クラブユース選手権GL
セレッソ大阪vs横浜F・マリノス


引き続きクラ選グループリーグ二日目。

続いては、1試合目に続きグループA・セレッソ大阪U-18vs横浜F・マリノスユース。
セレッソはU-23に選手を取られながらもプレミアウエストで現状2位と地力を示している一方、マリノスはプレミアイースト9位と降格圏。中心を担うはずのU-19日本代表・山田康太、U-18日本代表・堀研太が共に怪我を負っており、その辺りも大きく影響している模様。

会場のAピッチの奥にあるBピッチで行われるヴィッセルvsベルマーレのカードにも心惹かれたものの、セレッソのウォーミングアップに昨日のJ3に出場した中島元彦、喜田陽が参加しているのを発見しこちらのカードを選択。昨日大阪でのナイトゲームだったはずですが、翌日の朝にはもう群馬にいるとは・・・怪我には注意してほしいですね。

 

セレッソ大阪U-18

今シーズンは、プレミアリーグWEST所属。
第9節終了時点で、暫定5勝3分で2位。
※1試合延期のため未消化

今大会は、
第1節:vs 清水エスパルス 3-3

今シーズン初観戦。
GK
1  光藤 諒也 3年 182/63 セレッソ大阪
DF
2  梅木 絢都 3年 178/66 セレッソ大阪西
5  上田 恭平 3年 170/58 セレッソ大阪
12 石尾 崚雅 2年 183/72 セレッソ大阪
13 小林  洵 3年 187/73 セレッソ大阪
MF
6  荒木 秀太 3年 170/64 ガンバ大阪
8  有水  亮 3年 171/68 セレッソ大阪
11 船津 直輝 3年 173/62 FCトッカーノ
17 栗山  陸 2年 170/56 セレッソ大阪西
19 鈴木 冬一 2年 162/58 セレッソ大阪
FW
9  山田 寛人 3年 184/72 ホペイロ刈谷

2017年U-17日本代表/山田、鈴木
2017年U-16日本代表/西尾

ーーーーーーーー山田ーーーーーーーー
ー有水ーーーー-鈴木ーーーーー船津ー
ーーーー荒木ーーーーーー栗山ーーーー
ー上田ーーーーーーーーーーーー梅木ー
ーーーー石尾ーーーーーー小林ーーーー
ーーーーーーーー光藤ーーーーーーーー

 

 

横浜F・マリノスユース

今シーズンは、プレミアリーグEAST所属。
第9節終了時点で、2勝3分4敗で9位。

今大会は、
第1節:vs ジェフユナイテッド千葉 2-1

今シーズン2回目の観戦。
5/6 プレミアイースト vs 鹿島アントラーズ
GK
1  中村  涼  3年 178/69 Uスポーツクラブ
DF
5  澤田 章吾  3年 168/60 横浜F・マリノス
6  西山 大雅  3年 180/67 横浜F・マリノス追浜
17 木村 卓斗  2年 165/59 横浜F・マリノス
18 鈴木 駿之助 2年 176/65 横浜F・マリノス
MF
4  藤田 一途  3年 174/60 横浜F・マリノス
8  塚田 裕介  3年 162/55 Uスポーツクラブ
11 伊藤 優世  3年 172/64 横浜F・マリノス
19 土佐 陸翼  2年 169/58 横浜F・マリノス
FW
9  岩城 大助  3年 169/53 横浜F・マリノス追浜
22 栗原 秀輔  2年 176/63 横浜F・マリノス

ーーーー栗原ーーーーーー岩城ーーーー
ー塚田ーーーーーーーーーーーー伊藤ー
ーーーー土佐ーーーーーー藤田ーーーー
ー澤田ーーーーーーーーーーーー木村ー
ーーーー鈴木ーーーーーー西山ーーーー
ーーーーーーーー中村ーーーーーーーー

 



 

