クラブユース選手権GL
ガンバ大阪vs川崎フロンターレ

ガンバ大阪ユース
プレミアリーグWESTは、
第10節終了時点で6勝3分け1敗の2位。
今大会は、
第1節:vs ヴァンフォーレ甲府 4-3
第2節:vs アルビレックス新潟 2-3
今シーズン初観戦。
GK
1 羽野 匡哉 3年 197/75 兵庫FC
DF
2 山中 海斗 3年 175/70 新居浜市立北中
5 吉岡 裕貴 3年 175/71 ガンバ大阪
4 松岡 秀平 3年 175/68 ガンバ大阪
17 杉山 天真 2年 173/66 ガンバ大阪
MF
7 市丸 瑞希 3年 174/66 ガンバ大阪
10 岩本 和希 3年 174/60 ガンバ大阪
13 大原 俊輔 3年 169/58 伊丹FC
20 食野 亮太郎 2年 170/64 ガンバ大阪
FW
9 髙木 彰人 3年 175/68 ガンバ大阪
11 武田 太一 3年 183/80 枚方FCマシア
ーーーーーーーー武田ーーーーーーーー
ー食野ーーーーー高木ーーーーー大原ー
ーーーーー市丸ーーーー岩本ーーーーー
ー杉山ーーーーーーーーーーーー山中ー
ーーーーー松岡ーーーー川浪ーーーーー
ーーーーーーーー羽野ーーーーーーーー
32分
17 杉山→
3 川浪 龍平 3年 176/72 津ラピドFC
69分
13 大原→
14 小田垣 旋 3年 163/56 ガンバ大阪
76分
11 武田→
19 松本 歩夢 2年 174/60 ガンバ大阪
2015年U-18日本代表/高木
2014年U-17日本代表/市丸、岩本
川崎フロンターレU-18
プリンスリーグ関東は、
第10節終了時点で5勝5敗勝ち点15で5位。
今大会は、
第1節:vs アルビレックス新潟 1-0
第2節:vs ヴァンフォーレ甲府 1-2
今シーズン2回目の観戦。
プリンス関東7節 vs浦和レッズ
GK
1 名良橋 拓真 3年 181/71 川崎フロンターレ
DF
3 島崎 竜 3年 172/62 川崎フロンターレ
5 武田 太一 3年 173/60 川崎フロンターレ
26 伊従 啓太郎 1年 184/73 川崎フロンターレ
7 原島 亨太 3年 172/60 川崎フロンターレ
MF
8 渡邉 啓太郎 3年 166/58 清水エスパルス
10 三笘 薫 3年 175/62 川崎フロンターレ
18 田中 碧 2年 178/66 川崎フロンターレ
32 村田 聖樹 1年 168/52 川崎フロンターレ
FW
9 岸 晃司 3年 176/70 川崎フロンターレ
23 藤井 柾人 2年 167/61 座間FC
ーーーーーーーー渡邉ーーーーーーーー
ー三笘ーーーーー−岸−ーーーーー藤井ー
ーーーー田中ーーーーーー村田ーーーー
ー島崎ーーーーーーーーーーーー原島ー
ーーーー伊従ーーーーーー武田ーーーー
ーーーーーーー-名良橋-ーーーーーーー
56分
32 村田→
25 栗脇 拓人 2年 169/57 川崎フロンターレ
60分
23 藤井→
11 瀬川 ヤーシャ 3年 170/67 川崎フロンターレ
78分
8 渡邉→
6 柴原 周平 3年 173/65 川崎市立西中原中
2014年U-16日本代表/田中
試合形式は45分ハーフ。
第2節終了時点で、全チームが1勝1敗の同勝ち点で並ぶ激戦区となったグループH。
得失点差でガンバが首位、川崎が3位につけているが、この試合の勝者が通過、敗者が大会から去ることが濃厚。
ガンバは、共に2015年U-18日本代表候補の左SB6初瀬亮(3年/ガンバ大阪)、アタッカー8堂安律(2年/ガンバ大阪)が不在。
最初にチャンスを作ったのは川崎。
1分、左ショートコーナーから10三笘薫がアウトサイドで狙う。
ループ気味のボールはクロスバー直撃。
5武田太一がボレーで狙うが、ゴール右へ外れる。
一方ガンバも7分、左サイドからのFK。
10岩本和希のクロス。
浅いクリアに13大原俊輔が頭から飛び込むが、ゴール左へ外れる。
両チームとも高温の中でもインテンシティが高く、中盤の攻防は見ごたえ十分。
特に両キャプテン川崎9岸晃司とガンバ7市丸瑞希のマッチアップは、両者とも体の使い方が巧みなゆえ絡み合って競る状態に。
川崎は左サイド10三笘薫が徹底マークにあっている。
潰され、いつものように持ち上がることができない。
