クラブユース選手権GS
ガンバ大阪vsツエーゲン金沢

ガンバ大阪ユース
今シーズンは、プレミアリーグWESTに所属。
第10節終了時点で、6勝1分3敗勝点19で2位。
今大会は、福岡、鹿島、金沢と同組。
第1戦:vs アビスパ福岡 2-4
今シーズン初観戦。
GK
1 駒井 幸弘 3年 182/83 千里丘FC
DF
2 奥田 勇斗 3年 172/66 ガンバ大阪
4 西村 翔 3年 179/66 ガンバ大阪
5 髙橋 直也 3年 179/70 ガンバ門真
12 久保 賢侑 3年 170/64 横浜F・マリノス
MF
6 長尾 優斗 3年 178/70 千里丘FC
10 食野 壮磨 3年 167/63 ガンバ大阪
13 福井 和樹 3年 165/61 サルパFC
14 中野 歩 3年 168/63 ガンバ大阪
FW
9 唐山 翔自 2年 178/65 ガンバ大阪
18 大谷 優斗 3年 172/66 ガンバ大阪
ーーーー唐山ーーーーーー大谷ーーーー
ー食野ーーーーーーーーーーーー福井ー
ーーーー中野ーーーーーー長尾ーーーー
ー久保ーーーーーーーーーーーー奥田ー
ーーーー西村ーーーーーー髙橋ーーーー
ーーーーーーーー駒井ーーーーーーーー
57分
18 大谷→
7 伊勢 航 2年 172/66 ガンバ大阪
63分
13 福井→
17 久保 勇大 3年 170/69 ガンバ大阪
66分
10 食野→
30 坂本 一彩 1年 170/61 ソレッソ熊本
70+4分
4 西村→
23 荻野 元伸 2年 177/69 ガンバ大阪
2019年U-17日本代表候補/唐山
ツエーゲン金沢U-18
今シーズンは、石川県1部リーグに所属。
第10節終了時点で、8勝1分1敗勝点25で1位。
今大会は、鹿島、福岡、ガンバと同組。
第1戦:vs 鹿島アントラーズ 0-3
今シーズン初観戦。
GK
31 上田 樹 3年 188/77 ツエーゲン金沢
DF
2 越元 佑太 3年 172/64 ツエーゲン金沢
5 辰巳 波津 3年 178/69 ツエーゲン金沢
13 今岡 侑大 3年 172/61 ツエーゲン金沢
16 波本 頼 1年 186/75 ツエーゲン金沢
MF
4 宮本 皐佑 3年 168/64 ツエーゲン金沢
6 川口 拓真 3年 165/56 ツエーゲン金沢
8 本多 航 3年 168/58 エスポワール白山
9 沖崎 颯 3年 175/67 ツエーゲン金沢
FW
11 愛宕 翔己 3年 170/65 ツエーゲン金沢
19 駒沢 直哉 2年 175/63 ツエーゲン金沢
ーーーー愛宕ーーーーーー駒沢ーーーー
ー沖崎ーーーーーーーーーーーー本多ー
ーーーー宮本ーーーーーー川口ーーーー
ー今岡ーーーーーーーーーーーー越元ー
ーーーー波本ーーーーーー辰巳ーーーー
ーーーーーーーー上田ーーーーーーーー
41分
11 愛宕→
7 小林 大佑 3年 175/65 エスポワール白山
50分
8 本多→
20 酒尾 竜生 2年 169/55 Pateo FC金沢
61分
9 沖崎→
17 宮本 貫太 2年 170/64 ツエーゲン金沢
66分
4 宮本→
3 河崎 颯太 3年 171/63 ツエーゲン金沢
トップ昇格/上田
2019年U-18日本代表候補/上田
2019年U-17日本代表候補/駒沢
2019年U-16日本代表候補/波本
試合形式は35分ハーフ。
天候は小雨。
ガンバは前夜J3に出場した塚元大(3年・ガンバ大阪)、大野榛里(2年・SAGAWA SHIGA F.A.)、中村仁郎(1年・ガンバ大阪)ほか計5名が不在。
金沢は過去通じて初めての観戦だが、高2世代が多く名を連ねた石川県選抜が国体本大会で準優勝、高1世代はU-15高円宮杯で準優勝と進境著しく、一度見ておきたかった。
金沢はスタートは4-3-3の布陣だった。
WG、インサイドが中に絞り、横フラットだったのが印象的。
ガンバのビルドに対して、うまく中盤でハメていた。
19駒沢直哉、11愛宕翔己がドリブルで推進したが、ラストパスを通すには至らない。
最初のチャンスはガンバ。
6分、DFのミドルフィード一本で左サイドを抜け出す。
グラウンダーのクロスに中央18大谷優斗が左足で合わせるが、ゴール左へ外れる。
今度は金沢の攻撃。
9分、左スローインから19駒沢直哉が競り勝つ。
そのまま前方に運び左足でミドル。
これはゴール右へ外れる。
序盤は一進一退の展開だった。
ガンバは、1駒井幸弘がコーチングでしきりに球際を強調していたが、
金沢も決して負けていない。
しかし11分、ガンバは右サイドへのフィード。
金沢は16波本頼がカバーリングに入る。
しかしゴールライン際で18大谷優斗に掻っ攫われてしまう。
大谷が角度のないところから確実に決めて先制。
金沢は手応えを感じ始めていた時間だっただけに、非常に勿体無かった。
13分、ガンバは右から左へ展開。
12久保賢侑が縦に運び9唐山翔自とスイッチ。
唐山がカットインから右足ミドルで狙うが、これはキーパーが弾く。
段々とハメられなくなってきた金沢。
17分、ガンバ右SB2奥田勇斗が加速して縦にちぎる。
切り返してDFを剥がし、左足でシュート。
これは再び31上田樹が弾く。
金沢は、思わぬ形で1点を失いメンタルが落ちたか。
それまでルーズボールを足元で収められていたが、雑になってきていた。
しかし23分、金沢はカウンター。
中盤の底で4宮本皐佑がシェイプでプレスを剥がし左へ展開。
13今岡侑大がスピードで縦にちぎりクロス。
これに19駒沢直哉がヘッドで合わせるが、ガンバ1駒井幸弘がセーブ!