試合形式は40分ハーフ。

マリノスは、山田康太(3年/横浜F・マリノスJY)はベンチ外。堀研太(3年/横浜F・マリノスJY)はベンチスタート。

1分、最初のチャンスはマリノス。カウンターから左サイドを9岩城大助が抜け出すと、中央へ繋ぎ4藤田一途がロングで狙いますがゴール上。

3分、再びマリノス。右サイドへの展開から11伊藤優世が
中央に切れ込みスルーパス。左サイドを抜け出した9岩城大助が左足でフィニッシュもGK正面をつきます。

マリノスが二つのチャンスをつくったものの、ボールを握るのはセレッソ。中盤狭いスペースの中、トップ下19鈴木冬一への配球を狙っていきます。

6分、セレッソはゴール正面30mの位置で受けた19鈴木冬一が倒されてセットプレー。8有水亮が右足で直接狙いますがゴール右上に外れます。

10分、セレッソのカウンター。8有水亮から右サイドへ展開し、2梅木絢都が縦に入れて11船津直輝がクロス。中央フリーで飛び込んだ19鈴木冬一がインサイドボレーで合わせますがゴール左。

12分、マリノスは右サイド11伊藤優世がドリブルで縦にちぎりそのままフィニッシュ。強烈なシュートもセレッソ1光藤諒也がストップ。

14分、セレッソは右サイドのスローインから、エリア内9山田寛人が体を巧く使ってDFと入れ替わり、ハーフボレーで狙いますが、こちらもマリノス1中村涼が体で止めます。

一進一退の互角の展開。セレッソは前線から果敢にプレス。ボールホルダーを素早く囲みますが、マリノスは前線9岩城大助、22栗原秀輔のオフザボールの動きが素晴らしく、パスを積極的に引き込んで局面を打開。2トップとセレッソCBのサイズ差があるため、奪ってから無闇に蹴らずグラウンダーでの球出しにチームとしての明確な意図を感じます。岩城、11伊藤優世の上下動の少ない高速ドリブルは脅威。スピードでDFを振り切り、強烈なシュートも兼備。

24分、マリノスは中盤で22栗原秀輔が囲まれながらもキープして繋ぐと、左サイド8塚田裕介がドリブルから左足ミドルで狙いますがゴール右へ外れます。
塚田裕介はメッシを思わせる左足での細かなタッチが魅力。しかし、一対一の局面で慌ててタッチミスしてしまう場面が見られ、局面を打開するには到りません。


28分、マリノスは4藤田一途からのミドルフィード。22栗原秀輔が右サイドで競り勝ち、そのままシュートに持ち込みますが、1光藤諒也がしっかりキャッチ。

徐々に防戦一方になってきたセレッソ。ワイドに開いたサイドへの展開と、トップ下19鈴木冬一を起点に攻撃を仕掛けますが、鈴木はファウルで止められてしまう場面が多く形になりません。1トップ9山田寛人も関与する場面が見られず。

マリノスは最終ラインはサイズのない選手が多い中で、唯一180超のサイズを持つ6西山大雅が的確なカバーリングと空中戦で存在感を示します。7月にはトップチームのキャンプにも参加し、昇格有力な選手。

32分、マリノスのショートカウンター。右サイド9岩城大助がDFと入れ替わって強烈なシュート!逆サイド枠を捉えますがまたも1光藤諒也が何とか触ってゴール左へ。猛威を振るうマリノスのスピーディな攻撃。

そして36分、均衡が崩れます。右サイドの縦パスから22栗原秀輔が単騎で突破しシュート!一旦は1光藤諒也がストップも、こぼれ9岩城大助がしっかりつめて先制します!
〈セレッソ大阪U-18 0-1 横浜F・マリノスユース

40分、セレッソの右コーナー。ニアへのアーリークロスに、フリーで飛び込んだ2梅木絢都が頭で合わせますが、惜しくも右サイドネット。

40+2分、セレッソは左サイド5上田恭平のロングスロー。ニアで13小林洵が頭でそらし、ファー19鈴木冬一がボレーで合わせますがミートせず。キーパーを正面つきます。

