ツエーゲン金沢U-18
トップ昇格内定の31上田樹は、188cmという単純なサイズだけでなく、手足も長く身体的にかなり有望だ
今日は判断・技術的な不足もありFKから2失点
糧になれば全国大会に参加した意義は大いにある pic.twitter.com/5vwLooZJ6B
#24 辰巳 波津(3年・ツエーゲン金沢U-18)
日本クラブユース選手権二日目
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 22, 2019
ガンバ大阪ユース 4-1 ツエーゲン金沢U-18
波本を横で支える5辰巳波津も、カバーリングそして対人で落ち着いたプレーを見せ、ガンバ攻撃陣に十分に渡り合っていた pic.twitter.com/M5QjGTvMBq
#25 波本 頼(1年・ツエーゲン金沢U-18)
2019年U-16日本代表候補
日本クラブユース選手権二日目
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 22, 2019
ガンバ大阪ユース 4-1 ツエーゲン金沢U-18
1年生CB16波本頼は186cmの身長を持つ有望株
サイズ通りエアバトルに強く、前に弾き返す様は冨安建洋を思わせた
1失点目のミスで高い授業料を払ってしまったが、今後の糧になれば pic.twitter.com/dbBr5Qzfni
#26 鮎川 峻(3年・サンフレッチェ広島ユース)
2019年U-18日本代表候補
日本クラブユース選手権初日
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 21, 2019
サンフレッチェ広島ユース 2-1 ヴィッセル神戸U-18
広島のエース10鮎川峻は、昨年からのレギュラー
プレミアファイナルでも得点した実績ある選手だが、
当時より動きの鋭さがさらに増した感がある
バイタルで前を向かせると、一対一では止められないレベル pic.twitter.com/MkVdSovRlT
#27 松本 太一(2年・サンフレッチェ広島ユース)
日本クラブユース選手権初日
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 21, 2019
サンフレッチェ広島ユース 2-1 ヴィッセル神戸U-18
広島3バックのハイライン維持、球際の激しさは素晴らしかった
一角として2年生ながらしっかり戦えていた12松本太一は、コーチングもよく出ていて打開力のある右足キックも備えるグッドプレーヤー pic.twitter.com/AT6p1D70g7
#28 小田 裕太郎(3年・ヴィッセル神戸U-18)
2019年U-18日本代表候補
日本クラブユース選手権初日
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 21, 2019
サンフレッチェ広島ユース 2-1 ヴィッセル神戸U-18
神戸の右WG9小田裕太郎はやはり大器
右アウトの持ち出しから体重移動の鋭さがあり、加速、パワーにも優れるため無双できる身体能力を備える
内外に切れ込み左右両足でミドルを撃ってくるのでDFにとってはかなりの脅威 pic.twitter.com/c8Be6bdED4
#29 佐々木 貴哉(2年・ヴィッセル神戸U-18)
日本クラブユース選手権初日
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 21, 2019
サンフレッチェ広島ユース 2-1 ヴィッセル神戸U-18
神戸は1ゴールの左WG20佐々木貴哉も面白い
ファーストタッチの置き所がよく、180cmのサイズを活かした懐の深いドリブルからカットインそしてコースを突くシュートと、相手を見ながらプレー選択が出来る pic.twitter.com/QCPZjPfEVP
#30 三浦 敏邦(2年・ヴィッセル神戸U-18)
日本クラブユース選手権初日
— ユースキオスク (@youthkiosk) July 21, 2019
サンフレッチェ広島ユース 2-1 ヴィッセル神戸U-18
神戸はCF24三浦敏邦が強かった
CBを半身で抑え込み、足裏キープで起点に
U-17代表の森山佳郎監督もこの試合を観戦していたが、現メンバーにはいないタイプなのでひょっとしたら試されるかも pic.twitter.com/Cvsdk8tESz