クラブユース選手権GS
名古屋グランパスvs大分トリニータ

名古屋グランパスU-18
今シーズンは、プレミアリーグWESTに所属。
第9節終了時点で、5勝1分3敗勝点16で4位。
今大会は、
川崎フロンターレ、大分トリニータ、横浜F・マリノスと同組のグループA。
第1節:vs 川崎フロンターレ 3-0
今シーズン初観戦。
GK
16 長江 裕真 3年 183/78 名古屋グランパス
DF
2 井上 詩音 3年 183/72 Nagoya S.S.
6 萩野 滉大 3年 175/64 名古屋グランパス
13 井上 亮雅 3年 172/63 名古屋グランパス
15 牛澤 健 2年 176/72 名古屋グランパス
MF
5 浅井 昂介 3年 173/63 名古屋グランパス
14 田邉 光平 2年 164/53 名古屋グランパス
17 石田 凌太郎 2年 174/71 名古屋グランパス
18 村上 千歩 2年 175/65 FC.CONQUESTA
FW
9 兵藤 健斗 3年 172/71 大垣市立南中
10 マツオカ・ジョナタン
3年 177/70 Honda FC
ーーーー兵藤ーーーーマツオカーーーー
ー村上ーーーーーーーーーーーー石田ー
ーーーー田邉ーーーーーー浅井ーーーー
ー井上亮ーーーーーーーーーーー牛澤ー
ーーーー井上詩ーーーーー萩野ーーーー
ーーーーーーーー長江ーーーーーーーー
65分
10 マツオカ→
20 倍井 謙 2年 171/65 名古屋グランパス
大分トリニータU-18
今シーズンは、プリンスリーグ九州に所属。
第9節終了時点で、4勝2分2敗勝点14で暫定4位(1試合未消化)。
今大会は、
名古屋グランパス、川崎フロンターレ、横浜F・マリノスと同組のグループA。
第1節:vs 横浜F・マリノス 3-0
今シーズン初観戦。
GK
21 木戸 雄登 2年 175/67 大分トリニータ
DF
5 栗林 純 3年 182/78 大分トリニータ
6 三木 慎博 3年 173/71 大分トリニータ
8 高畑 奎汰 3年 175/70 大分トリニータ
24 矢野 太一 2年 175/67 大分トリニータ
MF
7 岩﨑 竜士 3年 166/68 大分トリニータ
10 上栗 一将 3年 175/71 SSS山口FC
19 西城 響也 2年 179/65 バイエルンツネイシ
29 本永 一成 3年 177/74 レノファ山口
32 工藤 大雅 2年 171/69 宮崎日大中
FW
18 三好 斗真 3年 174/76 スマイス・セレソン
ーーーーーーーー三好ーーーーーーーー
ー上栗ーーーーーーーーーーーー西城ー
ーーーー本永ーーーーーー工藤ーーーー
ー高畑ーーーーー岩﨑ーーーーー三木ー
ーーーー矢野ーーーーーー栗林ーーーー
ーーーーーーーー木戸ーーーーーーーー
HT
32 工藤→
11 日髙 智也 3年 168/65 大分トリニータ
19 西城→
9 田原 龍之介 3年 174/69 大分トリニータ
・熱中症対策により試合形式は35分ハーフ。
・名古屋は、トップチームデビュー済のCB3藤井陽也と7菅原由勢、サイドアタッカーの8成瀬竣平が不在。
・暑さもあってか両チーム強度は抑えめのスタート。
・大分のオーガナイズの見極めが難しかった。基本は上記の4-5-1だが、相手ボール時は右の19西城響也が最終ラインまで落ちて5-4-1を形成する(7岩﨑竜士、32工藤大雅の位置どりも、意図的なのか広範だったので間違っているかも)。名古屋の強力な前4枚にマンマーク+1人を余らせてかなり警戒している模様。
ーーーーーーーー三好ーーーーーーーー
ー上栗ーーーーーーーーーーーー工藤ー
ーーーー本永ーーーーーー岩﨑ーーーー
ー高畑ーーーーーーーーーーーー西城ー
ーーー矢野ーーー栗林ーーー三木ーーー
ーーーーーーーー木戸ーーーーーーーー
・両チーム奪ってからのボランチの展開が今一つでビルドアップできない。
・大分は1トップ18三好斗真を狙ったロングボール主体の構成も、名古屋2井上詩音が高さと強さを発揮し前からのチャレンジ、更には6萩野滉大が入れ替わりのカバーと2CBで徹底的に抑え込む。