前半はマリノスの1点リードで終了。




後半スタートから追いかけるセレッソは2枚を入れ替え。
19鈴木→20齋藤遼(3年/セレッソ大阪U-15)、
11船津→24谷本駿介(2年/セレッソ大阪U-15)。
谷本は2017年U-16日本代表。
2トップに変更し、布陣を以下の通りに。
ーーーー斎藤ーーーーーー山田ーーーー
ー有水ーーーー-ーーーーーーー谷本ー

1分、マリノスは中央30mの位置から19土佐陸翼がミドルで狙いますが、キーパーがしっかりキャッチ。

6分、マリノスは再びボランチ19土佐陸翼が自ら前に運んでミドルで狙いますが、今度はゴール左に外れます。

ラインブレーカー20齋藤遼を投入したセレッソですが、流れを引き戻すことができません。

7分、セレッソは三枚目の交代。
9山田→36松本凪生(1年/セレッソ大阪U-15)。
松本は2017年U-16日本代表。トップ下に入ります。
ーーーーーーーー斎藤ーーーーーーーー
ー有水ーーーー-松本ーーーーー谷本ー

U-17日本代表のエース候補・山田寛人はノーゴール・シュート1本と厳しい結果に。

7分、マリノスは自陣で奪ってから前線に素早く繋ぐと、22栗原秀輔が巧みにターン。右サイドへ展開し、9岩城大助が角度のないところから狙いますが、鋭いシュートはゴールわずか左。

9分、マリノスの交代。
22栗原→26棚橋尭士(2年/横浜F・マリノスJY
)。
棚橋は2017年U-17日本代表。

14分、マリノスのカウンター。26棚橋尭士がセレッソ13小林洵との球際を制して前進。エリアに侵入し、右足フィニッシュはDFがブロックしますが、こぼれを4藤田一途がミドルで狙いますがこれはゴール上。

棚橋尭士は早速の存在感。身長は170cmほどとマッチアップのセレッソ13小林洵とは15cm以上の差がありますが、重心を低く落として背負いながらしっかりとボールを収めます。あとはゴール前での仕事ができる場面が来れば。

うまくいかないセレッソ。二列目までにはボールが入りますが、DFがすぐチェックに来るのでその後の展開が繋がりません。

19分、セレッソは6荒木秀太から左サイドへ展開。オーバーラップした5上田恭平がファーストタッチで抜け出すと、エリア目前で倒されてセットプレーを獲得。
8有水亮のニアへのキックは、DFがクリア。右コーナー、ファー6荒木秀太が打点の高いヘッドで合わせると、キーパーの逆をつきますが、カバーに入っていた4藤田一途が体でブロック。つめますが、押し込むことができません。

23分、マリノスの交代。
11伊藤→7堀研太。
堀は2017年U-18日本代表。怪我明け。
8塚田→24椿直起(2年/横河武蔵野FC)。
椿は2017年U-17日本代表。
両サイドに配置し、布陣は以下の通りに。
ーーーー棚橋ーーーーーー岩城ーーーー
ー椿ーーーーーーーーーーーーーー堀ー

24分、セレッソも動きます。
17栗山→16喜田陽(2年/セレッソ大阪U-15)。
喜田は2017年U-17日本代表。
12石尾→10中島元彦(3年/セレッソ大阪西U-15)
中島は2017年U-18日本代表。
J3に出場した二人を投入し、システムも3-1-4-2に変更。
布陣を以下の通りに。
ーーーー齋藤ーーーーーー中島ーーーー
ーーーー谷本ーーーーーー松本ーーーー
ー有水ーーーーーーーーーーーー上田ー 
ーーーーーーーー喜田ーーーーーーーー 
ーー上田ーーーー小林ーーーー荒木ーー 

両チーム、年代別代表選手を次々投入。するとここから試合は大きく動き始めます。

25分、セレッソはバイタルから10中島元彦が20齋藤遼とのコンビネーションでエリアに侵入すると、飛び出したマリノス1中村涼に倒されてPKを獲得!これを自ら決め、早速同点に追いつきます!
セレッソ大阪U-18 1-1 横浜F・マリノスユース〉

