U-16インターナショナルドリームカップ
日本vsスペイン

U-16日本代表
今大会は、
第1節:vs U-16パラグアイ代表 2-3
第2節:vs U-16セネガル代表 0-2
今シーズン初観戦。
GK
12 佐々木 雅士 183/74 柏レイソルU-18
DF
3 半田 陸 176/65 モンテディオ山形ユース
4 佐古 真礼 193/88 東京ヴェルディユース
5 鈴木 海音 182/68 ジュビロ磐田U-18
13 中野 伸哉 167/49 サガン鳥栖U-15
MF
6 横川 旦陽 175/64 湘南ベルマーレユース
14 樺山 諒乃介 171/65 興國高
15 成岡 輝瑠 168/56 清水エスパルスユース
16 山内 翔 177/75 ヴィッセル神戸U-18
FW
10 青木 友佑 170/66 FC東京U-18
11 唐山 翔自 175/60 ガンバ大阪ユース
ーーーーー唐山ーーーー青木ーーーーー
ー樺山ーーーーーーーーーーーー成岡ー
ーーーーー横川ーーーー山内ーーーーー
ー中野ーーーーーーーーーーーー鈴木ー
ーーーーー佐古ーーーー半田ーーーーー
ーーーーーーー-佐々木-ーーーーーーー
HT
4 佐古→
2 角 昂志郎 165/60 FC東京U-18
10 青木→
9 中野 桂太 166/64 京都サンガF.C.U-18
U-16スペイン代表
今大会は、
第1節:vs U-16セネガル代表 2-1
第2節:vs U-16パラグアイ代表 1-1(PK4-3)
GK
1 イバン・マルティネス オサスナ
DF
2 ダビド・ロペスゲレーロ A・マドリー
3 ハビエル・ロペス アラベス
5 ホセ・マルティネス バルセロナ
15 ホセ・ダビド・メナルゲス バレンシア
MF
6 アントニオ・パチェコ ビジャレアル
8 アレックス・リコ バルセロナ
16 ベニャト・トゥリエンテス R・ソシエダ
FW
9 ジョルディ・エスコバル バレンシア
10 ヘルマン・バレラ CDロダ
17 ラファエル・L・ヌニェス A・マドリー
ーーーーーー-ジョルディ-ーーーーーー
ーバレラーーーーーーーーーヌニェスー
ーーーパチェコーーーーベニャトーーー
ーロペスーーーーリコーーーゲレーロー
ーーーホセマルーーーーメナルゲスーー
ーーーーーー-イバンマル-ーーーーーー
62分
2 ロペスゲレーロ→
14 アイトル・ヘラルド ビジャレアル
16 ベニャト→
9 アルバロ・カリージョ R・マドリー
72分
6 パチェコ→
18 ディエゴ・ロレンソ A・マドリー
81分
3 ロペス→
12 ダビド・ボニージャ マラガ
10 バレラ→
11 アントニオ・サルサナ セビージャ
・U-16日本代表は、9/20からマレーシアで行われるAFCU-16選手権に臨むチーム。16チーム中上位4チームが、来年ペルーで行われるU-17W杯の出場権を獲得する。グループステージは、マレーシア、タイ、タジキスタンと同組。
・主力では、西川潤(桐光学園)がインターハイ予選のため招集外。
・第一試合では、13人目までもつれるPK戦の末セネガルがパラグアイに勝利。試合後のダンスパフォーマンス含め子供たちの心をがっちり掴んでいた笑
・試合形式は45分ハーフ。
・まずスペインは16歳とは思えないほど体つきがいい。線が細さが残る日本の選手とは、見た目には大人と子供の差がある。
・キックオフから回すスペインを、日本が強度のあるプレッシングで押し込むが、アンカー8アレックス・リコなどそれをものともせずギリギリを剥がしてさばいていく。このポジションは日本にもうまい選手が増えてきたが、背後視野の確保やボールさばきなど、上には上がいる。
・8分、日本は連続して左からの突破許しフィニッシュに持ち込まれるが、12佐々木雅士のファインセーブで何とか逃れる。
・日本の最初のチャンスは10分。5鈴木海音の縦パスに右サイド10青木友佑が抜けだすと、フォローに入った16山内翔が一枚剥がして突破しクロスを上げる。中央11唐山翔自の頭はわずかに上回り、ファー14樺山諒乃介に届くが、ここは空振り。