・ファーストシュートは名古屋の右サイド17石田凌太郎。ミドルフィードの裏抜けから角度はないものの思い切りよくダイレクトでミドルを狙う。これは枠を捉えなかったが、スピード・パワーと溢れ出るエネルギーが好印象で、形が作れない展開の中では個のチャレンジがゴールを割りそうな予感も。
・大分は、上述の通り右サイドワイドに開く19西城響也が、名古屋13井上亮雅とのマッチアップを制し縦にちぎる場面が何度か。しかしクロスは味方に合わない。
・左サイドでは10上栗一将と8高畑奎汰で人数をかけて打開を試みるが、名古屋17石田凌太郎がプレスバックして数的有利を作らせずそれを許さない。
・大分は名古屋の前4枚を狙い通り抑え込んでいるが、ポジティブトランジションが遅くボランチは後ろ向きにボールを受けてしまい、名古屋のプレスバックにあって再びボールをプレゼントしてしまう。
・前半終盤には、自陣のパスワークの混乱からキーパーのキックが敵に渡ってしまう危険な場面も。パスミスの頻度かつ致命度が徐々に増しており、両チーム決定的な形はなかったもののやや気になるところ。
・後半、名古屋はディフェンス裏へのミドルフィードを増やす。走り込んだ前線の選手とGKが接触する際どい場面を作り出す。
・序盤からボールに触れる機会は多かった名古屋14田邉光平だが、縦パスが相次いでカットされていた前半とは異なり、シンプルな裏への配球でリズムを掴んだ後半は、対峙した敵との間合いのコントロールにもセンスを見せる。
・すると13分、名古屋は押し込んで攻め上がった左サイド13井上亮雅がクロス。これがファーポスト、更にはGKに当たって、直接ゴールイン。膠着した展開の中でラッキーな先制弾。コンディション的に大分は一気に崩れる予感も。
・しかし大分も踏ん張る。15分、左寄りバイタルで18三好斗真にボールが入ると、追い越した10上栗一将が深く侵入してクロス。中に待っていたが名古屋ディフェンスがギリギリクリア。
・22分、今度は名古屋のチャンス。右サイド17石田凌太郎がディフェンスと正対から縦に運び鋭いクロスを供給。外から入ってきた18村上千歩が点で合わせたボールは、バーを直撃!
・17石田凌太郎は加速力に加え、内向きへのキック力が強烈。相手を抜ききらずの鋭いクロスで脅威となっていた。
・名古屋はここで突き放しておきたいところだったがその後攻撃がトーンダウン。9兵藤健斗、10マツオカ・ジョナタンの強力2トップも今日は不発。マイボールの際は、兵藤が最前線、マツオカが2列目の縦関係を形成し、マツオカが頭ですらしての裏抜けを狙っていたようだったが、大分DFとのエアバトルに苦戦。間受け他もう少し撹乱するような運動量が欲しかった。特に兵藤は足元の技術は十分にあるだけに。
・大分も2年生の24矢野太一含め対人の水準はかなり高い。
・試合は終盤、徐々に間延びしてきた名古屋に対し大分のカウンターが飛び出す。
・32分、大分は自陣のボール奪取からショートカウンター。左10上栗一将から中央18三好斗真を経由し、逆サイド走り込んだ11日髙智也がフィニッシュも、名古屋16長江裕真がビッグセーブ!
・しかし直後34分、大分は今度は右サイドからのカウンター。再び中央18三好斗真が収めて左へ展開。大外走り込んだ10上栗一将がダイレクトでファーに流し込むも、またも16長江裕真がストップ。しかし今度は三好がつめて土壇場で大分が追いつく!
・18三好斗真はくさび、敵との入れ替わりを狙うも抑え込まれる時間が続きフラストレーションが溜まっていたはずだが、それを噯にも出さず献身的に動き出しを続けていた褒美が最後にやってきた。ガッチリした体格からの突進力、九州男児らしい勇ましさは先輩・吉平翼(トップチーム昇格→ブラウブリッツ秋田)を彷彿とさせた。
・結局ドローでホイッスル。両チーム、決勝トーナメントへの切符は最終節に持ち越しとなった。
2018年07月23日 9:00K.O.
日本クラブユース選手権(U-18)大会 グループステージ第2節
名古屋グランパスU-18 1-1(0-0)大分トリニータU-18
@コーエィ前橋フットボールセンター
(名古屋)44分 井上亮雅
(大分)69分 三好斗真