ガンバは右サイド13大原俊輔の突破からチャンスを作る。
対面の3島崎竜はファウルを余儀なくされ、際どい位置でセットプレーを度々与えてしまう。
14分、ガンバは川崎10三笘薫からボールを奪う。
9高木彰人がミドルで狙うがキーパー正面。
16分、ガンバは再び9高木彰人が力強い突破から左サイドへ繋ぐ。
20食野亮太郎がカットインから右足で巻いて狙うが、ゴール右へ外れる。
ガンバ優勢の中、均衡を破ったのは川崎。
19分、左サイドから10三笘薫、9岸晃司がパス交換。
二人だけでDFをちぎり、最後は岸が強烈なシュートを叩き込んで先制。
〈ガンバ大阪ユース 0-1 川崎フロンターレU-18〉
先制を許したガンバは、左サイド20食野亮太郎にボールを集めるように。
ボールスキルに優れる食野は、対面の相手を剥がすもののその後を繋げることができない。
注目9高木彰人は、川崎18田中碧がしっかりマークについておりゲームに絡むことができていない。
39分、ガンバは20食野亮太郎が右サイドから左足で意表を突くシュート。
ゴール左へ外れる。
前半は川崎リードで終了。
41分、ガンバは13大原俊輔が右サイドを前進してクロス。
浅いクリアを11武田太一が左足ミドルで狙う。
これは川崎1名良橋拓真がセーブ。
46分、川崎はガンバDFの処理ミスを8渡邉啓太郎が拾いエリアに侵入。
決定的な場面を迎えるが、シュートはDFにあたりゴール右へ外れる。
49分、ガンバは13大原俊輔から右サイドへラストパス。
オーバーラップした2山中海斗が角度のないところから狙う。
1名良橋拓真がセーブしたこぼれがDFの手に当たったかに見えたがノーホイッスル。
13大原俊輔、2山中海斗のガンバ右サイドが積極的に攻め込む。
川崎は3島崎竜が激しくアタックして、ギリギリのせめぎ合いが続く。
54分、ガンバは20食野亮太郎がバイタルでボールを受ける。
DFとの間合いをとり、意表をつくタイミングで右足一閃。
ボールはゴール左隅へ飛び込む!歓喜の同点ゴール。
〈ガンバ大阪ユース 1-1 川崎フロンターレU-18〉
突き放したいガンバは56分、10岩本和希が右サイドを突破。
グラウンダーのクロスにニア11武田太一が合わせるが、惜しくもクロスバー直撃。
66分、川崎はハーフライン近くでセットプレーを得る。
ハイクロスを正面に迎えたガンバGK1羽野匡哉がまさかの後逸。
川崎26伊従啓太郎が頭で押し込み、川崎が待望の追加点。
ガンバにとっては痛すぎる失点に。
〈ガンバ大阪ユース 1-2 川崎フロンターレU-18〉
72分、川崎はパスカットした10三笘薫がラストパス。
受けた9岸晃司が一人をはがし左足でフィニッシュ。
決定的だったがガンバ1羽野匡哉が意地のセーブを見せる。
先制弾のキャプテン9岸晃司。
得点シーンもさることながら、このレベルでもボールを全く失わない。
局面局面の関与率の高さも光る。やはりいい選手だ。
ここからは両チーム生き残りをかけた死闘に。
その中で光っていたのは川崎3島崎竜。
前半苦しんでいた一対一も、上体の動きに惑わされずボールにしっかりと対応して終盤は全勝。
足が止まってきた10三笘薫のフォロー含めて獅子奮迅の働きを見せる。
ハイボールに対しては、キーパー1名良橋拓真が持ち前の機動力で、攻守を連発。
26伊従啓太郎も終盤まで集中を切らさず、ぬかるんだピッチに泥だらけになって守り切る。
1年生の彼にとっては、才能を何倍にも伸ばし得る素晴らしい経験になるはず。
そして歓喜、失意のタイムアップ。
勝利した川崎が予選通過、敗れたガンバが敗退と文字通り生死を分けるにふさわしい内容のゲームだった。
普段はリーグ戦の観戦が主だが、やはり負けたら終わりのゲームはより一層胸をうたれるものがある。
一つ一つの球際の激しさ、剥きだされた感情のぶつかり合い、選手たちの研ぎ澄まされた表情にぐっと引き込まれてしまった。
敗れたガンバのキャプテン7市丸瑞希は、試合後の挨拶で頭をなかなか上げることができず。
今シーズンを振り返った時に、必ず思い出すであろう素晴らしいゲームだった。
2015年07月25日 11:00K.O.
日本クラブユース選手権 グループリーグ第3節
ガンバ大阪ユース 1-2(0-1) 川崎フロンターレU-18
@石関公園サッカー場
(ガンバ)54分 食野亮太郎
(川崎)19分 岸晃司、66分 伊従啓太郎