クラブユース選手権R16
名古屋グランパスvsFC東京

クラブユース選手権は予選リーグも終わり、ラウンド16。
まだ見ていなかった名古屋とFC東京がいる前橋総合運動公園へ。
前橋駅からバスに揺られて30分ほど。
簡単なスタンドがありますが、屋根なしのため、日陰のある芝生席へ。
名古屋グランパスU18
プレミアリーグWESTは、10節終了時点で2勝2分け6敗の9位。
今大会は、横浜FC、町田ゼルビア、モンテディオ山形と同居のグループリーグを1位通過。
今シーズン初観戦。
GK
21 加藤 大智 3年 178/66 名古屋グランパス
DF
6 加藤 直生 3年 168/62 名古屋グランパス
11 吹ヶ 徳喜 3年 174/67 名古屋グランパス
17 高橋 誠二郎 3年 167/60 名古屋グランパス
26 青山 夕祐 1年 175/66 名古屋グランパス
MF
4 川崎 健太郎 3年 170/65 千里丘FC
7 柴田 駿 3年 167/61 名古屋グランパス
8 池庭 諒耶 3年 184/66 名古屋グランパス
14 梶山 幹太 2年 167/55 FC五十嵐
FW
9 北野 晴矢 3年 168/64 スマイス・セレソン
10 森 晃太 3年 172/65 名古屋グランパス
ーーーーー−森−ーーーー北野ーーーーー
ー梶山ーーーーーーーーーーーー柴田ー
ーーーーー池庭ーーーー川崎ーーーーー
ー吹ヶーーーーーーーーーーーー高橋ー
ーーーー−加藤直−ーーー青山ーーーーー
ーーーーーーー−加藤大−ーーーーーーー
74分
7 柴田→
18 田中 彰馬 2年 172/65 名古屋グランパス
84分
9 北野→
19 杉浦 文哉 1年 170/61 名古屋グランパス
90分
4 川﨑→
33 北邑 拓也 1年 167/65 名古屋グランパス
2015年U-17日本代表/梶山
2014年U-17日本代表/吹ヶ
2014年U-15日本代表/杉浦
FC東京U-18
プレミアリーグEASTは第10節終了時点で、5勝2敗3分けの5位。
今大会は、ヴィッセル神戸、サンクFCくりやま、ファジアーノ岡山と同居のグループリーグを2位通過。
今シーズン2回目の観戦。
イギョラ杯3位決定戦 vs藤枝明誠
GK
21 波多野 豪 2年 196/83 FC東京むさし
DF
2 相原 克哉 3年 163/59 FC東京むさし
3 小山 拓哉 3年 172/66 FC東京むさし
5 柳 貴博 3年 183/77 FC東京深川
23 岡崎 慎 2年 179/72 FC東京深川
25 鈴木 喜丈 2年 182/72 FC東京むさし
MF
7 安部 柊斗 3年 167/64 FC東京むさし
8 大熊 健太 3年 173/71 FC東京深川
20 生地 慶充 2年 176/64 FC東京むさし
34 品田 愛斗 1年 179/61 FC東京深川
FW
10 佐藤 亮 3年 170/60 FC東京むさし
ーーーーーーーー佐藤ーーーーーーーー
ー生地ーーーーーーーーーーーー大熊ー
ーーーー品田ーーーーーー安部ーーーー
ー小山ーーーーーーーーーーーー相原ー
ーーー鈴木ーーー岡崎ーーー柳ーーーー
ーーーーーーー−波多野−ーーーーーーー
HT
34 品田→
17 伊藤 純也 2年 172/59 FC東京むさし
65分
20 生地→
24 内田 宅哉 2年 175/67 FC東京深川
85分
8 大熊→
15 半谷 陽介 2年 172/58 FC東京深川
10 佐藤→
9 西元 類 3年 173/68 FC東京むさし
2015年U-18日本代表/柳
2015年U-16日本代表/品田
前半、まず仕掛けたのはグランパス。
2分、右CKから8池庭がヘッドで合わせますが、キーパーの正面をつきます。
続く4分には、バイタルでボールを受けた10森が振り向きざまミドルで狙いますが、これはゴール上へ。
対するF東は6分、7安部がグランパス14梶山からボール奪うと、8大熊、10佐藤を経由して左サイドへ展開。
20生地のグラウンダーのクロスを、走り込んだ7安部がダイレクトで合わせますが、これは惜しくもクロスバーを直撃します。
冷や汗をかいたグランパスでしたが10分、左サイドから14梶山がドリブルで仕掛けると、10森、4川崎とつなぎ、ワンタッチから左足ミドル。
アウト回転かかったボールはキーパーの前で急激に軌道をかえ、ゴールネットを揺らします。
〈名古屋グランパスU18 1-0 FC東京U-18〉