29分、セレッソのカウンター。10中島が中盤で受けて前線に展開すると、抜け出した20齋藤遼がドリブルで運び、中央へ折り返し。24谷本駿介は撃ちきれず右へ展開し、10中島元彦がクロス。ファー齋藤のヘッドはクロスバーを直撃しますが、最後は8有水亮が押し込んで、あっという間に逆転!
セレッソ大阪U-18 2-1 横浜F・マリノスユース〉

圧巻の逆転劇にセレッソのボルテージは最高潮。

33分、マリノスは左サイド24椿直起がスピードで縦にちぎると、5上田恭平がひっかけてファウル。上田はイエロー。セットプレー、7堀研太のニアへのクロスは、椿の頭を掠めゴールへ向かいますが、これはDFがクリア。

40分、セレッソのカウンター。右サイドから10中島元彦がドリブルで前進。エリア付近まで持ち込むと、右足でのシュートフェイントで5澤田章吾を剥がし左足でのフィニッシュ。惜しくもクロスバーを直撃!

40+2分、マリノスの交代。
先ほどのプレーで負傷した5澤田→3柳知廈(3年/横浜F・マリノスJY)。

そのままスコア動かずタイムアップの笛。セレッソが逆転でマリノスを下しました。






セレッソは大きな一勝。前半から相手のスピード豊かなドリブル突破を許し、1光藤諒也のセーブに助けられる危険な場面が続くと、攻め手も欠く厳しい展開が続いていましたが、J3組の中島、喜田が投入されてから雰囲気が一変。押せ押せでわずか5分間でゲームをひっくり返すことに成功しました。何といってもその立役者は10番中島元彦。自ら得たPKを決めて1ゴール、2点目も起点となる大活躍。その他にもバー直撃のシュートも。著しく秀でた特徴は感じないのですが、全般的に能力が高くゴールに直結する決定的な仕事ができるのは流石。彼が投入されてから周囲の選手たちが見違えるような積極性を見せ始め、J3で抜けることが多いもののチームから絶大な信頼を得ていることが伺えました。喜田陽は今日は仕事が少なかったものの、マリノス7堀研太のドリブルを鋭いスライディングで止めるなど危機察知能力の高さを垣間見せました。セレッソは以前から時間帯によって出来不出来が激しい印象ですが、ツボにはまった時の強さは間違いなく世代トップクラス。今日の逆転勝利で勢いに乗れるでしょうか。

マリノスは、小柄ながら足元に優れる選手が多く、グラウンダーで前線に繋ぎドリブルからの侵攻でゲームプランを着実に遂行していましたが、相手の勢いに呑まれ逆転を許してしまいました。途中から7堀研太、24椿直起と世代を代表するタレントを投入し、さらに勢いに乗るかと思いきや攻撃が停滞。負傷明けの堀は、カットインからの左足での展開力、縦への突破と片鱗を見せましたが、相手もその能力を分かっているのでチェックはとりわけ厳しく、削られて痛そうにしていたのが印象的。プレースタイル的にも、コンタクトをいとわないプレーが魅力的な半面。怪我がちになってしまうのは避けられないところ。そして更に気になるのが24椿。今日はほとんど見せ場がなく、そもそもパスが出てこない状態。昨シーズンは新人ながらセンセーショナルな活躍を見せましたが、今年観戦した限りでは得意のドリブルに持ち込む場面も少なくなってきており、チームとしても今の彼の状態に信頼を置けていない現れか。スランプに陥っているようにも感じられるので、何とかこの壁を突き破ってほしいですね。

 

日本クラブユース選手権 グループリーグ第2節
セレッソ大阪U-18 2-1(0-1)横浜F・マリノスユース
@前橋フットボールセンターA
(セレッソ)67分 中島元彦、70分 有水亮
(マリノス)36分 岩城大助

 

 

 


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