・12分、スペインは右に散らすと17ラファエル・L・ヌニェスがカットインからスルーパス。棒立ちとなっていた最終ラインから、9ジョルディ・エスコバルが抜けだしキーパーを交わして流し込む。
・スペインはもちろん足元の技術は高いが、それ以上にドリブルに入ったときの突進力が目を見張る。日本はそこで引きづられてしまい侵入を許した上、ボールウォッチャーとなり、ラストパスを食い止められない。
・さらに18分、スペイン左10ヘルマン・バレラがドリブルからダブルタッチを交えて強引に二人ちぎりエリアに侵入。左足で突き刺す。
・日本は早くも2失点を喫するが、最終ラインの裏にパスを通される回数はさらに多い状況。それもあってかカバーリングに入っている3半田陸のスピードが際立つ。スライディングでギリギリのタイミングだが。
・25分ごろ、日本は15成岡輝瑠を中にいれて、4-2-3-1に変更。
ーーーーーーーー青木ーーーーーーーー
ー樺山ーーーーー成岡ーーーーー唐山ー
ーーーーー横川ーーーー山内ーーーーー
ー中野ーーーーーーーーーーーー鈴木ー
ーーーーー佐古ーーーー半田ーーーーー
ーーーーーーー-佐々木-ーーーーーーー
・日本は出しどころがない時間が続いたが、33分、14樺山諒乃輔が左サイドを単騎で運びリスタートから15成岡輝瑠が繋ぐと、最後は16山内翔が右足ミドルで狙うもゴールわずか上。
・スペインは守備の時のオーガナイズもハイレベル。全員自陣に引いて、特に中央のスペース埋めが素晴らしい。
・日本はリスク管理に縛られ過ぎて積極性がない。14樺山諒乃介など見るからに窮屈そうだ。個の特徴が見えたのは、3半田陸の守備対応だけだった。
・後半開始から、日本は右サイドに9中野桂太、2角昂志郎を投入。中野は左キックに自信をもっているようで、いきなり強烈ミドルを放ち、積極的なプレーを見せる。
・スペインは運動量が落ち、ウイング、SB共に、サイドに張っている選手は捨てて、とにかく中を固める対応。
・サイドでスペースを得た日本は特に右、9中野桂太、2角昂志郎、15成岡輝瑠が絡んで厚みのある攻撃を仕掛ける。深く抉ってクロスを通し、11唐山翔自がワンタッチからフィニッシュを狙うも確度がなくGKの守備範囲内。個のチャレンジはもっとほしい。
・16分、右9中野桂太がカットインから、左足30mのロングを狙うが、これはバー直撃。
・22分、日本はバイタルで細かく繋ぎ、中央16山内翔のチップキックからエリア右寄り15成岡輝瑠が反転し左足でフィニッシュ。キーパー横っ飛び弾くと、14樺山諒乃介がつめるが、力んでキーパー正面。
・ほぼハーフコートゲームを展開する日本。その後も右サイドを中心に攻め立てるもあと一歩破れない時間が続いたが、38分、2角昂志郎のアーリークロスを15成岡輝瑠が押し込んでようやく一点を返す。
・観客のボルテージも上がり、日本はいけいけムードだったが、勝負巧者スペインが直後とどめをさす。38分、ロングキック一本、左サイド18ディエゴ・ロレンソに抜け出されると5鈴木海音、3半田陸が追走するも深い切り返しに共に振り切られてしまい、クロスからファーフリーだった11アントニオ・サルサナがワントラップから左足で確実にコースをつき突き放す。
・結局敗れた日本は、今大会3戦3敗で最下位に沈んだ。スペイン、セネガル、パラグアイとアジアレベルを超えたチームではあったが。前回の00ジャパンに比べ、タレントの質、チームの完成度共に大きく下回ると言わざるを得ない。AFC選手権までの活動機会もあと僅か。どうする森山監督!
2018年06月17日 14:30 K.O.
U-16インターナショナルドリームカップ 第3節
U-16日本代表 1-3(0-2)U-16スペイン代表
@ユアテックスタジアム仙台
(日本)84分 成岡輝瑠
(スペイン)12分 ジョルディ・エスコバル、20分 ヘルマン・バレラ、87分 アントニオ・サルサナ