クラブユース選手権決勝
横浜F・マリノスvs大宮アルディージャ


クラ選も遂にファイナル。
両チームともこれで11日間で7試合目に。

極限の状態での戦い、栄光を掴むのはどちらのチームになるか。

 

横浜F・マリノスユース

プリンスリーグ関東は第10節終了時点で、5勝3敗2分けで3位。

今大会は、グループFを1位で通過
ラウンド16:vs V・ファーレン長崎 5-1
準々決勝:vs ヴァンフォーレ甲府 2-0
準決勝:vs ベガルタ仙台 2-0

今シーズン6回目の観戦。
マリノスカップ予選リーグ vsコンサドーレ札幌
マリノスカップ決勝 vs東福岡
プリンス関東4節 vs三菱養和SC
プリンス関東5節 vs東京ヴェルディ
クラ戦準決勝 vsベガルタ仙台
DSC03163

GK
16 上田 朝都 3年 182/77 横浜F・マリノス

DF
13 板倉  洸 2年 178/66 横浜F・マリノス

19 坂本 寛之 2年 177/70 横浜F・マリノス追浜
24 常本 佳吾 2年 172/63 横浜F・マリノス
26 平澤 拓巳 2年 177/63 横浜F・マリノス
MF 
5  小松 駿太 3年 179/74 横河武蔵野FC

6  佐多 秀哉 2年 176/64 横浜F・マリノス
7  遠藤 渓太 3年 174/66 横浜F・マリノス
12 阿部 隼人 2年 166/65 横浜F・マリノス追浜
FW 
9  渡辺 力樹 2年 172/62 横浜F・マリノス追浜

11 中杉 雄貴 2年 171/61 横浜F・マリノス追浜

2015年U-17日本代表/常本 
2014年U-16日本代表候補/上田

ーーーー渡辺ーーーーーー中杉ーーーー
ー遠藤ーーーーーーーーーーーー阿部ー
ーーーー小松ーーーーーー佐多ーーーー
ー平澤ーーーーーーーーーーーー常本ー
ーーーー坂本ーーーーーー板倉ーーーー
ーーーーーーーー上田ーーーーーーーー

 

大宮アルディージャユース

プレミアリーグEASTは第10節終了時点で、5勝5分勝ち点20で2位。

今大会は、グループDを2位通過
ラウンド16:vs 川崎フロンターレ 4-0
準々決勝:vs コンサドーレ札幌 4-0
準決勝:vs ジェフユナイテッド千葉 1-0

今シーズン6回目の観戦。
プレミアイースト1節 vs柏レイソル
プレミアイースト4節 vs鹿島アントラーズ
クラ選予選リーグ vsサンフレッチェ広島
クラ選ラウンド16 vs川崎フロンターレ
クラ選準決勝 vsジェフユナイテッド千葉

DSC03160
GK  
1  加藤 有輝  3年 187/79 大宮アルディージャ
DF  
2  古谷 優気  3年 170/70 大宮アルディージャ
3  朝妻 佑斗  3年 174/70 大宮アルディージャ
16 北西 真之  2年 181/71 大宮アルディージャ
19 野崎 玲央  3年 181/72 大宮アルディージャ
MF  
4  山田  陸  2年 175/71 大宮アルディージャ
7  松崎  快  3年 171/65 大宮アルディージャ
10 黒川 淳史  3年 170/60 大宮アルディージャ
14 長谷川 元希 2年 177/64 大宮アルディージャ
FW  
8  藤沼 拓夢  3年 171/66 大宮アルディージャ
11 川田 拳登  3年 170/61 大宮アルディージャ

2015年U-18日本代表候補/加藤、黒川 
2014年U-17日本代表/川田

ーーーーーーーー川田ーーーーーーーー
ー藤沼ー−長谷川−ーーー黒川ーー松崎ー 
ーーーーーーーー山田ーーーーーーーー 
ー朝妻ーーーーーーーーーーーー古谷ー
ーーーーー野崎ーーーー北西ーーーーー
ーーーーーーーー加藤ーーーーーーーー

 

両チーム五分五分の序盤。
アルディージャは、4山田からサイドに散らしていきますが、マリノスもしっかり対応。

最初の見せ場は6分、アルディージャはその4山田から10黒川、
前を向き走り込んだ14長谷川にスルーパスを供給しますが、トラップが前に流れDFに体を入れられてしまいます。

一方マリノスは7分、ハーフライン付近でボールを受けた7遠藤が、そこから緩急で二人をちぎって左サイドを独走。
折り返しをフリーの12阿部が左隅に流し込み、早くも先制します。
〈横浜F・マリノスユース 1-0 大宮アルディージャユース〉

先制されたアルディージャはその後ポゼッションしますが、
アクセントとなるアジリティの部分でボディバランスを崩す選手が多く、
いつものように押し込むことができません。