金沢はミスから失点を許したものの、最終ラインはガンバ攻撃陣と渡り合っていた。
1年生16波本頼は高い授業料を払ってしまったが、
身長通りエアバトルに強く、大きく前に跳ね返すことができる。
年代別代表にも名を連ねる有望株で、ガンバ9唐山翔自とのマッチアップもいい経験になるはず。
横で支える5辰巳波津も、カバーリングそして対人で落ち着いたプレーを見せていた。
トップ昇格内定の31上田樹は、単純なサイズだけでなく手足も長く身体的にかなり有望だ。
パントも悪くなく、この中央ユニットの能力は高い。
しかし30分、ガンバは10食野壮磨が前に運んで時間を作り左サイドへ預ける。
前方に走り込み、空けた前方内側のコースに9唐山翔自が抜け出す。
左足で狙うが、やや滑ってゴール上へ外れる。いい形だった。
前半はガンバの1点リードで終了。
後半最初のチャンスはガンバ。
10分、6長尾優斗が金沢ブロックの前でパスを受ける。
左から中央へ走り混んだ18大谷優斗へスルーパスを通す。
キーパーと一対一の局面も、ここは31上田樹が距離を詰めてブロック。
金沢も応戦。
サイドMFが後ろの上がりを待つプレーが出来ていて、
ドリブルから追い越したSBを使い、サイドを侵攻していく。
16分、金沢は右コーナーのチャンス。
一旦クリアされるが、左サイド裏のボールに20酒尾竜生が抜け出す。
グラウンダーの折返しに、引き気味に位置取った7小林大佑が収める。
右インサイドで確実にゴール右隅をつき、途中出場二人の活躍で金沢が追いつく。
しかし興奮冷めやらぬ18分に、またゲームが動く。
ガンバは、右寄りへの縦パスに18大谷優斗が抜け出す。
ドリブルで前進し、エリア手前の位置でマイナスのパスをつけると、
6長尾優斗がダイレクトでゴール右隅に突き刺す!
金沢の勢いを止める大きな1点だった。
さらに21分、ガンバはエリア手前右寄りの位置で9唐山翔自がDFと巧く入れ替わりファウルを得る。
13福井和樹が左足でゴールへ向かうクロスへ蹴り込む。
これが、誰も触らずそのままゴールへ吸い込まれる。
難しい場面だったが、31上田樹は何とか反応して欲しかった。
徐々に最終ラインが上げられず、金沢は防戦一方に。
しかし前線では19駒沢直哉が孤軍奮闘。
元々状態が良くなかった上、雨で重馬場と化したピッチでも、力強く推進していた。
サイズは然程ないが、クロスへの反応も悪くない。
まだ2年生で掘り出し物だと思っていたら、既に年代別代表経験のある選手だった。
35+4分、ガンバは右寄りの位置でセットプレー。
7伊勢航が左足でグラウンダーのシュート。
31上田樹が正面に構えたが、、まさかのトンネル。
結局、ガンバが4-1で快勝。
金沢は接戦に持ち込む可能性もあったが、致命的なミスが響いた。
ミスをした31上田樹、16波本頼は上のカテゴリーも狙える選手だけに、
彼らの糧になれば全国大会に参加した意義は大いにある。
2019年7月22日 08:45K.O.
日本クラブユース選手権 Dグループ第2節
ガンバ大阪ユース 4-1(1-0)ツエーゲン金沢U-18
@コーエィ前橋フットボールセンター
(ガンバ)12分 大谷優斗、54分 長尾優斗、56分 福井和樹、70+4分 伊勢航
(金沢)51分 小林大佑