ペースを握っていたグランパスが先制。
14梶山のドリブルと10森のキープで、着実に陣地を押し上げ、ゲームを優位に進めます。
先行されたF東は、23分、スペースを埋められた中パスをまわして隙を伺うと、
左サイド20生地が一旦あててからミドルで狙いますが、キーパー正面をつきます。
F東は両サイドにボールを展開しますが、グランパス両サイドバックの寄せが早くスピードに乗れず。
ライン裏へのボールにも後手を踏むシーンが目立ちます。
なんとか前半のうちに追いつきたいF東は、44分、左CKを一旦キーパーがクリアから再びクロス。
25鈴木がヘッドで合わせますが、これはファーに流れてしまいます。
さらに45分、F東は左サイド34品田から大きく展開。
逆サイド2相原がダイレクトで7安部につなぎ、後ろから走り込んだ5柳がミドルで狙いますが、ゴールを超えてしまいます。
前半はこのままグランパスリードで終了。
FC東京はリードを許して折り返しとなりましたが、ボランチ7安部柊斗がさすがの存在感。
重心が低くアジリティが高く、両足を使ってうまくボールを保持してチャンスを作り出します。
後半最初にチャンスを作ったのはグランパス。
54分、11吹ヶがキックフェイントから縦にちぎるとグラウンダーでクロスをあげますが、中であわせることができません。
58分、F東はカウンターから10佐藤が抜けだし左足でシュート。
キーパー21加藤大が素早く手を伸ばしなんとか弾くと、後ろにこぼれたボールを8大熊がつめますが、ミートしきれなかったボールは、クロスバーに嫌われます。
前半に続いてビッグチャンスを逃します。
ショックを隠せないF東をグランパスが更に追い込みます。
60分、前線に入れたボールに対し、F東DFの集中がややきれたかクリア浅くなると、拾った4川崎が素早く9北野へラストパス。
追いついたDFでしたが、間合いをはかり損ね寄せが甘くなると、9北野は左足一閃。
キーパーの手を弾いて逆サイドネットへ流れ込みます。
〈名古屋グランパスU18 2-0 FC東京U-18〉
大きすぎる2点目。
ここからは攻めるF東に対して、カウンター狙いのグランパスという構図が色濃くなっていきます。
63分、グランパスは、自陣からのクリアボールを9北野がDFより一瞬早く触って抜け出し、飛び出したF東GK21波多野と交錯。
波多野はこのプレーでイエローカード。
68分、グランパスは左サイドにボールいれると、14梶山がDFと競り合い。
後ろにボールが流れると、またもGK21波多野と10森が競争。
10森が一歩早くかっさらい、エリア外から落ち着いてゴールに放り込みます。
波多野は二枚目のイエローを恐れてしまったか。
〈名古屋グランパスU18 3-0 FC東京U-18〉
止まらないグランパスは72分、カウンターから右サイドを10森がドリブルで持ち上がり左サイドへ展開すると、9北野がダイレクトでシュート。
キーパーが防ぎますが、こぼれを14梶山が叩き込みだめ押し。
〈名古屋グランパスU18 4-0 FC東京U-18〉
76分、F東は左CKに8大熊が合わせ1点を返します。
〈名古屋グランパスU18 4-1 FC東京U-18〉
その後も、グランパスがカウンターから10森、途中出場の19杉浦文哉がチャンスを作り出すと、
ロスタイム、再びカウンターから抜け出した10森が、DFそしてキーパーを振り切って、ゴールに流し込みゲームを締めくくる追加点。
〈名古屋グランパスU18 5-1 FC東京U-18〉
決定機がバーに嫌われたFC東京に対し、いい時間帯で得点を重ねたグランパスがグループリーグの勢いそのままに、大勝でベスト8に進出しました。
この日2ゴール1アシストのグランパス・10森は、体の強さ、ボールタッチの正確性、
背筋のはった姿勢でのドリブル、タイミングのいいパス、強烈なシュートと、どれも質が高く、
ボールを受けると独力でチャンスをつくりだしました。
11吹ヶは、後半、時折縦への鋭い突破を見せましたが、それ以上に守備で貢献。
対面のFC東京・大熊もスピード豊かな選手ですが、ボールが足下に入った時は素早く寄せ、
裏へのボールも迅速な対応で常に先手を取り、持ち味を消すことに成功していました。
日本クラブユース選手権 ラウンド16
名古屋グランパスU18 5-1(1-0) FC東京U-18
@前橋総合運動公園
(グランパス)10分 川崎健太郎、59分 北野晴矢、68分 森晃太、72分 梶山幹太、90+4分 森晃太
(FC東京)76分 大熊健太