それでも10分、アルディージャは4山田からボールを受けた10黒川が相手を引きずって突破。
ダイアゴナルに走り込んだ8藤沼にスルーパスを送ると、これをしっかり流し込んで同点とします。
〈横浜F・マリノスユース 1-1 大宮アルディージャユース〉

ここからの見せ場はマリノス11中杉とアルディージャ16北西のマッチアップ。
最初は北西が体をぶつけて潰す場面が多かったのですが、徐々に中杉も本領発揮。

17分、マリノスはカウンター7遠藤から左サイド11中杉へ。
アルディージャ16北西の寄せが遅れスピードに乗ったところを体で潰してファウル。
早い時間帯でイエローカードをもらってしまいます。

すると23分、ボールを奪った26平澤が9渡辺へ縦パス、渡辺がためて左前方スペースへスルーパス。
トップスピードで走り込んだ11中杉がそのまま右足で流し込み、マリノスが突き放します。
〈横浜F・マリノスユース 2-1 大宮アルディージャユース〉

アルディージャは最終ラインとりわけセンターバックの動きが鈍く、
マリノスアタッカーがトップスピードに乗ってしまうと、ついていくことができていません。
攻撃ではアタッキングサードまでいった後にカットされてカウンター受けることが多く、非常に危険な状態に。

それでも32分、4山田の散らしから3朝妻が単独で突破。
深く抉ってから再び中央へ戻し再びボールを受けた4山田がミドルで狙いますが、DFにあたってゴール右へ外れます。

さらに36分、アルディージャはマリノス6佐多からボールを奪い、すぐさま縦へボールを動かすと、
11川田が加速で右サイドをちぎりクロスを上げますが、ここはマリノス13板倉が冷静にクリアします。

さらに37分、アルディージャは7松崎、10黒川と繋ぎ、11川田がミドルを狙いますが、巻ききれずゴール右へ外れます。

アルディージャが押し込みますが、前半最後のチャンスはマリノス。
39分、カウンターから5小松が左サイドへスルーパス。
7遠藤がキーパーと一対一のチャンスを迎えますが、ここはアルディージャGK1加藤が素早く寄せてコース限定しセーブ。
追加点を許しません。

前半はこのまま終了。

ポゼッションに粗が見られるアルディージャに対し、マリノスのカウンターが炸裂。

ファイナルの行方は残り45分へ。

後半最初のチャンスはマリノス。
48分、カウンターから26平澤、9渡辺と繋ぎ12阿部がミドルで狙いますが、これはキーパー正面。


一方アルディージャも49分、11川田から8藤沼、横スライドで一人をはがしてシュートを打ちますが、
これはゴール上を超えてしまいます。


直後50分、マリノスは11中杉が左サイドいい位置でボールを受けると、
キレキレのドリブルでカットインしてシュートを狙いますが、これもゴールわずか上。

両チーム一進一退の展開が続きますが、一つのプレーがゲームを動かします。

51分、アルディージャは最終ラインからのビルドアップ。
16北西の縦パスを入れると、これが相手にカットされてしまいます。
奪った7遠藤はそのまま最前線へスルーパス。
9渡辺が一対一のチャンスを冷静に流し込み、マリノスが追加点を上げます。
アルディージャ北西は珍しいミス。
〈横浜F・マリノスユース 3-1 大宮アルディージャユース〉


勢いに乗るマリノスは続けざま52分、カウンター7遠藤から前線にフィードして、11中杉が胸トラップ。
相手に潰されますが、こぼれを拾った9渡辺が思い切りのいいミドルで狙いますが、
これはアルディージャGK1加藤が横っ飛び左手で弾いて難を逃れます。


1点を返したいアルディージャは55分、右サイド7松崎から11川田がヒールで繋ぎ、再びボールを受けた7松崎がカットイン。
エリアに侵入して倒されますがこれはノーファウルとなります。
するとこの展開で得たコーナーキックを、左サイドバックの3朝妻が頭で合わせ、1点を返します。
〈横浜F・マリノスユース 3-2 大宮アルディージャユース〉


さらに57分、アルディージャは川田からのフィード。
またもライン裏に抜け出した8藤沼がファーストタッチで蹴り出したボールは、キーパーの頭を越して無人のゴールへ。
あっという間の同点劇!!
〈横浜F・マリノスユース 3-3 大宮アルディージャユース〉


完全に盛り返したアルディージャがペースを握りますが、
ここでマリノスは9渡辺に替え10和田 昌士(3年/FW/横浜FMJY/14U-17代表)を投入。
流れを引き戻しにかかります。


しかし、マリノスも疲れが滲み始め、凄みを増したアルディージャアタッカーのドリブルを止められなくなってきました。


アルディージャが押し込みますが、マリノスも両サイドバックの24常本、26平澤を中心に必死の対応を見せます。

マリノスは59分、疲れの見えた26平澤に替え2坂内 祐太(3年/DF/横浜FMJY)を投入。
右サイドハーフに入り、12阿部を左サイドに移します。


そして苦しい時間帯を耐えたマリノスが久々に押し込むと、69分、左サイド7遠藤が相手を引っ張り、中央10和田へ。
ゴールにはまだ距離がありクロス狙いと思いきや、ワンステップで際どいコースにシュート。
枠内に飛んだボールは、キーパー1加藤が何とかセーブします。


続く70分、マリノスは右サイド10和田から2坂内へ展開。
スピードのあるクロスに、逆サイドフリーでいた7遠藤が頭で合わせますが、ミートできずチャンスを逃します。


一方、アルディージャも76分、11川田から左サイド走り込んだ3朝妻へ。
DFを剥がしてクロスを入れると、7松崎があわせますが、これはDFがブロックします。


78分、マリノスは左サイドでボールを受けた11中杉がスピードあげながら寄せてきたDF二人の間を突破。
ゴールライン際何とか折り返しますが、惜しくも味方には会いません。

ゲームは80分を経過、終盤戦に入り次のゴールが大きな意味を持つ時間帯に。

そして81分、マリノスは左サイドを攻め上がった7遠藤が余裕を持ってクロスを上げると、
逆サイド走り込んだ2坂内が頭で見事に合わせ、遂に勝ち越し点を奪います。
〈横浜F・マリノスユース 4-3 大宮アルディージャユース〉


さらに83分、アルディージャの攻撃に12阿部がうまく対処し、前線へフィード。
10和田が左サイドでドリブルを開始すると、カットインしてシュートと見せかけ深い切り返し。
対面のアルディージャ2古谷を完全に振り切ると、左足シュートはディフェンスの股を抜いて逆サイドネットへ!
エースが真骨頂とも言える形で、大きな大きな追加点を奪います。
〈横浜F・マリノスユース 5-3 大宮アルディージャユース〉


最後の力を振り絞って攻めるアルディージャは86分、ボール回しから11川田がシュート。
ディフェンスにあたって揺らしたのはゴール上ネット。


対するマリノスも87分、右サイド10和田から大きく展開。
7遠藤がカットインしてシュート。
ゴール右へ外れますが、最後まで攻める姿勢を緩めません。


そして、大会を締めくくるタイムアップの笛。

ファイナルならではの歓喜に沸く勝者と崩れ落ちる敗者のコントラストが広がりました。

 

マリノスは、今大会レギュラーを外れた坂内と怪我から復帰したエース和田の二人の三年生のゴールで突き放し、2年ぶりの優勝を飾りました。

チームの中心は、もちろんMVPと得点王をダブル受賞した7遠藤。
大会前に観たときは右サイドでの出場で、個人的には当時サイドバックで縦のラインを構成していた坂内に、
タスクを押し付けていた印象もあり、この二人で奪った決勝点は感慨深いものがありました。
今大会は左サイドでドリブルでの突破、視野の広さを感じるアシストと黙々と決定的なタスクを担い、
ほぼすべての得点に絡む大活躍。
準決勝からの観戦でしたが、彼の大会だったと言っても過言ではない出来栄えでした。


一方のアルディージャ。
準決勝でも満身創痍のゲームを見せていましたが、ファイナルで遂に力尽きました。

改めて取り上げたいのはボランチ4山田。
個人的にはこの試合に勝っていればMVPだったのではと思うほどコンスタントな活躍を披露。
寄せて奪う能力、足裏でボールをいい位置に置く能力は非常に高く、この連戦でよくここまで動けるなと。
あとはミドルシュートで点をとれるようになれば、世代を飛び抜ける選手にもなれそうです。

アルディージャの3年生はこれでU-15時代から3度目の全国大会決勝での敗戦となりショックも相当なはず。

個人的に贔屓のチームをつくらない主義ですが、何とかこの後の大会でタイトルを獲得してくれることを願っています。
今大会、個人的に見る機会にも恵まれ、大会を通じてとても好きになったチームでした。

 

日本クラブユース選手権 決勝
横浜F・マリノスユース 5-3(2-1) 大宮アルディージャユース
@ニッパツ三ツ沢球技場
(横浜)7分 阿部隼人、23分 中杉雄貴、51分 渡辺力樹、80分 坂内祐太、83分 和田昌士
(大宮)11分 藤沼拓夢、56分 朝妻佑斗、58分 藤沼拓夢

 

 

 

DSC03161

DSC03169

DSC03197

DSC03200

DSC03211

DSC03218

DSC03219

DSC03228

DSC03248

DSC03251

DSC03256

DSC03259

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です